当然お金もいただきながら、介護保険であったり医療保険の部分から報酬といいますか、そういったのもいただきながら行うというサービスになっています。
実際に私も祖母が最後寝たきりになってという時に、薬局にもちろんお薬も取りに行けないというところまで来て、薬剤師さんが実際にお家までお薬を届けに来てくれたというのを、小さい時ながらに覚えているんですけれども、
本当にいきなりピンポーンってきて、どうもーみたいな感じで元気に入ってきて、最近どう?みたいな世間話から始まって、じゃあお薬の説明するねっていうので一連のお薬の説明して、最近調子どう?みたいな、暑いからクーラーつけてねみたいな感じで一言かけて帰って行ってくれたなというのがすごく印象に残ってるんですよね。
おばあちゃんもすごいそれを楽しみにしてて、今日は来ないのか、明日は来るのか、明後日は来るのか、いつ来るのかみたいな。お菓子あげたいけど、次はいつ来るんだろう?みたいな感じで、すごく心待ちにしていたのを覚えているので、薬剤師さんの存在ってすごく大きいなって思いますし、お薬だけじゃなくて生活丸ごと見守ってるなっていうのを肌身で感じていたんですけど、
お菓子さんもおそらく何件も患者さんの訪問行ってて、初めて訪問に行った時の印象的な出来事とかってあったりしますか?
そうですね、僕自身、本当に在宅専門でやってる方とかに比べるとそこまで経験はないんですけれども、でも前職にはなるんですけど、前の時にご夫婦のお薬を届けさせていただいてたんですが、奥様は比較的お元気で、ご主人が寝たぎりというか、なかなかちょっと外出が難しいというところで、ご夫婦は両方とも介護保険を活用してお薬を持って行ってたんですけども、
本当に毎回楽しくお話ししたり、結構お二人暮らしなので、なかなか労働介護にもなって大変だと思うんですけど、いつもご自宅を綺麗にされてたりとか、なんかすごい昔の旅行行った時の思い出とか、分かりますかね、食器棚みたいなところに並んでるみたいな、本当におばあちゃん家っていう感じなんですけど、
ただその時に、最後ちょっと僕がテンポが異動になるということで、担当が変わらないといけなくなった時があって、1年前くらいだったかな、その時にすごく悲しんでくださって、もちろん次の方もすごく真摯にしてくれる方ですよって話をして、業務的な引き続きとかはしっかりしてたんですけど、
やっぱりこうやって2週間に1回でも来てくれて話しするのはすごい楽しかったし、いつも30分とか20分とか結構ゆっくり訪問させていただいてたんですけど、その時間が楽しみだったんやーって言って、なんかね、手作りのお守りみたいなのを触れくださって、縁起の家を守りながらね、いまだに僕の家の鍵のキーホルダーになってますけど、
その方はやっぱり最初はなかなか心を交わすとかいきなりね、薬持ってくるだけの人なのに、どこで行ったんだったらやっぱりちょっと体調が変わった時に、あ、これもしかしたらこの薬を減らした方がいいかもしれませんね、みたいなところで先生とコミュニケーションを取ってやっていく姿とか、それが結果的に患者さんの症状につながったかどうかってなかなか判定が難しいんですけど、
とかね、あ、ごめん、ちょっと今日あの薬言うの忘れてたんやけど、次の時でいいから持ってきてくれる?って言われた時に、あ、この後行きますよーとかパーって持ってきた時にすごい喜ばれたりとか、やっぱ概要薬とかね、中、ないとあかん薬じゃないけど早く欲しいみたいなのって結構あるんですよ。
薬学的とか薬剤指名線で行くと、別にこれ2、3日切れても大丈夫だよって思う一方で、患者さんは、あ、不安やなーみたいな、そこは結構見極め必要で、外来はやっぱりね、取りに来られたら肩に渡すって感じやけど、やっぱお届けするっていうのは、お持ちするっていうのは結構こっちのコントロールできる範囲が多いので、なんかそういったところも在宅の面白いところやなーって思いますね。
やっぱり、おばあちゃんの姿を見てても思いましたけど、1日がすごく長いですよね、その寝たきりの方だったりとか、やっぱりテレビ見て1日過ごしてるとか、そういうのも多くて、だから私が来るのとかもすごい楽しみにしてましたし、薬剤さんと会話できるっていうことがもうそもそも楽しみだったはずなんですよね。
なので、薬だけでは測れないっていうか、その先の部分まで関わっていけるっていうのが在宅の醍醐味だなーっていうふうに思いますし、ご自宅に行くからこそやっぱり気づけることもあるし、薬局のカウンター越しからだけでは見えないこともいろいろあるんだなーっていうのを、実際今の薬局に就職して写真撮りに行かせていただいたこともあるんですけれども、
やっぱりご自宅の中に入って、入ったからこそ分かることってすごく多くて、この方ってワンちゃん大好きなんだとか、すごい怖そうだけど実は猫が大好きなんだみたいなこととか、すごい不愛想な方だけど最後お菓子をヌって渡してくれたりとか、
なんかすごく外来とはまた違った魅力があっていいなーって思いますね。
そうですね。今日の初めの質問もそうですけど、薬局が家に来て薬を持ってきてくれて薬の管理までしてくれるっていうことを、ご存知の方の方がまだ少ないんじゃないかなっていうぐらい。
そこはね、僕たちの発信不足な部分もありますし、やっぱり往診で来てくれるドクターがいて、訪問看護の方がいて、お風呂入れてくれる方がいて、ヘルパーさんがいてっていうところはイメージつくんですけど、そもそもケアマネージャーさんがケアプラを考えるときに薬局の介入っていうところを選択肢というか、ピースに入れてないパターンも正直あったりしますし、
ここって点数の振り分けの中に薬局のサービスって言ってたら含まれないので、どんどん使ってもらったらいいんですよ。少し自己負担は発生するんですけど、正直そんなにたくさんじゃないですし、そういう意味でも、お薬のことで本当に家の管理とか、お母さんの薬ちゃんと飲めてるんかなとか、誰がこの薬何に使うんやみたいなことを把握してるんやろっていうのがちょっと不安だったタイミングで、
今お薬もらってる薬局さんであったりとか、先生とかドクターは必ずご存知だと思いますし、薬局紹介してくださると思うので、その段階で早い段階で相談する。家に空いてない薬の袋がたくさんある状態って、僕たち本当に最初の介入のときよく見るんですよ。
それびっくりしました。結構あるあるなんだなっていうのが衝撃的で。
それがないところのほうが使いやすい。完全に管理されてる。管理されてる状態から引き続きとかね、あるんですけど、初めて介入するときって基本的には本人が頑張ってメモしてるんですよ。
でもそれが2023年の薬タイヤなのか、薬の袋なのか。このトンポクって10畳入ってるシートで3つ空いてて、隣のやつは2つ空いててとかっていう、必死で薬は使ってるんですけど、管理できてるとは到底言えない状態だったり。
難しいですよね。月に1回だけ飲んでくださいとか言われても、私たちでも結構難しいなって思います。
飲めてるか飲めてないか判断できる人がその場にいない。薬が残ってるってことは飲めてないっていうことでもないじゃないですか。もらってきたばかりだから残ってるし。
結構この薬が飲めてるかとか管理って、そんな簡単じゃないんですよ。おそらく。
ご本人がしっかりしててもなかなか難しかったりするので、ご本人の病気に対する意識にもそうですし、別に飲まんでもええわって思ってる人だったら気持ちはしっかりしててもなかなか飲まなかったり。
その方って本当に全部飲んだほうがいいのかどうか判断しながら。
そうですね。
3日、2日しか飲んでないから体の数値で安定してたりするみたいなパターンもあるんですよ。
私もそこまで薬が残ってると、身内には嘘ついちゃいそうですね。飲んでるやつ。
そうなんですよね。そういうところも、外来だと外来で話してると、飲んでるよって言われたら、飲んでませんよって絶対言わないじゃないですか。
飲んでませんよって。
でも家に行ったら、飲んでるよって言われたら、飲んでませんよって言わないですよ。
飲んでませんよって、見てください、残ってますよって言わないんですけど、そうなんですねとかたまに言わされたりしますかとか聞いて、いやいや、忘れてないよって言わせても毎朝ちゃんと飲んでるよって言ってて、これぐらい残ってるんだったら、もしかしたら違う機能が下がってるのかなとか。
もしくはやっぱり、そもそもの薬の服用方法に対する理解が、最初の段階で毎日飲まなきゃいけないけど3日でいいと思ってしまってるのかとか、その辺から考えていけるので。
なんかあれですか、補助的なロボットみたいなのとかあったりするんですか。
あります。もう本当に多種多様や。一般的にはカレンダーですね。朝昼晩寝る前。
ポッケみたいになってるやつ。
そうそうそう。たぶん見たことある方も多いと思うんですけど、あれやっぱり結構万能なんですよ。
あれかなり万能で、ただあれで管理しにくい方とか、スペース的に宅上に置いておきたいとか、いろんなあれがあって、朝昼晩っていう箱を作ってそこから取るっていう人もいらっしゃるし、
自分で何飲んでるか確認しときたいから一つの袋入れんといてくれっていう人もいらっしゃるし、そもそも飲みすぎてしまう人。
全部のカレンダーにめっちゃ入ってたら、明日の分も明後日の分も飲めちゃうので、その日の分だけが払い出されるような簡単な服役補助ロボットみたいなやつもあったり。
本当様々なんだけど、それを患者さんにあった形でこちらから提案していくっていうのも非常に大事なこちらのお仕事というか役割ですね。
私一個素敵だなって思ったエピソードがあって、どうしても薬飲み忘れちゃうのよっていう在宅の患者さんがいらっしゃったんですけど、その方めちゃくちゃワンちゃんが好きなんですよね。
日めくりカレンダーがワンちゃんだったみたいで、そこに一個一個薬を貼ってってあげたみたいなんですけど、そしたら飲み忘れなく毎日スムーズに飲むことができたっていう話を聞いて、
お金かけなくても一個の工夫でこうやって楽しみながら薬が飲めるようになるってすごい良いなって思いました。
やっぱりこういろんなやり方があるんですけど、通りペントでは難しくて、飲めない方をどう飲めるようにしてあげるか。でもその薬局の工夫だけでは難しかったりする。
例えば朝昼晩の薬があって全く飲めてないと。ヘルパーさんが毎朝入ってるっていうことがわかってるのであれば、ヘルパーさんに飲んでもらえるように朝にできるだけ集薬できるかっていうことを提案してみたり、
1日3回の薬を1日1回にしてちょっと量を増やしたりとか、昼の薬をなくそうとかそういう工夫も結構できるので、本当に介入の余地はたくさんあって。
最終的なゴールって薬を飲むことじゃないので、患者さんが健康になるっていうか、健康の部分から回復するとかね、人生を謳歌できるようにするっていうところだけを意識はしなくもって関わっていく。