1. 今夜も図面を描きながら
  2. #2 ぼくらの住む場所 〜ふくし..
2025-06-05 42:40

#2 ぼくらの住む場所 〜ふくしまの場合〜

【今回のトピック】ぼくらの住む場所について/1800㎡の土地の見つけ方/家づくりにまつわる予期せぬ苦労/家の配置の決め方/「素朴」な暮らしを支える家と地域との繋がり


今回は、ふくしまの家づくりを通して、土地との向き合い方、地域コミュニティとの繋がり、そして豊かな暮らしのカタチについて語られています。ぜひお聞きください!


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サマリー

このエピソードでは、ふくしまさんとあげみさんがそれぞれの住環境についてお話しします。ふくしまさんは三重県の亀山市に住み、あげみさんは滋賀県の大津市に住んでおり、土地を選んだ理由や、住み始めてからの感覚について語ります。ふくしまさんは田舎暮らしを通じて、家を建てる際の土地の選び方や近隣との関係について考察を展開します。特に土地の広さやインフラの整備、共同体の生活の意義について語られています。 また、ふくしまさんの居住環境や地域の人々との関係についても触れられています。住民同士のコミュニケーションや地域に根付く食文化が重要視され、顔の見えるつながりの価値が強調されています。さらに、ふくしまさんでの家づくりの経緯や、家がもたらす生活のゆとりについても話されています。計画性と柔軟性を持ちながら、家族の成長に応じた住環境の変化への対応がテーマとなっています。

住環境の紹介
ふくしま
行きますか? そうですね、行きますか。ちゃんと今日は夜に、夜に録音で。
真骨頂ですね。 このコソコソトーク。
あげみ
やっとできる、夜に。 はい。 やりましょう。 やりましょうか。
こんばんは、今夜も図面を描きながらです。 建築設計の仕事をしている、あげみとふくしまが、夜な夜な図面を描きながら話していく番組です。
肩の力を抜いて、生活の真ん中にある何気ない気づきを話していけたら、と思っています。
はい。 はい。
第2回、いよいよ。 1回で終わらなくてよかったね。
ふくしま
よかったですね。 前回どうでした? やってみて。
あげみ
なんか、カラオケとか行く習慣がないから、自分の声を聞くっていう機会がないんだよね。
ふくしま
はいはい。 はいはいはい。
あげみ
こう、身悶えするんじゃないかと思ってたんやけど、
案外イケてびっくりした。 編集中とか、自分の声聞きまくるしね。
案外イケて、何やったらね、楽しかったもんね、編集。
ふくしま
あー僕も。なんか本当にニヤニヤしながらね、やってたっすね。
あげみ
そうそう。なんか、自分が話したことやのに、なんでめっちゃ笑ってるんやろって思いながら。
ふくしま
そうそうそう。なんか不思議な感じでした、本当に。
あげみ
ね。いや、よかったよ、本当に。そこに抵抗があったら、ちょっと続けられるか心配やったけど。
ふくしま
そうですね。
あげみ
今回からはちょっとちゃんと話すことを一つに絞ってというか決めて、話していきましょうっていう感じですね。
ふくしま
そうですね。ちゃんとタイトルにこういう話ですって出たものを、ちゃんと聞けるように。
あげみ
そうやね。それが大事やな。
そういうとこやな。
ふくしま
まあでも、脱線はするでしょうけど。
あげみ
しますよね。
今日は何でしたっけ?
ふくしま
今日は、僕らが住んでる環境っていうか、場所についてですかね。
そんな話ができたらな。
あげみ
なんか、1回目でもちょっとね、最初に自己紹介も兼ねて触れたけど、
ふくしまくんは今、三重県の亀山市。
ふくしま
亀山市の山の中ですね。
あげみ
住んでて、僕は滋賀県の大津市の琵琶湖の近くに住んでるっていう、それぞれ環境が違うところに住んでるんですけど、
まず、なんでそんなとこに住み始めたのかっていうところからですかね。
ふくしま
そうしましょう。そんな話から始めてみましょう。
あげみ
2人とも、そこがもともと実家とかじゃなくて、土地を求めて住み始めてるね。
ふくしま
そうですね。
親の土地とかいうわけじゃなく、本当に縁もゆかりもない場所ですよね。
一応僕、実家は亀山市内ではあるんですけど、ちょっとエリアが違うというか。
土地選びの背景
ふくしま
山は1つ、2つ。
あげみ
車で何分ぐらいなん?
ふくしま
車、やと15分ぐらいですかね。
あげみ
近いやん。めっちゃいいな。
ふくしま
そうです。はい。
あげみ
山1つ、2つが15分って、思った以上に近いやな。
遠いなーって言いようと思ったけど。
ふくしま
自動車専用道路みたいなのがパーンと通ってて、そこ使うと割と早いんですよ。
あげみ
なるほど、なるほど。
どうやって見つけたんですか?その土地は。
ふくしま
僕は亀山市、広い順で調べたら、一番上にこの土地出てきたんですよ。
むちゃくちゃ単純。
あげみ
え、ごめん、えっと、2000平米だっけ?
ふくしま
1800平米。
あげみ
あ、1800平米か。
広いよね。
ふくしま
そうなんですよ。
あげみ
出てくるっしょっていう。
へー。
ふくしま
それで、いわゆる不動産ポータルサイトみたいなところで検索してたんですけど、
じゃあ一番上にこの土地の写真バーンって出てきて、それがすごい良かったんですよ。
その写真が。
ずーっと妻は緑に囲まれて暮らしたいって言ってて、
それが実現できそうな写真が出てきたんで。
あげみ
おー、そう。
ふくしま
で、問い合わせして、現地見に来たら、もういいやん、ここでいいやんって言って。
あげみ
すっごいやん。
ふくしま
もう候補一発目でしたね、土地の候補。
あげみ
え、だってさ、待って、駅からは?
なんか普通こう不動産って言うと条件っていうのがあるやん。
ふくしま
はいはい。
あげみ
駅近…
ふくしま
駅は徒歩20分ぐらいかな。
あげみ
すごい悪いわけじゃないよな。
ふくしま
まあでもすごいローカルな鉄道なので、1時間に1本とかそういう線路なので、
だからあんまり重要視はしてなかったんですけど、どっちにしろ。
あげみ
あ、そうか。
ふくしま
はい。
あげみ
バスはない?
ふくしま
バスは一応あります。
コミュニティバスみたいなやつが動いてますね。
そういうのはあるんですけど、
車での移動がメインだったので、その利便性の方が重要視した感じですかね。
あげみ
そうか、車ではアクセスがいいというか、どこへでも行きやすいんやね。
自動車専用道路が近くにあって。
ふくしま
はい、そうなんですよ。
あげみ
言ったら高速じゃないけど、そういう道やもんね。
シューッと行ける信号が少ない。
ふくしま
1時間から1時間半で行ける範囲で言うと、
まずは名古屋とか愛知県、愛知県行けるし、滋賀県行けるし、京都も行けるし、大阪、奈良、伊勢とか、三重の南の方とか、
とかはもう1時間とか1時間半で行けちゃうんで。
あげみ
それ結構すごいね。
ふくしま
そうなんですよね。
だから、結構田舎に引きこもってるっていうよりは、そういう感覚がないんですよ。
田舎に住んでるんですけど、全然都会にもアクセスできるから、隠居生活してますみたいな感覚ではいないっていう。
あげみ
なるほど。
でもさ、車、今日行く場所は車止めるの大変やし、電車で行きたいなとか、そういうときないん?
ふくしま
京都とかね。
電車で行っての方が便利やったりしますね。
あげみ
そういうときも京都行くのも基本は車で行くんや。
ふくしま
車で行ってます。で、コインパーキング止めてって感じですかね。
あげみ
そうかそうか。
割り切っちゃえばそうやな。
それはそれで、電車乗り継いだり、1時間に1本飲まったりとか、考えたら。
ふくしま
愛知県でもよく行く店とかって、都心部じゃなくて、周りのお店やったりが多くて、
結局なんだかんだ車で行く方が便利やよねっていうお店とか場所ばっかりに行ってはいますね。
京都でもそうかもしれん。
あげみ
もともと、そこへ住む前は愛知にいたやんけ。
ふくしま
愛知県でした。
あげみ
じゃあ、自分の生まれ育った亀山市に戻って、
戻ろうって思ってその土地を探してっていうこと?
ふくしま
そうですね。愛知県にいるときに独立してて、
で、なんやかんやこの地元での仕事が続いてたんですよ。
で、そのタイミングぐらいで土地を探してたんですね。
で、もともとはどこで住んでもいいよなみたいな、夫婦2人で暮らすつもりだったので、
子供がいなかったので、そのときは。
なので、どこでもいいよねって言って、長野とか北海道とか、どこでもいいよねって言いつつも、
仕事をいただける機会が続いて、
じゃあ、一旦地元で探してみようかって言って、
亀山市、土地、広い順って言ったら、出てきたっていう。
あげみ
そうかそうか、いろいろね、生活の仕事のこととか、いろいろ条件があって絞られてくるやん。
住める場所とかって。
で、なかなか町の中から出れへんとかあるけど。
そうか、亀山で仕事があって、からアクセスいいし、
すんなり決まりすぎて、表紙抜けするな、でも、一軒目でとか。
ふくしま
そうですね。土地自体は早く買ったんですけど、
建物を建てるまでには3年半ぐらいかかりましたかね。
生活の実際と課題
あげみ
えー、そうなんや。
建てたのがいつだったっけ?
ふくしま
えっと、2020年ですかね。
あげみ
2017年には買ってるってこと?
ふくしま
2020、今、25年で、4年目に入ってるから、21年か?
あげみ
ほー、3年半寝かしたんや。
ふくしま
はい、寝かしたっていうか。
あげみ
設計してた?
ふくしま
設計してたりしてなかったり、結構やっぱ自分のことって後回しにしちゃいがちですし。
あとはちょっとインフラの部分、浄化槽を入れなきゃいけない地域だったんですけど、
その浄化素から出る水の放流先がない状態で土地の中に。
前面の道路も農道なんですけど、
そこにはもう田んぼとか畑に使う用水路しかなくて、
そうすると、一番近くにあるU字溝からずっと延長していく必要が出てきて、
それが200メーターぐらい引いたんです。
あげみ
え、引いたん?結局。
ふくしま
そうなんですよ。
それがなかなかな金額いきまして。
あげみ
そうでしょうね。
ふくしま
そういうのも途中で出てきて、計画を変えたりだとか、いうこともありました。
あげみ
えー、それって確かに土地買う前に分かるような分からんような…
ふくしま
まあ、分かるっすよね。
あげみ
分かるな、分かるな。
そうか、それ大変やったね。
ふくしま
別荘地とかだと放流先がそれこそなかったりとかする場所なんかは、
浄化素を入れた後に浸透式というか、そのまま土地の中で浸透させるという方法があったりするんですけど、
あげみ
あるね。
ふくしま
まあ、そういうのも知ってたから、そういう感じでいけるかなって思ってたんですよ。
もしかしたら三重県やと、できないというか、できるんですけど、
その浸透する場所っていうのは林地境界線から30メートル離してくださいっていう。
そう考えると、
あげみ
ってことは60メートル幅ないと無理だな。
ふくしま
60メートルかける60メートルないとダメで、
3600平米単純に言って。
あげみ
ああ、そうやな。
ふくしま
必要で、ちょっとうちは半分しかなくて、
まだまだちっちゃかった。
あげみ
ちょっと狭いな。
ふくしま
そうなんです。
1800平米じゃ足りなかった。
あげみ
ああ、そうな。
ええ、それ厳しいね。
ふくしま
まあ、それ事前に調べろよって話なんですけど。
あげみ
ああ、そうやね。
でも確かに浸透系の浄化素、環境に悪くないようにフィルターがあるもんね。
ふくしま
ありますね。
あげみ
すごい興味あって使ってみたいなと思うけど。
そうか、そういうルールがあるんですね。
いやー、200メートルかー、U字溝。
ふくしま
何百万でかかりますね。
あげみ
ああ、そうやね。
大変やったな。
ふくしま
そうですね。
あげみ
その話で1回いけそうなぐらい。
ふくしま
ちょっと1個目の話で長すぎる。
ちょっとあげみさんの方も。
あげみ
これどうするか。
今回はふくしまくんのやつを聞くみたいなんでもいいけどな。
ふくしま
本当ですか?興味ありますか?
あげみ
面白いよね。
いやー、だって、実際3年半ぐらいかかると思うよ、自分の家とか。
いろいろしてて。
ふくしま
そうなんですよね。
なんかやっぱり期限っていうのが明確にないんですよね。
いつまでに。
しかも2人で住んでたので、なかなかいつまでにっていうのがなくて。
強いて言えば、土地買うとき住宅ローン組んでたんですけど、
土地選びのプロセス
ふくしま
そのときにだいたい3年いないぐらいには建ててね、みたいに言われてて。
あげみ
あ、お先に組んでたんや。
ふくしま
まあ、なんで土地のローンだけはずっと払ってたんですけど。
まあ、言っても土地自体はそんなに高くないので、
月々の打撃みたいなのは全然少なかったんですけど、
それもあって、まあ3年ぐらいかーみたいに思ってて、
で、ちょっとだけ超えて3年半、結果的にはかかったって感じですね。
あげみ
銀行さんも、ヤキモキしそうだな。
ふくしま
そうです。むっちゃくちゃ電話かかってきちゃいますもんね。
その3年半の間。
どうなってますかー。
いや、ちょっとまだ進んでなくてから、
なんか近隣の方との調整がーとか、いろいろね、理由をつけながら。
あげみ
担保になるものがないまま。
ふくしま
なかなか建たないっていう。
あげみ
そうやね、それは。
でも確かに、そのー、うちもこの土地を探すときに、
探したやん、その広い土地で、周りが緑に囲まれた場所っていうので。
けどやっぱり勇気いるよな。
ふくしま
あー、勇気か。
あげみ
お隣さんがいないっていうことが、なんか最初はいい気がするんやけど、
共同体みたいなものから外れてる感じが、
どこか不安というか。
ふくしま
そうですね、わかります。
あげみ
でも今はいらっしゃるんやんな、お隣さん住んでるもんね。
ふくしま
そうですね。
もともとは1個の大きい土地やったんですね。
それこそ3000平米超えてるような。
あげみ
あ、そのままこうとけば、よかったな。
ふくしま
それは、もともとの売り主さんが、
2つに分けていて、土地を分筆していて、
まずは住居のあった方、建物がある方を先に売ってたんですよ。
なので、お隣の方も移住の方で、
あげみ
割と年齢も近い感じで。
あ、そうなんや。
お隣さんは、建物があった方を買われたってこと?
ふくしま
はい。
あげみ
なるほど。
ふくしま
で、僕らが何もない方に建てたっていう感じですね。
あげみ
それ、じゃあ、まってまって、水道管とかどうなってんの?
ふくしま
隣の家の方までは来てたんですよ。
なので、水道に関しては90mぐらい、
そのU字溝の半分ぐらい延長すれば。
あげみ
あ、それもその前の砂利道を延長して。
ふくしま
はい。
あげみ
あ、そうか。そういうのがやっぱり大変やな。インフラが。
ふくしま
そうですね。そこは注意ですよね。
田舎でこういう場所を買うときには。
あげみ
なんかね、写真を見てると夢のような環境やから、
いいよねって思うけど、見えないところで、
いろいろとあるんですね。
それはそれで。
ふくしま
はい。
あげみ
えー、その3年半やってたらプランめっちゃ変わらんだ。
ふくしま
むちゃくちゃ変わってます。
あげみ
そうやんな。
ふくしま
2階建てのプランが最初あったり、
分棟で事務所の棟があるパターンがあったり。
あげみ
広いもんな、土地がな。
ふくしま
はい。
あげみ
考えるよね。
ふくしま
2週間に1回くらい妻に全然違うプランを出して、
毎回、あ、いいんじゃない?いいんじゃない?とか言ってた。
あげみ
そう、クライアントがいない状態の決め手にかける感すごいよな。
ふくしま
あります。はい。
やっぱりその仕事をしてたり、日々インプット続けてる中で、
どんどん感覚が変わってっちゃうっていうか、
アップデートされてっちゃうところがあって、
あげみ
するするする。
だからこう、やってる仕事に引っ張られるしね。
ふくしま
そうなんですよ。
だからそういうのもあって、なかなかこれやーってならなかったですね。
あげみ
何が決め手で今の形に。
ふくしま
まずはU字溝を入れなきゃいけなくなったっていうのもあって、
予算的な上限が出てきたっていうことと、
あとは決め手というと、まあ、
その時間的制約が最後決め手になったっていう。
多分まだ時間あったら、まだまだやってたと思うんですよ。
あげみ
もう決めな、マズイと。
建物の配置と近隣の関係
あげみ
それ、その土地買ってから何回か見に行った?やっぱその定期的に。
ふくしま
はい、行きましたね。
あげみ
プランできては見に行って、こうかみたいな。
ふくしま
最初、やっぱり土地が広いので、建物をどう建てようかっていう、
その決め手もまた難しくて、どこに建てようかって。
で、土地にもともと木がいっぱい植わっていて、
桜だとか、杉、ヒノキ、栗、くぬぎと、なんかいろいろ生えてたので、
まずはその生えてる位置を測量して、
何になるかわかんないですけど、
とりあえず取ってみるっていう。
あげみ
自分で測量したの?
ふくしま
えっと、僕の幼馴染が土木会社やってて。
なので、そのU字溝を入れるのとか、木を測量するとかは全部お願いして。
あげみ
心強い。
ふくしま
木の測量の時は、やってもらった後に、
うなぎをおごって終わりでしたね。
ありがとうって言って。
あげみ
友達。
最高ですね。
ふくしま
そやね。測量したいよね、まずね。
あげみ
やっぱり、目に見えてるものと平面で見えてくるもの違うからね。
ふくしま
違いますね、ほんと。
あげみ
あと夏とかね、冬とかの日差しの入り方とかも気になったりするよね。
ふくしまくんちは、家の向きがどっち向いてるんや。
ふくしま
南側が雑木林っていうか、木がいっぱい生えてるところで、
あげみ
どちらかというと裏手というか、腰窓のリビングの方やんな。
ふくしま
そうですね。そっちが南で。
あげみ
すごい面白い建て方というか、
普通は日が入りたい南側のはずなんやけど、
すぐに雑木林が近くにあって、日が直接入るんだろうかと。
ふくしま
もうね、今ぐらいの6月とかやと、ほぼ直射日光自体は入らないすかね。
あげみ
いや、すごいびっくりしてる。
セオリーとかじゃないよね。
ただ美しいから景色が窓の先の。
ふくしま
結構、落葉樹がメインなんですよ。林っていうのも。
なので、秋から冬にかけては、葉っぱがバーっと落ちて、
あげみ
なるほど。明るいんだ。
ふくしま
その頃は日射が入るようになってきて、
この夏にかけて、どんどん葉っぱが生い茂ると、
日陰というか、木漏れ日で満たされる場所になって、
田舎暮らしの意義
ふくしま
夏も日陰なので1日中、
割と涼しく過ごせる場所なんですよ。
そっからの空気を家の中に取り入れれたら、
快適に暮らせるんじゃないかなっていうのもあって、
そんな配置にしてみたんですよ。
あげみ
なるほど。いいね。
お隣さん側に寄せるっていう選択肢はなかった?
ふくしま
お隣さんとの敷地境界線に沿って建てると、
逆にたぶん違和感出ると思うんです。
あげみ
現実で見たときにね。
ふくしま
はい。ポツンってなんでここなんやろうみたいな。
あげみ
なるほど。空き地のど真ん中に立ってるみたいな。
ふくしま
そうです。そうです。
あげみ
そうかそうか。
僕が見せてもらったあの景色は、
半分ぐらいお隣さんの土地ってことなんや。
ふくしま
そうですね。
あげみ
なるほど。素晴らしい。そういうことなんですね。
ふくしま
お隣さん3人子供いるんですけど、
うちの長女のちょっと上から3兄弟がいるんですけど、
子供がね、やっぱりこう、
自由に行き来して遊べる状態がいいなと思ってたんですよ。
あげみ
なるほど。裏みたいな使い方をしたくないってこと?
ふくしま
そうなんです。はい。
あげみ
お隣さんの敷地とくしまくんの敷地を合わせて、
一つの敷地みたいというか、
線引いてるわけじゃないもんね。
ふくしま
そうなんですよ。
あげみ
確かにどこまでがパッと見くしまくん家の敷地かわからん感じが、
あの広さを。
ふくしま
やっぱこう、配置図とか敷地境界線って図面とかで考えてると気になりますけど、
暮らしの上ではそんなん関係ないですからね。
あげみ
そうやね。見えへんもんね。
その先、測量図欲しいよねって言ったけど、
測量図だけ見とるとまたそれはそれでな、
見えないものを見続けてしまって、
そっちに引っ張られてしまうし、
じゃあ割と理にかなってるというか、
自然な流れでここら辺しかが一番いいよねってなったわけや。
ふくしま
ですね。
あげみ
車でアプローチして止めたらすぐ家やし、
その敷地の中を車で無駄に走らんでいいっていうのは、
いいよね。その舗装もしてるわけじゃないし、
自然のままやから。
ふくしま
そうですね。
あげみ
それは確かにそうやね。
へー、面白い。そういう経緯が。
もうでも土地を買った時点でお隣さんはもう住んでた?
ふくしま
住んでました。はい。
あげみ
じゃあいらっしゃるのはわかってたからね。
ふくしま
はい。
あげみ
へー、土地が大きいっていうのは、
田舎暮らしでもかなり特筆すべきというか、
なんでそれをちゃんと注釈しとかんと、
ただアパートで田舎暮らしとふくしまくんちで田舎暮らしは全然違うよね。
田舎暮らしへの向き合い方が。
ふくしま
そうですね。愛知県住んでる時とか、
家っていう境界線が強いんですよ。
アパートとかマンションの玄関のドアを入ったら家みたいな。
あげみ
ああ、そうやな。
ふくしま
それ以外は自分の領域じゃないというか、
いう感覚があるんですけど、
今は家があって、庭があって、林があって、
そのアプローチのところも農道で門があるわけでもないですし、
ずるずるーっとこう続いてく感じがあって、
なんかどこからが家で、どこからがまちというか、
その境界っていうのがすごく曖昧な感じがすごくしますよね。
あげみ
賃貸でアパートとかやったらやっぱり中だけやもんな。
自分の意識って。
ふくしま
そうなんですよね。
あげみ
まず、家建てるっていう時点で、
家の外側まで意識は行くようになるけど、
本当に田舎で敷地境界もあるようならないような感じになると、
その意識って伸びてくもんね。
ふくしま
はい。本当そうなんですよね。
あげみ
なんかね、所有してるとはちゃうけど、
面倒見てかなあかん場所が増えるよね。
ふくしま
増えます。本当に増えます。
あげみ
雑草がちょっと伸びすぎてきたなとかから始まり、
アプローチの坂の土が削れて、
ちょっと車の腹すりそうやなとかさ、
そういうさまつなことまで気にしたりとか。
ふくしま
そうですね。
前の農道の草刈りもちょいちょいやったりとか、
前の畑の人この前やってたから、
今度僕やろうみたいな。
明確にルールを決めてるわけじゃないんですけど、
お互いこう探り合いで、
そろそろかな?
行くかな?どっちが行くかな?みたいな。
あげみ
あるよね。その無言の関係性みたいな。
ふくしま
そこがね、ルールとしてバシッと決まっちゃうと、
地域とのつながり
ふくしま
やっぱり息苦しい感覚が出てくると思うんですけど、
そこはなんかこう、
ちょっとお互いにやれるときにみたいな感覚で、
まあ今はやれてるので。
あげみ
そのグレーゾーンっていうのを敷地境界っていう、
ピシッとした線じゃない。
そこの揺らぎがいいですね。
それはなんか、ふくしまくんの敷地住んでる場所ならではっていう感じかも。
うちとかはやっぱりお隣さんがちゃんとあるし、
前に道路もあるし、
ここは自分家とかっていうね、
線がある程度わかるから。
ふくしま
道路沿いの田んぼとか畑とか、
やってる方とのコミュニケーションも必然的に増えてくるし、
野菜のできたの分けてくれたりとか、
お米分けてくれたりとか、
なんかそういうつながりにつながってったりとかして、
僕が例えば、どっか遠出したときとかは、
あの人にちょっとお土産買ってこうみたいな、
これあげたら喜ぶかなみたいな、
やりとりができてくっていうか、
それはなんか面倒とかじゃなく、
ギブアンドテイクって言ったら変やな。
返さなあかんっていうか、そういうことでもないんですけど、
気にかける人が多いというか、
やってあげたいなって思う人が多くなるというか。
あげみ
いいじゃないですか。
ふくしま
はい。家族で閉じてなくて。
あげみ
あ、そうそう。そこが聞きたくて。
亀山市っていう範囲で見たら地元やし、
幼馴染がいたりとか、
遊びに来てくれるような人がいるとか、
遊びに行けるような場所があるとか、
そういう引っ越す前に、
算段というか、退屈しやんというか、
楽しめそうな場所やろうなっていうのは、
見当はつくと思うけど、
その周辺の人たちとのコミュニケーションっていうのは、
自然と生まれてきたわけや。
ふくしま
そうですね。ただ、引っ越した頃が、
コロナの時期で、
あんまり自治会だとかの集まりも、
どんどんなくなってた時期で、
たぶんもっと前に引っ越してきてたとしたら、
もうちょっと繋がりはあったのかなとは思います。
あげみ
町場というか都会に、ふくしまくんは名古屋に住んでて、
僕はその前、大地民とか東京にいたから、
完全に風の人っていう感じで、
全然そこに僕は足がついてなくて、
ふくしま
わかります。その感覚は。
あげみ
そう。本当に友達とは仲良くするけど、
ここじゃなきゃダメな理由みたいなのをずっと見つけられんくて、
東京に大切な人がたくさんいるけど、
自分自身がここにいることに対して、
しっくりしきれてないというか、
たぶん、賃貸やったからなのかな?
その違和感が引っ越してなくなってきた感じがすごいしていて、
ふくしま
顔が見えるっていうのはすごい大きい気がしますよね。
物の価値と交換
ふくしま
どういう人が自分の周りに住んでるかっていうのが、
仲良い悪いとかじゃなく、どういう人が住んでるか、
本当に顔が見えてるっていう。
あげみ
そうやな。
ふくしま
それがわかればわかるほど、
愛着というのか、
この土地のことをわかってくるというか。
街に住んでるときは本当に周りと関係が薄いし、
あげみ
お隣さんとかね、そういう感じじゃないもんね。
ふくしま
はい。
やし、人が多すぎるから、
把握もできやんというか。
あげみ
確かに。
全部買い物とか、お金を返して何か、
人に会うにもどこかお店に行って、
ご飯を食べながら会うとか、
何かにつけてお金を返して、
じゃないとアクティビティができないみたいな。
それはそれでいいんかもしれへんけど、
さっき言ってたみたいな。
野菜をもらったりとか、
代替えする必要がないというか、
これをもらったから、
今度は何かあげたいなとか、
そういう物と物で繋がっていくというか、
それは物々交換とはちょっと違うんやけど、
相手を思う気持ちと物が一緒に取れすぎたし、
ほっといてもこれ腐ってしまうっていうこともあるやろし、
それこそやっぱ顔の見える関係性がすごく面白いし、
楽しいなって思ったりはするなぁ。
ふくしま
そうですね。
やっぱ何でもそうですけど、
物やったりことに、
その背後にあるストーリーとか、
関わってる人の顔が見えた瞬間に、
その価値って全然違うものになると思ってて、
だからそれを知れば知るほど、
地に足がついてくるかな。
住む場所に対して。
そんな気はしています。
あげみ
そう、何か買うにしてもさ、
あの人のところで買いたいなとかって思うようになってくる。
ふくしま
ああ、うんうんうん、それあります。
あげみ
ちょっとインターネットで買えば、
そっちの方が安いけど、
それよりもちょっと高くても、
この人にからかった方が、
僕自身が嬉しいみたいな気持ちになってくるのが面白いし、
何かそれが小さなコミュニティの中でもあれば、
みんな幸せになるような気が、
理想論みたいな感じになるけど、
いいような気がしてて。
ふくしま
そうですね。
あげみ
お金に対しても、ちょっと付き合い方変わったような気がしてて。
ふくしま
ああ、それはむちゃくちゃあります。
いや、本当にあげみさんおっしゃるように、
やっぱこの人から買いたいとか、
いう人がどんどん増えてくんすよね。
あげみ
そうやね。
増えるよね。
ふくしま
野菜やったらこの人やなとか、
魚やったら街の小っちゃな商店っていうか、
実際そういうとこで買うと美味しかったりしますからね。
スーパーで買うんじゃなくて、
あそこの生肉店で買うとか、
もうほんと今度食べてほしいぐらいに、
亀山にある生肉店で買ったとんとろ、
あれはなんぼでも食べれますよ。
あげみ
あ、そう。
ふくしま
なんかこの40ぐらいになって、
どんどんね、油っぽいものとかが食べづらくなってる。
なんか、あんなに肉食べれることないですよ。
なんかそんな風に思うと、
ダブルで嬉しいです。
今まで全然考えてなかったですけど、
そこやって街の小っちゃな商店だったり、
ある人から買うと美味しいって思う。
感覚的なところもあるでしょうし、
実際に美味しいこともあるので。
あげみ
そうやな。
居心地の良さ
あげみ
え、それいいね。
なんか、僕は生肉屋さんじゃないけど、
漁してる人、
漁師さんから鹿肉とか、
イノシシのお肉とかいただくと、
美味しいもんな。
美味しいし、
この土地のものを口にできるってことが、
すごい嬉しいよな。
たとえば琵琶湖やったら、
冬はカサギがとれて、
それを食べるとか、
なんかすごい安心するよね。
どこかわからん海外から運ばれてきたもの。
もちろん全部がそうはいかんけど、
地域のこのエリアでお米作ってる方から、
お米をかけてもらうとか、
本当になんかそれがただ普通に嬉しくて、
いいなって思う。
ふくしま
そうですね。
街を形作ってるものの循環に、
自分がちょっと加わった感覚ありますよね。
あげみ
ある。
これってさ、
それぞれの人が住んでる地域で、
形成していくものやからさ、
この満たされた感じみたいなのを、
ダイレクトに共有するのって難しいんやろうなって思うよ。
コミュニティができていく過程に対して、
すごいワクワクしたり、
今度ご家族と一緒に食事をするとかっていう、
新しい友達が増えていく喜びみたいなさ、
なんか友達が増えていくっていうか、
このエリアで一緒に生きていく人たちと繋がっていく、
楽しさみたいなのがあって、
それをどうやってもっとみんなと分かち合えるというか、
こうやってこういう場所で話したときに、
この楽しさを伝えたいなって思うんやけど、
ふくしま
どうするといいんすかね。
あげみ
別に知り合った人とか付き合ってる人とか、
有名人とかさ、
そんなんじゃないよ。
ただこの人のことが好きで、
一緒にいて楽しくて、
そういう人が近くにいる、
嬉しさみたいなのが、
すごいこう感じるんやな。
ふくしま
誰かと関わってたら、
この感じすごいいいみたいに思うことが本当に多くて、
暮らしというか生活の中に、
他者をどんどんどんどん入れていくことが、
豊かさに豊かというのか、
その先に居心地いい場所やなって思う感覚があるというか、
あげみ
なんやろうね。
好きなものを集めてさ、
それで部屋作るのとちょっと違うよな。
ふくしま
違いますよね。
あげみ
こういう居心地の良さじゃなくて、
なんか受け入れるし、
こっちは開いていくことで、
好きなものだけを入れるとかじゃない良さみたいな。
自然体でいられる。
っていうか、なんなんやろうな。
自然体?
住み開きとかっていう言葉が、
あるのに近いのかな。
本当になんか家持って気軽に来てきてって、
めちゃくちゃ言うようになった。
いつでも来てって。
ふくしま
そうですね。うちもそうやな。
なんかこう、僕個人で認知されるってより、
家族として町の人たちに認知されてることが多いですよ。
あげみ
あー、そうなんや。
ふくしま
僕は商売というか、
仕事をね、設計っていう仕事をしてて、
こう、外に向ける顔があるというか、
ですけど、妻だとかは勤めてる人で、
そういう顔を世に出す必要もないですけど、
僕と一緒になって、こう、
あちこち顔出したりとかすると、
僕よりもむちゃくちゃ愛想が良いので、
人付き合いも上手で、
あげみ
素敵やからな。
ふくしま
妻がフックとなって、妻と娘たちがフックとなって、
どんどんね、輪が広がっていくというか、
これで、妻たちも一緒やから、
家にどんどん遊びきてっていうのを、
僕よりも妻の方が、こう、どんどん人呼ぶっていうか、
あげみ
へー、あ、そうなんや。
ふくしま
一緒ご飯食べようみたいな。
あげみ
へー、素敵やね。
ふくしま
だから、そういう家族の在り方を今してるので、
そういうのもあって結構、開くということが気軽にできてるのもありますね。
あげみ
なんかでも本当に開くのに適した家の形してるしね、
ちょっと戻るけど、その家も、
その掃き出しで、
家づくりの経緯
あげみ
玄関もあるけど、ダイニングのところが土間で、
そのまま外へも出てるし、中へも入ってこれちゃうような、
ふくしま
そうですね。
あげみ
敷居の低さっていう、いいよね。
ふくしま
もともと夫婦2人で暮らすつもりで、
家は計画としていて、
さあ着工っていう、着工が控えてるぞー、ぐらいの時に、
子供もできていて、
それでも計画変更しなかったんですよ。
あげみ
あー、そうなんや。
子供部屋とか。
ふくしま
ちっちゃな家ですけど、
それでもその半分のスペースを、
人に来てもらいたいがために広くとったスペース、
ド間と板の間があるんですけど、
その間隔は維持して、
子供が大きくなったら、
自分の仕事部屋にしてる場所を子供にあげたらいいし、
僕の仕事を小屋みたいなのを増築してもいいし、
別棟でね、とか建ててもいいし、
みたいに、
わからんことに対して想定して、
部屋を作っていくっていうよりはもう、
なんとかなるやろうって言って。
あげみ
そやな。
ふくしま
子供2人生まれるなんて思ってないので、
まあ、それでも今はね、なんとか楽しく暮らせてますけど、
ゆくゆくは不都合も起こってくると思うんですけど、
そういった不可抗力というのが、
計画性のなさゆえかもしれんすけど、
そういうものを受け入れるっていうことが、
もうこの家、前提になってるんですよね。
人を呼びたいがために作った家やし、
まあ、そういう土地のゆとりがあるからこそ、
不足の事態になんとでも対応できるやろうっていう、
大らかな気持ちで構えれるっていうのもあるかなと思いますね。
あげみ
なんかね、一方でこうやっぱ、
先のことを考えて、部屋数とかさ、
プランにさ、子供部屋は2つでとかっていうのがあるけど、
ざっくりと大きく作ってるからさ、
部屋はないんやけど、
なんか、そのゆとりというか余白みたいなのが、
ふくしまくん家にあるもんな。
ふくしま
うーん、そうですね。
もう寝室とか3畳とかなので、
キュンキュンで寝てますけどね。
なんていうのでもさ、
あげみ
ちっちゃいしてコンパクトにコンパクトにっていうわけじゃないから、
その伸びやかさが、
息が詰まらんような作りにはなってるやん。
とは思ってます。
ふくしま
はい。
よく言えば、抑揚があって、
メリハリがあって、
っていう感じですかね。
あげみ
そうやね。
ふくしま
抑えるとこは抑えて。
あげみ
確かに。
諦めてるわけじゃないしね。
諦めてるわけじゃないしね。
何でも予算の都合でとかっていう感じもないやん。
ふくしま
うんうんうん。
あげみ
その、質素じゃなくて素朴なっていうのが、
なんかすごいしっくりきてて。
ふくしま
ありがとうございます。
あげみ
諦めてこれはしなかったんですとかじゃなくて。
ふくしま
はい。
あげみ
素朴にしたらこれになりましたっていうような。
ふくしま
はい。
あげみ
もちろんお金のことはあっての上なんやろうけど。
ふくしま
はい。
あげみ
諦めた形の建物に見えへんのが良いよね。
ふくしま
嬉しいですね。
あげみ
なんか、波板の屋根さえもやっぱり。
ふくしま
はい。
あげみ
可愛いし。
あの、玄関側の軒を出さんのもね。
ふくしま
はい。
あげみ
設計のアイディアと予算の都合もあるけど、
デザイン的にやっぱりそれが可愛いし。
ふくしま
うんうんうん。
あげみ
あの、佇まいがすごい良い佇まいになってて良い気がする。
ふくしま
ありがとうございます。
あげみ
なんか生き方とね、建物の形がフィットしてるんやね。
ふくしま
いやー、なんか計画して建ててた時は、そこまで思ってなかったんですけど、
どんどんこう、フィットしてきましたね。
なんか暮らしに。
建物に合ってきたのか、なんなんやろう。
あげみ
あー、うんうんうん。
ふくしま
建物があったからそういう生き方ができるようになったのか。
あげみ
うんうんうん。
ふくしま
なぜなのかわかんないですけど、
計画時には全然考えてもないくらいに、
今、ぴったりやなーって思うことが多いですね。
あ、そろそろいい時間になってきましたね。
あげみ
そうやね。
ふくしま
続きはまた別の夜に撮っておきましょうか。
あげみ
はい。
ふくしま
はい。
それでは、また次の夜に。
42:40

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