1. 近藤ナオという生き物
  2. #32「リサーチ編 番外編①」
2024-10-11 16:01

#32「リサーチ編 番外編①」

NFTのアーティストに投資してみた話とダウン症など高度知的障害を持つ方との暮らしの話

サマリー

リサーチ編の番外編では、NFTアートやダウン症者との暮らしに関する多様な話題が紹介されています。特に、NFT技術がアーティストに与える影響や、彼らの作品の価値について深堀りされています。また、NFTの世界での投資活動による収益についても語られています。さらに、ダウン症の子どもたちとのコミュニケーションを通じて、彼らの持つ率直さや安心感に驚かされた経験が示されています。

リサーチの背景
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第32回の話をさせてもらえたらなと思っています。
今日はリサーチ編の、前回までリサーチ編の海外編の話をしてたんですけど、
今日はリサーチ編で、海外編というよりは番外編ではないですけど、
NFTのアーティストの人と一緒にやってることだったり、ダウン症という特徴を持った人と暮らしてる話だったりとか、
その他みたいな感じの話を、いろいろいくつかさせてもらえたらなと思っています。
この数年間の間で、アフリカだったり中南米とか、
あと旧ソ連だったりとか、ヨーロッパのオランダとかにもいろいろ投資をしてみて、
リサーチのために現地の人たちがいろいろ会社を作ってたんですけど、
その動きの中でもう一個気になるものとして、海外ではないんですけど、
ある種の海外のような暗号通貨の世界というか、ブロックチェーンの世界と言えばいいのかな、
NFTというものが何年前ですかね、3、4年くらい前から少しずつ聞こえるようになってきて、
NFTってノンファンジブルトークンの略で、だいたい不能なトークンであってるかな、
買えがきかないものっていうのを、買えがきかない、そうですね、だいたいができない、
その説明はNFTっていうものに興味ある人はGoogleさんに聞いてくださいっていう感じで検索してくださいっていう感じなんですけど、
その時やっぱりこのNFTの仕組みが出てきたときに、確かにこれはある人たちには需要があるなと思ったのは、
やっぱり今まで僕自身もアーティストとかではないですけど、いろんな仕事をしていく中で、
コミュニケーションの仕事というか、簡単にはグラフィックのデザインだったりウェブサイト作ったりとか、
デジタルで写真を撮ったりとかするときにデジタルで制作されたものっていうのが本当に簡単にコピーされちゃうよなっていうのはずっと感じていて、
僕自身は人にパクられるみたいなこととかコピーされるってことがポジティブなことだって僕は思ってたんですけど、
でもやっぱり簡単にコピーされちゃうと、そういうデジタルのクリエーションというか、アーティスティックな活動みたいなもので生きていきたいっていう人たちにとっては、
結構それは難しいよなと思っていたんですけど、このNFTのブロックチェーンを使った仕組みが出てきたときに、
そういう人たちが、確かにこの作品はこれが本物ですよっていう、これ一個が本物ですよっていうふうに定義付けられるってことは、
それを確かに価値があるものとして販売しやすいだろうなと思っていて、
ちょっとこの世界なんかちゃんと知りたいなと思って、どうしようかなって思ったときに、そういう意味でNFTのアートを買ってみるっていうのもいいと思ったし、
NFTのアーティストとかを投資してみるとか、マネージメントとかしてみるとか、一緒に付き合ってみるとより世界がわかるかなと思って、
どうしようかなって思ったときに、当時で言うと何年前?3年くらい前?
クラブハウスっていう音声アプリみたいなのが、何年か前の1月、2月とかにすごい日本では多分流行って、
芸能人みたいな人とかタレントみたいな人ですらみんなやっちゃうみたいな、
コロナで8時以降は飲食店閉まるみたいなこととかもあったので、夜なんかもうみんな暇で、
そういう有名な人たちもバンバンクラブハウスにいるような状態ですごい面白い時期があったんですけど、
そのときに友達たちとクラブハウスの虎っていう、多分マネーの虎っていう、
やりたいことがあったらプレゼンして、投資家たちにプレゼンしてお金ゲットするみたいなマネーの虎っていう番組があったと思うんですけど、
それをちょっとある種パクって、クラブハウスの虎っていう番組を何回か友達がやりたいって言ってもらったし、
僕的にはそういうNFTのアーティスト的なちょっと尖がった人とかを話せたらいいなっていうのもあったので、
そこにそんな全然お金があるわけじゃないですけど、虎の一人として出させてもらって、
何回かやってるうちに、その人は日本人だったんですけど、メインの拠点は静岡県かな、静岡県にアトリエを持ってて、
もともとがCGクリエイターみたいな形で、日本もそうだし、アメリカのハリウッドとかでも使われるような商業系のCGクリエーションをやってる方で、
その人が商業的な活動をずっとやるんではなくて、できれば受注仕事じゃなくてアーティストとしてやっていきたいということで、
10年ぐらい前にアーティストとしてやっていこうと思って、1回仕事を辞めて、あるマネジメントをできるパートナーと組んで始めたらしいんですけど、
その人は商業的なマネジメントをされちゃったみたいで、だからうまくいかなくて、それで結局うまく作品も売れなかったのもあるし、
その時NFTみたいな技術もなかったので、なかなか高額でそういうCGアニメーションみたいなものというか、そういう作品を売れなかったっていうのもあって、
また映画のCG制作みたいな商業の世界に戻ってたんですけど、時代的にそのNFTの技術もできてきて、やれるかもって彼も思ってたみたいで、
でも子供もいる状態で家族を食わせていかなきゃいけないっていう中で、やりたいんだけど、作品が売れるまでできれば2年間の生活費を毎月毎月出してほしいみたいなオーダーだったんですよね。
だからまあまあの金額だなみたいな、ずっと作品が売れなかったら1000万円以上の負担が僕にある負担っていうか、僕が出し続けなきゃいけないんだなと思ったんですけど、
でも彼が作っている作品自体はすごい僕もいいなと思っていたし、時代的にもある程度は売れていくんじゃないかなっていう肌感もあったんで、もう覚悟して、
でかつ彼がもうマネジメントどっか一緒にやっていく人とは家族のような関係の人とやっていきたいみたいなドライな関係ってより、お互いをもう本当信頼し合って家族のような関係でやりたいみたいなことを言ってくれて、
その時僕は第何回かで話した拡張家族っていう、戸籍状赤の他人の人たちが家族のように暮らせるのかっていう、そういう社会実験を僕はずっとやってた部分もあるし、今もオランダだったりタンザニアでもそういう拡張家族っていうコンセプトを理解できるような、
いろんな国の人たちとともに暮らすっていうのをやっていたので、これは家族のようにっていう感覚を理解もできて投資もできる人なんてそうそういないだろうなと思って、これはあるし僕も、
相手は僕がそういうことをやってるっていうのも知らずに言ってきたので、
すごいある種運命的な出会いだなと思ったので、じゃあ最大2年間ということでやりましょうみたいな形でスタートをしました。
毎月何十万かずつ作品が売れるまでは出し続けたりとかしてたんですけど、
彼が商業系のクリエイターとしてマーケティングのスキルっていうんですかね、どういうものが世の中に受けるかっていう感覚みたいなのは多分すごいあったので、
結構1年も経たない早い段階から作品が売れ始めるんですよね。
それは僕も、
彼もすごいびっくりして、
NFTの投資活動
一年目で、
僕が投資した金額は全部回収できるぐらい作品が売れて、
結局僕は全然1千万とかのお金も出さないうちに投資を回収でき、今は
毎年ですね。
金額あんまり言うのはあれなので、でも1千万円以上の金額で、
もちろん暗号通貨での売買なのでイサリアムでの売買になるんですけど、
その時のイサリアムの金額にしても1千万以上のお金でやり取りされるっていうぐらいの金額で売れていってるっていうような状態で、
それの何パーセントっていうのを僕は投資家としてリターンをいただいているような形で今も関係は続いています。
これがNFTの世界を勉強するために、リサーチするためにやった事業の一つですね。
もう1個は、
嘘をつかない人と暮らすっていう、
嘘をつかない人と暮らすっていうことの持っている可能性みたいなことをちょっと話できたらなと思うんですけど、
嘘をつくって結構高度な技術というか、なので柔道の知的障害の、
って言われる、障害って言い方ですけど、知的障害の人たちっていうのはなかなか嘘をつくっていうのはできない子たちが多いんですよね。
その中でいろんな障害がありますけど、ダウン症っていうのは染色体以上なので、
かなり明確にこの人はダウン症っていうのが分かりやすいなと思っているので、今回ダウン症っていうのにちょっと特化して話すんですけど、
ダウン症の子たちも差は少しあるにせよ、多くの子たちは嘘をつくっていうレベルまで、
コミュニケーションをとってくる人たちにほとんど会ったことがないです。
僕の一番上の長男がダウン症として生まれてきてくれたので、
彼とコミュニケーションをとりながら暮らしていって、かつ、
ダウン症の会っていうのかな、ダウン症の子たちを持っている家族とのコミュニケーションとかもどんどん増えていったりとか、
ダウン症だけじゃないんですけど、ダウン症の子たち中心に毎月のように集まって、
創作活動をサポートしてくれる団体があったり、そういうところに出入りしたりとかしていくうちに、
本当にほとんどの子たちが嘘をつくっていう感覚がないんだなみたいな。
自分のやりたいことというか、素直に今思っていることみたいなことを表現してくるんだなっていう、
それが持っている安心感みたいなものに僕はびっくりしたんですよね。
やっぱり今、日本だけじゃないですけど、資本主義の仕組みの中で生きていると、
いろいろ駆け引きというか、忖度するというか、いろいろ読むというか、
そういうことの量が、特に日本は、一言ったら十分わかるみたいな、
あうんの呼吸みたいな文化とか結構強い国だと思っているので、
僕はオランダにも住んでいると、オランダは十伝えまくるから、
1とか2とか3ぐらいでいいから分かり合おうよぐらいの感覚で生きている。
それがやっぱりかなり日本と違うなと思うんですけど、
それぐらいお互いに質問しまくってずっと喋ってるみたいな感覚があるんですけど、
やっぱり日本って少し言って、そこからより読み取ってよっていう、
それの読み取ったものがちょっと違うと、なんか分かってないねみたいなこととかで、
あの人なんかあんま仕事できないねとかいけてないねみたいな感覚になっていくことも多い国だなと僕は思ってたので、
その中でこういうある程度重度な知的の障害を持っている子たちと一緒に暮らすと、
そういう不安感がないっていうんですかね。
それが拡張家族みたいなのもそうですけど、お互いを深く深くこの人は僕を騙すことはないんじゃないかって思えるっていう環境の中で、
生きていけるってことっていうのが、すごい心地いいことなんだなっていうのを感じて、
それは今後この後の回にも話すんですけど、
アフリカのタンザニアとケニアにまたがって暮らすマサイ族っていう人たちがいるんですけど、
日本だとたまに、最近は出てこないかもしれないけど、
昔だとバラエティ番組とかでめちゃくちゃジャンプ力があって、
すごい遠くまで見えるみたいな人たちで、
彼らと共に一緒に暮らしたっていう経験もある種同じような感覚になったんですけど、
その詳細はまた今度話そうと思います。
今回はこれで以上です。
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