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2024-06-29 16:34

#24 食べることを考える 実践編

🍽️ 「五観の偈」で豊かな食生活を!実践編
こんにちは、蓮城院副住職のコウブンです。前回お話しした曹洞宗の教え「五観の偈」。今回はその実践編です!

🌟 このエピソードでは:
・食材の由来を知る方法
・食事前の自己振り返りのコツ
・適量を意識する簡単テクニック
・バランスの良い食事の組み立て方
・目的意識を持って食べることの意義

を詳しくお伝えします。
日々の食事をより豊かに、より意義深いものにする具体的な方法をご紹介。小さな実践から始められる、心と体に優しい食生活のヒントが満載です!

🎧 ぜひ聴いて、あなたの食卓に新しい風を吹き込んでください。実践してみた感想もお待ちしています!

#五観の偈 #食育 #マインドフルネス #健康的な食生活 #曹洞宗
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どうも、コウブンです。撮影をしたり、巣を育てたり、野菜を作ったり、最近ではAI漫画にチャレンジしたりしています。
さて、本日は、昨日の続きですね。食べることについて考える、それの実践編、そういうお話をしたいと思っております。
昨日お話しした内容なんですけども、昨日はですね、私の所属している総統集という宗派の中で教えられている言葉、五感のけっていうものがあるんですけど、
その五感のけについて、その意味をお伝えいたしました。
五感のけっていうのは、五つのお食事の心得ですね。五つの心構え、こういったものを持ってお食事に臨みましょうという、そういう言葉です。
どんなことをお伝えしたかというと、まず一つ目、食べ物の由来とそれを得るために費やされた労力を考えること。
どこから食べ物が来て、そしてその来るまでにどんな苦労があったのかということをよくよく考えてみましょうということです。
では二つ目、自分の不足を認識して謙虚な心で食事をいただくということ。
自分がですね、食事をいただくに足る、そういった努力を今日一日したのか、自分のやるべきことをしっかりこなしたのかということを、ちょっとですね、振り返ってみましょうという、そんな言葉です。
三つ目、むさぼりの心を忌ましめ、必要以上に欲しがらないように心分けるということ。
どうしてもね、もっと食べたい、もっとおいしいものが食べたい、そんな心というのが芽生えてしまいがちです。
だけどもですね、本当に果たしてそれは必要なのかという部分をですね、少し落ち着いて考えてみてですね、本当に必要ではなければ、それ以上は欲しがらないようにしましょうという、そういう心がけのことです。
はい、四つ目、食事を体を養うための療薬と捉えて健康維持のためにいただくこと。
私たちは食べなければ死んでしまいますので、死んでしまうという病にかかっているものだというふうに考えてですね、それを治すための薬、それが食べ物であるというふうにね、そんなふうに考えた方がいいんじゃないですかという、それが四つ目ですね。
はい、では五つ目、より高い目標を達成するための糧として食事をいただくということ。
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これはまあそのままですね、自分が目標とすることのために食事をいただくんだということを念頭に食事をいただく。
つまりエネルギーを補給するために、活動するために食事をいただくんだと、自分の欲望を満たすためではないんだよというところ、そこをね、よくよく考えてくださいというのが五つ目ですね。
はい、そういったお話を昨日はさせていただきました。
さて、今日はですね、昨日お話しした五感の下の教えをですね、どのように日常生活に取り入れていけばよいのかということを、具体的な実践方法についてお伝えをしたいと思っております。
どうやったらこの先ほどお伝えした教えですね、五感の下、これをですね、私たちの暮らしの中で出すことができるのか、簡単にできること、もう少し努力が必要なこと、いろいろな方法をですね、紹介していきたいなと思います。
はい、では一つ目、食材の由来を知る。一つ目は、この多少を測り、かの来所を測るという、そういう教えでしたね。植物はどこから来たのかということ、あとはどんな苦労があったのかを知ることが大事だという内容ですけれども、その教えを実践するためにはまず食材の由来を知ること、具体的に知ることが大事かなと思います。
ですので、地元の農産物のですね、直売所、なんていうものがあれば、そこに足を運んでみるというのはいいんじゃないですかね。
生産者の方、農家の方ですね、直接話をすることで食材の背景を、食材ができるまでの背景、それをね、知ることができる。また、どんな苦労があったのかということを知ることもできるということですよね。
その食材を購入する際にはですね、その産地、または生産方法ですね、そういったものに注目をしてみるというのはいいんじゃないでしょうかね。
可能であれば、余裕があれば、家庭産園、あるいは植木鉢でハーブなどを育ててみるというのもね、いいと思います。
これらの行動を通じて、食材が私たちの口に入るまでの過程、そしてそこに関わる人々の努力というのをより実感することができるのかなと思います。
2つ目。2つ目はですね、食べる前にちょっとですね、振り返ってみるということですね。
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2つ目の教えというのはですね、己が特業の善欠を図って国を追うという教えでした。
これはですね、自分が今目の前にある食べ物をいただくにふさわしい行動とかなかということを振り返ってみましょうという、そういう教えですけども、
これの実践方法としましては、食事の前にですね、30秒ぐらいでしょうか、ちょっとですね、目を閉じて深呼吸をしてみて、
そしてですね、今日の自分の行動を言動、そういったものをですね、振り返ってみるということ。
さらに言うんであれば、それをちょっと自分に問いかけてみる。
今日の行動はこの食事と、この食事を食べるのに釣り合っているのかとかね、そういったことをね、あんまり深く考えなくてはいいと思います。
ただ、肝心なのはですね、自分の行動を振り返るということですから、今日何をしたのかなという、ふさわしくないから食べないということではありません。
振り返ってみて、あんまりふさわしい行動をしなかったなと思ったら、それを反省すればいいんです。
次はふさわしい行動を取ろうと、そういう誓いを立てれば済むというお話です。
はい、次3つ目。適量を知るということですね。
3つ目は、心を背にとがを離れることは本当を習得という教えでした。
これはね、食べ過ぎを今占めている。そんなふうに捉えてもらえれば大丈夫ですね。
実践方法としては、お皿をちょっと小さくしてみるというのはいいかもしれないですね。
要は食べる量を減らすということですね。
あとは食事をゆっくり、よく噛んで食べるということですね。
一つの食べ物を20回ぐらいは噛むことは、もしかしたらいいかもしれませんね。
私もね、どっちかというと苦手なんですけど、すぐ食べちゃう。すぐ飲み込んじゃう。
こうなんですよね、バクバク食べちゃうというね。
これは私自身もよくよく言いましめなければならないところなんですね。
もしかしたらこれが一番難しいかもしれませんね。
食べ物の口に入ったそれを冷静にね、食べ過ぎかなという考えることってなかなか難しいと思います。
だけどもあえてそこを意識してみるっていう、これは大事なことなのかなと思います。
4つ目はバランスの取れた食事を取るということ。
4つ目の教えは、まさに療薬をこととするは、行行良善がためらりという教えでした。
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これはですね、食事を薬のように捉えることが大事ですよと言っているわけですね。
実践方法としましては、主食・主剤・副剤、そのバランスをよく摂取するということを心がけた方がいいのかなと思います。
偏らないということですよね。
よく炭水化物を摂らないようにしようなんていうことを考える人が多いかもしれませんけども、やっぱり大事なのはバランスなのかなと思います。
取り過ぎず、取らなすぎずというところをですね、意識して取るということですね。
トータルでちょうど良いところを狙って食べるということ、それを心がけるのがいいですよね。
あとは旬の食材を取り入れるというのはいいかもしれませんね。
旬のものというのは一番おいしいし、一番栄養がありますから、そういったものを意識してみるというのはとてもいいことだと思います。
それとですね、加工食品、よくスーパーに行けばいっぱい売ってますけど、そういった加工食品、あるいはファーストフード、ハンバーガーとか牛丼とかですね。
そういったものというのはね、ちょっと偏りが大きいのかなと思いますので、そういったものの摂取をですね、食べることをちょっと減らしてみて、
手作りの料理、バランスの良い料理というものを意識してみるというのが大事かなと思います。
はい、こういったことを実践することによって体調を整えて健康を維持することにつながっていくということなんです。
はい、では5つ目、目的意識を持つということ。
5つ目の教えはですね、浄土のためのゆえに今この時期を送るという教えでした。
この教えというのは自分の目標を達成するために食べ物をいただくんだと、あくまでも自分の欲望を叶えるため、むさぼるために食べるのではないという教えです。
目標を自分のやりたいことを遂行するためのエネルギー補給なんだよと、このように考えることが大事だという教えです。
はい、これの実践方法なんですが、食事の前に今日の目標あるいは長期的な夢、そういったものについて考えてみるというのがいいのかなと思います。
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反省すると同時に目標を考えるというのがいいですかね、2つ目の今日の1日の行ったことを反省して、そしてこれからどうするのかということを考えるというのがいいのかなと思います。
それと、この食事で得られる栄養、これをどういうふうに生かしていくのかというのを意識してみるといいかもしれませんね。
一番わかりやすいのは筋トレをした後、タンパク質を意識する、それがすごくわかりやすいかなと思います。
その他にも美容を意識する人でもやっぱりタンパク質、そういったものを意識するといいのかなと思います。
はい、そういったところと最後にですね、感謝の気持ちですね、食事をいただいた後の話です。
ごちそうさまというときに感謝の気持ちとともに目標達成に向けて決意を新たにするのが大事かなと思います。
やっぱり目標というのはね、ぼーっとしてると忘れちゃうんですよね。
日々思い出すというのはこれはとても大事なことだと思います。
ですので食事をする前、食事をした後、どちらかでもいいかもしれませんね。
とにかく一度思い出してみる、自分の目標を、自分がどのように行動するべきかということを思い出してみるということ。
これがとても大事だということです。
この実践によって日々の食事が単なる栄養補給だけではなくてですね、自己実現のための大切な機会、そこまで消化することができるんじゃないでしょうかね。
ではですね、この今お話しした実践方法、これはですね、完璧に実践するというのはやっぱり難しいと思います。
だけども大切なのは、これらの教えというものを意識して、少しでも日常生活に取り入れていくことなんじゃないかなというふうに思うわけです。
例えば最初はですね、朝の食事だけでもですね、股間の下を意識してみるというのはいいんじゃないでしょうか。
あるいは週に1回の夕食をですね、特別な時間みたいに位置付けて、家族あるいは友人と一緒にゆっくりと食事を楽しみながら、これらの教えを実践してみるのもいいのかなと思います。
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このような実践を、小さな実践をですね、重ねることで徐々に股間の下という教えがですね、日常の生活の中に溶け込んできて、そして食事の時間というものがですね、より豊かなものに、意義深いものにね、変わっていくのかなというふうに思います。
皆さんもぜひこの股間の下のですね、実践に挑戦をしてみてください。
そしてですね、実践をしてみて、気づき、変化、そういったものがあれば、ぜひコメントをいただければ私も嬉しいです。
皆さんにね、皆さんの体験、それをですね、共有することで、お互いに学び合ってですね、成長していくことができたらですね、これはですね、とても有意義な放送になるのかなと思います。
はい、それでは本日のお話はここで終わりたいと思います。
本日はですね、食べることについて考える実践編というお話をさせていただきました。
はい、廉常院副住職の幸文でした。
ではでは、またねー。
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