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2025-07-28 18:15

#271 ピアニスト西川悟平さんから受け取った、夢を叶えるヒント

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今回は、ピアニスト西川悟平さんの「トーク&ピアノ」イベントに参加して、深く心を揺さぶられた経験についてお話しします 。

ニューヨークのカーネギー・ホールを満員にし 、東京2020パラリンピック閉会式でも演奏した西川さん。彼は「ジストニア」という難病で一時は指が動かなくなるも、壮絶なリハビリの末に奇跡の復活を遂げたピアニストです 。

放送では、西川さんが語ってくださった驚きのエピソードが満載です。
・ニューヨークの自宅で強盗に襲われたのに、なぜか仲良くなってしまった話

・絶望の淵から立ち直り、夢を叶えるために実践した「3つのポイント」

夢や目標がある方に、きっと勇気を与えてくれるお話です。ぜひお聞きください。
放送の最後には、私のお寺「蓮城院」で開催するイベントのお知らせもあります 。

#雑談 #西川悟平 #ピアニスト #トークアンドピアノ #夢を叶える方法 #感動した話 #カーネギーホール #ジストニア #蓮城院 #百鬼夜行
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サマリー

西川悟平さんは、指が動かなくなるジストニア病を乗り越え、ニューヨークでの活動からオリンピック閉会式での演奏までの壮絶な経験を語っています。その中で強盗との奇妙な交流もあり、夢を追う意義について深いメッセージを伝えています。西川悟平さんは、夢を叶えるための3つのポイントを共有しています。具体的には、成功をイメージすること、目標を語ること、そして諦めない心が重要であると述べています。

西川悟平さんの紹介とイベントの概要
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日は雑談をお送りしたいと思います。
どんな雑談かと言いますと、今日、昼間に行ってきたとあるイベント、そちらのお話をしようかなと思ったんですね。
すごくね、感動したと言ったらいいのかな。
とにかく心が揺り動かされた、そういう経験をしましたので、
その思いを皆さんに伝えたいなと思って、今日は収録をしているというわけでございます。
どんなイベントに行ってきたかと言いますと、
茨城県の水戸市にある広沢シティ会館というところで開催された、ピアニストの西川悟平さんのトーク&ピアノというイベントなんですね。
西川悟平さんというね。
とにかく本当に素晴らしいイベントということで、感動と学びがあったんだよということをお伝えしたいということですね。
西川さんという方、まずご紹介をしたいと思います。
西川悟平さん、この方はニューヨークを拠点に活動されていて、
アメリカのニューヨークにある有名なホールがあるんですけれども、
そちらを満員にする世界的なピアニストなんですよ。
そういう方がいらっしゃるんです。
でもですね、西川さん、突然の病気で指が動かなくなるというね。
ジストニア病という病気があって、指が自分の意思通りに動かなくなってしまうという病気なんですね。
ピアニストとしては、その生命線をたたれるような、そういう壮絶な経験をしているということなんですよね。
そこから様々な経験を経て、不屈の精神でリハビリを重ねて、奇跡の復帰を遂げたということなんですよね。
イベントとしましては、その名の通り、素晴らしいピアノの演奏と、そして西川さんご自身の体験談。
強盗との出会い
それを織り混ぜながら進むという、そういうスタイルだったんですよね。
どんなお話があったかといいますと、ニューヨークに住んでますから、
そこのご自宅で強盗に襲われたお話。
あとは病気で指が動かなくなってしまい、そしてそれで絶望の淵に立たされてしまった話。
そこから這い上がって、2021年に行われた東京オリンピック、それの閉会式のグランドフィナーレの場面で演奏するに至ったまでの話。
途中、ちょこちょことピアノの演奏を挟みながら、とても軽快にそして深く語ってくださったというところなんですよね。
今、ちょっと大体の流れをお話ししましたけど、そこだけでもずいぶん楽しそうですよね。
特に一番最初の強盗に襲われた話。
これはどうやら鉄板ネタらしいんですけど、すごいですよ。
普通に考えて、日本に住んでいれば強盗に襲われるという経験はなかなかしないですから、さぞ恐ろしかったでしょう。
ところが、実は強盗に襲われたんですけども、西川さん、何も盗まれなかったんですよね。
それどころか、強盗に自宅の壊れている場所、窓とか、あとは換気扇か何か、そういったものを修理してもらった。
さらには、強盗に仲良くなって、コロナの時の音楽活動ができないから補助金もらえるんだって、その情報もらったりして、とにかく仲良くなっちゃったんですね。
すごいですよね。まるで漫画みたいな話です。漫画とかそういう小説みたいなね。
どういうことがあったかってざっと話すと、ある日、ニューヨークのご自宅で小平さん、西川さん、寝てたそうです。
朝方、夜中ぐらいにドアが開いたそうなんですよ。
その日は、入り口のドアをロックしてなかったらしいんですよね。
そこにガチャって入ってきて、2人組の男が入ってきたと。
で、強盗だったんですね。
1人の男に拘束されて、もう1人の人が家の中で漁るという状態で。
その漁っている男っていうのが若い男だったらしいんですけども、すごく一生懸命物を盗んでたそうなんですよ。
一生懸命盗むって言うの変ですけど、それを姿を見てたら、何となくどうしたらそんな盗みということを働くような人間になったのかなって思っちゃったらしいんですよ。
怖かったらしいんですけど。恐怖の中でそう思っちゃって。
ちょっと話していいかと、強盗に言って。
で、「お前の子供の頃どんな人間だったんだ?」みたいなことを聞いたら、
そしたら日本人のお前に、俺の過去の状況なんてわかるかよって言って怒られた。
そのように怒りから始まったそうです。
そんなことを話をしながら、だんだんと心開いてきたんでしょうね、強盗の方も。
仲良くなったままかどうかわかりませんけど、話し込んで、結局朝方まで話をしちゃったそうです。
6時間、7時間くらい、その強盗と西川さん3人で。
西川さんの部屋、ピアニストですから。ピアノが置いてあったんです。
その強盗からリクエストがあって、あの曲弾いてくれ、この曲弾いてくれと。
弾いたそうです。すごく仲良くなって、最後にはその盗んだものを返してくれたそうなんですよね。
返してくれたどころか、その部屋にね、例えばガラスがちょっと外れかかってるとか、さっき言った換気扇が壊れてるとか、その辺を指摘されて直してくれたそうです。
で、お別れをして。
ピアニストってことを、ピアノを演奏してたから知ってたんですけども、その強盗たちに伝えたんですけど、
お前は一体ニューヨークに何しに来たんだみたいな話をした中で、
カーネギーホールで演奏したいんだみたいなことを言ったんですよ。
もしこの夢が叶うんだったら、お前らを招待してやるよって西川さんは強盗に言ったそうなんですよね。
そしたらですよ、なんかいろんなご縁があって、そのカーネギーホールで演奏することができるようになったんですよ。
西川さん、すごいですよね。
強盗に教えた時はそうなるとは思ってなかったらしいんですけど、いろんな運もあったんでしょう。
様々なご縁をもとにカーネギーホールで演奏することになって、それできちんと強盗たちを招待して、
VIPの席に招待したみたいな、そういう話をしてたんですよね。
ジストニア病と復帰の道
びっくりしました。
なんて言うんでしょう。本当に映画とか漫画とか小説とか出てくるような話なんですけど、本当らしいです。
今でも2人のうち1人は連絡を取り合っていて、
オリンピックの時の演奏をテレビで見て、やったなって喜んでくれたりとかしたそうですね。
そんな西川さんなんですけども、様々な困難を乗り越えております。
指が動かなくなる。ジストニア病というものにかかって、10本の指のうち7本動くのが7本だそうです。
3本動かないんですね。
3本動かない状態でも、もちろん病気にかかった瞬間はものすごく落ち込んだそうです。
一生懸命トレーニングしてきたピアノができないんだってお医者さんに言われて、
しかも完全に治るということはないんだって言われちゃって落ち込んだそうです。
いろんな出来事があって、自分にはまだできることがあると気がついて立ち直った。
そこから自分のできることは何かということを考えて、それを一生懸命一つ一つこなしていったら、
いつの間にかオリンピックの閉会式の舞台に立っていたということらしいんですよね。
そんなお話をされていました。
こうやって聞くと、ちょっと自分語りがすごいなというふうにも聞こえるんですけれども、
実際はすごく謙虚で、またみんなを励ますような語り口調だったんですよね。
西川さんは自分が様々な経験をしてきて、これを自分のいろんな挫折から立ち直った経験を若い人に伝えたいと。
若い人たちの勉強とか挑戦とか、そういったものを後押ししたいんだというふうにおっしゃっていました。
夢を叶える3つのポイント
なので今はコンサートの活動はもちろんなんですけれども、メインでやっているのは全国の学校を回って子どもたちを元気づける、応援するというような活動をしているそうです。
素晴らしいですよね。
そんな話をしてくださった西川さん。
私が特に印象に残ったのがあります。
それは何かというと、夢の叶え方、成功の3つのポイントというお話ですね。
そういう話が途中に出てきたんですが、これがすごく印象的でした。
まずどういうことかと言いますと、一つ目は成功後のイメージをありありと鮮明に持つというのが大事だよと言っていました。
西川さんの場合は最初の目標はカーネギーホールだったので、カーネギーホールに自分が立っている姿というものを想像したそうです。
とはいえカーネギーホールに行ったことがないのでわからない。
だから過去のいろんな資料、画像とかそういったものを拾い出してそれをプリントアウトしてピアノのところに貼ったそうです。
そうやって忘れないように常に頭の中にイメージできるように、自分がその場に立った時の状態を自分自身の目で立っているというような状態と、
それと同時に俯瞰して第三者視点で横から見ているような状態というものを頭の中に描いたそうです。
そうやって強く心に刻んだということをおっしゃっていました。
そしてその後、2つ目ですね、ポイント2つ目としては、自分はカーネギーホールであればカーネギーホールに立ちたいんだということを、
そこで演奏したいんだということをとにかくいろんな人に言うそうです。
どうやったらいいんでしょうねみたいなお話ししながら、とにかくそのことは必ず言うと、
そうやっているうちに様々なご縁がつながって、そういえば西川くんという人がカーネギーホールを演奏したいと言っていたなと、
私知り合いがいるから聞いてみようかしらみたいな、そういった協力者が現れて最終的に実現したらしいんですよね。
そういった常に語ること、それはもしかしたら人に語ることも大事ですけど、自分自身に語るというのも入っているのかもしれませんね。
忘れないように、目標を見失わないように、そういった形で語ることが大事だと言っていました。
3つ目のポイントとしては、諦めないことと言っていましたね。それは確かに諦めてしまったらそこで夢はついえてしまいますから、諦めない。
これは当たり前といえば当たり前なんですけど、なかなかそれが難しいんですよね。
なぜかというと、人間はいつも元気な状態じゃないからですよね。
時に疲れてしまって、その夢を追いかけるというものが苦しくなる場合もあります。
ただ、そんな時でも必ずまた夢に立ち向かえるように、いろんな人に語るとか、心に刻むために写真をピアノに貼るとか、
そういったことをして何とか戻ってきたんだ、立ち直ったんだ、諦めずに続けることができたんだと言っていましたね。
そのポイントさえ、その3つのポイントをきちんとやっていれば、自然と夢に近づくんだと言っていましたね。
行動と宣言の重要性
そんなお話を聞いて、私としては、やっぱり素直な心で、どんな失敗でも受け入れて、認めてと言ったらいいのかな。
真摯に自分のダメなところ、良くなかったところをきちんと改善して、周りの協力を仰ぎながら大まなく努力をする。
そういうのが大事なんだなというふうに思いました。
それが難しいんですけど。
というわけで、これを聞いている皆さんも、夢を叶えたいときは、まず自分の目標を明確にして、
そして自分の目標に対して自分はこうするんだという宣言を常に語って、そして諦めないといったことを実践していただければというふうに思います。
というわけで、皆さんのお役に少しは立ったかなというところで、お話を終わりたいと思います。
今日のお話を聞いて、いいねと思った方どうぞ、いいねボタンよろしくお願いいたします。
それと、宣伝をさせてください。
来月の8月24日、日曜日ですが、そちらの午後4時30分から私のお寺蓮城院にて、アートプロジェクトボリューム3百鬼夜行というイベントを行います。
百鬼夜行、要は階段話みたいなものを聞きながら、自分たちの妖怪に憤して夜のお寺を練り歩く、そんなイベントでございます。
もしご興味がある方は、概要欄の方に申し込みのリンクを貼っておきますので、どうぞそちらから覗いていただければと思います。
というわけで、今日のお話は終わりたいと思います。
蓮城院副住職の幸文でした。
ではではまたね。
18:15

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