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2024-09-27 15:42

#30「海外リサーチ編 アフリカ⑤とジョージア②」

アフリカの事業に投資する投資ファンドの2個目を作ってみた話とジョージアの事業に投資した話。タンザニアの米問屋とジョージアの酪農

サマリー

タンザニアでの米の生産と販売の取り組みが紹介されています。地域の農家と協力して米の中心地としての倉庫を設け、販売を促進しようとする試みや、それに伴う課題が語られています。ジョージアでの投資活動は地元の人との共同経営を模索しながら始まりました。牧場経営の試みは温暖化の影響を受け、多くの試練を伴いましたが、最終的にはニューヨークで新たな生活を築くことになります。

タンザニアの投資ファンド
こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第30回について話ができたらなと思っています。
今日は、前回に続いて、タンザニアで友達と投資ファンドを作ってみて、タンザニアの事業に投資してみたっていう話を
3回目の話になるんですけど、1回目に作ったファンド名は、アフリカセンターファンド01っていう名前になっていて、
それで投資したのは4つの事業だったんですけど、その後、だんだんこの日本人たちは、日本人たちというか僕ですけど、
この日本人は、ちゃんと話を持ってけば、お金出してくれて、ちゃんと一緒に授業をやってくれたり投資してくれるんだ、みたいなことが少しずつ噂話が広まっていって、
いろんな人たちが人捨てで、僕のところにこんなことやりたいみたいな話をもらえるようになってきて、
トマトの農家、しかもハウスを建ててトマト作りたいみたいな人も来たし、その後小麦の事業をやりたいという人も来たし、
それ以外にもいろいろ来たんだけど、ちょっと覚えてるのがまずそれがあって、でもその人たちは宿題を出したら途中でその宿題を提出できずに、
温鮮不通になっていったんですけど、その後来た事業で投資することに決めたのが米どんやの事業ですね。
なんで米どんやっていうのか、米農家じゃなくてどんやって言ってるのかっていうと、タンザニアの国土って日本の2.5倍もあるわけですよ。
だからめちゃくちゃ広いので、運送の配送の仕組みみたいなものとかもまだまだ確立されていないので、なかなか一つの米農家が車で8時間もかけて経済の首都のダルエスサラムに米を運んでくるみたいなこととかっていうのはコストが全然合わないわけですね。
タンザニアって、ほとんどのところが熱帯雨林気候で、1年のうち5ヶ月は雨季があるって話をしたんですけど、実は大きく3ヶ所ぐらいは高い山があるところがあって、1年中水が出るエリアがあるんですね。
そういうエリアは1年のうち2回とか3回とか米作りができるんですよ。
日本も南のほうとか沖縄とかなのかな。1年に2回とか米作ってるところもあると思うんですけど、基本的には日本は1年に1回しか米作れないイメージがあるのは、ただただ気温が寒くなるから作れないだけで。
もし1年中、春とか秋ぐらいの天候が1年中続いてたら、日本も2回とか3回米は全然いろんなところで作れます。
なので、タンザニアもそういうことができるエリアが3ヶ所あって、1個がイファカラっていうエリアがあるんですけど、そういうところでいろんな農家さんたちが、いろんな人たちが米作ってるんですけど、
でもやっぱりイファカラからダルエスサラムの首都までっていうのは、さっき話したように車で8時間とかかかっちゃうので、そこまで売りに行けないとなると、かなり近いところで米を売るっていうだけだと、全然金額的にも安い状態、競合がいっぱいいる状態なので、高くは売れないっていうことで、
それで相談が来たのは、イファカラってエリアに大きい倉庫を作って、精米域の機械も入れて、地域の農家さんの米を集めてあげて、精米もして、イファカラ米みたいな感じなのか、その地域のブランド米みたいな形で、僕らが何十軒の農家の米を一気にダルエスサラムに運んであげる。
そうするとコスト的にはあってくるし、農家さんとしても普段地域で売ってたものよりも高い金額で売っていけるっていうことだったので、確かにそれはあり、やってもいい気がした。
ちょっと理由なんかうまく言えないんだけど、でもこうやって日本でも農協みたいなものってできてきたのかなっていう気はして、なんで農協って言ってるかというと、ここでまず米に関して、そういう地域で売れない米たちを集めて、まずタンザニアの国内だけでも必要なところに配達していけるっていう仕組みができてくれば、その地域の他の農家さんにも同じことが提供できるかもしれないし、
次は、別にビジネスをすごい展開したいわけじゃないんですけど、米農家さんたちも少しずつ設備投資をしたかったりとかしたい人たちもいる場合に、ちょっとお金を貸してあげたりみたいなこととかが始まったりとかしてくるんだろうなみたいな、
だから、まさに日本のJAさんとかって、そういう農家さんのいろんな多面的な支援をしてるのは何でだろうと思ったけど、こうやって地域の農家さんが抱える共通の課題みたいなものを解決してあげることによって、だんだん相談が集まってくるっていう状況が起こったんだろうなと思っています。
事業の課題と現状
それは、今回米農家に関しては、今、倉庫もできて、狭い木も入って、いざスタートと思ったんですけど、電気容量が足りないみたいな感じで、機械を動かすと、今来てる電気だと動かないみたいな感じになっちゃって、結局それで政府に、
一般の電気を使ってもいいんですけど、たんざんにやって、農家を応援していこうっていうのが国策としてあるので、農業をやってる人たちに対しては電気代とか水道代とかがめちゃくちゃ安く提供されるので、国のほうの電気を使うほうがよくて、そうすると国に申請して、国が、
専門用語がよくわかんないけど、分電盤ではないんだけど、200ボルトとかで動く電気が通せるなんかみたいなものを設置してくれないと、もう次に進まないみたいな話になって、それが結局国に申請してから設置されるのに1年とかかかって、
まだまだ、やっぱりタンザニアは国がすごい広いので、さすがに経済の人とか政治の人だったり、ある程度人が集まるエリアだったらこんなに時間かかることはないと思うんですけど、イファカラッテリアは別に全然都会でもなくて、かなりローカルなエリアでおいしいお米を作っているみたいな形の、
日本で例えると、秋田だったり新潟だったりとか、そういうところみたいなところのもっと昔の状況なので、全然政府としてのケアみたいなものがされてない状況だったんで、たぶんその1年ぐらいかかったんだろうなと思っていて、いざ電気が通って今スタートしようっていうふうになったんですけど、
本当につい最近、2024年の6月ぐらいからやっと再開できたっていう感じで、その電気が通ったのは2023年の12月ぐらいだったんで、もう本当はもっと早くスタートできる予定だったんですけど、
今異常気象なのか、ちょっと理由が本当にわからないんですけど、今年は雨季にめちゃくちゃ雨が降りまくって、洪水がすごくて、道路が陥没っていうかもう全然見えない状況で、雨が降りすぎて米を作ったり、ちょっとした作業車だったりとか車が動かせないみたいな状況で、
一気にこの2024年6月ぐらいまで作業が止まったっていうのが現状です。それがやっと落ち着いて、今少しずつ米の販売が始まってきたんで、ここからでもやっぱり電気が通らないとか洪水とかの影響で1年半とか平気で事業が止まると、
そこで働く人件費とかだけはダラダラと消えていくので、そこで溜まってきた赤字みたいなものとかを取り消せるのかなっていうのはちょっとわからない状況なんですが、タンザニアでは今そんな感じかな、ファンドを作ってやってみたってことに関してはその事業をやりました。
あとはタンザニアはこんな感じで、その後旧ソ連のジョージアっていう国でも同じような形で地元の人と一緒に仕事がしたいなと思っていて、それでジョージアは1個は何話か前に話したんですけど、
アパートみたいなのを建ててみて、コーリビングをやってシェアハウスみたいなものをやるっていうのはやったんですけど、もう1個は楽能に投資をしました。
ジョージアは外国語が旧ソ連の国なので、第1言語ジョージア語を学んで、その後学校で第2言語外国語を学ぶときロシア語を学んできた人が多いので、本当に英語をしゃべれない人たちが多い中で楽能に投資する。
だから英語をしゃべれる人が少ないので、なかなか投資先の候補を探すのとかタンザニアよりも苦戦したんですけど、タンザニアはスワヒリ語が第1言語で、その後外国語が英語になったので英語をしゃべれる人が多かったんで、何とか投資先を見つけたりとか共同経営者が英語できたりして、一応やりやすかったんですけど、
ジョージアは楽能を結局一社ジョージア人で、かつ英語もしゃべれないジョージア人と授業を始めたんですけど、どうやって投資先を見つけたかというと、なんか久しぶりにタクシーに乗ったら久しぶりに運転手さんが英語できる人だったんですよね。
なのでそこで、最大200万円までだったら投資したいから、なんかジョージアで授業やりたい人とか知ってるみたいなこと聞いたら、うちの義理の兄ちゃんっていうのかな、妹の旦那かなが楽能をちょっと小さくやってて、少し規模を大きくしたいって言ってるから、そういう話があるよって言われて、それいいっすねって言って、
ちょっと明日連れてってくださいよって言って、明日タクシーの運転手さんに車で3、4時間ぐらいかな、首都のツビリシっていうジョージアの首都から離れた田舎町でやってる人のところを訪ねていって、全然言葉としては会話はできなかったんだけど、ちょっと小さくても楽能とかやってたし、
養豚とかもやってる人だったし、農場の雰囲気とかその人柄だけしか見てないんだけど、まあいいかもなと思って、ちょっと一緒に会社やりませんかって言って、確か1週間後にはもうツビリシの市役所行って会社を登記するみたいな感じのノリで会社を作りました。
だからよくどうやって投資先見つけるのみたいなこととか言われるんですけど、毎回毎回出会いはいろいろなんで、ジョージアは一番ちょっと不思議な展開でしたけど、そういう形でジョージア人と楽能の会社を始めました。
牧場経営の苦難
そこで200万円のお金で飼えるだけの牛たちを買って、何十頭買ったか数忘れちゃったんですけど、順調に育ってて、もうすぐ妊娠もしてミルクが出るよっていうタイミングで、タンザニアの楽能と同じような状況で、世界中の温暖化の影響で、ジョージアのほうが厳しかったですね。
本当に全然牧草が育たなかったり、飲む水も簡単にゲットできない状況になって、僕らの会社だけじゃなくて、その地域だったり近郊で楽能をやっているところの牛たちがバコバコ死んでいき、それで僕のパートナーのカファーってやつは結構真面目なやつだったんで、
自分が住んでいる家とかも担保に入れながら、銀行からお金も借りながら、何とか続けていこうぐらいに踏ん張ったんですけど、もうお金返せなくなって、今家をある種銀行に取られてしまっている状態まで行っちゃったんで、カファーにもうこれはやめたほうがいいんじゃないみたいな話。
決めるのは彼なので、僕も一応さすがにここまで来るともうやめたほうがいいんじゃないって話をして、結局今彼はお金が、ジョージアにいるとその家を取り戻せなくてお金が稼げないので、家族、子供と奥さんと3人で今、実はニューヨークに住みながらニューヨークで単価の高い仕事をしてお金を貯めるっていう暮らしをしています。
だから何っていうのはないんですけど、こういう感覚で働く人もジョージアにいるんだなと思ったりもしました。以上です。
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