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2024-10-31 28:08

#14 社長の言葉はなぜ届かないのか?(ゲスト:WORDS代表 竹村俊助さん)

前回に続きゲストは株式会社WORDS代表取締役の竹村俊助さん。今回のテーマは「社長の言葉はなぜ届かないのか?」


▼トピック-本編-

・「経営者の隣に編集者を」顧問編集者という仕事

・書籍をきっかけに「顧問編集者」が増えるのは良いこと?

・SNSやnoteは多くの人に丁寧な言葉を伝える最適解のツール

・炎上を怖がる人は炎上しないのでガンガンやるべし

・CM時代の違い、需要を生むための情報発信の必要性

・低価格でも受けて良い仕事と、次に繋げる工夫

・お金を払ってCMを止める時代にコンテンツを届ける価値

・「企業の言葉」ではなく「個人の言葉」を発信する重要性


▼ゲスト:竹村 俊助さん(株式会社WORDS代表取締役)

経営者の顧問編集者。ダイヤモンド社等を経て2018年に独立。『メモの魔力』前田裕二著、『福岡市を経営する』高島宗一郎著、『佐藤可士和の打ち合わせ』佐藤可士和著など書籍の編集・執筆。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。著書に『書くのがしんどい』(PHP研究所)、『社長の言葉はなぜ届かないのか? 経営者のための情報発信入門』(総合法令出版)。


-竹村さんX

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-竹村さんnote

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-株式会社WORDS

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-書籍『『社長の言葉はなぜ届かないのか? 経営者のための情報発信入門』(総合法令出版)』

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▼イベントのご案内

11月24日(日)-

出版記念イベント『厚利少売』KOURI SHOWBUY

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2024年10月10日『厚利少売  薄利多売から抜け出す思考·行動様式(匠書房)』が出版されました。ぜひAmazonやお近くの書店でご確認ください ⁠⁠⁠https://amzn.asia/d/2LyOgs7⁠ ⁠⁠


▼すがけん(菅原健一)

株式会社Moonshot 代表取締役 CEO

企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。 20代のマーケター600人が参加する #20代マーケピザ 主催。

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▼川原卓巳

KonMari Media Inc. CEO/Takumi Inc. プロデューサー

1984年広島県生口島生まれ。大学卒業後、人材系コンサルティング会社に入社。2016年にアメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドを拠点にKonMariのプロデュースとブランド構築、マーケティングを手がけるほか、日本発コンテンツの海外展開もプロデュースしている。近藤麻理恵の著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズをマネジメントし世界42ヵ国累計1400万部の大ベストセラーに。2021年Netflixにて『Sparking joy with Marie Kondo』のエグゼクティブプロデューサーとして参画し、2022年テレビ界のアカデミー賞と称されるデイタイム・エミー賞を受賞、世界一のTV番組になる。

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▼制作

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Sugaken 河原拓実の厚利商売ラジオ
こんにちは、世界一有名な日本人コンバリのプロデューサー河原拓実です。そして、企業の10倍成長のためのアドバイザー
株式会社ムーンショットのSugakenこと、菅原健一です。この番組は、薄利多倍なビジネスモデルから脱却するための考え方と行動するためのヒントやアイディアを
ザックバランにお話しするビジネス対談型ラジオです。さあ前回ゲスト竹村さんでしたが
いやー、Sugakenさんからの出会いから厚利商売に転換し、まあ転換するのみならずその先に起こっていく変化や
なんていうんですか、仕事の本質みたいなところをお話し伺ったんですけど、Sugakenさんはお話聞かれてみてどうでしたでしょうか?
なんかやっぱり突き詰めていくと、5万円の記事書いてた人が100万円にしたらって言って、はいっつってやっぱりやるのがすごいですよね。
いやまあ確かに、あのすごい荒く分解するとそういうことです。
そう、なんか人ってそれを聞いた時にSugakenさんだからできるんでしょう、僕はできませんよとか、いろんなできない理由をやっぱり言うんで、なんか僕そういう壁打ちやってる時にそういう話になるとだんだん嫌になってきちゃうんですけど
だってやんなきゃできないのにやらないって言われちゃったらもう始まんないんで、でも竹村さん、あんなねおしゃべり、まあ今日も話してもらいますが、あんな謙虚そうな、というか実際謙虚な大人しい方がやっぱり100万円じゃないですか、やってみますっていう、ここになんかすごいジャンプできる人とできない人の差を感じますよね。
いやーわかります。なのでSugakenさんや僕は比較的、なんだろう、まあなんかやっちゃいそうな感じじゃないですか、こうやって喋ってる雰囲気で馬鹿だから、いかれちゃってるから、でも竹村さんのような常識のある方が、それでもなお飛び込むことができるこの小売商売という仕組み、もしくはそういう方向性ビジネスのやり方があるんだというのを知っていただけたというめちゃくちゃ神回だったかなと思っておりますが、
前回に引き続き、今回も株式会社ワーズ代表取締役、そして顧問編集者の竹村俊介さんにゲストでお越しいただいております。竹村さんどうぞよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回後編ということなんですけれども、ちょっとテーマはですね、ガラッと変わりまして、社長の言葉はなぜ届かないのか。
小売商売ラジオは菅謙さんの書籍、新刊ですね。小売商売薄利多倍から抜け出す思考行動様式から派生した番組ですけれども、なんと偶然にも菅謙さんの本の発売日の翌日に竹村さんも新刊を出されていたということで、そちらの新刊が社長の言葉はなぜ届かないのか、経営者のための情報発信入門でございます。
なので今回はその内容より深くお聞きしていきたいと思うんですけれども、そもそも今回の新刊を出されるに至った経緯だったり背景からお伺いしてもいいですか。
03:08
僕自身、たまたま始めた顧問編集者っていう仕事ですけど、すごい喜ばれますし、なんで経営者の隣に、候補の方とか人事の方とかはいますけど、いわゆるちゃんと言葉に整理してコンテンツとして世に出していく役割の編集者が隣にいないんだろうなという素朴な思いと、
よりいた方が世の中良くなるだろうなと、大げさなこと言えばひいては日本経済がうまくもっと盛り上がったりとか、そもそも大企業の社長の顔も見えないし、
果たして誰が何をやろうとしているんだろう、こういう名刺だとあれかもしれないですけど、ひたちとか富士通とか東芝とか、大きいすごい会社みたいなのはイメージはあるんですけど、顔が見えないし、会社名でうまくいってたときはそれでいいと思うんですけど、
今って変革期で、ひたちの社員の方もこれから俺たちどうなるんだろうとかどっち行くんだろうみたいなのが、いわゆる企業の言葉で価値を生み出し、時代に変革を起こすみたいなそういうことじゃなくて、俺たちはこれで生き残っていくぞとか、東芝はこっち行くぞみたいな、そういうメッセージを求められている時代なんじゃないかなと思って、
もうめちゃめちゃ微力かもしれないですけど、そういう人に一人でも届けばいいなっていう思いで本を書いてみようというか、せっかくこの5年間いろいろ知見も溜まってきたので、多くの人に知ってもらいたいなっていう、ぶっちゃけお客さん集めもあるんですけど、一方でこの本を見て、コモン編集者やってみようっていう人が現れても全然いいなと思って、
僕の言える範囲のことは書いてあるはずなので、これで挑戦して腕を磨いていただいて、将来はワーズに入ってもらえたらいいなみたいなところも見据えながら、ちょっと一冊にさせていただいたっていう感じです。
なるほど。でも今のおっしゃられた言葉からも、すごい小売商売だからこそ生まれてる思考だなって思いました。そうじゃなかったら基本独占してた方が自分の仕事安泰じゃないですか、別にコモン編集者という文句を開かなくてもね。でもそこじゃないんですよね、見てらっしゃる作りたい変化っていうのが。
そうですね。そもそものその経営者の捉えに編集者が必要なんだっていうこと自体が知られていないので、まだ独占とかそういうフェーズじゃないかなってちょっと思って、よりコモン編集者っていうものを知ってもらう時期なのかなと思って。
なんかすごく悩ましいのはでも、すいません一人で喋ってますけど、コモン編集者を広めたいっていう思いがある一方、似たようなことをして、編集者って大したことないねって思われるのも嫌だなっていう2つの、おそらく多分須賀健さんも経営アドバイザーですアドバイザーですって言って、同じぐらいの値段で適当な仕事されるようなライバルというか、似たような人が出てきたら多分嫌だと思うんですけど、
06:16
アドバイザーつけても大したことなかったよみたいな。だからコモン編集者つけたけど、なんか広報でいいよね、別に社内でできるよね、自分でできるよねって思われたら嫌だな、悔しいなっていうのも本音としてはちょっとあって、悩ましい。広げたいけど価値は担保したいみたいなところで、でもワーズは違うよっていう。
そうそう、そうだと思いますよ。だから、エルメスがブランドの起源って言われてるんですけど、諸説あるんですけどね、そのうちの1個はエルメスでバッグからバッグに変わった、馬のバッグからバッグに変わった瞬間に革製品は乱立していって、その時にエルメスはうちは違いますからって言って高級品ですって線を引いたんですよ。
で、それと同じように多分、はっきり言って8年前にアドバイザーっていう名前でやって、当時アドバイザーっていう言葉もほとんどなくて、何なら正しく言うとアドバイザリーなんで、その言葉はほとんどなかったのに、今やアドバイザーって言葉はもう乱立していて、みんなが使うようになっていて、そうなんですよ。
でも僕はそれでいいと思っていて、むしろ真似してほしいから、そういうまさに竹村さんに書いてもらった、なぜ僕の仕事は時給30万円なのかっていうノートも真似してほしいから書いてるわけですよ。
で、そういうことやってますと。じゃあ僕の仕事は減るのかっていうとむしろ増えてるし、逆にじゃあそういうクオリティーが低いものはどうなってるかっていうと、仮にですけど僕と同じ値段でやったら、だいたい皆さん続いてないんですね、その単価で。
半年で終わっちゃったり、3ヶ月で終わっちゃったりしてるのに、なぜか僕は1クライアント5年続いてますと。ほとんど減らないですと。なんなら僕からやめましょうってよく言いますと。
っていう風になってるんで、その辺が多分クオリティの証になってれば、ワーズでやると続くよねとか、ワーズでやると高くてもリーズナブルだよねっていうものを頂点にした、
コモン編集者っていうマーケットが作られていくと思うんで、むしろ全然広がっていいと思います。
なるほど、よかった。じゃあ広げます。
はい。
このなんだろう、菅県竹村ラインのコミュニケーションが決まってるのよ。そうなんですね、やります、みたいな。
しかもやりますもんね、もう本出ちゃってるからって。
確かに確かに。
出ちゃってるから。
だからここからで言うとより売りますみたいな話ですよね。
広げてもらいたいですよ。
ちなみにこの本を初めて知るリスナーの方にどんな本なのかっていうことを少し竹村さんからお伺いしてもいいですか。
09:03
そうですね、一言で言うと経営者のための情報発信入門っていうのがサブタイトルにもなってますけど、
情報発信必要だよねとかSNSなんか気になってるけどやった方がいいのかなやらない方がいいのかなとかやるにしてもどうすればいいんだろうなって思ってる人が
最初に手に取る一冊になるようにと思って作ったので、
これを読んでいただければまず何から始めればいいかとか、
始めるにしてもどうやってやっていけばいいかっていうのが分かる一冊になっているかなと思います。
なるほど。
ちなみに竹村さんの感覚的に言うとやっぱり経営者の方でそれこそ自身の発信、ソーシャルメディアであったりとかも含めてやりたいんだけどまだ始められてない、
もしくはやってるんだけどうまくいってないっていう方が多いっていう印象ですか。
そうですね、多いですね。
僕に相談に来たりとか僕の周りだからっていうのはあるかなと思って、
一般的に言うとやっぱりSNSってまだいかがわしいというか、いかがわしいとまではいかないかもしれないですけど、
燃えたらどうするのとか、インフルエンサーみたいなチャラチャラした経営者がやるやつでしょって思ってる人はまだまだ多いだろうなとは思いますし、
でもそういう人でも結局Xにしろノートにしろツールに過ぎないので、
ただで多くの人に丁寧な言葉を伝えるツールとしては今のところベストだと思うので、
なんかちょっとSNSってどうなのって思ってる人にも届いてほしいなと、
なんかあと炎上が怖がってる大企業の方とかもそんな怖くないんだなというか、
情報発信するツールとしてこうやってやればいいんだなっていうのが分かるといいなと思ってますけど。
なるほど。
まあでもやっぱり今のをお伺いしながら一般的にはまだ炎上のリスクだったりとか、
それこそSNSというもの自体への懐疑的な目っていうのは、
存在するな。
特に僕は海外でも仕事してたりするので、
特に日本はそのバイアスが強いなっていうのは感じます。
なるほど。
この本の中でも書いてるんですけど、
結構炎上って飛行機の墜落と同じみたいな物騒な言い方をしてるんですけど、
やっぱり一個がすごいセンセーショナルに見えるから、
ビッグモーターにしろ何にしろ、
吉本にしろ、ジャニーズにしろ、
企業が全部ああなるんじゃないかって思うんですけど、
意外と飛行機事故と同じぐらいの0.00何%の確率のはずで、
むしろ知られたいのに全然知られないっていうことの方が99%以上だろうなと思ってるので。
それは面白いっすね。
じゃあ竹村さんが経営者の人と話してて、
炎上するのが怖いって言われたら、
え、飛行機には乗りますよね。
飛行機は落ちるけど乗ってますよね。
それ多分移動したいから、どっかメリットがあるからで、
12:03
なんでSNSは飛行機の墜落と同じぐらいの確率なのにやらないんですかっていう話になりますもんね。
経営の方がよっぽどリスク高いですからね。
あれを裁ける人がなんでそこを怯えるんだとね。
そうですし、怯えてる人って100%とは言えないですけど、
多分大丈夫というか、むしろ危ないのってもうすでに始めていて、
俺は炎上しないって思ってるおじさん経営者みたいなの方が、
男たる者なんとかみたいなのを普通に言っちゃいそうな、
何が悪いのって言ってる人の方が危なくて、
炎上大丈夫ですかねって言ってる人はもうガンガンボリューム上げてくださいっていう、
大丈夫ですって、割と最近言い切るようにしてますけどね。
なるほどね。
だから先ほどの飛行機の例そのまま使っちゃうと、
もうすでに飛行機には乗っていて、つまりSNSを始めているんだけど、
いわゆる全然まだタバコいけるでしょうとか、
いやシュートベルトしないでしょうみたいな人が山ほどSNS上にいるっていうことですよね。
そう、アクロバット飛行をやってるような人が危ない。
なるほど、そっちか。
アクロバット飛行、怖いですねそれ見てたらね。
で、共に乗ってる社員からしたらそれもう災難でしかないですよね。
そう、広報の人とか多分もうヒヤヒヤだろうなと思って。
確かにそういった方にもこの本が届いて、
だからそれこそ社長にこれを取り入れてもらえるようにすると、
本当に効果的な発信になっていくための入門書。
結構なんか僕勝手にこの小売商売と、勝手にですけどリンクしてるかなとか、
発信が1章使ってるのがちょっと意外だったなと思って。
塚犬さんの方にも発信が第4章でしたっけ?
違う、第5章か。
この辺って発信って結構キーワードだったりするんですか?重要だったり。
めちゃめちゃ現代で発信って重要で、
もともとはそれこそ大企業の人だったら、
テレビCMをお金を払って買って、
ある枠の中で売ればよかった、紹介すればよかったんですよね。
その時代ってまさに昭和的で、
物が足りなくて、物さえ紹介すれば売れてた時代なんですよ。
しかもテレビCMって出せば1億人に届いちゃうんで、全国民に。
基本的には足りない人が買ってたわけですよ。
だから売り上げも立ってた。
でも現代って物はあふれていて、
欲しくもないし、何ならメルカリでも安く買えるし、
物なんかそんなにいらないっていう時代に、
まだ物を作って売らなきゃいけない。
そうすると本当に何が本質価値なんだろうっていうことまで考えてあげないと、
まさに竹村さんが記事書くだけじゃなくて採用に効きますって言ってるのと同じで、
15:01
それと同じように、この商品は世にあなたが使った時にどう変化します、あなたが。
っていうことまで伝えようとすると、
やっぱりテレビで独占して自分たちでいいでしょって言うよりも、
SNSで買ってくれた人が私はこれが良かったよ、これを買った時にこれが良かったよとか、
口コミで広がっていくものだと思うんですよね。
それで初めて需要が生まれる。
みんな供給ばっかりするんですけど、需要が生まれるっていう意味で、
やっぱり発信ってものすごく大事になったんだと思いますよ。
そう、だから今の僕が小売商売できてるのって、
須賀健さんとの出会いもありますし、その前から発信ちゃんとしていてフォロワーが、
数年前だとまだ1万人ぐらいでしたけど、でも1万人いれば。
須賀健さん多分最初の頃かな、100万円大丈夫ですかねとか言った時に、
いや世界中がお客さんなんだから1人はいるでしょみたいな。
別に周りの何百人に買ってもらわなくても、どっかのたった1人に刺さればいいんだから、
そっからやってみましょうっていうのを言われた気がして、
確かに1人ならなんかいるかもなって思えたのが。
だから発信って結構両輪で重要なんだなと思って。
それこそ僕もいろんな方のプロデュースのご相談だったりとか、
お仕事の依頼を受けさせてもらいますけど、やっぱり結果が出る人と出ない人を大きく分けているのは、
発信ができている人なのかそうじゃないのかっていうのは多くいいと思います。
そもそもで言うと手前味噌ですけど、うちのおっさんのこんまりさんも、
例えば本という形でしたけど、言葉にし、自分の考えやメソッドを発信するってしたから、
やっぱり今日の状況につながっているじゃないですか。
だからそのまさに発信の能力、そして発信することの行為をしてるかしてないか、
なおかつする限りは100機のアクロバット飛行ではなく、きちんとした届けられるもの、
そして人が読んでもらえるもの、動いてもらえるものにできるかは、
一生の質を変えるぐらい違いを作る技術だなって思っています。
前回のでちょっと思ったので忘れないうちに言うんですけど、
小売商売やる上で発信しておいてよかったなと思うのが、
週刊文春で例えば3万円ですとか、どこどこので20万円ですとか、
仮に設定してるこちらのやりたい金額よりも低かったとしても、
それを発信することで元が取れるっていうとあれなんですけど、
この人週刊文春でも書いてる人なんだとか、
あのバズったノートを書いた人なんだって、
それはクライアントの了解ももちろん得なきゃいけない、
これ僕がやったって言っていいですかっていうのは言わなきゃいけないんですけど、
自分がやったって言っていいです、クレジット入れてもいいですっていうところは、
18:03
仮にいくらであっても採算度加えて仕事するとそれがちゃんと資産になるので、
小売商売につながりやすいっていうのはあるなと思って、
なのでちょっと今無名の方とかフリーランスとか個人事業主の方でも、
クレジットを入れられるかどうか、
クレジットが入るんであればもうそれ自分の責任なので、
絶対恥ずかしい仕事はしないっていう、
1万円だから手抜こうとかじゃなくて、
1万円だからこそめちゃめちゃ結果を出すとクレジットが輝くというか、
絶対そのクライアントからは感謝されるでしょうし、
だから結構発信って車の両輪、小売商売と結構両輪な気が僕の中ではしていて、
っていう話をしたかったっていう。
なんかめちゃくちゃ相性いいなって、
まさに小売商売と武村さんの本が相性いいなって思ったのは、
社長の言葉がなぜ届かないのかの中で、
つまんないからって書いてあったじゃないですか。
原因の3つのやつの1つですね。
あれが僕もうことの本質だと思ってて、
情報って相手が欲しがって、
相手が読んでくれないって意味がないのに、
今までってまさにテレビの枠を買い切って、
情報って伝えられたから、
面白いかってあんまり関係なかったんですよ。
足りてなければ売れたから、売られちゃったわけです。
売れてっちゃったわけですよ。
でも現代って本当にものが余ってるし、
情報って見る側がつまんなかったらシュッてスワイプしたら終わりなんで、
一瞬で見えなくなっちゃうことができる。
15秒なんか見せられないわけじゃないですか。
そうすると究極に相手思考で考えなきゃいけなくて、
この情報って相手にとって面白いかな、
この情報って相手にとって役に立つのかな、
この情報って相手が使ったら変わってくれるのかなっていうところが、
このつまらないからに詰まってると思うんで、
むしろ小売商売的な発信する人、
ほどこの社長の言葉はなぜ届かないのかをしっかり読んで、
私側からの発信じゃなくて、
相手側の受信の話をしっかり考えないといけないですよね。
確かにすごい繋がった。
今はそう、伺いながら、情報は供給型だけど、
コンテンツは足りてないということですよね。
そうそう、情報はいっぱいあるんですよ。
邪魔なぐらいいっぱいあるんだけど、
自分が欲しいものってないんですよ。
それこそNetflix見ててもアマプラ見てても、
何見ようかなってずっと迷っちゃうぐらい、
あんなに人の一生以上の時間をもう保有しているコンテンツホルダーでさえ、
選んで時間がかかっちゃうぐらい、
YouTubeだとそうですね、
選んで時間がかかっちゃうぐらい、
私の情報っていうのはないんですよ。
そうですよね。
だって一生かかっても摂取できないぐらいある情報の中から選んでもらえる奇跡って
21:00
すごいことですよね。
そうですね。
グミの国道さんが結構読まれたときに、
後半は結構フィナンシェっていう新しいプラットフォームの宣伝、
半分もほぼ宣伝で、
国道さんとかグミさんを知らない人にとってはどうでもいい話なんですけど、
Facebookとかインスタって自己承認欲求満たすような、
そういうプラットフォームはもう終わりますよねみたいなタイトルだったんですけど、
それにコンテンツとして読み始めたら結果的にフィナンシェを知って、
国道さんを知って、何ならちょっと好きになってっていうのを、
全然知らない人が5分か10分ぐらいの時間をかけて読んでインストールしてくれるって、
手前見せながら結構価値高いんじゃないのって、
これだけ無理やり広告を見せようとしたりとか、
動画のYouTubeの途中でみんなに嫌われながら、
お金を払ってでもCMを止めたい時代なのに、
なんでわざわざみんな10分の時間をかけてフィナンシェの話を読んでくれるんだろうって思ったときに、
コンテンツにするって思った以上に価値あるし、
何なら広告の世界をちょっとずつ変えれるかもしれないぐらいの、
自分の中ではちっちゃい革命が起きて、
だから100万円という値段を付けようと思った、付けられるかもって思ったきっかけでもちょっとそれはあるんですけど。
そう、全然違うことをやってるんですよ。だから竹村さんは。
企業が伝えたい、企業にとっていい情報を届けるっていう従来の広告の仕事と違って、
誰に見せたいんでしたっけ、その人って何を知りたいんでしたっけ、
その人と仲良くなるにはどういう順番で話したらいいんでしたっけっていう、
ある種の人対人の当たり前のコミュニケーション。
最初からはじめまして、俺金持ちですっていうやつ嫌われるじゃないですか。
でも、力強いですとか嫌われるじゃないですか。
でもそうじゃなくて、相手の格好ってこういう格好だから、
こういう喋り方とか、こういう内容を言ったらちょっと好きになってもらえるかもなっていうところから、
やっぱ相手ありきなんですよね、コミュニケーションって。
そこをしっかり設計されてて、企業がいい人に見えるっていうことをやってらっしゃいますよね。
これまではSNSとかXノートがなかったから、いきなりブワーって喋らないと伝わらなかったんですけど、
今は割ともう日々伝えられるし、
友達とか親戚のおじさんぐらいの頻度で企業と一般の人がコミュニケーションできるので、
まず自己紹介して信頼を得て、ちょっと好きになってもらってから、
ちなみにこういうの売ってるんだけど興味ありますかっていうコミュニケーションができるから、
ちょうどやっとツールと環境が揃ってきたなっていうのは確かにおっしゃる通り。
なるほど。だからまさにツールと環境が揃ってきたからこそ、
24:00
そこにどういった技術でちゃんとした発信を受けるのかっていうところに差が生まれてくるわけですもんね。
そうですね。これまでは雑誌側とか新聞側にディレクター、つまり編集者がいたんですけど、
ツールが民主化したというかSNSって自分でできるっていうことではあるんですが、
企業側にそういえば編集者、ディレクションできる人っていないよねという、
企業側に編集者が付いた方がより効率的で効果的な発信ができるんじゃないですかっていうのが
顧問編集者のコンセプトでもあるなぁと。
なるほど。そしてそれを仕事として取り組みたい人もこの本に書いてあることを実践すると、
そこに歩み出せるかもしれないということですよね。
そうですね。
なるほど。めっちゃその未来いいなぁ。
公理商売とともにぜひ顧問編集者であり、企業側に編集力のある人が増えていくっていう未来は
作っていけたらいいなってすごく思いました。
ということで、まだまだ聞きたい気持ちがあるんですけども、
そろそろお時間になりましたので、最後に竹村さんから書籍のご案内改めてお願いできますか。
はい。社長の言葉はなぜ届かないのかをぜひ読んでください。
ポイントとしては多分その企業の発信じゃなくて個人の発信というか、
だからこれ企業の言葉じゃなくて社長の言葉にしてるのは、
社長だからって企業全としてなきゃいけないとか、それこそDXがどうこうとか、
難しい言葉使いがちなんですけど、今もSNSの世界って人対人であって、
スマホとかブラウザの向こう側の人って企業に反応するというよりは
企業の中の人に反応するので、企業の発信じゃなくて自分の発信というか、
社長をたまたまやってるあなたの発信をしてくださいっていうのをすごく言いたくて、
最後にそれが伝えられたら僕は大丈夫です。はい。ぜひ買ってください。
いやーご案内くださいっていうので、これ伝えられたら大丈夫ですって言われたの初めてでした。
今ちなみにすごいこと気づいたんですけど、パッてAmazon見たら、
氷商売のこれ買った人にはこれ買ってますが、竹村さんの本になってました。
なるほど。
そう、社長の言葉はなぜ届かないのか。
2冊セットで買いますか?みたいなサジェッションが出たりとかするから。
やっぱり親和性高いんですよね、ちゃんとね。
そうかもしれない。ありがたい。
逆もそうでしたよ、竹村さんとか、社長の言葉はなぜ届かないのかのページに行っても、
僕の本が一番最初に出てきます。何なら氷商売の関連の書籍っていうか、
27:02
そのおすすめ書籍は小さく分けて考えるだったのに、もうそれを抜いて、
おじゃおじゃしてます。
社長の言葉がなぜ届かないのかがもう一番に出てくるようになったんで、
だからやっぱりピンとくる人はもうピンときてるんですよね、そこに。
動いてますね、みんな。
そう、ちゃんと多分言葉によってコンテクストを作ると、
多分高い利益というか高い価値が出せるということなんだろうな。
まさに。
楽しすぎる。終わりたくないけど、終わる。
終わる。
はい。最後に、氷商売ラジオ気に入っていただけた方は、
ぜひSpotifyやApple Podcastからフォローいただけますと幸いです。
また竹村さんのお話が面白かった、学びがあった、こんなことに気づいたなど、
SNSでシェアいただけると嬉しいです。
竹村さん、本当に長いお時間になりましたが、ご出演いただきありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
28:08

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