1. 厚利少売ラジオ
  2. #13 顧問編集者はなぜ生まれた..
2024-10-29 37:06

#13 顧問編集者はなぜ生まれたのか?(ゲスト:WORDS代表 竹村俊助さん)

『厚利少売ラジオ』初めてのゲストは、株式会社WORDS代表取締役の竹村俊助さん。テーマは「顧問編集者はなぜ生まれたのか?」


▼トピック

・ライターから「顧問編集者」への転換点

・「原価積み上げ式」ではなく「相手に与える変化」

・初めて「100万円」を提示した相手の反応

・高単価化によって生まる双方のコミットメント

・名だたる経営者が立て続けにお客さんになる理由

・なぜ「100万円」でも喜んで契約してもらえるのか

・「薄利少売」から始まる「厚利少売」とは


▼ゲスト:竹村 俊助さん(株式会社WORDS代表取締役)

経営者の顧問編集者。ダイヤモンド社等を経て2018年に独立。『メモの魔力』前田裕二著、『福岡市を経営する』高島宗一郎著、『佐藤可士和の打ち合わせ』佐藤可士和著など書籍の編集・執筆。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。著書に『書くのがしんどい』(PHP研究所)、『社長の言葉はなぜ届かないのか? 経営者のための情報発信入門』(総合法令出版)。


-竹村さんX

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-書籍『『社長の言葉はなぜ届かないのか? 経営者のための情報発信入門』(総合法令出版)』

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▼イベントのご案内

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▼すがけん(菅原健一)

株式会社Moonshot 代表取締役 CEO

企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。 20代のマーケター600人が参加する #20代マーケピザ 主催。

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▼川原卓巳

KonMari Media Inc. CEO/Takumi Inc. プロデューサー

1984年広島県生口島生まれ。大学卒業後、人材系コンサルティング会社に入社。2016年にアメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドを拠点にKonMariのプロデュースとブランド構築、マーケティングを手がけるほか、日本発コンテンツの海外展開もプロデュースしている。近藤麻理恵の著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズをマネジメントし世界42ヵ国累計1400万部の大ベストセラーに。2021年Netflixにて『Sparking joy with Marie Kondo』のエグゼクティブプロデューサーとして参画し、2022年テレビ界のアカデミー賞と称されるデイタイム・エミー賞を受賞、世界一のTV番組になる。

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▼制作

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00:01
Sugaken 河原拓実の
厚利商売ラジオ
こんにちは、世界一有名な日本人コンマリのプロデューサー、河原拓実です。そして
企業の10倍成長のためのアドバイザー、株式会社ムーンショットのSugakenこと、菅原健一です。
この番組は、薄利多倍なビジネスモデルから脱却するための考え方と行動するためのヒントやアイディアを
ザック・バランにお話しするビジネス対談型ラジオです。
さあ、前回なんですけれども、実際にSugakenさんが単価100万円だったところから
10億円に引き上げ売上100億円を達成したお話を、かなり具体的にお話し聞かせていただきました。
私たちの反省としては、本来15分までにまとめろと言われたはずなのに、我々が話し続けたのはなんと1時間という超長尺になっちゃいました。
いや、話しすぎましたね。
シンプルに話しすぎました。
そうですね。さすがにその話が、100万円が10億円になる話がすぐに終わるわけないですよね。
そうなのよ。そもそもの設定ミスだから。
一方で、この番組を聞いてくださっているリスナーさんは、どんどん小売商売にシフトしていただきたいと思っているので、具体的な事例も話せてよかったかなと思っています。
今後も僕に限らず、剥離多倍に悩みつつも小売商売にシフトしていった、いわば小売商売人。
いい響き。
と言ってもよいかもしれない。そういった方々のエピソードも届けられたらいいなと思っています。
そうなんですよね。やっぱりいろんな方の具体例を聞けば聞くほど、自分だったらどうできるだろうが、より解像度を高くイメージできるようになるので、いいですよね。
そうそう。で、なんと第8回で放送されたやつで、書籍出版の裏側を話した回だったと思うんですけど、
はいはい、ありました。
そこでWARSの竹村さんの話をしまして、いつかゲストにお招きしたいなっていう話になって、
で、たくみさんがそういう話をしてて、僕が勝手に是非って、何故か僕じゃない。
言ってたんですよ。
僕が是非って答えちゃって。
え?っていうことはまさかの?
そうなんです。今日呼んでしまいました。
いえーい。うれしい。
株式会社WARSの竹村です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。今回、小売商売ラジオとしては初めてのゲストとしてWARSの竹村さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。出てくるタイミング間違えました?大丈夫?
全然大丈夫。パーフェクトです。それも含めてとても好きです。
すごい。楽しみにしてました。
ありがとうございます。今回竹村さんには2回連続ということでご出演いただこうと考えています。
03:04
この1回目前編のテーマは、古文編集者はなぜ生まれたのかについてお聞きしたいなと思っています。
私から簡単に竹村さんのご紹介先にさせていただいて、竹村さんは早稲田大学の政治経済学部を卒業されまして、その後のキャリアは日本実業出版社やダイヤモンド社など出版社に長く在籍しておられました。
編集や執筆を担当された書籍にはあの有名な前田裕司さんのメモの魔力などがございます。
そして2018年に独立され株式会社WARSを立ち上げられました。
すがけんさんからもお二人の関係性を含めてご紹介いただけますか。
そうですね。まさに竹村さんと初めて会った時のエピソードが竹村さんが薄利多倍から小利商売になるその瞬間の話なんで、それをお届けできたらと思うんですけど。
ちょっと冒頭だけ最初に僕が話して竹村さんに聞いていきたいんですけど。
一番最初に会ったのは六本木のカフェで別の編集者さんが紹介してくれて、なんか僕はその彼と会おうってなった時にちょっと紹介したい人いるんですけどって言ってやってきてらっしゃったのが竹村さんでしたね。
運命の出会いを。
それが今から何年前ぐらいの話ですか。
えーと、独立して1年2年ぐらいだから、コロナ前ですよね。2019年とかですかね。
5年前とか。
ちなみにその当時の竹村さんのご状況というか、紹介を受けて多分編集者仲間に一緒に行こうよみたいな感じだったと思うんですけど、なんかお仕事の状況だったりとかご自身としてはどんな感じだったんですか。
そうですね、2018年にダイヤモンド社を辞めてしばらくはその本のライターで食べていこうかなと思って、それこそメモの魔力だったりとかリーダーの仮面だったりとかのお手伝いをしていって、
多分ほっといたらそのまま本のライターになっていったと思うんですけど、途中でグミの国道さんっていう経営者の方からそのノートを書きたいんだけどちょっと時間なくて代わりにまとめてもらえませんかっていうご依頼を受けて、
それを書いたのが結構読まれた経験がちょっと成功体験になって、これ経営者の代わりにちゃんと言葉にしてあげてコンテンツにしてあげて広めてあげるっていうのをこれ仕事になるんじゃないのっていうことで、
コモンとしての編集者っていうのをやろうと思って、ただ値付けどうしようかな、いくらがいいんだろうなっていうのを考えたり、高いほうがいいのか安いほうがいいのか、まずは安くやって広めるのが先のほうがいいのかなとかいろいろ考えてるときにお会いしたのが菅原さんにお会いした初めてのタイミングだった気がします。
06:08
あの時ってちょっとまずは僕からその時の話をしますけど、逆にそれを受け取った竹村さん、きっと違うことを考えてたかもしれないし、両方があの日のカフェの出来事を話すと面白いかなと思うんですけど、
僕は最初に竹村さんに会ったときに名刺交換してもらって、なんかちょっと相談があるんですみたいな話で、ウェブの記事だと1文字いくらみたいな感じなんで、だいたい結局1記事5万円とか10万円になっちゃいます。
そこに困っていて、根付けて細編集者みたいな、当時おっしゃってたかわかんないけどそういうのやろうと思ってるんですけど、どうですかねみたいに聞かれて、そっから僕が竹村さんにいろいろ質問させてもらったときに、確か竹村さん最初ライターのような表現をしてたんですけど、
何してるんですかって聞いたら、結局は取材して構成をまとめて取材して構成をまとめて作って作って作って最後に書くんです。なので本当は取材いっぱいしたいけど、いっぱいやると結局出来上がるより1文字いくらだし1記事5万円になっちゃうから、なかなか取材もできないんですよねみたいな話をしてて、
それだったらライターじゃなくて編集ですよね、その仕事って。究極書かなくてもいいかもしれないじゃないですか、それなら。じゃあ編集の部分でしっかりお金を取って、お金を相手だって取材していい記事になるんだったら、いっぱいお金を払っていっぱい取材してもらった方がいいんだから、そういうのコストに思わないぐらいいっぱい取材しなきゃなーとか、取材するとお金が減っちゃうんだよなーとか思わないぐらい最初からたくさんもらったらいいんじゃないかなと。
じゃあ1記事100万円じゃないですか、みたいなことをお伝えしたような記憶があります。
そうですよね。津賀健さんお会いするたびにめちゃめちゃ名言出てくるので、いつ何を聞いたのかが、一番最初に自分の脳内で革命が起きたのは多分最初の出会いのときって、やっぱ価値ってなんだっていうときに積み上げ式で一文字何円っていうのはやっぱり、この本にも書かれてますけど、原価積み上げ式の考え方で、
そうじゃなくて、どれぐらい相手に価値を与えられるんですか?どんだけ相手に変化を与えられるんですか?っていう多分問いをしていただいて、それでグミの国道さんの場合だと、それこそ広告費に関数したら結構大きい話、何十万ページビュートを獲得してフォーブスに転載されたりとかして、
タクシー広告にもそれで結果流れることになったので、トータルしたら結構な価値ですよねっていう。それが20万でいいんですか?いくらがいいんですか?みたいな。1000万ぐらいのもし価値を出せるんであれば、全然100万円とかあり得るでしょうし、もっと上げてもいいですよねみたいなの。
09:13
一回だったか、いつかちょっと記憶がうる覚えではあるんですけど、相当衝撃でしたかね。考え方が真逆になったというか、自分発信で自分の積み上げでこれだけ労力がかかったから、逆に言うとすごい労力をかけても相手に変化を与えられないのであれば値段をつけてはいけないっていう、ある種逆に厳しい教えでもあると思うんですけど、
1週間1ヶ月かけてこの文章を書きました、でも全然読まれませんでしたらと、それはお金いただいちゃ申し訳ないよねっていう話でもあると思うので、ありがたいプラス厳しいお話だなぁとは思ったのを記憶してますけど。
確かにそうだったかもなぁ。
結構質問が本質的なので結構詰まるところもあったりとか。
そうでしたね。僕がどっちかっていうとこうしようっていう人じゃないんで、どっちかっていうと竹村さんってどんな人なんですかとか何したいんですかとか、何でそんな仕事してるんですかとか、お客さんはどこで喜んでるんですかとか、そういうのをずっと普段は竹村さん質問する側の編集者だから立ち回ると思うけど、
僕がずっと聞いて聞いて聞いて何となく最後に終わりがけに、だったらもう値段上げちゃいましょうよ思いっきりって言った気がします。しかもやっぱりそれって5万円をさっき竹村さん言ったみたいに20万円にするとかだと4倍だけど、ちょっと頑張ればできるじゃないですか。
もしくは運が良ければOKもらえちゃうみたいな。
竹村さんの考え方が変わんないなと思ったから、僕もいやもうそんなの一騎士100万円ですよって、頭をガーンと殴る代わりに言葉で言ったんだけど、竹村さんは素直にちゃんとそうしたんですよね。
確かに。
僕は頭をガーンと殴るつもりで言ったんだけど、竹村さんは本当に納得してそうしちゃったわけですよね。
そしたら結局そうなっちゃったんですよ。
確かに。
これでも面白いところで、需要と供給なので、供給する側がそれは100万円だって言っても、求める側がちゃんといれば成立するし、何なら10万円なら10本書かなきゃいけないんですけど、100万円ならばそれを1本分でできちゃうので、そうすると時間は当然浮くし、次の新しいお客さんと出会う時間も生まれるんで。
そして何より100万円の価値がある良いノートが生まれるわけじゃないですか。それが次のお客さんを連れてきますよね。
そうですね。だから最初にその100万円の提示をするときはやっぱドキドキで、一番最初のお客さん式学の安藤さんでもう頭が上がらない、あそこから結構変わっていったなっていう感じなんですけど、やっぱペライチのワードの原稿に金額100万円って書いて、今見るとバカっぽいんですけど。
12:15
こんなの出して怒られたらどうしようとか、ふざけてんのとか言われたらどうしようと思ったら安藤さんが、その当時リーダーの仮面の編集も進んでたっていうのもあって、こちらへの信頼もあったっていうのもあると思うんですけど、
なるほど、100万円。ちょっと想定よりは高かったけど候補2人雇うぐらいかな。優秀な候補を雇ったらこれぐらいはするよねみたいな。一回やってみましょうかって言ってくださったのが結構ありがたかった部分で、
僕としては100万円って提示するんだけれども、向こうの想定はおそらく30万から50万ぐらいだろうなと思ってたので、合間で1回80ぐらいで始めてみましょうかっていうのが現実的な落としどころかなと思ってたんですけど、そこを安藤さんちゃんと理解してくださって、一切値下げを要求してこなかったし、交渉をしてこなかったのがありがたいし、
おそらくそれも多分20万、須賀健さんおっしゃるようにこれが20万じゃなくて25万ですとか30万ですとかなったら、いやでもこれまで20万でやってましたよね、じゃあ25にしてくれませんかとかってなったと思うんですけど、100ってきたら多分安藤さんの脳内わかんないですけど、なんか全然違うものだってきっと認識したんだろうな。
この人はただのライティングをしようとしてるんじゃなくて、何か100万円ぐらいの価値のものを提供しようとしてくれてるんじゃないかと思ってくださったんだろうなと思って、おそらく僕も意識変わったんでしょうけど、提示された安藤さん側も意識的か無意識的かわかんないですけど、なんか意識の変革があったんだろうな。
結果的にすごい本も売れたし、ツイッターのフォロワーも増えたし、すごい良かったなと思うんですけど。
素晴らしい。でも本当にそこに小売商売の本質があって、高いからこそ頑張るんですよね、お互い。
確かに。
それこそ昔で言うと、ライズアップが3万円だったらあんなにみんな痩せてないと。
自分の人生が変わる値段としての60万とか100万円をお支払いして、人生を変えるつもりで取り組むから、あんなに成功者を生み出してたと思うんですよ。
それと同じで、やっぱり価格にはまさに魔力みたいなのがあって、その価格でやるってことはずっと竹村さん出てくるんですよね。
その価格でやるってことはこっちも本気でやればいいってことですよねっていう、社長がしっかりコミットする、そういう覚悟でやってくださったんじゃないかなと思うと、
やっぱりスイッチを入れるっていう意味でも、値段が決まって発注がされるっていうのって、所詮プロジェクトの始まりなんですよ。
だからその後どうなるかってわかんないんですけど、値段で合意してプロジェクトが始まるときに、お互いがフルスロットルでやる気の状態から始まるじゃないですか。
15:02
だからめちゃくちゃ距離が遠くなるというか、遠くまで飛べるようになる。だからいい結果が出るんだと思うんですよ。
確かに。制約してからが大変というか、ギアが変わりますよね。
毎日式学の安藤さんのことを考えて、安藤さんがうまくいくにはどうしたらいいんだろうって。仕事が1時間の取材であっても、それ以外の23時間も割と安藤さんのことを気にしたりとか、
これネタになりそうだなとか、安藤さんこのイベント出たからこのイベントの話とか使えそうだなとか。
おそらく安藤さんも5万10万の仕事だったら多分スポーカーされたりとか、取材ちょっと今日忙しいんで来週でいいですかとかなりがちなのは、これ100万払ってるプロジェクトだよなっていうのが案にあるから、
多分お互いが本気になるから、それは結果は出ますよねっていうことなんだなぁと。
菅謙マジックが、こういうことかみたいな。後からだんだんわかってくるっていう。
答え合わせがね、やっぱり現実が変わってくるんですよ。それをやった後に。
そうですね。
だから結局10万円のままだったら多分安藤さんもキャンセルしちゃったり、今回の記事当たらなくてもまたダメだったら、
10本書いてもらったっていいんだから、それのどれか当たればいいやみたいな、まさに薄利多倍思想になってつまんないものが量産されていくわけですよ。
これで会社のレピテーションは下がっていったり、面白くないなここって思われちゃったりするものを、
やっぱりずっとホームランを打とうと思って、一本一本書き上げるんで、お互いに。
そこで全然違う世界の結果が出ますよね。
そうですね。
一回小売商売が成立すると、それを僕は続けたいと思うので、というか続けないと終わるっていうか。
安藤さんがいいよって周りに言ってくれたりとか、言ってくれなくてもその結果としてちゃんと見えてないと、
次また100万円ですとかっていう根付けができなくなる。
結局下げていかなきゃいけなくなるので、絶対100万円以上の価値出さなきゃいけないじゃんっていう、
それは天国の道なのか地獄の道なのかわかんないですけど、
ある種、大変ではあるんですけど、これがでも商売の本質なのかなっていうのをちょっとうっすらわかってきたみたいなところですかね。
だって何なら最近だと値上げもされるんですよね。
そう、値上げもさせていただいて。
下げるどころか。
下げるどころか150にさせていただいて。
変な話、集まってくるお客さんというか声掛けいただけるお客さんの覚悟も違いますし、
生半可な方は来られないし、結果すごい全部うまくいってるのってすごいなって、
今回の本見ても改めて思いましたけど、そういうカラクリかみたいな。
そう、だってハマウズさんだってお名前だしと思いますけど、ノットアホテルのハマウズさんだってお客さんだし、
18:04
ラクスル改め上質の松本さんだってお客さんなんで、
スタートアップ界隈の経営者が尊敬する経営者たちがこぞって竹村さんに情報発信の顧問編集をお願いしてるんですよ。
だからここは本当にまさに業界のエルメスのような存在で、本当にクオリティが全然違うものとして皆さん認識してるし、
役に立つと思ってパートナーシップを結んでるんで、やっぱり世界が変わるってそういうことですよね。
そうですね、安藤さんがうまくいって、その後結構GO!の三浦さんとかからお声掛けいただいて、
GO!さんは動画とかデザイン系のそっちのクリエイティブはもちろんプロフェッショナルですけど、
ノートをつぶさに編集するっていうのはそこまでやられてなかったので、
ちょっとこのクライアントさんがノート書きたいって言ってるんだけど、
ちなみにその時はGO!さんからの時は100万円って実はできなくって最初は、
多分10万とか20万とか、あと成果報酬みたいな、好きがいくらついたらかける何百円ねみたいな、
最初はしょうがないかと思いつつ、僕の中では菅謙さんの教えもあるので、
絶対にこの再三度返しで、もう竹村さんのところお願いするしかないじゃん、
ワードにお願いするしかないじゃんっていうところまで追い込んでやろうと思って、
もうありえないぐらいの結果を出そうと。
で、リチカっていうスタートアップの方の松尾さんっていう方のノートで、
その当時はそこまで知名度なかったですけど、でも700ぐらいかな。
700ぐらい好きがついて、界隈ではちょっと知られるようになったりとか、
浜尾さんも最初は三浦さん経由なんですけど、三浦さん経由でお仕事いただいて、
これノート書いてもらってこういう感じなんだって分かってもらってから、
OWASUと契約していただいて、そこから長く続いたりとかしてるので、
チャンスを再三度返しで結果を出していくと次につながるんだっていうのも、
ここで結果を出したら誰につながるかなとか、下心で結構あって、
浜尾さんがやっぱり結果出ると、浜尾さんのお知り合いで、
松本さんはノットアホテルの取締役でもあるので、やっぱり結果は誰かが見ていて、
次お声掛けいただくみたいな。
で、また多分松本さんの結果がちゃんと出たら、
それを見てどっかから来るっていうことが起きるんだろうなっていうのを信じて、
毎日結果を出さなきゃって思ってるっていう感じですね。
そうそう、今すごい素晴らしい発言だったと思うんですよね。
何かっていうと、どっちかっていうと広告とかマーケティングとかに慣れてる人って、
ものすごく飛び道具的に遠くに知らしめたいと思うんですけど、
実際BtoBでお仕事が来るのって本当にその身近な人たちなんですよ。
なので身近な人たちを喜ばせる、喜んでもらえるのはすごく重要だと思います。
21:00
すごくいいなって思うのは、今ポロッと出た郷野美浦さん。
郷野美浦さんの話って2つ実はすごい隠されたエピソードは、
まずそもそも彼は言語家力っていう本を書くぐらい、言語家の天才。
その人が自分でやるって言わないで、竹村さんにお願いしたらって紹介してることのすごさ。
もう一個は乗ったホテルの株主でもあるんですよね、GOって。
GOファンドやってるから。
普通ファンドの人ってそういう具体的なことをやれとか言わないし、
何ならファンドの人ってそんな高いものにお金使わずに頑張れって言いたいんですよ。
そういう性質の人が頼むからお金を使ってでもこれを今解決しようって、
竹村さんを頼れって言ったのは本当にものすごいことなんですよね。
確かに確かに。
実際僕もファンドから言われることがすごいあって、
今投資してる会社ちょっと変化したいから入ってくんないかって、
お金を司る側の人から高くてもいいからやってくれって言われてるんですよ。
僕はだから本当にまさに小売商売化できてるっていう話だと思うんですよ。
なるほど。
それ以上の価値がちゃんと生み出されるだろうって思ってるからこそ高額でも来るわけですもんね。
そう、まさにファンドの人ってコスパの方たちなんで、
投資に対してリターンがでかいんだったら絶対やるべきだっていう方向なんで、
むしろ結果さえ明確でその明確な結果を超えることができるんだったら、
いくらでもいいからやろうっていう話になるんですよ。
なるほど。
高利商売をやり出すと全員が本気になるっていう。
売る側も買う側も本気になるっていうのがすごい。
本来はそうですもんね。
商売って誰かが困ってて、それ以上の何かしらを返せるから商売が成り立つ。
感謝されて、お金を感謝とともにいただけるっていうのが商売の本質なんで。
薄利っていうのは感謝されなくていいですよって言ってるようなもんなんで、
やっぱり働いてて楽しくないですよね。
これ読みながらやっぱ一商売人として云々とか、一ビジネスとしてどうこうっていうよりは、
資本主義全体への提言じゃないですけど、やっぱ商売の原点に戻ろうというか、
本来は江戸時代とか恐らく困ってる人がいるとか、何かが欲しいって言って、
どうしても欲しいって、じゃあいくらでどうですかっていう商売をやってたと思うんですけど、
やっぱ物も情報もあふれちゃって、全部が何て言うんですかこれ、
デフレ化してるというか何というか、値下げ競争みたいになっていって、
多分いびつなことになっていくから。
2つ面白いなと思ったのは、買い手を選ぶというか、
お客さんを選ぶ、市場を選ぶっていうのがまず前提としてありますけど、
お客さんを選んでいいんだっていうのは、
結果的に値段を上げることでお客さんを選ぶことにはなるんですけど、
24:03
100万、150万にしても僕のところに、
例えば2、3人でまだ事業がフラフラしてます、
いわゆるプロダクトマーケットフィットですかPMFが達成する前で、
これから幹部も募集していきますみたいな。
竹村さんにお願いしてノートで一発知名度を上げればうまくいくんじゃないかっていうことで、
なけなしの100万円、なけなしの150万円をお渡しするんで、
何とかしてくださいっていう方がたまに来られるんですけど、
その場で終わる商売であるんだったら、
いただいて一応仕事はしましたよっていうことで終えることはできるんでしょうけど、
それによって事業がうまくいかなかったりとかしたら、
竹村さんに書いてもらったけどうまくいかなかったって思われると嫌だなっていうのもありますし、
そもそももったいないというか100万、150万あれば誰か1人雇うこともできるかもしれないし、
もっと他に使う場所があるはずだって思うので、
そういうのは結構お断りとかしていて、
やってくると結構結果的にお客さん選んでるなと思って。
小売商売にやるとまさにそういうことを売り手が考えるようになるじゃないですか。
これって儲けたくてっていうより損させられないなって感覚で選んでるんですよね。
自分が儲けたかったら全部イエスでやっちゃって、
怒られても知りませんって、そういう契約じゃないんででいいものの、
やっぱりあまりにも高いと責任感が湧くから、
もしくはそれ失敗させたっていうネガティブな印象も持たれたくないから、
相手を損させないように、当たり前なんですけどね本当は。
損させないように考えるようになるんで、
損させそうだったらやめるとか、
損より得が大きそうだから相手が、だからやりましょうとかっていう風に、
自分軸じゃなくて相手軸でビジネス考えてるんですよね。
確かに。
そこがね、やっぱ小売商売のすごい良いところだと思います。
さっきもネスガケンさんおっしゃいましたけど、
契約してからが勝負というか、買ってもらってからが進化が問われるって、
少なからずインターネットとかSNSの世界とかが影響してるのかなと思うんですけど、
高いものを買って全然無駄なものだと、
いい評判も立たないですし口コミにもならないですし、
もう一巡して終わりというか、
悪徳の健康器具とか売って、
それまあおじいちゃんおばあちゃんならまだ通じるかもしれないですけど、
若い人にはやっぱり安かろう悪かろうというか、
高かろう悪かろうみたいなものって、
もう広がらない世界になってきてるから、
売れてからが勝負なんだよなと改めて。
そうなんですよ。
だから本当に緊張感のある仕事っていうのが小売商売ですよね。
そうですね。
だからこそリターンが大きいし、
だからこそ結果を返すし、
結果を返せるからこそ次のお客さんが来るっていう、
27:03
究極に満足度を上げ続けるために奉仕する仕事をするっていうのが、
僕らの仕事なんだと思います。
そうですね。
面白いな。
ちょっとリスナーさんのことから想定される質問させてもらいたいんですけど、
竹村さんが、それこそ菅謙さんとの出会いから、
顧問編集者として自分の単価を大きく変え、
100万円、今だと150万円でなる道をお聞きしたんですけど、
もともとひと生地5万円ぐらいがライターとしての単価だったときの、
している提供価値、それこそ相手の変化量は、
当時5万円単価でやってたときの仕事と、
100万円単価でやってるときの仕事だとやっぱり変化がしてるんですか?
自分の中で圧倒的にこっちの方が価値高い仕事できてるなっていう感覚。
そうですね。
仕事内容はお話を聞いて文章にまとめてコンテンツするっていうことではあるんですけど、
その照準が絞れるようになったというか、
目的をちゃんと達成するために仕事をするようになったので、
結果的に仕事の内容は変わっている気がして、
昔だったらそれこそ週刊文集のちょっとした小さい記事を、
3万円とか5万円とかやってたんですけど、
そのときは目的は多分そこの枠を埋めるというか、
なるべく面白くしようとは思ってますけど、
向こうが求めてるのも作業としての割と、
クリエイティビティももちろんありますけど、
作業としてここを埋めてくださいねっていうことのニュアンスが強かったのが、
100万円、150万円になると採用をすごい良くしたいというか、
採用の出力量を上げたいとか、
採用のコストを下げたいとかっていう目的を共有して、
そっちに向かってお互い走るようになるので、
結果的にやることも変わってきて、
心構えも変わるので、
結果的にやることも変わって、クオリティも変わってきたっていうのはあるかなと思います。
なるほど、面白い。
じゃあもう一つだけちょっと意地悪めな質問をぶち込んじゃうんですけど、
このお話を聞くとあるリスナーさんからしたら、
いやそれもともと力があったから、
力に適した根付けができたんじゃない?
じゃあ力が今自分はまだ足りてない状態だとしたら、
真似できないし取り入れられないかもっていうのがちょっとある気がするんですよね。
その場合竹村さんは自己評価で構わないんですけど、
当時その単価が上がらなかった時の能力と、
今100万円という単価、150万円という単価をいただいて、
すごく大きな期待であったりとか、責任も伴う仕事をしている自分っていうのは、
能力的にはやっぱり変わってるものですか?
そうですね、能力的に変わってると思いますね。
30:04
100万円いただきながらやる仕事による緊張感と、
結果を出さなきゃいけないっていうプレッシャーもありますし、
良質なっていうと失礼なのかもしれないですけど、
やっぱり良質なお客様が集まってくるので、
その方からむしろ学ぶことも多かったりとかして、
その方から学んでさらに良くなるとか、
もともとVCの動きとか投資の動きとか、
会社の株主がどうこうとか、
そういう話ってあんまり分かってなかったんですけど、
この5年間いろんな大きい会社さん、小さい会社さんを含めてですけど、
サポートさせていただく中でいろんな話をお伺いして、
経営者から見てる風景ってこんな感じなのかなっていうのが、
ちょっとずつ見えてきたので、
その点ではクオリティは上がってるのかなと。
1、フリーランスの方。
1、個人事業主の方にアドバイスをさせていただくのであれば、
この本では隔離多売に入っちゃうとスパイラルに入っちゃうから、
小売商売から始めましょうっていうことで、
僕の場合は最初は安く受けてしまったんですけど、
安く受けたからそれを増やすのではなくて、
安く受けるんだけど商売にして、
つまり3万円の記事をやるんだけれども、
それを例えば3日かけてめちゃくちゃいいものにするみたいな感じ。
ってやると、それを見た週刊物資の編集長は、
結構これ冒頭から面白いじゃんみたいな感想をくれたりとかして、
ちょっと他のライターとは違うなっていう風に目をつけてもらったりとかしてもらうので、
いきなり隔離商売で行くっていうのが怖い人は、
僕なりの津賀健様とは違うかもしれないですけど、
隔離商売をやってみるっていうのは、
グミの国道さんとかもそうですけど、
今の100万から比べたら20万って少ないですけど、
だからといって手を抜くわけじゃなくて、
もう200万300万円分の価値を出そうと思うと、
多分たくさんは受けられないので、
そこからテップアップしていくっていうのは1個あるのかなっていうのもありますし、
でも一旦隔離商売バーンってやってみて、
そこによる発見とか、
こういうことなのかっていう景色が変わったりもするので、
最初はちょっと勇気を持って10倍ぐらいの値段で提示してみて、
でもいざ契約が決まっちゃうと、
やったーなんですけど、やったーの次の瞬間にはやばい、
これ次繋がるかなっていうので、
多分勝手に努力し始めると思うので、
1回ちょっと勇気を持って踏み出してみるっていうのは大事なんだろうなって思ってます。
そこなんかすごい重要だと思って、
やっぱチャンスがない人って、
小売商売にしてもチャンスって増えないじゃないですか。
でもまさに薄利の状態でもチャンスは来るから、
結局そこに一生懸命リターンを返そうって思うっていうことが大事だと思うんですよ。
33:02
逆に10万円の記事に対して、
じゃあ誰かが突然100万円払ってあげるから、
10倍の結果返してよって言った時に、
受け取った僕らが逆に薄利多倍能だと、
10倍ってことは10倍の文字数書けばいいんですよねって言って、
文字数で頑張っちゃうわけですよ、量で。
でも10倍払ってくれるってことは100万円分の価値を返さなきゃ。
文字量じゃないよね。
じゃあ相手の価値って何なんだろう。
何に聞くと100万円でも得したと思ってもらえるんだろうっていう、
相手への興味だと思うんですよ。
それが竹村さんだったら、
採用に役に立つと人材紹介会社に3割払って300万払うより、
毎月1本の記事でも毎月リファラルでというかオーガニックで採用ができたら、
300万円浮くんだ。これなら100万円って高くないんだとかっていう返す責任感。
相手は何を得したと思ってもらえるんだろうっていうところを、
諦めずに探してらっしゃったじゃないですか当時も。
そこが大事。
10倍もらったから10倍多く書くではない。
10本にするでもなく、
それは薄利多倍能なんで、
小利小倍能は結果を10倍にするっていうことですよね。
確かに。
アウトプットを10倍にするんじゃなくて。
須賀健さんにお会いするたびに言われるのが、
作業の話とか仕事の話というよりは、
相手はこれで何がいいことあるんですかって、
何の価値を出せるんですかっていうときに、
今採用っていうのが割とコスト対リターン的にもトレンド的にもベストだなということで、
採用に効きますっていう言い方をしようって言って、
去年ぐらいからやり始めたんですけど、
それも須賀健さんとお話していて、
企業にとって何が価値なんですかっていうことを言っていただけたから、
見つかったものでもあるので。
なるほど。楽しすぎるな。
このリアリティオブリアリティの話はずっと聞いてたいんですけど、
一旦前編はここで切らせていただいて、
また後編にお話し残しておきたいなと思っています。
最後に須賀健さんからお知らせお願いします。
はい、匠書房から出版されました。
小売商売薄利多売から抜け出す思考行動様式が絶賛発売中です。
SNSで発売されていた書店さんの情報とか、
すごく皆さん投稿してくれてて嬉しいんですけれども、
さらにさらにお便りというか、
そういうSNSの投稿を待ってますので、
いろんな感想など、もしくはここに売ってたよみたいなのを、
ぜひ周りの人に、そして僕と匠さんにメンションして、
教えてもらえると嬉しいです。ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
リスナーの方の応援と実際に購入いただいたということで、
今、もうすでに発売からすぐなんですけど、
36:01
2万部を突破しているということで、本当にありがたいです。
やはりこの小売商売というのは、今竹村さんからお話も伺ったように、
一人ではなく皆さんでやっていくことによって、
世の中自体がそれこそ良くなっていくトレンドになるかなと思っているので、
ぜひそれを共に作り上げていただけたらと思っております。
小売商売ラジオではお便りフォームを用意しております。
今回竹村さんをお招きしたのも、実は多くの方からバイネームで
ゲスト収録のご要望をいただき、実現することができました。
ですので、今後もゲストのリクエスト、解説してほしいビジネス用語や
あなたのビジネスのお悩み、ご質問など何でもお待ちしております。
また今回の配信を気に入っていただけた方は、
ぜひSpotifyやApple Podcastからフォローいただけますと幸いです。
次回も竹村さんに引き続きご出演いただきますので、どうぞよろしくお願いします。
菅原さん、竹村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
37:06

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