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今日は、少し気になる通知表についてお話をします。
通知表は、子ども自身や保護者に学習の状況を伝え、その後の学習をより良く進めていくことを目的として作成されており、
その扱いや記載内容、方法、様式については、各学校の判断で工夫がなされています。
これからの社会を生きる児童・生徒にとって必要な学力は、知識・技能だけではありません。
学ぶ意欲や思考力、判断力、表現力などを含めた幅広い学力が求められています。
このような学力の身につき具合を把握するために、学校では、知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度という3つの観点から学習状況を評価しています。
この観点別・学習状況の評価は、学習指導要領に示された目標に照らし、多くの学校ではこれらをA・B・Cなどの3段階で示しています。
一方、校庭は、こうした観点別評価を踏まえ、各教科の学習状況を総合的に示すものです。
小学校・低学年では文章による書研を中心とし、高学年では3段階の評定が行われることが一般的です。中学校では5段階で評定が行われています。
かつては、集団の中での位置づけによって評価する、集団に準拠した評価が主流でしたが、現在では、学習指導要領に示された目標の達成状況に見る、目標に準拠した評価が行われています。
最後に、大切にしてほしいのは、通知表は結果だけを示すものではなく、これからの学びにつなげるための道しるべであることです。
一つ一つの評価の背景には、子どもたちの日々の努力や成果の過程があります。通知表をきっかけに、できたことや頑張ったことに目を向け、次の目標を一緒に考えていくことで、子どもたちの学びをさらに豊かにすることができるのです。