AIとお坊さんの新しい関係
〜業務効率化から法務まで〜
栃木県の曹洞宗寺院を管理する組織で働く副住職が、寺院業務へのAI活用について語ります。
ExcelのVBAやマクロを活用した事務作業の効率化、戒名作成における新しいアプローチなど、伝統と技術の融合による具体的な取り組みをご紹介。
お寺の未来に新たな可能性を見出す15分です。
#AIと仏教 #寺院DX #お寺の未来 #業務効率化 #戒名 #テクノロジー #曹洞宗 #standfm
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
〜業務効率化から法務まで〜
栃木県の曹洞宗寺院を管理する組織で働く副住職が、寺院業務へのAI活用について語ります。
ExcelのVBAやマクロを活用した事務作業の効率化、戒名作成における新しいアプローチなど、伝統と技術の融合による具体的な取り組みをご紹介。
お寺の未来に新たな可能性を見出す15分です。
#AIと仏教 #寺院DX #お寺の未来 #業務効率化 #戒名 #テクノロジー #曹洞宗 #standfm
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e
サマリー
このエピソードでは、蓮城院の副住職がAIの活用について取り組んでおり、特に栃木県宗務署での業務改善の具体例を述べています。また、ExcelやチャットGPTを用いた作業効率の向上についても触れています。お寺におけるAI活用の新しい視点が示されており、特に解明やタムケの言葉を作る際にAIが役立つことが強調されています。
AIの活用と業務改善
おはようございます、コウブンです。 栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で副住職をしております。
はい、お久しぶりの放送、4日ぶりの放送となりました。
ちょっとね、ここんとこ体調が悪いというのと、 新年になったからなのか、ちょっと油断をしているというか、
なかなか収録しようという気が 起きなかった日々がね、ちょっと続いてたんですけども
そろそろね、通常通りの日常にしていかなくてはならないということで、今日からね、またあの
ちょこちょこと、できれば毎日放送していきたいなというふうに思っているわけでございます。
はい、でですね、 今日はですね、仏教の話ではなくて、ちょっとね、AIに関するお話をしようかなと思います。
はい、 みなさんAI使ってますか?
あんまりね、この放送を聞いている中でお坊さんがAIを使っているというイメージはね、少ないのかなと思うんですけども、私も結構その
なんて言うんでしょう、いろんなお坊さんのね、 やる仕事の中でAIをどんどんね活用していって、そして効率化というのかな
とか、あとは自分のその やることに対して壁打ちであったりとか、あとは助けてもらうこと
知識とか発想を助けてもらったりとか、そういったことで使ってるんですけども ここ最近でね、使ってたのは
私 家の、家のというかお寺の自分のお寺以外にですね
栃木県の総統宗のお寺を 管理する
なんていうのかな、組織、団体なのかな、栃木県宗務署という組織があるんですよ そちらに私も勤めていまして、勤めるというかお手伝いをさせていただいておりまして
そこは一体何をするのかと言いますと 栃木県の総統宗のお寺さんが
いろんな書類、例えば 新しく弟子を取ったので、弟子を取りましたと、自分の子供が、自分の孫が
お坊さんになりましたという、そういう式をやったんで、それを正式に 総統宗として見てもらうために
書類というものを出しますと、それを 栃木県の中のそういったいろんな書類をね、集まってきたものを
一旦その栃木県宗務署でまとめて、そして
総統宗宗務長というね、それを全部、全国の日本の総統宗のお寺を統括する組織の方に
送るというようなね、いわば
地方の行政みたいな
役割ですね。 そういったことを行っているところが栃木県宗務署なんですけども、そこで
今ですね、その やっぱりいろんなお金のやり取りがあるんですよね。
ExcelとチャットGPTの利用
今までは Excel は使ってたんですけども、その
Excel は使ってたんですけども、その入力する場所が
2箇所とか3箇所とかあって、非常に効率的だったんですよね。
なんか2度デマ、3度デマっていうのが普通に状態化しちゃってて、っていうのもそれは
今までね、やってきた先輩方の人たちが作ったシステムではあるんですが、 あまりにもそのなんていうのかなぁ
素人が作ったもの。 私も素人なんで偉そうには言えないんですが
その取手付けかのようにと言ったらいいのかな。 とにかくもう少し楽になるようにとか、あとは Excel に持っている実力を全然引き出せてない状態だったんですよね。
そこでちょっとその辺を改善しようと。 業務改善ですね。私は結構そのサラリーマン時代にも
Excel をよく使ってまして
プログラム。いわゆる自動で動くプログラムとかってあるんですよ。 Excel って。
あんまりこれを使いこなしている人はあまりいないんで、びっくりすると思うんですけども
VBA あるいはマクロと言われるプログラムというのがあって、そういうものを使っていろんな作業を自動化する
ということを前のサラリーマン時代はよくやっていったと。 その知識を使って今
その 修務所の内のお金を管理するための Excel シートを改善中というところで
そこで AI が出てくるんですよ。 AI を使って丸投げをするわけではなくて
AI を使いながら相談をするというやり方がですね。 残念ながら
現在の現時点の AI だと自分がやりたいことを AI に入れて、そしたら AI がそのファイルを作ってくれるというところまでは行かないんですよ。
どうするかというと Excel を使ってこういうことをやりたいんだということを Excel に投げるんですね。
そうすると、じゃあこういうふうにしたらどうですかという提案が出てくるんですよ。 実際にそれをやってみて
ここがこうなんだけどどうなってるっていうのをやるんですね。 そうするとまた AI でじゃあここを改善してこういうプログラムは入れたらいいんじゃないですかって返ってくるんですね。
そういったやり方を続けるとですね、今までは
例えば Excel やってる人だったらわかると思うんですけども、関数というのがあるんですよ。 Excel の
システムの中で例えばあるマス、セルって言うんですけどあるマスのところに数字を入れると、そうすると
別のセルがその入力した数字を読み取ってそれに対して
関数といって、いわゆる命令みたいなものですよね。 例えば足し算をしてくださいと、合計を出してくださいみたいなのを自動でやってくれるんですよ。
そういった関数をどういう関数を使えばいいのかとか、
要はそのお金に関することですから、何月何日にいくら、どういう理由でいくら入りましたと
いうのを入力すれば、一覧のところに入れたものが、それが関数を使ってその入力したものを抽出されて、
そして抽出されたものを自動で計算して、然るべきところに数字がきちんと振り分けられるという、そういうシステムをね
私の場合はチャットGPTを使ってね、何度も何度もやりながら作っていったというわけなんですね。
昔だったら、昔私がサラリーマン時代に行っていた作業、Excelを使ってそういう関数だったりとか、マクロを使ってシステムを作っている時はね、
そうだなぁ、2週間3週間、一つのものを作るのにかかってたんですね。それはなぜかというと、通常業務をこなしながらそういうものを作っていたっていうのもあるんですが、
やっぱりね、時間がかかるんですよ、調べるっていうのは。
ゼロから生み出すっていうのはやっぱり難しいんで、何かを参照するっていうやり方なんですよね。
インターネットを使ったりとか、あと本を使ったりとか、そういったことをやってみて、パチパチパチパチやる。
それが結構時間かかって、結局一つ作るのに2週間3週間とかかかっていたっていう記憶があります。
だけども、昨日結構やってて、3時間4時間の作業ぐらいですかね。
だいたい自分の思い描いてた理想形の形まで持っていくことができました。
やっぱりね、それAIを使うっていうもの。
もちろん今はもっと賢いやり方あるのかもしれませんが、
ただ自分の理想とするものに近づけるために何度も何度もやり取りができるっていうのが、やっぱりAIの凄みだなって思ったんですね。
一発で求めている答えが出てくるかどうかっていうんじゃなくて、ちょっとずつちょっとずつ改善するっていうね。
AIの導入とそのメリット
そのコミュニケーションのやり方。これはおそらく人間が相手だとちょっと難しいんですよね。
というのはやっぱり人間は疲れちゃったりとか、あとは感情がありますよね。
同じようなことを何度も何度も聞くとやっぱりイライラしちゃったりとかもありますし、
やっぱりある程度、逆にこっちが全部言わなくても相手に理解してもらえるとかそういったことはあるんですけども、
やっぱりそういうこの細かいことを何度も何度もやり取りするのは、やっぱりAIって向いてるなっていうふうにすごく思ったんですよね。
そういったわけで昨日は、
昨日というかここのところですね、そういう改善するために、自分の今、
就務所で受け負っている業務を改善するためにいろんな作業をしていたというわけでございます。
他にも、最近試してるんですけども、
皆さん、皆さん知ってますかね?わかるかな?
何々委員、何々小児っていうね、そういったものを亡くなった方につける、お葬式の大事につけるっていうのが一般的なんですけども、
そういったものを作る際にも、お坊さんが作る際にも、やっぱり今までは
家族にね、遺族の方に亡くなった方に、亡くなった方はどういった方ですかっていうお話を一生懸命聞いて、そしてそれをメモしてね。
そのメモを見ながら、過去の自分が作ってきた解明であったりとか、あとは辞書を使ってね、この辞にはこういう意味があるとか、
あとは仏教の辞典みたいなのを引っ張り出して、そこに書かれている言葉とか、そういったものをいろんなものを照らし合わせながら、
この人に合う漢字、文字、そういったものをね、考えてつけるっていうのが今までだったんですけども、
それもね、AIを使って最近では、まだきちんと運用してないんですけども、
そういった情報をね、いろんな情報を、私の場合はですよ、まずは録音して、その録音したものを文字起こしして、そのAIを使って文字起こしをしまして、
それを元にこの方はこういうお話を聞いてこういう方でしたと。
で、AIの方にこれに関してこの人をイメージする漢字、あるいは仏教の言葉というものをいくつか挙げてください。
バーって、そうするとバーって上がっていくんですよ。
バーって上がってきたものをいくつか組み合わせて、これをこう組み合わせるとこういう意味になるかと思いますけど、
あなたはどう思いますかというところでね、そういったやり取りをね、何回くらいかな、5、6回。
5、6回繰り返すと結構ね、自分でもね、これはいい解明ができたなっていう感覚でね、できるんですよ。
今まではどうしても過去の自分の作ってみた、作った解明をね、授けた解明をというものに引っ張られちゃう。
似たようなものになっちゃうんですね。どうしても同じような漢字。
同じような漢字を使ってしまいますし、同じような語感って言ったらいいのかな、音の雰囲気だったりとか。
パターン化し合うっていうのが通例だったんですけど、新しい刺激もありますし、やっぱりね、
自分一人で悩むよりも、やっぱり誰かと相談しながら人と相談できると一番いいんでしょうけど、
やっぱり解明というのはなかなかそういうわけにもいかない部分もありますし、ここでAIを使うというのはいいなというふうに思いました。
だからお寺でも使えることっていっぱいあると思うんですよ。
伝統的な解明を作ったりとか、あとはいろんな、
例えば亡くなった方に対するタムケの言葉があるんですけど、これは宝語って言うんですけど、
そういうのを作るときも自分はこういう思いでこういうことを言いたいんだっていうのをあらかじめ自分で作っておいて、
それをAIに投げて相談しながら作ると。
そうすると、やっぱり今までの自分の思っていたスキルよりももっとレベルが高いというとちょっと語弊があるんですけども、
違う視点だったりとか新しい感覚で作れるんですよね。
やっぱりどんどん使っていくべきだなと思いました。
ちょっとまとまりのないお話でしたけども、今日はAIを使っていろんな作業をしたということをお話しさせていただきました。
AI活用の実際
今日のお話を聞いていいねと思った方はどうぞいいねボタンを押していただければ私は励みとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
では、連常院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
14:34
コメント
スクロール