プロジェクトデザインルーム第27回、引き続き通りすがりの天才川田智さんとプロジェクトの秘訣を探っていきます。よろしくお願いします。
もうパート1から僕は脳汁をいただいてありがとうございます。
やっぱり開発者って開く人だよね、みたいなことに関してもそうなんですけど、トモさんってやっぱり作るものがいつもすごいセンスいいなって惚れ惚れしてるんですけど、一方でこの日本語の表現力とか意味を込めているところとかが、
なんかそれ以上にって言うとちょっと比較になっちゃうんであれですけど、やっぱりいつもグッと来てるんですよね。で、そもそも通りすがりの天才ってとか、日本に2人目はまだ現れてないんじゃないかなとか、あとたぶん番組とかの中でもよくうっかりって言うじゃないですか、そんなうっかりしてる人たぶん日本にいないなとか。
なんかうっかり来ちゃいましたとか、すごいチャーミングだなとか、あとはそうそうワイヤードの連載もね、トックの未来って、これもねなんかすげー悔しかったんですよね、最初見たとき。
トックの昔じゃなくてね、トックの未来っていう。
そうなんですよ、もうそれが実現できるかのような期待感とか、なんかたったこう2つのフレーズとかでできちゃうみたいな、本当なんだろうな、形容するならばとてもお茶目で、うちのおかんとかでも会話に入ってこれそうなワードチョイスみたいなのが最高だなといつも思って。
嬉しい。
すみません、もうファンみたいになっちゃってて申し訳ないんですけど、もう一個具体例を出すと、先ほどおっしゃってた作詞作曲活動も活発に行われてて、AIも多分に駆使されてると思うんですけど、
お勧めしたい曲が、僕あの水脈が一番好きなんですけど、今日はこのデバックトゥーフラメンコの一節をちょっと引用したくて、いまだに生活が得意ではない、地球のカレンダー通りに生きていくことができないっていう、いやそれってなんか、いや俺とかあいつとか思い浮かぶ人が多くて、
この辺はごめんなさい、TOMさんのこともあるんですか?
いやもう実感ですよね。
やっぱ自分。
なんかあれじゃないですか、特にデバッグ経営者だと土日とか関係ないでしょ。土日とかでさみんなさよならって帰ってくると寂しいじゃんなんか。
そうそう。
これからも楽しいんだけどなっていうか。
はいはいはい。
そういうのとか、あとそれだけじゃなくてなんだろうな。時間で別に生きてなかったりとかするじゃん。何時から何時まで仕事だと思って別に働いてないから。
なんかいろんな、みんながカレンダーでもう子供の時から当たり前だと思ってることは自分にとって当たり前じゃないんですよね。
みんな土日休んでるから、僕土日もずっと次の授業で受けるために仕込んでたりしてたから。
カレンダーの感覚はちょっとね、そんなこと誰にも頼まれてないけど、ちょっとおかしくなっちゃってるんですよね。
それぐらい好きなことが目の前にあったりとか、やれって言われてやってるのだとカレンダーとの対比がすごくあるんですけど、やりたくてやってることが多いですよね。
祝日って結構屈辱じゃない?自分が何もやってないように休みをもらえるってちょっとなんか。
祝日が屈辱。
なんか嫌だな。自分が褒められて休むんだったらいいんだけど、別に他者の祝いだなっていうか。
なるほどなるほど。
そういうことですね。
それはなんか生活が得意ではないっていう文章で言われたときに、そっか、俺生活が得意じゃなかったんだ。
そう言える人が増えるといいよね。
そうそうそう。得意不得意みたいな概念で切っていくのもすごくいいなと思っていて。
少しね、そういった人柄みたいなところも今見えてきたんですけれども、ひとりこねるという、ある意味超絶越境人間みたいな風に僕からは見えてるんですけども、
ズバリどんな少年時代だったんですか?みたいなところはもう少し聞いてみたくて。
そのあれですね、夏休みの課題とかで、みんな朝顔とか観察日記するでしょ。
やってましたね。
僕やっぱ最初に、あ、たぶん銃の名前が人と違うから、やっぱり人と違うことやんないと親に申し訳ないなっていうのがたぶんどっかになって。
はいはいはい。
やっぱ人と違うことを自発的にやるっていう子供だったと思いますね。
そっか、トムさんの銃の夢は本名で、要は幼い頃から。そっかそっか。
なので、みなさんが朝顔を観察してるときに、本当に今だけぎょえって言われるんですけど、
あのね、ゴキブリの卵をあるときに見つけたの。それをずっと観察して、すごいリアルなのを書いてたんですよ。
ウジみたいなのが湧くんですよ。気持ち悪い。
それなんかケースに入れてたんですか?
ケースにも入れてました。
ああ。
みんなが朝顔とかやってるのに、すっげえなんかリアルなゴキブリの観察日記みたいなのを書いて提出したら、すげえ怒られて、
誰もこんなの出してないじゃないかとか言って、誰がこれ見て喜ぶんだとか言って、
いや、そういうことじゃないんですって言って。
すごいっすね。たまたま見つけたもの。
すげえ苦手なんですよ。ゴキブリなんていまだに大嫌いですけど、
やっぱり人の土地はごとやんなきゃっていう弱観念がね。
すごいなあ。名前ってすごいなあ。
もう名前通りになるよ。出村君もそうなるでしょ。
僕は光る世の中の世なんて、だいぶ背負ってるものが、
いや、そうだよ。
でかいなあっていうので、あるんです。
僕はね、ちなみにあれです。家系がクリスチャンでして、おじいちゃんが牧師なんですよ。
ほう。
なので聖書の言葉から取られていて、
へえ。
世の光っていうワードが出てくるんですよね、聖書の。
そこからつけられているのでね。
かっこいい。
だいぶ重たい感じではあるけど、確かに意識してたかもしれない。
なんかちゃんと光ってるかなとか。
聖書由来かあ。神の子じゃん。
まあまあ、そうですね。
僕ね、夢十夜ですよ。夏目漱石の。
ああ、そうなんですね。
ああ。
夢十夜っていうね、十個の変な話があって、すげえエロい話とかもあんの。
ああ。
父親をすごい憎む話とかもあって、全部その通りになってるんですよ。
嘘。
父親と仲悪いとか、やっぱりそういう。やっぱり名前通りになりますね。
面白いですね。まさにまさに。
ちょっと少しずつ聞いていきたいんですけれども、
なんかまあ、そもそもたぶん小学生とかそんなにガイドラインに縛られず、
いろんなことの興味に向き合ってたんだろうなと思うんですけど、
なんか専攻とかって自分である意味選択できるじゃないですか。
本さんなんか学生時代の専攻とか何選んでたんですか?
会計学科ですね。
会計?
小学部ですね。
え、マジっすか?
はい。
それは興味あったんですか?
えっとね、興味ありましたね。
芸手がね、バランスシートに関する小説を書いてたんですよ。
へえ。
なんか面白くて、そのバランスシート、当時のバランスシート。
バランスシートっていわゆる財務書評の中で。
そう見ると工場人物が見えるというか、文学的な解釈で商業を捉えてるお話があって、
それはなんか面白いなと思って。
確かに全部履歴が紙で残ったりとか、領収書とかで残ったり、
なんかその何かの根拠になるのって面白いなと思って。
ああ、データですよね。
データ。
で、それ受験勉強とかしてるときに芸手を読んでみたいな。
そうですね。
すごいな。
そうですね。一応いろんな学部受けたんですけどね。
それに受かったんですけど、なんか小学部は一応面白いかなっていう。
その時はまだなんだろう、テクノロジーオタク的なところは別に。
全然なかったですね。
なかったんですね。そうか。ある意味文系だったんですね。
でも自分で楽器作ったりはしてました。
あんまりオタクっていうかもっと抜けのいい感じで、何でもピックアップつけちゃえみたいな。
無邪気な感じで。
なるほど。そっかそっか。音楽活動もね、やられながらっていうところだったと思うんですけども。
じゃあ会計をやり、そこから大学というか学生生活を経て、お仕事としては先ほどおっしゃってたミシンの会社に入ったと。
はい。
その時の配属というか何からスタートしたんですか。
えっと、僕の仕事をやるための部署を会社が作ってくれて、そこの部長として僕は入った。
すごいですよね。
漫画みたいですよね。
ちょっとそんな話を読んだなと思い出しながら今聞いてるんですけど。なんか当時で言うと何年くらいですかそれ。
2000…え?何年だろう。
僕の19個上くらい。
1999年とか。
そっか2000年くらいです。だからインターネットで言うと結構ウェブサイトとかをちょこちょこ作り始めたりとか。
そうですね。アクションスクリプト、フラッシュとかが出てきて。
はいはいはい、そうですよね。その頃に、なんで部署ができたんですか、急に。
えっとね、とにかく僕を社員にしたいってそのミシン会社の取締役が僕をすごい気に入ってくれて、こいつは天才だから。
うちの会社ミシン会社だけど、何のインターネットの要素もないけど、こいつを入れたらなんか立ち上がるんじゃないかみたいな感じで。
ほんと家計みたいな感じで、家事の感覚で入って。でね、予算が何百万かもらって、あと5人くらいまでで雇っていいって言われて、からがスタートですね。
おもしれー。
え、でも何の仕事もないんですよ最初。だからすごい一人ベンチャーみたいなことを今思うとやらせてくれたんだなと思って。ありがたいですけどね。
それは、いや、出来事だけだとまだ想像がつかなくて、会計の勉強しながらちょっと変な楽器とかを作ってるトムさんが、何でそのミシンの会社にそういう刺さり方をしたんですか?
でもね、自分で勉強したホームページを作ってて、そこにいろんなネタとかを僕書いたのを、アニメーションとかをそこに出してたんですよ。
なるほどなるほど。
その取締役が見て、当時ホームページビルダーとかの時代だったから、フラッシュ当時使ってたかな、ディレクターとか。
とにかく僕は、ガイツールというか、みんながこのキーボード打たないとダメって世界だったから、それはちょっと終わるなと思ってて感覚的に。
キーボード触らなくてもインタラクティブなものを学生の時に作ってたんですよね。
なるほどなるほど。
それを見て、たぶんそういうものがミシンに入れられると思ったんじゃないですかね、取締役は。
なるほどな。その方はもうご卒業されてるんですか?
今なんかね、銀行の投資の判断をする役をやってるみたいです。
ああ、じゃあある意味、トムさんという人を見つけたのも、かけでは勝つだから。
そうだと思います。
なるほどな、いや面白いです。で、なんかそういうところから、たぶん01をやるとか、それを事業みたいなところに接続しながらやるっていうのが、なんかすごく地盤としてあるんだなって伝わってきていて、ただただおもろいものを作りたいというよりも、やっぱりペイしなきゃいけない部分もあるから、なんかその辺の感性が、結構なんか理解が追いついてきました。
一方で、やっぱりどうしたらこんなトックの未来みたいなワードがうっかり出てくるのかみたいなのが、結構僕も学びたくて、今でも文学と接する時間多いですか?
最近は全然読んでなくて、でも20代30代くらいまでは本当に取り憑かれたように読んでた。本人自覚はないんですけどね。本当食事を取るのと同じくらいの、プログラムをやってるのに、プログラムのリファランスとかの味気ないものだけだとなんかつまんなくなってきて、別にプログラム用語でもなんでもないんだけど、
小説を読んだりとかしてましたね、ほして。
ある時に偏ってそういうインプットするっていうのも、なんか結構人生に対する影響大きそうですね。
すごい言語化はその時に、子供の時におじいちゃんが文学伝誌みたいなの買ってくれたんですよ、トムだから、松井漱石だからとか言って、あるじゃん、ドーンとした文学伝誌。
ちょっとハードカバーとかついてる。
あんなの多分みんな読まないんだけど、おじいちゃんにもらっても。
一番読まないですね。
僕すごい読んだんですよ、おじいちゃんの気持ちを考えて。
すごい昔の本を、トックの未来は100年ぐらい前の作家ばっかりワイヤードを書いてるんですけど、その時代の作家はすごい詳しいんですよ、子供の時読んでたから。
もともと知ってるというか。
あと科学と文学が100年前はほんと近くにあったんですよね。
いいなと思って。
最近で言うと、うちの子供がちょうど長男が去年受験勉強をしてたんですよ。
そうか。
で、3年間ぐらい塾というものに通い、僕はほとんど関与してなかったんですけど、ヘッカの紙だけを定期的に見てるわけですよ。
最初、国語の点数がすごい良くて、あとは結構苦戦してるみたいな状況だったんですけど、最後にいわゆる数学理科、社会だけ最後まで暗記が嫌だって苦戦してましたけど、
先に言語処理能力が先立つと、いろいろ世の中の捉え方とか理解がしやすくなるのかなみたいなのは、彼のデータを見て思ってたから、
なんか英語とかソロ版教室とかも、もちろん全然いいと思うんですけど、めっちゃ文学に触れるタイミングをどっかで特異的に作るのが面白いなと思いましたね。
そうですね。この話すごい面白いから、続きましょう。
いいですか。
次のパートでもぜひ。
でもいいですよ。このままでもいいと思ってて、何をそこがおもろいと思ったんですか。
ちなみに今の技術の、先生が一つ軸足にすると、今の爆発的な音楽も映像もいろんなことの爆発的な成長って言語処理じゃないですか。
言語処理の仕方が、一回溶かして、溶かした内容から僕らがもう一回作ってっていう、イディオムを作り出す力というか、それがコンピューターがやった結果なんですよ。