1. 厚利少売ラジオ
  2. #11 単価を100万円から10億円..
2024-10-22 30:41

#11 単価を100万円から10億円に上げた方法 1/2

今回のテーマは「単価を100万円から10億円に上げた方法 1/2」


▼トピック-本編-

・100億円の売上目標に向けた思考プロセス

・価値の再定義とパッケージングの重要性

・提案前の準備よりも大切な「行動」

・「断られた」は、実はチャンスである理由


▼トピック-お悩み相談-「ラーメン店の厚利少売」

・立地と顧客層に基づいた店舗選択の重要性

・インバウンド需要を活用した高付加価値商品の開発

・段階的な価格設定と限定商品で顧客の反応を確認

・海外におけるラーメン消費文化の違いと価格設定への応用


▼イベントのご案内

11月24日(日)-

出版記念イベント『厚利少売』KOURI SHOWBUY

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▼リスナーの皆さまへのご依頼

毎週火曜・木曜の朝に配信、本質的なビジネス思考をカジュアルに聴ける番組を目指しています。


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解説してほしいビジネス用語や、あなたのビジネスのお悩み、ご質問などお待ちしております!時給30万円の経営アドバイザーすがけんが真剣に答えます。https://forms.gle/LG9P8XVs3a9VG7ak9⁠


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2024年10月10日『厚利少売  薄利多売から抜け出す思考·行動様式(匠書房)』が出版されました。ぜひAmazonやお近くの書店でご確認ください ⁠https://amzn.asia/d/2LyOgs7


▼すがけん(菅原健一)

株式会社Moonshot 代表取締役 CEO

企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。 20代のマーケター600人が参加する #20代マーケピザ 主催。

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▼川原卓巳

KonMari Media Inc. CEO/Takumi Inc. プロデューサー

1984年広島県生口島生まれ。大学卒業後、人材系コンサルティング会社に入社。2016年にアメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドを拠点にKonMariのプロデュースとブランド構築、マーケティングを手がけるほか、日本発コンテンツの海外展開もプロデュースしている。近藤麻理恵の著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズをマネジメントし世界42ヵ国累計1400万部の大ベストセラーに。2021年Netflixにて『Sparking joy with Marie Kondo』のエグゼクティブプロデューサーとして参画し、2022年テレビ界のアカデミー賞と称されるデイタイム・エミー賞を受賞、世界一のTV番組になる。

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▼制作

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00:01
すがけん かわはら たくみ の 厚利 商売 ラジオ
こんにちは、世界一有名な日本人コンマリオのプロデューサー、河原 たくみです。そして、
企業の10倍成長のためのアドバイザー、株式会社ムーンショットのすがけんこと、菅原 健一です。
この番組は、薄利多倍なビジネスモデルから脱却するための考え方と行動するためのヒントやアイディアを、ザック・バランにお話しするビジネス対談型ラジオです。
さあ、厚利商売ラジオ第11回目の配信です。前回は厚利商売を実現する3ステップということでお話をいただきました。
振り返ると、内容は1つ目が価格を上げる、2つ目がお客さんを減らす、3つ目が高い価値を提供するというシンプルな3段階でお話しいただき、
順番は人によって、その人のステージであったりとか、今の課題感によって変わるということでしたけれども、
須賀健さん、この3ステップをお話しされてみていかがでしたでしょうか。
いやー、すごい体系的というか、実践的だなぁと卓美さんに聞いてもらって答えながらやってたんですけど、
喋ってる側としては、あっ、こんだけのことなんだなと。
そうなんですよ。
すごい難しいことに思えちゃいがちなものが、まあシンプルにできるなっていう感じがしてるので、
まだ前回配信から本当に数日、1週間経ったか経ってないかとか、そんな感じだと思うんですけど、この配信って。
で、本も届いてるでしょうし、やってみる人がなんか増えたらいいなーっていう感じがしますね。
いやー、まさにポイントはやっぱり、知ったところからいかに試してみる、やってみるかっていうところですよね。
そうなんですよ。それがすごく重要だから、
みんなが試したことを今度は質問してくれたり、試した感想をコメントに入れてもらったりしたら、このラジオもすごく盛り上がっていいんじゃないかなと思います。
まさしくです。それを言いたいと思っていたんです。
試してみた結果、やっぱりその先にある課題感だったりとか、やったからこそ分かった違いだったり悩みっていうのも出てくると思うんで、
それをまさにこのラジオを通じてコミュニケーションをしながら、その聞く方の人生が変わっていくところまで一緒にやれたらいいなって思ってたんで、
須賀健さん、まさにです。
ありがとうございます。褒められた。
誰なの、僕。
そうなんですよね。ぜひやってみてほしいって、やるまでに感じる悩みって、実はやってみると大したことがないことがほとんどじゃないですか。
ほんとそうです。
だからやってみてできなかったことを相談してクリアしていくっていうのがすごい重要だなって思いますよね。
しかもそれをきちんと知って教えてもらって、その通りやって、やってみた結果まで報告というか一緒に共有できる場所があるって、すごい進めていきやすいと思うんですよね。
03:01
確かに。このラジオが続く限りは、ある意味ここのコメント欄とか、都度都度やるイベントみたいなのがコミュニティみたいになっていくんで、
取り残されず、やった人はちゃんと続けられる、変化するところまでやれるっていう風にしていきたいですよね。
まさしくです。そこが目指すところでございます。
なので前回のこの3ステップっていうのはその中でも特に具体的にやれることだったと思うので、
ぜひまだ聞いていらっしゃらない方がいたら、前に戻って聞いてみていただけたらと思います。
本日のテーマは単価を100万円から10億円に上げた方法。
前回は小売商売を実現する3ステップをテーマにしましたが、なかなか実際のイメージが湧かない方や参考事例が欲しいという方もいらっしゃると思います。
そこで菅謙さんの過去のリアルな経験を聞いてみようというテーマ企画でございます。
過去にCMO、チーフマーケティングオフィサーを務められた広告代理店で年間売り上げ100億円を達成したそのプロセスを
改めて一番最初のところからですね、教えいただけたらと思います。
菅謙さんお願いします。
ありがとうございます。めちゃめちゃ壮大な話ですよね。
あのね、この数字だけを文字で見ると100から10になっているから減っている感じに見えるんですけど、
100万円から10億円にしかも単価ですからね。
これ知りたい方多いと思います。
しかも年間の売り上げ100億円ですからね。
上場企業だって今普通に上場しましたってみんな言ってても売り上げ10億円とかですからね。
それ1年でいきなり100億円にする方法あるんかいっていう話ですよね。
これは耳がダンボーです皆さん。
かわいい証言だな。
すごい成長に良くなるダンボーです。
かわいいな。
じゃあお話しましょう。
お願いします。
最初の取っ掛かりからすると100万円を10億円に上げるって
得票書もなさすぎて誰も考えないと思うんですけど、
もともと売り上げを100億円にしたいっていう野望があるみたいなのは
前のラジオでも取り上げたと思うんですね。
それをどうやってやってたかっていう、
今日は具体的な方の話にしていきたいと思うんですけど、
具体的にやった方法ってもともとインターネット広告って
10年前ぐらいはインターネット広告とかデジタルとか呼ばれてた時代、
だいたい広告出すのに1ヶ月100万円とかそんなぐらいだったんですよ。
1個の取引単位が。
なるほど。通常取引額がですね。
そうそう。インターネット広告出したいなってなったら100万円からみたいな。
06:01
安かったら50万円からとかっていう感じですけど、
だいたいみんなそんなところから始めていく。
いろんなメディアがあるんで、それを3つやる、4つやるとか、
もしくはメディアを横断して買ってくれるその組織みたいなところに
まとめて発注する。
それも100万円から500万円ぐらいかな。ざっくり言うとそんぐらい。
ちなみに当時のことをもう少しリアルに理解するのに、
インターネット広告っていうのはどういうことをすることだったんですか、当時は。
もうちょっと昔で言うと、例えば看板ってあるじゃないですか。
インターネットじゃなくて看板ね。
道路脇にあるようなやつとかね。
いろんな看板があって、渋谷に行ったら看板がいっぱいあってとかってあるじゃないですか。
あれってクリエイティブ作るじゃないですか。
要はシール。
ぺたって貼るようなやつ。
ぺたって看板に貼るやつを毎日剥がせるって難しいじゃないですか。
そうですよね。たまに見ますよね。前のやつ剥がして新しいの貼るみたいな。
そうそうやってるやつあるじゃないですか。
なんで看板ってだいたい1ヶ月ぐらいなんですよ。検出期間が。
なるほど。そんなぺたぺた何回も捨てられないから。
そう。貼る側もめんどくさいし、シールのクリエイティブ作るのにも製作費って何百万円かかかるじゃないですか。
もちろん、はい。
だって200万円かけてシール作ったのに1日で捨てるってマジで意味わかんないですよね。
なんで製作費かかるんで、あとは貼り直すのがめんどくさいんで、1ヶ月ぐらい貼っとくわけですよ。
そういうのが広告の単位だったんですね。
で、雑誌に載せるって言ったってそうじゃないですか。
雑誌ってだって9月号とか10月号なんで、だいたい1ヶ月単位で載せてるわけですよ。
確かに。
で、そうするとちょっと期間が長い。期間が長いってことは当然高いんで、そうすると1個にしか掲載ができない。
しかもその1個が正しいかなんかわかんないんで、本当はリアルな世界も看板ってペタペタいろんなところに試しに出していって、
ダメなものをやめて良かったとこ増やしていきたい、みたいに考える人がいたわけですよ。
そうしたらインターネット広告って、例えばヤフーのトップページに出るとか、たくみさんのホームページの右脇に出るとか、
そういうのってなんか間にシステムを挟めば、どこに出るかを自動でパパーっと出してみて、全部1000回ずつぐらい。
で、見られて結果が良かったとこ、クリックしてくれたとか、そういう結果が良かったところに集めに出す。
ダメならもっといっぱいいろんなところから良さそうなところを探すっていう風に、なんかデジタルだったらできそうじゃないですか。
そういうのを自動でやりますっていう技術がちょうど生まれて普及してた頃っていうのは、僕がいたインターネット広告やってた15年前ぐらい。
09:06
なんかそんな感じでした。
なるほど。じゃあ時代としては例明期というか、いろんなことが生まれては試してみたいな状態ですよね。
そうそうそう、そうですそうです。で、掲載できるメディアが増えたりとか、メディアが増えたら出したい人も増えて、出したい広告の資産も1000社から1万社に増えてとか、そんななんか時代でしたね。
なるほど。市場としては盛り上がってきてる感じ。
めちゃくちゃ盛り上がってきてます。
確かちょっと適当ですけど、当時のインターネット広告予算って日本全体で見ると8000億円ぐらい。
今いくらだと思うんです?2023年のデータかな?
全然大きくなってますよね。だってテレビと並んだから抜いたみたいなところは知ってるので。
ちなみにテレビは2兆円ですね。
なるほど。じゃあ同じぐらい?
ね、もう3兆円。
え、マジで?
ちょっと前まで抜いたっていうか競ってた、でちょっと抜いたみたいになってたんですけど、やっぱりなんかタガが外れたというか、さらに伸びて3兆円までいってますね。
うーん、なるほど。
僕がやってた頃の、いたしたら4倍は大きいわけですよ。そんな時代ですね。ちょっと古い時代ですけど。
なるほど。いやでも、だからこそその中において100万円から単価を10億に上げた話っていうのは非常に興味があります。
ちなみにいまだにどの広告代理店もまだそれ達成できてないんじゃないですかね。
うーん、なんと。
そう。で、まさに100万円から単価を僕上げたかったわけじゃないんですよ。
前もちょろっと触れましたけど、年間の売り上げを100億円にしたかったんですね、僕。
はい、そっちが先なんですよね。
そう、会社を売却して会社に居続ける、ロックアップされるっていう状態なんですけど、辞めないでねって言われる期間が3年。
で、でも別に辞めなければ何しててもいいんで、ある意味ボケーっとしててもよかったんですけど、でもなんかそういうのも嫌じゃないですか。
わかりますわかります。あいつ売り終わった後もう気ぃ抜けたなーって見られる感じね。
ボケーっとしてるなーって思われるのもダサいし、僕はほんとその会社立て直しで入ったんで、なんていうか、僕の実績じゃないわけですよ。社長は別だったし。
はいはいはい、その売却っていうところまでで言うとですよね、なるほど。
そうですそうです。だから僕の実績をやっぱ作りたいなってずっと思ってたんで、やっぱりこれは諦めずにチャレンジしようってことで、会社のメンバーとも話して、
これは諦めずに頑張ろう、むしろあの頃より働こうって言って頑張り始めるんですけど、最初やっぱり全然うまくいかないですよね。
100万円の商品しかないんで、100億円いこうと思うと100万円を1万回買ってもらわないといけないと。
で、1万回買ってもらうために、100万円を売るためには受注率ってあるじゃないですか、提案して何パーセントで買ってくれるのか。
12:08
で、それが100万円のものだとだいたい5パーでしたと。
なるほど。
つまり20回に提案して1回買ってもらえるわけですよ。
ってことは1万回買ってもらうには20倍なんで、20万回提案をし、1万回買ってもらい、やっと100億円になる。
会社は300人ぐらいになったんですけど、300人ぐらい。でも営業は30人ぐらい。
そうですよね。
まあでもみんなでやったって達成しませんから、これ。
それこそバックオフィスでソームやってる人も、行けって言って歌とって。
行けって言ってもね。
いかん。
そうそう。今の楽天モバイル状態ですね。
なるほど。全員で行けって。
行けって言っても、100億円は無理だったわけですよ、僕らに言うと。
何が悪いんだろうと思うと、100万円が悪いわけで、100万円だと受注率5パーだし、100万円だと1万回買ってもらわないといけないわけじゃないですか。
商品の魅力、価格と価値はイコールなんで、価格が100万円だと価値も100万円になっちゃうよねっていうところに気づいて、
じゃあ価値を上げるには価格も上げなきゃいけないから、インターネット広告ってそういう意味ではパックしていけばいいんで、
100万円を10個分束ねたら1000万円できるわけですよ。
それで1000万円にして提案をしてみたら、今まで100万円を提案してた人は買えないんで。
そうですよね、決済額を上回っちゃいますもんね、本人が扱える。
上回っちゃって、会えなくなっちゃって、それで1000万円の決済ができる人を今度探して会いに行く。
でもその人もやっぱり予算があって、上司からいろんなこと言われてて、決めなきゃいけないと。
で、決めれませんと。2000万円予算しかないのに1000万円全部くれって言われても困ります。
そうだよね、で、発注する側からするといくつかに分けて分散した方が良さそうだもんね。
そう、まさに分散投資していいところを見つけたいのでできませんと。
だってインターネット広告ってそうじゃん、みたいな話ですね。分散していいところを見つけたいわけですから。
しょうがないから、もう減らすわけにいかないんで、1000万円を1億円にして、今度は1億円で売ってみたらテレビCMと比べられてダメ。
なるほど、そこが競合になることになったんだ。
そうそうそうそう。僕、多分この頃だったと思うんですけど、1個エピソードを聞いて、江崎グリコさん。グリコさんって未だにある超老舗有名企業じゃないですか。
で、グリコさんってなんで生き残ったのかみたいな話を聞いたことがあって、キャラメルって別に駄菓子屋でも売ってるんだけど、グリコだけデパートで売ってたんですって。
へー。
これは価値のある良いものだからって言って。当然値段も他より高かったと思うんですけど。それが長く続いてったっていう話も聞いて、やっぱり値下げもしたいんだけど、値下げすると目標に達成しないし、でも値上げしてもしばらくうまくいかなかったし、
15:09
じゃあって言って、なんだかよくわかんないけど、とりあえず10億円にしちゃうんですね。だってもうロジックはそれしかないんで。
確かに確かに。もう下がりはできないもんね。未達成に行くしかないからね。
そうですそうです。達成するにはもう上しかないんで、10億円にしましたと。10億円にして提案をするってもう決めちゃったんで、ここからが大事なんですけど、まさに冒頭のイントロで言ったみたいに、やっぱりやってみなきゃいけないんですよ。
じゃあ例えば、たくみさん10億円で買ってもらうにはインターネット広告。どんな価値とか付加価値が必要だと思います?
うーん、そうっすよね。やっぱり相手が求めているところで言うと、広告の効果がより高い状態にしたいと思うので、それが効果が高いかどうかがわかるっていうことを提供する。
確かに。まさにそういう本質的なこともありますよね。でもやっぱり100万円を10億円にするって1000倍なんで。
そうっすよね。ちょっと足りないなと思いながら喋りました。
いろいろ足したくなるじゃないですか。100万円を10億円にするためにはいろいろおまけをつけて、幕の内弁当みたいに唐揚げもうまいし、シュウマイもうまいし、ご飯も魚沼さんの星光だし。
アワビとフォアグラサンドイッチして入れたくなります。
10億円って言うとなっちゃいますよね。パッケージもちゃんとしていて、何なら10億円レベルだとデザイナーが考えてとかっていうふうに全部ちゃんとしなきゃいけないと思うじゃないですか。
それがないと提案ができないと思っちゃってみんな提案しないんですよ。だから提案に満たないんですよね。みんな文字文字して。
なるほど。10億あるものが作れてると思えないから。
でも僕の場合行くから始まってるんで。
待ってよ、整理するぞ。行くから始まってんのね。
だって行かないとわかんないし、文字文字しててもしょうがないから。僕本当に考えるのとか努力するのとか多分あんまり好きじゃないんですよ。
なんとなく存じてます。そろそろ。
なんで相手の好みも分かりもしないものを文字文字して何年もかけてできたとて違うって言われてとかってやるのがすごい馬鹿らしいじゃないですか。
不毛で苦痛ですよね。
相手も知らないのにね。
勝手な努力だからね、そっちはね。
そう、そうなんですよ。やっぱりみんな勝手な努力で、しかも勝手にコスト上げて、勝手に自滅する。で、ダメだって諦める。
ぐらいなら、どうせ馬鹿って言われるけれども、一旦提案してみようと。一旦提案して、どうせ断られるだろうと。だから必ずダメな理由を3つ聞いて帰ろう。
この続きめちゃくちゃ聞きたいんですけど、このままだと一時間尺になっちゃうので、一旦ここで切って次回この続きをお送りしたいと思います。
18:08
そうですね、そうしましょう。
続いてはコーナー企画お悩み相談のコーナー。
リスナーの方からいただいたリアルなビジネスの悩みを時給30万円で経営アドバイザーをしている須賀健さんにぶつけることでお悩みを解決していくコーナーです。
今回はラジオネーム翔平さんからいただいたお悩みです。
私は埼玉で複数のラーメン店を経営しています。利益は出ていますがまさに剥離多倍です。
そこでそのうち一つの店舗を小売商売型に変えていきたいと考えています。小売店の場合、どのようなことから始めていけばよいか教えてください。
なお私自身は今ベルリンに住んでいて、ベルリンに住んでいてこちらで3号店を準備しています。
いやーすごいベルリンまで小売商売ラジオ届いてました。
すごいですね嬉しい。
嬉しい。
早速お答えしていきますね。翔平さんの。
はいください。
僕小売商売を考えるときに必ず気にするのはお金がない人は払えないですよ。
支払い能力っていうことでね相手が。
そうそうラーメンだから1000円2000円の話だと思うんでよく話題になりますよね。ラーメン1000円超えると炎上するみたいな話とか。
そうなんだ。
そうそうそう定期的になんかXを賑わしたりとかするんですけど、まあまあそういう価格帯じゃないですか。
で僕すんごい昔にまさにその会社を売ったときにデータを見てて3万円のスニーカーを買う人ってどんな人なんだろう。
まあ別に普通の人でも買うかとか僕も給料安くてもおしゃれ好きだから3万円のスニーカー買うかとか思ってたんですけど、
当時年齢とか年収とかのデータと組み合わせてみたらやっぱり3万円の靴買う人って年収高い人なんですよ。
何を尺使ってすごい当たり前のこと言ってるんですか。
身も蓋もないけど。
身も蓋もないまでもそうです。
600万円かな800万円かな年収忘れちゃったけどそこから超えるとなんか普通に売れるみたいな感じだったんですね。
そうですねまあ過小分所得がそのぐらいあれば3万円のスニーカーは痛みではないですもんねそれほどの。
そうそうそうっていう当たり前のことがあるじゃないですか。
つまりお金がない人はお金を払ってくれないんですよ。
ですね。
だからお金ある人を探さないといけなくて、それってこの埼玉の複数のラーメン店のどこのことなんだろうっていう話ですよね。
なんか皆さんこの小売商売の話を聞いていただいてよしすぐやろうってもちろんやってほしいんですけど、結局お金を払う人は身近にいるのかっていうことを考えなきゃいけなくて。
21:04
インターネットで商売してればインスタの作り方Xのやり方次第ですぐ年収1億の人が目に触れるようなことってできるじゃないですか。
でも住んでるエリアでその土地で商売してる方っていきなり年収1億の人がその道を歩くことってないと思うんですよ。
おそらく。
おそらく。
なんで大体このエリアっていくらなんだろう。
大体このエリアの高いっていうのはいくらなんだろうっていうある種の相場かける2倍みたいなのを意識しないと結局誰もそこには欲しい人がいなかったっていう状態になるので、
それが今回翔平さんのご相談の埼玉で複数のラーメン店の利益が出てるけど氷商売にしたい。
3店舗目ってことは2店舗あるのかな、埼玉に。
だからどっちのお店は氷型に持ってけそうなのかっていうところとか、
あと今明らかに氷に持ってくにはインバウンドがちょうどいいので、
どっちだったら海外の人は食べに来るのか。
どっちだったらGoogleマップでもしくはインスタでマーケティングを頑張ればその人たちの目に触れるのかっていう、
そこを気にしてやらないとただ値段を上げてただ今までのお客さんが毎日来てただ高いと言われるみたいなことになってしまうのでそこは注意だなと思います。
あとは特別な商品を作る。全部2倍にしますみたいにやると単純にみんな来なくなっちゃうだけだと思うので、
最初は3倍限定とか5倍限定とかで通常よりも高いもの。
すごい長く通ってくれてるお客さんやもしくはGoogleマップで見つけてくれた人が、
せっかくここまで来たんだから一番いいやつ頼むかで頼んでもらうところから始めて、
なんとなくそれが価格に見合う価値だなってなった時に増えていくと思うんですよオーダーが。
なるほど。
限定3倍が売り切れる。まさに商売ですよね。
それが限定5倍になっても売り切れる。商売の状態を続けながら。多倍しちゃダメなんで。
それが10倍になり50倍になりっていう風にその日のオーダーの5割を超える、8割を超えるぐらいになって利益率を、
しかもその商品が5割を超えるような設計で売ってみて、これでうまくいったら変化の完了ですね。
まさにまずはやってみる、始めてみるっていうのと、ちょっとだけやるっていうお話がそこにありますよね。
確かに確かに。ちょっとだけやるっていうのは全店舗全商品いきなり2倍ですじゃなくて、
1個の店舗それがどっちなのかはまさにお金を払ってくれそうな人がいるかどうかで探す。
もしくはGoogleマップで見る。海外のインバウンドの人がいるかどうかで見るとかっていうシグナルをつけて、
24:02
そこの1商品で特別な商品作ってみて2倍ぐらいの価格でやってみる。
でも最初3倍。だから1回食べてみる。でそれが美味しくなかったらもうリピーターさん元に戻ります。
でももうそれはシグナルなんで、そういうもんなんだな、ハマってないんだなって思って、
じゃあハマる人って誰なんだろうな。だから下手したら通常の商品のリピーターさんがそれ頼もうとしたら、
いやいやこれやめてくださいって断ってくれます。あなた向けじゃないって言って。
そうそうそうそう。インバウンド向けだからとか何々向けなんでやめてください。やっても。
面白すぎる。いやいや食べさせてよって言っちゃいそう。
そうそうそう。それで食べてほらだから言ったじゃないですかでもいいし。
面白い面白い。
意外といいよこれ。
確かに。だからもっとこんな感じにしたらどうとかってもらえるかもしれないしね。
そうそうそうそうそう。そうなんです。最初は仕込みが面倒だからわざわざやるのって。
だから結局利益はそんな出ないと思うんですけど、高くしてもね。ラーメンって仕込み大変なんで。
わざわざその3杯のためにやるのは大変だから出ないかもしれないけれども、
それが10杯になったらちゃんと好利になるんだって思えるんだったらやればいいし、
全部置き換わったら好利になるんだったらやめた方がいいし。
そうですね。少量でも変化が起こるもの。
そう。ちゃんと利益がプラスになるもの。
これってうちの店舗の50杯分になるよこの10杯って。っていうようなものを作れたらいいと思います。
あと一つ僕が見えてる世界だったりとか、先ほどのインバウンドのお話もあったと思うんでお話少しだけすると、
やっぱニューヨークとか行ってみんな異常にラーメン食べてるし並んでるんですよね。
ね。人気ですね。
すごい人気だし、デフォルトで日本円にすると3000円ぐらいが普通で、
これはね誰かを傷つけるからあれなんだけどクオリティとしては日本の方がやっぱり遥かに高いものを
みんなめちゃくちゃ喜んで食べてるんですよ。海外の人が。
わかる。わかる。
もう一つ食べ方で全然違うなと思ったのが、
基本ラーメンって時間がないなりパッといってパッと出てきてパッと食べれるっていうのが基本価値じゃないですか。
ラーメン。でもアメリカの人ってバータイムとか夜ご飯のタイミングでラーメンを目の前にどんぶり置きながら
お酒飲みながらチビチビ麺ちぎって食べてるんですよ。
なんかアテみたいな感じで。
すげえ僕らからすると邪道に思っちゃうけどまあそれが正解なんですね。
それがクールというかそういう感じでチルな感じでツルツルチルチルしてるんですよ。
チルなチルチルしてる。
チル。
言いたいだけなんですよ。
だからああいう現場を見た時にやっぱりラーメン一つとってもその人が何を求めて買っていて
何を良さとして食べているのかっていうのは全然違うんだなっていうことを思います。
27:04
あとねそうなるとなんかその方たちがラーメンの本場日本だって本当は中国かもしれないけど
本場日本だとか日本で見たあのブランドあるぞって見た時にやっぱ日本に来て食べたくなるじゃないですか。
日本に来た時に安ってなって何なら馬ってなってじゃあ安馬でいいのかって話ですよね。
本場に来てるならもうちょっと高くていいんですよ。
本当はそういうの食べたいのよ。
そうニューヨークで3000なら本場の日本で5000円で食べたいわけ。
おっしゃる通り。
わざわざ行ってんだから。
それをなんか安馬に変えちゃダメなんですよね。
そこをお金出す側の人の気持ちを考えてほしい。
わざわざ来てわざわざ本場行って安いラーメン食べたぞなんて言いたくない。
安くてうまかったなんて言いたくないんですよ。
やっぱ本場は違うな。クオリティ高ぇよ。
で終わらせたい。
値段の話は安いにはしたくないんですよ。
だって安いもん食べに行ったと思われちゃうから。
だからねこれお金を払う側の人の気持ちももうちょっとわかってほしい。
わざわざ行って安いもん食べたいわけじゃないから。
そうなんですよね。
でもそのあたりがだから実際に僕は現地に行ってて見てるからなんかその感覚がわかるんですけど
やっぱりそういうのって見てないとわかんないよなって思うので
今翔平さんベルリンにいらっしゃるっていうのはやっぱめちゃくちゃ動きの筋の良い方なんだろうなと思っております。
素晴らしい。
ぜひ今日聞いていただいたお悩み、翔平さんだけではなくおそらく多くの
なかなか小売商売にしにくいものを扱ってらっしゃる方にも役に立つ内容になったかなと思うので
ぜひ生かしていただきたいなと思います。
では最後に菅健さんからお知らせをお願いします。
はいついに10月10日に発売されたたくみさんの出版社たくみ書房より
小売商売薄利多倍から抜け出す思考行動様式を発売しました。
おかげさまで多くの方に読んでいただいております。
ありがとうございます。
でもですね100年後1000年後にも残る本にできたらと思ってますので
何度でも読んでいただいたりぜひ周りの方にも教えていただいたりすると嬉しいです。
小売商売奪い合いではなくて周りの人たちも幸せにしなきゃいけないというか
周りの人たちと価値観を分かち合ってみんなで抜け出さなきゃいけないので
奪い合うよりも与え合って全員で勇気を持ってそっち側に行けたらなと思いますし
僕は究極的には日本全部が全部2倍になって世界と同じになる世界を目指してますので
ぜひですね周りに広めてみんなで変わっていけたらいいなと思っております。
よろしくお願いします。
小売商売ラジオの番組概要欄にお便りフォームをご用意しております。
30:03
解説してほしいビジネス用語やあなたのビジネスの悩み、ご質問など何でもお待ちしております。
また今回の配信を気に入っていただけた方はぜひSpotifyやApple Podcastからのフォローと評価お願いします。
SNSではハッシュタグ小売商売とつけて感想などご投稿いただけると嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回の小売商売ラジオもお楽しみに。
須賀健さんありがとうございました。
はい、たくみさん皆さんありがとうございました。
30:41

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