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2024-08-27 07:13

#039_学びに向かう力を伸ばすために

2 Comments spotify

#高校 #国語 #教員 #声日記

 

▼校長先生からの宿題に悩んでいた回

 

learn wiz oneについては、たなさんのラジオで、具体的な活用方法も含めて詳しく説明があります。当番組も取り上げていただいております。

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どうもお疲れ様です。いかです。この番組では、高校の国語化教諭をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりしていきます。
昨日、教科会があって、国語表現の年間指導計画の骨組みを考えました、というお話をしましたが、
実は、昨日の教科会ではもう一つ議題がありました。それが、学びに向かう力を向上させるために、身につけさせるために、
どのような取り組みができるか、また、それをどのように検証するか、これを考えましょう、という宿題がもともと校長先生から出ていたので、
それを教科で話し合いましょう、と。そんな議題でしたね。これは校長先生、席外されまして、教科の3人の先生で話し合っていました。
昨日の放送以外でも、この校長先生からの学びに向かう力の向上についての課題が出たというので、どうしようと悩んでいる様子をお伝えしたと思うんですけれども、
それが結論から申し上げますと、決まったというか、教科ではこれをやっていきましょう、ということが決まりましたね。
その内容が、要は自信をつけさせる、あるいは心理的安全性を担保するというところが大事になってくるんじゃないか、という話をしまして、
そのためには、何かこう出した時、提出した時に肯定的なフィードバックしか返ってこないということが分かっていたらいいんじゃないか、そういう話になりました。
その何か意見を言うというのは、いろんな方法がありますが、私がもともと意見として出していたのは、Learn with One、以前他のラジオ、タナラジオで紹介いただいてました、
そのICTを活用した手段ですね、Learn with Oneを使うというものや、あとはPadletを使うとか、そのあたりでいいねボタンが押せるという機能があるんですが、それを活用すれば肯定的なフィードバックを生徒同士でできるんじゃないか、みたいなものの意見を出したんですね。
ただ、授業内でそれをやるとなると、まずお題について考えて書いて、また生徒同士交流させて、という時間を取るというのがなかなか難しいと。
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10分ぐらい授業がそれで削られてしまうということになると、結構カツカツでやっている場合もあるので、ちょっとそれは現実的ではないかもしれないというところに至りまして。
最終的にはロイロノート、いつも本校では使っているんですけど、ロイロノートでお題について考えて、自分の意見をざっと書くと、1分ぐらいでささっと書けたら一番いいなと思っているんですが、
それを提出させて、いいなと思う意見を教師が選んで、匿名でそれを前に表示させて、いいフィードバックをすると。
教師側がそれはコントロールできるので、最近この子当てられてないなというところがあれば、ちょっと選んであげたり、できるだけいろんな子がいいフィードバックがもらえるような環境を作る。
より書くということや、自分の意見を言うということに抵抗をなくしていって、自信をつけさせるというのはどうかということになりました。
週に1回、月曜日か火曜日の時間、1年生は言語文化3単位ありますので、そこの時間で、2年生、3年生は論理国語の時間で、各学年すべて同じテーマでやっていく。
テーマは先生たちが交代で、この週は誰々先生、この週は誰々先生という形で交代でやっていけたら、学年の先生だけに負担が偏らずいいんじゃないかということになりました。
ということで、取り組み自体はそんな感じですね。
じゃあ実際どういう検証方法があるかと。
やっぱりこれを学力というか、知識技能的な側面、あるいは思考判断表現についての側面での交差の点数が上がるかどうかというのを総化を見るというのはなかなか難しかろうと思いますので、
アンケートをGoogleフォームで作って、その取り組みをやる前と、何週かやって年度末に同じアンケートをして、どれくらい変化しているかというところを見るしかないかなと。
具体的にそのアンケートの内容は、例えば意見を言うことに、自分の意見を言うことに抵抗がなくなったか、あるいは書くということが好きになったかみたいな、何個か質問を用意して、それを実験前と実験後で比べると。
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その自信がついたということが分かれば、学びに向かう力が向上したということが言えるのではないかということに落ち着きましたね。
これ各教科、国語はこんな感じになりましたけれども、他の教科でどのような意見が出たのかなというのは気になるところです。
他の教科でもいろんな取り組みをされて、生徒はいっぱいいっぱいにならなかったらいいなと。
先生にとっても生徒にとってもポジティブなものになればいいなと思っておりますね。
ということで、今日は前から悩んでいた校長先生からの宿題、学びに向かう力の向上のための取り組みとその検証方法についてお話ししました。
他の学校の先生方でこういう取り組みをしてますよというのがあれば、ぜひ教えていただければと思います。
欲しいコメントをいただけると嬉しいです。
では今日はこれで終わります。ありがとうございました。
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コメント

すごい!もっと重々しい取り組みなのかと思ったら、持続可能なシンプルな妙案ですね~ 国語科の先生のチーム力を感じます。

いか

みんな現在の業務で既にいっぱいいっぱいなのでね…(笑)意外と追い詰められているときのほうが合理的でベターな案が出るのかもしれませんね。

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