長女のケガと部活の悩み
また長女がケガです。サッカー部の高2の長女。2ヶ月かけてやっと治し、復帰した直後、別の場所を扶植。この半年で、念座や人体損傷などがありました。
サッカーは激しいですね。女子でも、はっきり言うと、うちの子は向いていないでしょう。足も細いし、体の入れ方ができていないというか。親があーしろこうしろと考え方を押し付けるのもいけない。でも高校生に判断を任せすぎるのも、人生を先に走るものとして無責任な気もします。
現に、高校生の時に痛めた膝が今も痛い私がいます。私の姉も、高校生の時に痛めた腰にいろんな症状が重なり今も苦労しています。ケガって長引くものは長引きますから、もうすぐ3年生の先輩も引退で、高2の自分たちが自由にやれる時期。友達関係も良好で、部活に行くのを楽しみにしています。
休みが少ないのは文句を言っていますが、最近ネガティブ・ケイパビリティの本を読んでいます。依然図書館で借りたものがまた読みたくなったので購入しました。ネガティブ・ケイパビリティとは、どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力、だそうです。
人類は、請求に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力。自分の気持ちの持ち方として、何事も早めに白黒つけたくなる性質の私にはとても有効なツールで、うーん、もう少し考えてみるか、曖昧なままでいいか、となります。
そして結果的に精神的なゆとりを生み、何か決断を下さなくても物事が普通に流れていくことがあります。
でも、子供に対してはどうか。子供に対してネガティブ・ケイパビリティの能力でもって答えが出るのを待った方が良いのか。発達途上の娘に対しては、できるだけ早く判断をしてあげた方が良いのか。特に体に関することは、待つだけでは不安にもなります。
ですので娘には、部活、もう辞めたらとはさらりと伝えています。親は辞めさせてくれないだろう、ということなった想像で躊躇して欲しくないから。どういう決断を下すのか。まずは怪我の状況を見守りたいと思います。