1種類目は「民間で自然を守る事」。日本の湧水が出る山々の現状と買い方、静岡県の南伊豆エリアの山を買った話
サマリー
近藤ナオが参加するプロジェクトの一環として、自然を守るための土地取得に関する取り組みについて語ります。彼はメキシコやタンザニア、ペルー、さらには日本の土地探しなど、100種類の活動の一部を紹介します。このエピソードでは、南イズでの湧き水の土地購入と、その自然を守るための取り組みについて詳しく述べます。また、メキシコやタンザニアでの土地利用に関する新たな計画も紹介されます。
自然保護の取り組み
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第38回の話をさせてもらえたらなと思っています。
2回前かな、36回から新生に突入という形で、僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めたこと、
100種類と題して、今のところ11個ぐらいなんですけど、その話を順番にしています。
今、1個目の話がまだ終わってないんですけど、1個目はどうやって自然を守るのかということで、
自然を守るためにメキシコでヒントを得た心ある人が、そういうローカルの自然のエリアを買い取って維持するっていうものにヒントを得て、
ヒントというか、丸パクリなんですけど、というやり方で、今僕が関わるエリアに土地をどんどん買っていってるって話をしていました。
アフリカのタンザニアで土地を買った話、南米のペルーのアマゾンの土地を、
それは結局買ってなくて仲間たちが買ってくれて維持している状況っていう話と、
あと日本の湧き水が出る山たちっていうのを買っていこうっていう中の話で、
前回、日本は明治時代、前回ちょっと100年前って言っちゃったんですが、たぶん150年ぐらい前らしいんですけど、地層改正条例っていうので、
本当に土地の持ち主っていうのをかなり細分化してしまったっていうのがあって、
今、自然をまとまって買うっていうのが、かなり難しい状況になってきているんだなっていうのを話したと思うんですけど、
その中でも偶然、それが何とか買いやすい状況になってる土地っていうのに、そこから出会っていくんですが、
まず土地の探し方として、2個目にやり始めたこととも関係がするんですが、とりあえず雪が降らないあったかい場所のほうの土地のほうが、
雪が降ることによって、その雪のおかげでエネルギーがたまるので、例えばおいしいお米が作れたりみたいなこととかの背景はあるんですけど、
暖かい地域のほうが、暮らしていく上でも生きやすいし、いろんなものが育ちやすいのかなとか、
ちょっと2個目の話をしてないと、これは説明が難しいんですけど、とりあえず日本で雪がほぼ1年に1回も降らないエリアの山を探してました。
湧き水の出る山を探してました。
それが1個目の候補は、静岡にある伊豆半島っていうところの一番南の南伊豆エリアって感じですかね。
市町村の名前っていうよりは南のほうっていう。
あとは、紀伊半島の和歌山があるところの一番南のほう。
あと四国の高知の南のほうは、ほとんど雪が降らないらしいです。
そこで、できれば10ヘクタールぐらいのサイズ感とか、タンザニアで20ヘクタールも買えたので、
日本でも山とかだったら10ヘクタールぐらい買えるかなと思って、そういう情報をいろいろ探してたんですけど、
最初和歌山の情報が先に出たかな。
そうだね、確か和歌山の白浜っていう、そこは海が少し有名だと思うんですけど、白浜町かな。
どんどん合併して、どんどん白浜って大きくなってるんですけど、
その白浜の海のほうじゃなくって山のほうに、もう人が、集落があったんですけど、
もう住民票を置いて住んでる人は誰もいなくて、実際、住民票置かずに住んでる人もいなくて、
たまにその土地の一部を使って畑をやりに戻ってきてる持ち主がいるみたいな土地。
家が何軒ぐらいあったかな。
建物だけとしては10軒ぐらいとかあって、その裏に山があって、みたいな土地で、
そこが10ヘクタールぐらい、全部まとまって買えれば10ヘクタールぐらいだったんですけど、
そこの持ち主を本気で調べてみようと思って、少しお金を払って、
あれ、司法書士さんかな。行政書士さん。どっちだろう。すいません。知識が曖昧なんですけど、
そういう方にお願いして、その土地の持ち主を全部払ってもらって、数十万円ぐらいお金払ったかな。
そして調べたら、何ともその10ヘクタールの土地の持ち主が、
だいたい150人ぐらいの人たちが持ってるっていう状態になっちゃってて、
150人のハンコまとめるのどうするんだろう、みたいな。
しかも連絡先みたいなものが、過去のものの住所みたいなところまでは取得できるんですけど、
電話番号とかそういうのもわからないし、その住所も引っ越してくる可能性も高いので、
でもやり方としては手紙を送るしかないとか言われて、
手紙を送って、それで返事が来た人たちを図点に、もし隣の人の持ち主とか知り合いだったらその人を紹介してもらったりしながら、
なるべく多くの人たちにつながってハンコをもらっていくみたいな感じだったんですけど、
いやあ、まあやるかと思って。その土地、ちょっとさっき説明しなかったんですけど、
あの集落の3方が川に囲まれていて、裏側は山っていう形でしたね。
川の向こう側に国道が走ってるので、その集落から出るときはもう吊り橋1本で、
めっちゃ上手な人だったら軽トラでなんとか集落に入れるかなっていうぐらい狭い吊り橋だけがかかってるみたいなところで、
僕が実際買おうと思っていろいろ持ち主を探し始めたタイミングぐらいで、
その橋が簡単に老朽化がかなりしてたから、ずっと自治体も見て見ぬふりしてたらしいんですけど、
でももうそろそろ手を入れないと本当に橋落ちたらやばいって言って、
実際、業務委託をして、委託事業に出して、どっかの業者の方が橋の補強をしてたんですけど、
そのタイミングでなんと橋が落ちて、その2人は結構怪我したんですけど、
亡くなることはなかったんで、よかったって言うと、そういう隅では怪我はされたんですけど、
それで橋が落ちちゃって、集落側に未だに、もう2年ぐらい経つんですけど、
未だに集落には渡れない状況で、もうすぐ工事を始まるらしいんですが、そんな状況です。
何が言いたいかっていうと、今までその集落って本当に誰も住んでない状況になっているので、
それでほっとかれたので、ほとんど見向きもされない、価値のない場所みたいなのだったので、
正直、僕が買い回すって言うと、ただでもいいからもらってほしいみたいな人も何人かいるかなと思ってたんですけど、
その橋が落ちたおかげで、やっぱりちょっと有名になっちゃったんですよね、ある意味。
簡単に言えばヤフーニュースとかを含めて、全国ニュース規模にもちょっと出ちゃったりとかして、
別に全国の人はそんなに注目はしてないと思うんですけど、やっぱり白浜の街の中では、
あんなところに集落あったんだっていう感じで、注目が集まっちゃって、それで自治体の方にも何人かが、
あそこを俺ら使ってたんだから、もう何とかしてくれないと困るよ、橋早く修理してよみたいなこととかも言ってきたりとかして、
これで、もしかして車が通れるような綺麗な橋とかがかかっちゃうと、ある種価値が出ちゃうかもしれないし、
とりあえず注目されるっていうのは、少なくとも僕の中では金額が上がっていってしまうかなっていう部分もあったので、
伊豆半島での新たな発見
あとは橋がかからない限り僕らも集落に渡れないので、もうそれを待とうっていうことで、和歌山のその土地はその時は諦めました。
そしたら、多分同じぐらいのタイミングで、静岡県の伊豆半島の南イズエリアで、行政区でいうと下田市っていう市なんですけど、
そこで3ヘクタールぐらいのまとまった山と、そこは明治地区の小民家みたいなものとか、牛小屋とかが建っている状態で3ヘクタールっていう土地の情報が出てきて、
それも実は28個の土地に分かれてて、まとめて3ヘクタールだったんですけど、そこがその一帯の集落が、鈴木家っていう人たちばっかりなんですけど、
その人たちが長男、長男、長男って引き継がれてきた、本家が立っている土地で、今の長男に、60歳ぐらいの方に10年ぐらい前に引き継がれて集まってしまって、
ちょうど28個の土地なんですけど、一人の人の名前になっているっていう土地だったんですね。それがちょうど出てきて、その方は小民家を、家を管理できないし、違う場所に引っ越しているので、
お母さんも亡くなられて、7、8年誰も住んでないっていう状態で、かなり荒れてる状態だったんですけど、小民家も湧き水が出る山を背中に背負ってるので、湧き水の手入れをしないと、その水がどんどん民家の木を腐らせていくっていう状態で、
昔の家なんで、めちゃくちゃしっかりした大黒柱とかがあるので、そう簡単に崩れはしないんですが、周りを支えているような細い柱たちみたいなのは、かなり腐食してきているような状況で、それを1年ぐらいかけてずっと売ろうとしたんですけど、なかなか売れなくて、
家を買おうってする人がほとんどなので、家だけ見たら、確かに彼が要求していた金額、最初に要求していたのが確か840万円とかそういう感じだったんですけど、その金額ではかなり高いな、あのエリアではっていう感じだったんですけど、
僕らは湧き水が出る山の方が欲しかったので、僕らからしたらもう家なんてどうでもいいみたいな感じで、住む場所は自分たちで作るから全然いいですみたいな。その時に知ったんですけど、明治時代に家が建ったところっていうのは、もうほとんどその家の裏側から水が出るらしいんですね。
水ってやっぱり人間が生きていく上ではめちゃくちゃ重要なものだからって僕も思いますし、実際そうだと思うんですけど、なのでそれが家の後ろから、しかも井戸じゃなくて湧き水なんで上から勝手に出てくるっていうのってすごい位置情報っていうんですか、高さの位置情報じゃないか、位置エネルギーってすごいので、
上の方から水が出てきてくれるともう自動で下の窯に水が溜まっていったりとか、将来的に言えば自動でトイレにも水が溜まっていったりとかしていって、だから井戸とかっていいですけど結局井戸って下の方にあるものを上に持ち上げなきゃいけないんで、そこにすごいエネルギーがかかるので、だから僕は井戸よりも湧き水が上から湧いてくるっていう土地を探したかったので、
その時に知ったんですけど、明治時代の建物の裏っていうのはほとんどの家が湧き水が出る場合、後ろから湧き水が出るんだよって教えられて、僕が買った土地もですし、そのお隣も明治時代地区だったんですけど、確かにすぐ後ろからもう一個湧き水が出るルートがあって、本当にそうやって暮らしてたんだなっていう感じだったんですけど、
なので、僕らとしては建物ボロボロじゃないですかとか言いながらちょっと交渉して、いきなり半額ぐらいからの金額交渉して、結局最終的にはそれぐらいの金額で引き取ってくれるならということで、日本の南イズエリアに湧き水が出る山をゲットすることができました。
土地利用の新たな計画
まずは一個目は本当に、南イズの山も僕一人で買ったわけじゃなくて、南イズは結局僕含めて11人で、10人の友達たちが一緒に少しぐらい出すよっていうので、一緒に買ってくれて取得することができました。
一個目のことは自然をどう守るのかっていう部分で、そういう心ある人たちが所有しておけば勝手に開発されたりとかすることはないので、それで土地が守れたから良かったなと思っているんですけど、
その後、メキシコのさっきの事例で、買った土地の15%までは建物を建てるみたいなことも、ちょっとまたそれもヒントにしながら、最初に買えたまずはタンザニアの土地で、僕としてはそんなに建物も作りたくもなかったので、なんとなく買った土地の10%以上は建物を作らないということで、新たに2つ目のことを始めました。
その話はまた次回に。
15:12
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