スピーカー 2
真夜中のことだま映画トライアングル。
スピーカー 1
はい、皆さんこんばんは、松本です。
スピーカー 3
こんばんは、津幸です。
スピーカー 2
はい、こんばんは、片山です。
スピーカー 1
はい、真夜中のことだま映画トライアングル、今日も収録始まります。
よろしくお願いします。
毎週毎週来ていただいてありがとうございます。
スピーカー 3
こちらこそです。楽しみです。
スピーカー 1
今日はね、僕はアージシマに行ってました。
映画のロケ版で。
めちゃくちゃいいロケーションがたくさんあって、もうね、これ最高ですね。
これからずっとアージシマで撮ろうかな、みたいな。
近いですしね、意外とね。
スピーカー 3
近い、それがまず。
スピーカー 1
宿泊施設もね、ちゃんと。
今日は、アージシマで廃校、もう廃校になった学校をリノベーションして、宿泊施設みたいな、研修施設というか、団体で泊まれるような場所にしてる方がいて、
で、ちょっと以前、映画でご協力していただいたりとかもあったんで、行かせていただいて、いろいろ見させていただいて、もうこれはと。
来たと。
来たと。今撮ってる、小田山さんと、松井さん、近藤さんも出てもらってたりとか、
国美さんも出てもらってる、AGI俳優、国美信彦という、フェイクド、ふざけたね、ふざけた作品があるんですけれども。
スピーカー 3
2作すでにね、もう世に放たれてますけども。
スピーカー 1
問題作。
それを、今度、その続きというか、最後ちょっと、もうね、とんでもないラスト。
ちなと聞きましたけど。
いつも言われますけれど。
スピーカー 3
言えないですけどね。
スピーカー 2
これ言えないですね。
スピーカー 3
やばいっすね、これ。
スピーカー 1
国美さんはいつもなんか、キーダカタルシスというふうに呼んでくれてるらしいんですけど。
僕が撮る、なんかそのふざけた映画の最後のわけわからんカタルシスを、キーダカタルシスと呼んでくれてるらしいんです。
スピーカー 3
それが今回も、もうクライマックス用意してますので。
やばいっすよ。
スピーカー 1
これをね、ちょっと淡路市まで、もう多分街中ではできないんで、こんな撮影が。
スピーカー 2
そうですね、できないですね。
話聞いてるだけでは、絶対できないですよね。
スピーカー 3
フィリピンとか行かんと。
スピーカー 2
マジでそうかもしれないですよね。
スピーカー 1
規模が。
規模が、ちょっと規模感が、ぜひこれは、またどっかで近々、情報公開というか、イベントで予定しているものがあるので、
そこでちょっとぜひ見ていただきたいなということで。
楽しみにしてます。
今日はですね、今回は何があるかという話なんですけれども、
まずパラレルという映画がありまして、
これ田中大輝監督の、一昨年かな、ユーバリーグランプリを獲った素晴らしい作品なんですけれども、
それの舞台挨拶に呼んでいただいて、いろいろとお話しさせていただいたんですけれども、
このパラレルとですね、もう一本そのパラレル絡みでというか、
パラレルを見て、僕はこの映画見返したいなと思って、
見たのがタクシードライバーという、
マーティン・スコセッシュ監督が撮った、ロバート・デニーロ主演で撮った映画があるんですけど、
これをちょっとどうしても見返したいなと思って、で見返したら、やっぱいいなこの映画、もう傑作やなと思ってですね。
これをちょっと改めて、お二人とも語りたいなということで。
スピーカー 3
喜んで。
スピーカー 2
本当に久しぶりに見ましたよ。
スピーカー 1
どうでした?
いやー、僕好きですけどね、やっぱり改めて見ても、何回見てもいいですけどね、あの映画。
つうきさんは結構、じゃああれですか、リアルタイムでは見れてない。
リアルタイムでは見れてないですね。76年なので、僕5歳。
スピーカー 2
5歳であれはわかんないですね。
スピーカー 1
わかんない。
そうですか。
スピーカー 3
最初見たのって。
スピーカー 1
映画館ではないっていう。
スピーカー 3
ないですね。高校生ぐらいかな。
スピーカー 2
じゃあだいぶ大きくなってから。
スピーカー 3
わけわからなかったですね。
スピーカー 2
初めて見た時ですか。
なるほど。
スピーカー 1
今回見返していろいろと。
スピーカー 3
もうでも何回も見て、なんか飽きないっすよね。
スピーカー 2
やっぱりうまいっすよね。飽きないっすよね。
スピーカー 3
飽きない。音楽いいし。
スピーカー 2
音楽がいいって言ってるじゃないですか。最高って言ってるじゃないですか。
僕めっちゃ嫌なんですよ。
スピーカー 3
怖い。
スピーカー 1
嫌すぎて嫌なんですよ。
スピーカー 2
なるほど。バナナハーマンね。
あれほんと嫌い。
だからある意味だからすごい良いんでしょうね。
嫌いっていうのは犬を噛む嫌いじゃなくて。
スピーカー 3
ドロドロが怖いんですよね。
スピーカー 1
そうですよね。常にずっと。
スピーカー 3
ドロドロドロドロドロドロ。
スピーカー 2
テレレー。
テレレー。
スピーカー 1
ムーディーかもって。
テレレー。
ということで今日はタクシードライバーについていろいろと語っていきますので。
よろしくお願いします。
真夜中のことだま映画トライアングルスタートです。
ということで今回はタクシードライバーをお話ししていきたいと思うんですけども。
簡単に昔ご覧になったっていう方も思い出していただきたいと思うんですけども。
スピーカー 2
なんか音に乗ってる気がするんですよ。
僕知らなかったです。逆に死んだっていうのも。
そんな際際のっていうのも。
なんて鳥肌立ちますもん。
毎回あの映画見るとき。
スピーカー 1
あの曲流れると。
その偶然って片山さん言いましたけど、
奇跡的に成り立ってる映画な気がして。
だから好きなのかもしれない。
最後やっぱり僕は一番好きなんですね。
ラストのバックミラー。
ここですか?
そうですね。
少女からのお母さん。
手紙があって。
その後のシーンでいきなり、
また現実に戻ったようなというか。
トラヴィスが普通に運転してて。
シビル・シェパードがね。
そうです。
フラレターをベッチーが乗ってたみたいなシーンがあると思います。
あれ、見た瞬間に僕はもう死んだと思ってたんで。
その前のシーンで。
生きてたんだにはならなかったんですよ。
僕見た瞬間に。
髪型も違うし。
明らかに生きて、その後のシーンじゃないじゃないですか。
最初思ったのは過去の回想だったりとか、
何なのかなって思ったんですけれども。
あれは、何て言ったらいいのかな。
もう走馬灯なのかもしれないし。
僕の解釈で走馬灯なのかもしれないし。
もう死んだ後の天国からのトラヴィスの回想なのか分からないんですけど。
あれこそが映画でしかできないシーンだなと思ったんで。
だからラスト好きっていうか。
いろんな解釈あると思うんですね。
最後気づく表情をしたりするじゃないですか。
スピーカー 2
どう思いました?あそこって。
スピーカー 1
あれはもう死んでたんだって自分で気づいたのかなって。
スピーカー 2
僕は新しい獲物見つけたんやと思って。
スピーカー 3
だからどっちも解釈できるようになってって。
生きてたとしても、
またこいつをみたいな。
標的を見つけたみたいな顔にも見れるし。
もちろん亡くなってて、
今マスモスが言ったように自分の死に気づくっていうのもあるし。
いろんなこと言われてますよね。
スピーカー 2
そうなんですよね。もう無理ですよね。
スピーカー 3
無理。
スピーカー 2
ノーランの映画と一緒ですよ。教えて分かんないんですよ。
私呼びますか?ここで。
スピーカー 1
新作もありますよ。
スピーカー 2
聞いてもらって。
スピーカー 3
言わないんですよね。
スピーカー 1
言わない。はっきり言わない。
で、音楽も最後すごい不穏で終わるじゃないですか。
結局ね。ネオのトムに。
どういうことなのかな。
決してヒーローで良かったですちゃんちゃんの映画ではないんですよね。
スピーカー 3
あの終わり方とオープニングの
スピーカー 1
蒸気がコワーってしてるとスローモーでタクシーが出てくるっていう。
スピーカー 3
最後とあれが繋がっちゃってるからループしてるんですよ。
なるほど。
スピーカー 2
延々に終わらないっていう。
スピーカー 1
繰り返しなんですよね。
だからもしかしたら僕はそういうふうに解釈しちゃったんですけど、
正義と悪じゃないですけど、
戦争っていうのがやっぱり反戦があるっていう話がありましたけれども、
戦争だってそうじゃないですか。
僕はこれって大統領に行かなくて、あの子を救ったから正義みたいな感じに取れちゃうけれども、
それってどうなの?みたいなことじゃないですか。
怖いんですよね。
危うさというかそこら辺も。
そういうのも言いたいことだったのかもしれない。
スピーカー 2
ですね。
すごくこれって怖い映画になって毎回思うんですよね。
スピーカー 3
いやでもね、やっぱり彼女を救いに行くときの画素が急に荒くなるじゃないですか。
スピーカー 1
暗くなるんですよね。
あれも怖いし。
スピーカー 3
放った球で指がバーンと飛ぶし。
スピーカー 2
当時のあれやっぱりやばい描写だったんじゃないですか。
結構ね、あそこちょっと下手したゴア描写みたいなところもありますし。
スピーカー 1
カルト的な要素がありますよね、ラストの。
ラストの天井から舐めるように行くところめちゃくちゃ好きだった。
やばいですよね。
そこやばいなって思います。
スピーカー 2
で、あれ知ってました?
最初デニーロじゃなかったっていう。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
ダスティン・ホフマンやってたんですよ。
マジですか?クレマン。
そしたらダスティン・ホフマンが脚本見て、
スピーカー 1
ちょっと主人公が狂いすぎててこれはやれやれって言って、
スピーカー 2
デニーロに行ってデニーロをやったんですけど、
結局ダスティン・ホフマンがめちゃくちゃ後悔したらしいですよ。
スピーカー 1
やればよかったと。
やればよかった。
本当にその後の映画にかなり影響を与えたと思うんですよね。
それこそこの田中監督のパラレルももちろんですし、
あとライアン・ゴズリンが出てたドライブも間違いないんですよね。
ライアン・ゴズリンとかもそうだし、
いろんな映画のこの後に続く映画。
ジョーカーもそうだし。
スピーカー 2
ジョーカーなんかもほぼモロでデニーロ出てるし。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
僕デニーロ出てるのもあれでしたけど、スポーツ。
バイシュンフのオッサンみたいなやついたじゃないですか。
あれハーヴィー描いてるって僕分からなくて。
スピーカー 3
本当ですか?
分かんないですよ。
スピーカー 2
僕一瞬で分かりました。
全く分からなかったんですよ。
スピーカー 1
ムキムキですもんね。
スピーカー 2
いやし、ロンゲやし。
全然ハーヴィー描いてる要素ないやんけって。
スピーカー 1
印象的じゃないですか、あの人。
そこにした時の感じとか。
スピーカー 2
ハーヴィー描いてるこれって思って。
久しぶりに見た時に気づきました。
スピーカー 1
そうですよね。
確かにあれはちょっと…
すごい役だったなっていう。
ハーヴィー描いてるこそよく受けたなみたいな感じが。
そうそうそう。
ありますよね。
いいですね。分かれるのがいいですね。
解釈が。
僕も解釈。
スピーカー 2
あとやっぱりこの映画がアカデミー賞は。
パルムドールは取ったじゃないですか。
アカデミー賞取れない理由はよく分かりました。
USAではないので。