国際結婚と料理の影響
国際結婚リアルな話。この番組は、30代で外国籍の夫と出会い、回収、結婚、そして海外移住を経験した私、なんばるわんが、国際結婚の現場からありのままをお伝えするラジオです。
世界各国、いろんな地域で、そこの独特の、独自の料理、食材、そういうものが存在していますよね。味も様々、甘い、辛い、味がない、いろんな料理があるんですけど、
それらの料理、世界中の料理に順応できるのは日本人だけ。こういう話、聞いたことがあるんですよ、ずっと前に。
夫と結婚して、彼の国はスパイシーなものが主流になっています。
カレーと言った方がいいでしょうかね。カレーと聞くと、ドロッとしたリンゴとハチミツ、とろーり溶けている、ああいうね、欧風な、いわゆるカレーと言うと、そういうのをイメージすると思うんですけど、
最近ではね、インド料理屋さん、多国籍料理屋、そういうレストランが増えて、北海道ではスープカレーとか、都内でもあるでしょうかね。
いろんなタイプのカレーっていうのが、今日本でも食べられるようになりましたね。
私たちが普段食べているカレーっていうのは、どちらかというとスープカレーに近いかもしれません。水分を飛ばすようなタイプのカレーもありますし、いずれにせよですね、スパイスをたくさん使うわけですね。
スパイスの中でも、辛いものもあれば、辛い、辛くない、そういうスパイスも存在します。長年、もう24年ですね、結婚してから。
むこうの国、夫の国に行った時から、わりとスパイスを食べるっていう習慣がね、ついたかなと思います。
それまでは、いわゆる普通のカレーですよ。カレーライス。これはね、大好きで。
実家にいた頃、母がね、月に1回か2回ぐらいバーモントカレーを持ってきて、ああいうカレーを作ってくれて、学校の給食でもカレーの日は結構楽しみだった、そんな記憶もあります。
そういうカレーを食べ慣れていた。結婚して、スープカレーだったり、水分のないスパイシーなもの、そういうおかずを食べるようになって、もうだいぶね、胃腸がやられてるっていうか、合わないですよね。
そもそも日本人のDNAなので、スパイシーなものを日頃から摂取するっていう行為はね、何かしら体にダメージを与えているような、そんな気もします。
20何年経って。結婚した当初は、夫がね、寿司屋に行ったりとか、お寿司普通に食べてたんですよね。納豆も食べていたし、味噌汁も飲んでいました。
それが、彼が50を過ぎてぐらいですね、もうピタッとね、和食、それらをやめましたね。
で、理由は何でかっていうと、チェーン店のね、天道屋さんがあって、以前住んでいたところの近くにね、あったのでよく行ってたんですけど、そこで出された味噌汁がすごくしょっぱいって言ってたんですよね。
それを同居のね、同じ国の知り合いに話したところ、いやー俺も味噌汁で体調を崩したっていう人がいたって言うんですよね。
ああ、やっぱり味噌汁ダメなんだ。俺たちに合わないんだっていう結論に達したそうです。
でね、次納豆がダメになった。最近だと牛乳をやめる代わりに豆乳にね、シフトしようとしてたんですよ、夫が。
食文化の違いの理解
私たちはもうずいぶん前から豆乳にシフトしていたので、夫もちょっと豆乳をね、飲んでみようかと。
私も豆乳のヨーグルトありますね。豆乳グルトっていう品名だったと思いますけど、それを夫に買ってきたりとかして、豆乳に移行できればいいなーって思ってて、それらを口にしていたんですね。
どうでしょう、何ヶ月か経った後かな。やっぱり豆乳もダメだ。多分ね、大豆がダメだと思うよ、自分はって言ったんですよ。
なんか自分でデータをね、集めていたようです。その豆乳を飲んだ日、豆乳グルトを食べた日と口にしない日を比べて、そしたら自分の体調にどんな変化があったかっていうのを話していました。
でね、口の中に口内炎ですね。何か出来物ができちゃう。だから多分大豆がね、自分に合わないんじゃないかっていう結論に達したそうです。
あーじゃあね、大豆アレルギーとかもあるし、アレルギーとまではいかないまでもやっぱり口内炎ができちゃったり、大豆がねちょっと合わないんじゃないかって言ってるんですね。
あーそうなんだ。じゃあしょうがないなって。私がそのスパイシーなものがね、もう合わない。あるスパイスを口にした時に体調を崩すっていうことが顕著にね、自分の体調の変化が現れたっていう時期があって、それと同じ感覚なのかなって、そう理解するようにしました。
だから矯正はできないしね、味噌汁体にいいんだから飲めっていうのは。その代わり私たち、娘と私はほぼ毎日味噌汁を飲むっていう習慣をね、それを貫き通していますね。
納豆も食べますし、だから体に合わないんだったら食べなければいいし、ただその料理の悪口を言うっていうのは間違ってるんですよね。何十年も夫の国の料理、スパイシーなものに自分をね合わせてきたっていうところが絶対あると思うんですよ。
日本人だから順応できちゃうんですよね。調理法も作ってないものもありますもちろん、彼の国の料理でね。もう愛で作らないっていうものもありますけど、やっぱり夫に食べさせてあげたいっていう思いがあって、覚えた料理っていうのもあるんですよね。
その料理が、自分がね体調が悪くなったから悪口を言うっていうのは私はしてないんですけど、夫は納豆のことをね、ゴミみたいなものって言ってましたね。これはやっぱり相手の、相手の国の文化を否定することになるので、それはね、あってはならないと思います。
黙って食べなくなればそれで済むわけですよね。それなのに、そんなゴミみたいなものを食べてとかって、その言葉を聞いて、冷蔵庫に納豆を置くのもちょっとはばかれるというか、なんか文句言われたら嫌だなーって、納豆の悪口言われたら嫌だなって思う、そんな時期もありましたね。
私はそういう気持ちにはならないですね。体調崩しても食べなければいいだけのことなので、そういう価値観の違いっていうのはあるなぁと思いましたね。
食べ物の問題、これね国際結婚ならではだと思うんですよね。で、やっぱり国によるんですよ。これね、国によるって言ったらね、本当に発信が、もうこれで一言で終わっちゃうんですけど、本当に国によるんですよね。
私がたまたまそういう国の人とね、結婚したから、これも仕方がないんじゃないかと、自分が決めたことですからね。だからそれはそれで仕方がないことなんですけど、日本人の舌は素晴らしいっていうことをね、今日は言いたかったっていうわけではないですが。
旦那さん奥さん配偶者の国の料理、これにね調理法だったり舌を合わせていくっていうことは、やっぱり簡単じゃないなーっていうことでね、話をさせていただきました。それでは今日はこの辺で、お相手はナンバルワンでした。