1. 厚利少売ラジオ
  2. #22 お客さんの減らし方
2024-11-26 32:57

#22 お客さんの減らし方

今回のテーマは「お客さんの減らし方」


▼トピック-本編-

・先着制から脱して抽選制にするべき理由

・サービス提供をする時間は「希少資源」

・価格を2倍にしても、お客さんは半分にならない

・値上げ交渉の結果は、自分の提供価値の通信簿


▼トピック-お悩み相談-「料理人の独立と進路選択」

・地元でのおにぎり屋vs高級料理店の選択

・27歳という年齢を活かしたキャリア構築

・修行による本質価値の見極め方

・地方における飲食店経営の現実と戦略


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▼すがけん(菅原健一)

株式会社Moonshot 代表取締役 CEO

企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。 20代のマーケター600人が参加する #20代マーケピザ 主催。

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▼川原卓巳

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1984年広島県生口島生まれ。大学卒業後、人材系コンサルティング会社に入社。2016年にアメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドを拠点にKonMariのプロデュースとブランド構築、マーケティングを手がけるほか、日本発コンテンツの海外展開もプロデュースしている。近藤麻理恵の著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズをマネジメントし世界42ヵ国累計1400万部の大ベストセラーに。2021年Netflixにて『Sparking joy with Marie Kondo』のエグゼクティブプロデューサーとして参画し、2022年テレビ界のアカデミー賞と称されるデイタイム・エミー賞を受賞、世界一のTV番組になる。

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すがけん かわはら たくみの 厚利商売ラジオ
こんにちは、世界一有名な日本人コンマリーのプロデューサー、かわはらたくみです。そして、
企業の10倍成長のためのアドバイザー、株式会社ムーンショットのすがけんこと、菅原健一です。
この番組は、はくり多倍なビジネスモデルから抜け出すための考え方と行動するためのヒントやアイディアを、ザック・バランにお話しするビジネス対談型ラジオです。
さあ始まりました。厚利商売ラジオ。前回は、顧客満足度の調査をテーマにお話をいただきました。
顧客満足度調査となると、低経過したりとか、型にはまりがちっていうことだったと思うんですけど、
そうではなく、相手に興味を持って聞くという、非常に本質的なところのお話いただいたかと思います。すがけんさんいかがでしたでしょうか。
もうでもね、そこに全部が詰まってますよね。
やっぱ面白いのって、みんな何かするときにまとめて集計しがちなんですけど、これ大事なのって本当のお客さんに本当の満足度を聞くことなので、
常に皆さんに聞いてもらった方は、たぶん嬉しいと思うんですよね。
この方って忙しいのに、なぜかお客さん一人の私に対してこれぐらい向き合ってくれるんだっていうことさえ、実は本質価値の中に含まれると思うんですよね、現代では。
私に関心を持ってくれた、私を承認してくれたみたいなことって、結構何の商売でも本質価値に含まれるようなものだと思うんで、
ぜひこれを徹底してもらうと、自分が向き合えば相手も向き合ってくれるようになるので、そこを実感してもらえるといいかなと思うので、聞いた方ぜひすぐやってください。
前回の放送ではやっぱり菅謙さんが実際にどんなふうにお客さんと会話しているのか、どういう質問をして相手への興味を表現しているかということもたくさん盛り込まれてたなと思うので、
ぜひそのまま皆さんも実践してみていただけたらいいんじゃないかなと思っております。
ぜひAmazonのレビューが星3だった方もこれを聞いてやっていただけると嬉しいなと思います。
ラジオネームみたいになってる。
Amazon星3からのお便りです。
それめちゃくちゃ興味深いのでぜひお願いします。
やってみてほしいな。やっぱり星5にしようと思ってほしいもん。
本日のテーマはお客さんの減らし方。
ということで、これまで新規顧客の獲得について重点的にお話をしてきた中で、
小売商売ビジネスで最も重要なのは、それは価値提供に責任を持つということもそうですし、
そのためにしっかりコミットメントすることであったりとか、そこにリソースを当てていくということをお話ししてきていただいていました。
そして書籍の中、あとはラジオの第10回でも紹介させていただいた小売商売を実現する3つのステップ。
03:05
3ステップをありまして、その中でもお客さんを減らすということが1つのテーマとしてありました。
世の中を多く見たときに減らし方のやり方とかナレッジってないんだと思うんですけど、
どのようにしてお客さんを減らすのかっていうことをちょっと具体的にお話しいただきたいなと思っております。
そっか、みんなはそう思うのかって今僕聞いてたんですけど。
面白い、もうその入り大好き。
例えば、最近そんなにうまくいってないですけど、
ナイキのスニーカーなんか一時めちゃくちゃ抽選だったじゃないですか。
そうですね。
あれはちょっと煽りすぎて動画過ぎちゃったんで落ち着いてきた感はあるんですけど、
世の中のおいしい和菓子屋さんだって抽選をやっているというか行列になって、
それが動画過ぎると抽選になっているし、
ECサイトだってブランドだってエントリーを受け付けて厳正なる抽選の元だし、
最近僕もアートお気に入りの作家さんが個展やったんで、
それも抽選だし、結局数が少ないってことがもう決まって、
それ以上に欲しい人がいるっていう時に先着じゃなくて抽選にすることって大事だと思うんですよ。
もちろん先着って朝早くから並んでくださって、
本当に欲しいっていう気持ちの表れだと思うんですけど、
逆に言うと言い方失礼ですけど、
暇で毎日並んでとりあえず買ってメルカリ出しちゃう人も含まれちゃうわけですよね。
だから自分たちが売るものを希少資源だと捉えれば、
本当に正しい人に手に届いてほしいって考えることが重要なんじゃないかなと思うので、
まず物販の方は基本的に今みたいに欲しい人が作っている数よりも多くなったら、
先着をやめて抽選にするべきだと思うんですよ。
これがある種、お客さんを減らすというか選ぶですね。
減らすは割と同じ話ですけど、結局数作らなければ減っていくので、
オノズとお断りすることになると思うんですね。
なるほど、確かにお客さんを減らそうじゃなく提供数、供給数を減らすと結果お客さんが減るんだ。
もちろんもちろん。お客さんを減らすって感覚は確かにあんまないですね。
出すものを減らすと、オノズと1人2個買わないんだったら50個作れば50人だし、
1人2個買っていいんだったら25人だし、オノズと減っていくっていう話ですよね。
めっちゃおもろい。具体的に菅健さんの話で言うと、やっぱり10社に絞ってらっしゃるじゃないですか。
僕のアドバイスする企業はもう10社限定ですね。
ってなるとそれに紐づいて、週に1回1時間なので、もう10時間で提供するって決めきっちゃってるってことですよね。
06:08
そうそう、週で言うと10時間、月で言うと40時間ね。1社4時間だから月で言うと。
もうだから僕は40時間以上は働かない、お金をもらう仕事はしてないっていう感じでやってます。
そこももう最高だなと思うんですよね。
ただそれ以外遊んでるっていう話ではなくて、それ以外は例えば次に知見がたまりそうな人と喋ってたりとか、
それこそいろんな人にアドバイスしてたりっていう、ここはお金じゃなくて本当にしたい社会貢献活動というか。
そう、それですし、あとは成長ですよね。
はい。
もちろんお客さんと仕事しながら成長することも多々あるんですけど、
やっぱりせっかくお客さんからお金をもらったのであれば、それを自分の成長に生かしたら、
僕の場合は年間契約なんで、お客さんはどんどん嬉しくなるじゃないですか、僕が成長すれば。
コスパが良くなるわけですよ。あんまりコスパで考えたことないけど。
そうか、提供価値が増える自分になっとけば納得だけ付き合ってるお客さんは嬉しいですもんね。
そうそうそう、そういうことですね。
なので、やっぱりお客さんを減らすとは思わないけど、提供価値は減らさず、提供時間を増やす。
やっぱり薄利多倍に慣れてると、欲しいって言われるといいですよって言って全部提供しちゃうじゃないですか。
いやーわかります。だってお客さんに欲しいって言ってもらえることよりも嬉しいことって本来ないんでね。
でもほら、よくあるテーマパークでとある国の方たちが爆買いして、本当に欲しい人たちに手に入らなくなって、
メルカリにいっぱい出品されたとかもそうだし、人気のお店も人気すぎるからって、ずっと働く時間を増やしちゃって、時間を増やしちゃうわけですね。
そうすると結局クオリティは下がりますよね。みんな疲れていっちゃうから。
いやーある飲食とかすげーそれ見る。
そう。この日休みなんですけど開けますみたいな。僕もしてもらったことあるんで申し訳ないんですけど、開けますみたいになって、それが状態化しちゃう。
当たり前になっちゃうと結果的にはなんで働いてんだっけとかになって辞めちゃう人もいるし、
だからやっぱりヘルシーに続けるためにもそれならちょっと値段上げさせてもらって、欲しい人をちょっと減らして、
それでもっていう方たちに提供していけばいいので、やっぱ希少資源なんですよね。作るものや提供する時間って。
そこが希少資源であるという感覚を持てるまでが長いなって思います。
自分が頑張りゃいいっていうのは日本にすごいある気がする。
そう。だから薄利多倍能なんですよね、それが。
だから本当の意味で自分を大切にするということ。
レシーテはそれがお客さんに良い価値を提供するということまで含めて、自分を良い状態にしとくっていう感覚ですよね。
09:04
そうですそうです。それができたらやっぱり値段も上げられるし、値段は別にやみくもにあげろって言ってるわけじゃなくて、
やっぱり自分がやりたい世界があるわけじゃないですか。
3000円の居酒屋から始めても3万円のフルコースを作りたいシェフがいるかもしれないし、
結局だから自分がどこになりたいのかをちゃんと見て提供するものを決めればいいし、
2000円から始めたアクセサリーショップの方も2万円のアクセサリーを作りたいって思うかもしれないし、
だからやっぱり自分が行きたい価格帯ってあるはずで、でも最初から2万円でやったら当然売れないんで、
信じてもらえないから誰も。
なので信じてもらえるところから始めて、信じてくれた人に十分にそれ以上の価値を出して報いて、
その結果値段を上げていく。
でもその頃には欲しいっていう人がいっぱい増えてくれてるはずなので、値段を上げるなり、商品点数を減らすなり、
とにかく自分のヘルシーなライン、行きたいところにやるためにもお客さんをというか、
商品なり提供時間を減らしていくのは正しいんじゃないかなと思います。
法理商売型だなと思います。
なんか今お話聞きながら一つだけちょっと違う観点で減らし方で悩むかもなと思った人が浮かんだんですけど、
先に剥離溜まりでお客さんをある程度増やしきっちゃってる人がそこからどう減らしていくのかっていうときはどう取り組んだらいいんですか?
例えばですけど毎月2000円のアクセサリーを100個売れてますって人が、4000円にして50個になることはないと思うんですよね。
もうちょっと50個どころじゃなくて60個か70個売れると思うんですよ。
もうこれで成功ですよね。
そうですよね。
そう。っていう風に既にいるお客さんでも極端に言うと2倍にしても半分には減らないんでお客さんって。
この時点で売り上げは変わらずもしくはちょっと増えるぐらいになっていくので、もちろん商品も2000円のものから4000円のものにある程度見直していくっていうのは大事なんですけど、
そこがポイントなんじゃないかなと思います。
もしくはもう1個あるのは2000円のものじゃなくて全く違い2万円のものを作ってみて、
それはもう3個売れればよしという風に10倍にしちゃうと新しいお客さんの価格層になるんで、
10倍にして別のお客さんのためにやってみる。
でも土台はあるから大丈夫っていう風にやっていくと、
だんだん2万円の方が売れるようになっていくと2000円のものを減らしていけばいいので、
そうやってコントロールするってことが大事かなと思いますね。
有形材の場合だったら確かにもう買えない人は価値感じないからOK。
ただ無形材ってなると意外と価値提供しているのが自分の時間だったりするじゃないですか。
提供しているものが。
12:00
この場合っても元々お付き合いある人にこの値段に変えましたってすると、
なんかちょっと嫌な感じになったりしないかなっていう不安が今あって。
嫌な感じはね、するんじゃない?
ああ、好き。好き。
そうだよね。だって今までやってくれてたのにっていう感情は生まれる気がするじゃないですか。
でも結局そこも前回の調査の話と一緒で、
本当に満足してない人は値上げすると嫌だってなるんですけど、
やっぱりお客さんに向き合って役に立ってましたって、
もうちょっといいサービスに変えていきたいんで値段上げて働く時間減らしたいんですって言って、
僕は逆にそれを嫌だっていう人はクズだなって思っちゃうから。
あ、そうか。逆にお断りですよっていう感じ。
だって自分の働く時間が、やっぱり例えばですけど、
普通20日間×8時間の160時間が、いわゆる一般サラリーマンの最低労働時間で、
みんなそこに残業して200時間ぐらい働くじゃないですか。
でも独立するとそんなのも言ってらんないから、例えば400時間ぐらい働いちゃうわけですよね。
その時に400時間を200時間にして、もうちょっと余裕を持って前向きにやれるようにしたいんで、
値段2倍にさせてもらいますって言って、
嫌だって言ったら、まあそれがクズだなって思っちゃうから。
今の理由ですよ。
嫌だ、俺は搾取したいんだ、もっと働けって、おかしいじゃないですか。
まあ、おかしいが少なくはない世の中なのかなって思っちゃう気持ちもある。
ああそうそう、だからもういわゆるメルカリ経済圏の人たちは全くそういう発想だから、
早くそこから抜けちゃった方がいいんじゃないっていうのが、まさに小売商売型ですよね。
そっか、そうじゃない世界線あるよっていうことをまず知ることですね。
そう、だから全く違う世界だと思うんですよ。
メルカリ経済圏ってやっぱり安くしか売れない代わりに、自分も安く買えるっていう、そういうトレードじゃないですか。
まあ一般的には、はい。
そう、でも自分も安く買えるから。
でもそれだとずっと剥離多倍になっちゃうんで、
この値段2倍のもので普通になれるように頑張りたいんで認めてくださいって言われて、
じゃあその価値に見合うように頑張ろうってお互い言ってくれる人たちが多分正しい取引相手なんで、
そこを目指すってことじゃないかなと思います。
じゃないと抜け出せないですよ、ずっと。
これもう完全にただのイメージの世界想定ですけど、
例えばさっきの会話があって、もっとサステナブルに良い商品、良い価値を提供したいので、
価格2倍にさせてください、そんなこと言わずに今までやってよみたいに言われたとき、菅健さんだったら何てお答えされますか?
僕は単純に、それでもいいって買ってくれる人がいるって、いっぱいいろんな人に言うわけじゃないですか。
だから、いるんだったらお断りですよね。
15:03
すいません、ちょっともうこれで買ってくれるっていう素敵な方もいらっしゃるので。
はいはい、やめなさい、やめなさい。
役に立たない具体例出すのやめなさい。もうじゃないのよ。
えーそうかな、僕多分言っちゃうと思うけどな。
えーすごい。
まあでも、今のはギャグでもうちょっとナイスリーな感じで言うわけでしょ、その場においては。
うーん、でもそんなに変わんないんじゃないかな。
いや、だって冷静に考えたときに、僕が時給10万円で始めますと、時給30万円にしたいって言ったときに、
相手が嫌だっていうのは、お前にはその価値がないっていうことをナイスに言ってくれてるだけじゃないですか。
まあおっしゃる通り、はい。
僕なり皆さんはやっぱり経営者だから、やっぱり自分の価値を上げることに責任を持たないと年々物価は上がっていくのに、
誰かお客さんが嫌だっていうだけでその生活を強いられるって嫌だから、
逆にそれでもうんって言わなきゃいけない自分を死ぬほど悔しがった方がいいじゃないですか。
なるほど、そっちだな。
そう、そっちのモチベーションにした方がいいんじゃないかなと。
何言ってんだ、お前には10万円どころか5万円の価値しかないんだからむしろ値下げしろとかって言われるんだったら、
それは自分の通信棒だから、ああそんな仕事しかできなかったんだな、ごめんなさい、だし。
でも他の人で、いやいいですよって、そのぐらいの結果が出てるんで。
例えば竹村さんなんか5万円から100万円にしてるわけじゃないですか。
それで何言ってんだお前変わんないんだからそのままやれクズとかって言うような人はお断りですよね。
僕の言い方がひどいってなる以前に、その人は僕の価値をめちゃくちゃこき下ろして取引をしようって言ってくれてるわけだから、
言い方の問題だけであって、その認識としてあなた価値がないですよねにする人とあんまり長く付き合わない方がいいんじゃないかなと思います。
だから僕が逆に何倍にしましょうって相手側から言われた時は、今費用対効果では申し訳ないから見合わないからやめよう。
安いままやろうとは言わずやめよう。もしくは費用対効果が見合うように一緒に頑張ろうと。
じゃあこの費用対効果って何なんだろうねって言って、やっぱり相手が提供価値に責任を持つということではあるけれども、
買う側のこちらも提供価値に責任を持とうと思いますよね、それなら。一緒にやりたいと思えば。
っていうのでいい取引になるんじゃないかなと思います。
真髄の真髄ですね。
だから僕は付き合う人が年々変わってっちゃうし、でもどんどん仲良くなってきます。
だってそんぐらい本気でみんなと取引をしてるから、買ってもらう側は損させれないし、
買う側って滅多にないですけど、買う側でも損させれないから。
なんすかね、覚悟と信頼と責任が分厚くなっていく生き方みたいな感じですね。
18:03
そうですよ。だから変な話、1万円、時給30万円じゃなくて1万円で死ぬほど働いた方が何の責任もないですよ。
ごめんなさい、だって僕1万円ですもん、32歳の人と同じ単価でやらせてもらってますってやった方が楽オブ楽じゃないですか。
まあまあまあ、無責任でいられますよね。
まあ1万なんで、痛みも1万なんでこの付き合いっていうね。
そうそうそうそう、冷静に考えると、じゃあその32歳の1万円の人が僕の47歳になった時のお手本になってなきゃいけないんで。
うーん、いやいい観点。ほんとそうだな。
そう、だからやっぱり僕は安くできないですよね。もうこれ以上。
そうですよね、だってじゃないと後輩たちというか次に続く人たちの見通しになれないですもんね。
そう、だから誰もこのマーケットには来ないですよね。
でも誰もこのマーケットに来ないことを喜んでる場合じゃなくて、僕が死ぬ時に僕がやってた仕事はより良い仕事だったねってなっててほしいし、
それを信じて何か真似してくれる人たち、真似するのは嫌いなんですけど真似されるのはまあ別にいいので、
真似してもらった時にやっぱ基準値が僕の価格であるからその3分の1ぐらいでやれたら10万円になるわけじゃないですか。
そうすると普通に1万円の10倍ぐらいの価値でやれるようになるんで、
なんかそういう風にしていきたいのがあるからやっぱ提供価値に責任を持つ。
10万円なら10万円なりの価値を出すという責任を持つということもあるし、
そもそも自分の価値を自分しか信じれないからちゃんと信じる。
信じないっていう人とは友達にならない。取引先にならない。がいいんだと思うんです。
なんか今お話聞きながら今日のテーマとはちょっとずれちゃうんですけど、
やっぱ各業界で小売商売を実現する方、できた方ってその業界にとっての希望になっていくんだなっていうのは聞きながら思いました。
確かにそうかもですね。いっぱい作らなくてもちゃんとサステナブルに活動ができる。
薄利多売っていっぱい作らないと成立しないんで、薄利だから多売するしかないんですけど、
それってやっぱり規模をでかくしなきゃいけないし、大変ですよね。維持するの。
地球の資源はいっぱい使わないといけないし、なので別に薄利多売が100%悪ではないんですけど、
やっぱり同じぐらい小売商売にも価値があるっていう風に思ってもらいたくて、
どっちかを選びたい。僕はあんまり大きくしようと思いたくないんで、
できるだけ先端の小売商売の部分でそのカテゴリーの価値を出していって、
だんだんそれを薄利多売でやる人たちが出てくる可能性はありますけど、
でも小売商売も同じぐらい尊いものだと、ちゃんと認識されるように変わっていってほしいですよね。
特に時代的にも薄利多売のところで勝負していくってもう本当に血で血を洗う世界だと思うので、
21:01
目指すは小売商売だなと僕自身も強く思います。
そっか、希望となる人を作っていく活動してるのかと思ったら、
改めて自分のやってることが嬉しいなって聞きながら思ってたっていう。
逆にみんなもそこで成功した人を薄利多売の人にやっかむんじゃなくて、
その人が成功したらみんなも小売商売に移れますから。
そうですよね。できるという証明ですもんね。
そう。だからむしろ応援した方が良くて、できたらみんなで小売商売に変わっていきましょう。
いやーめちゃくちゃ良い回だな。勝手に染みてる。
勝手に染みてますね。
続いてはコーナー企画。お悩み相談のコーナー。
リスナーの方からいただいたリアルなビジネスのお悩みを
時給30万円でケアアドバイザーをしている菅健さんにぶつけることで解決していくコーナーです。
今回はお、ラジオネームたくみさんからいただいたお悩みです。
自分でやっちゃうの?こういうこと。
いやいやいやそんなに、そんな特権は使ってない。
いやでもいつか出してみようかな。
めちゃめちゃ誰かわかるっていう。
私は片付けサービスのプロデュースをしてます。多分俺。
おもろいね。
面白い。はいすいません。
たくみさんからいただいたお悩みを読ませていただきます。
僕は現在27歳で地元で料理長をしております。
いいですね。
フーディーのお客様から教えていただき菅健さんを知り、
小売商売の方を購入させていただきました。
すごい。
そっち側か。初めてかも。
そっち側、フーディー側の側面。
僕のそっちの側面から気づいていただいて。
なんかちょっと恥ずかしいですね。
こんなことやっております私。
そっちは美味しいものを食べてるだけなんで、この距離感ね。
そうなんです。
いや素敵。はい続けます。
昔からの夢は地元でおにぎり屋さんをやることでしたが、
高価格帯で一人一人のお客様と向き合う料理屋がやりたいと
料理人として懸賛を積む中で次第に変わっていき、
独立して資金に余裕ができて落ち着いたら地元でおにぎり屋をやろうと考えるようになりました。
そこでお二人のラジオを聞き、今地元にいるので
まずは休みの日に簡単に数料限定で始めてみて
失敗したらやめればいいと思いました。
あわよくばそこで貯まったお金を手元に料理屋を開こうと思いました。
そこでお伺いしたいのですが、今自分が何をしたいのか
おにぎり屋?料理屋?どっちが先か?
だんだん自分で何がしたいのか分からなくなってしまいました。
曖昧で申し訳ございません。本当にお伺いしたいです。
よろしくお願いいたしますということでございます。
これすごくいい質問で
僕もなんか胸がジーンときてます。
みんなもあるんじゃないかな、こういうの。
ゴールは決まってると。
ゴールの課題がありすぎて、もしくは解像度が低すぎて
あんまりよく分からないから
そのために途中に何かをやろう。
途中に何かをやるのは
24:00
そのゴールに近づくし、ゴールが成功するような
ちょっとしたおいしい話、もしくはちょっとした
余裕でうまくいきそうな話を
なんとなく想像するから
あれ、そっちやるのもありだよな、とかって
ちょっと揺れちゃう、みたいなことがあると思うんですよ。
この話を、たくみさん
素敵な名前ですね。たくみさんから聞いて
なんだら嬉しいな、僕も。
おにぎり屋さんが果たして
そんなにうまくいくのかっていうのは
僕はちょっとよく分かんないですよ。
果たしてその高価格帯で
一人一人のお客様と向き合う料理屋がやりたいことと
おにぎり屋をやることがちゃんと繋がっているのかは
僕はちょっと分からなくなりました。
おにぎり屋をやると一応料理人として
だから一応というか料理人さんなんで
一応料理カテゴリーのおにぎりだし
お金が入るからそれでやろうってなると
決して別にそこでのお客さんが料理屋に来るわけでもないと思うんで
本当にどっちをやりたいのかっていうのは
ご自身にしか分からないことですけど
この文章通り見るとやっぱり
高価格帯の料理屋がやりたいっていうのであれば
まずは低価格帯の料理屋をやって
ある程度の低価格帯の料理屋をやって
信じてくれる人たちに報いて
お客様を減らしながら提供するものを減らしながら
値段を上げていくことが
本当にやりたいことでいうと近道なんじゃないかな
と思いますけどね。近道というか王道?
あと1個気になるのが
地元っていうのがどのぐらいマストなんだろうによって
選ぶ道全く変わるなと思ったんですよね
特に飲食ってもちろん遠方から来る不利の方にも
お会いされてるのでいいお店なのかなと思ったりするんですけど
基本的には証券って狭いじゃないですか
ってなると
地元でおにぎり屋さんやるのがゴールで
いいんだったらたぶんすぐにでもできちゃう
どっちをやりたいんだろうって感じですよね
僕はおにぎり屋でおっしゃってましたけど
僕が料理屋でやるんだったら
そういう意味ではどんなお店を想像するかにもよりますね
地元でやりたいことはマストなんだけど
全国からフーディーが来るようなお店を
やりたいっていうことであれば
やっぱりどっかちゃんと有名店で
修行してそもそも料理の技術っていうのもあるんですけど
なんでここにはこんなにお客さんが来るんだろうっていうのって
料理だけじゃないんで
その本質価値をちゃんと見極めるために
修行させてもらうっていうのはすごく大事かなと思います
見てて分かることじゃないので
っていうのはあるんじゃないかな
あと単純にお寿司屋さんだったら有名店行かないと
仕入れがいいの仕入れられないとか
そういう問題があったりもするので
27:00
あと和食もそうなんじゃないかなと思うと
流通の部分を商品を
仕入れる部分を得るためにも
もしくは本質価値をちゃんと見るためにも
それができているお店で修行することって
とてもいいことじゃないかなと思います
でも地元で料理長からそこに行くのって結構
プライドやいろんなものが大変だと思うんで
確かに
めちゃくちゃいいじゃないですかチャレンジしやすい
27歳
おにぎり屋さんやるよりはそっちの方が近道というか
ちゃんと欲しいものが手に入るだと思います
欲しいものが何かをもう少し明確にするっていうのが
多分手前にあるんでしょうね
そうだと思います
あとやっぱ地方でまさに東京で修行して
地元でやりたいから帰って
有名店のロジックでやっても
やっぱりなかなか5万円いただいて
東京で5万円いただいてお店から独立しても
やっぱり3万円いただくのが精一杯という風になるんで
地方によりますけど
食べログのランキングも全然上がらないんですよ
なぜかというと
食べに行く人が少ないから
レビューを書いてくれる人が少ないんですよ
僕はあんまり好きじゃないけど
ミシュランや食べログでお店を決める人って
やっぱりすごい多いからとりあえず行くじゃなくて
やっぱり保証されたものを食べたい人っていっぱいいるんで
そういう人たちからはなかなか
見つけてもらうまでに数年かかる
数年で見つけてもらえればラッキーという感じになると思うので
やっぱりそこかな
1個やっぱりこの匠さんがすごいなと思うのは
もうすでにフーディーの方に出会ってて
なおかつ須賀健さんを教えてもらってて
小売商売の本までたどり着いてるってめちゃくちゃ
希少人材だと思うんですよ1パーだと思うんですよ
確かにその時点でもう1パーですよね
そうだってフーディーもさすがにこの人受け取れないなと思ったら
須賀健さんを教えないし小売商売も言わないと思うんで
めっちゃ通信型だと思うんですよ
ってなると本当に日本のトップクラスで
お客がたくさん来てたりフーディーも来るような
オーベルジュとかに修行に行かせてもらうなり
1期間期間転でやるとかっていう
ブランドつけるムーブを挟むのは
めっちゃ面白いと思うんですよね
まさにブランドを作るムーブが
結構重要だと思います
もはや美味しいだけでの勝負 まさに本質価値と付加価値が何かなんですけど
頑張ってほしい
めちゃくちゃしっかり話してみたいし食べに行ってみたい
嬉しいでもお便りめちゃくちゃ嬉しかったし
本気のお悩みだったので
胸が動きましたね
27歳本当に何でもできると思うんで
ぜひ頑張ってください
30:10
ということで最後にお知らせのコーナーです
前回に引き続きお知らせですけどKindleが発売しました
なんで発売平方なんだろう
めちゃ可愛いKindleが発売
字書けないんで
あとこの配信の時は24日のイベントが終わってますんで
ありがとうございました
まず実感はないんですけど
そこ終わった後の方がいいんじゃない
これ正直に言うっていうね
まだ分かんないんですけど
収録が先なんで多分良かったなと思います
全然心込められない
本当に嘘つけない人
嘘ですね
先んじって触れるって書いてあるんですけど
先んじって触れたけど実感は持ってないんで
でも僕はこういうのもリスナーさんの方が賢いと思ってるんで
収録してるんだろうなとか
絶対もうバレちゃってるから
バレるというか騙してもいないし隠してもいないんで
分かっちゃうから
変に取り繕わないっていうのを
いや取り繕わんなさが潔すぎてダメなんよ
だってバレちゃうからやっぱ相手の方が賢い前提でね
それはそうだ
じゃあ未来予言的に言うと
24日のイベントでまた一つ
お知らせもできるかと思いますので
そちらも楽しみにしていただけたらと
その後だから次の時くらいには
このリスナーの方にもご報告できるんじゃないかなと思っております
公理商売ラジオの番組概要欄に
お便りフォームご用意しております
解説してほしいビジネス用語やあなたのビジネスのお悩みご質問など
何でもお待ちしております
お悩みの時に毎度お伝えしてるんですけどもし可能であれば
具体の数字も入れてのご質問いただけると
多分より解像度を高く菅謙さんの知恵を
今このぐらいここまで行きたいというのがあれば
それも書いていただけると嬉しいなと思っております
また今回の配信を気に入っていただけた方は
ぜひSpotifyやApple Podcastからのフォローと評価をお願いします
SNSではハッシュタグ公理商売とつけて
感想などご投稿いただけると嬉しいです
ご質問いただいた方で実際に実践してみた方
どんなふうな変化があるのかですとか
またお悩みのことがあれば引き続き遠慮せず
お便りいただけても嬉しいので教えてください
ということで最後までお聞きいただきありがとうございました
次回の公理商売ラジオもお楽しみに
今日も菅謙さん素晴らしいお話たくさんありがとうございました
はい たくみさん皆さんありがとうございました
32:57

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