そうね。
うん。当時それこそ、すごく肯定的だった人もいるだろうし、僕みたいに否定的だった人もいると思うんだけど、別にその当時肯定的だった人を、なんかそんな煽りたいわけではほんとなくって。
はいはいはい。
もしそうだったとしても、その時の自分どうだったかなとか、なんでそんなことが起きたんだろうなとか、なんでいいと思ってたんだろうなみたいなこととか。
ああ。
体験してない人は、あ、こういうことがあったんだなという、これからのね、ことに。
たぶんこういったことは言葉を変え、手を変え押しなえ変え、いろんな現象として出てくると思うので、手助けというか、なんかそういうもんにしてもらいたいなっていう感じで話したいなと思ってるって感じじゃないかとね。
なるほど。
うん。
根本的な話なんですけど、その風の時代は今、継続中なんですか?
今、継続中。たぶんあと100年とか200年は風の時代。
ああ、そんな長期的な話なんや。
だからもう、俺らが生きる世紀はもう全部風だから、だから変わっちまおうぜみたいな感じを。
ああ、そういうこと、こっからなんかもうルール変わりますよみたいな。
うんそうそう。で、それに乗れるかみたいな。で、この風って言葉がまた憎くてさ、それに乗っていけみたいなさ。
ああ。
今まで地だったんですみたいなから、あの倍速モードなれますみたいなイメージになんかできるやん、地から風って。
いや、これもさ、わざとそういう言葉を選んでると思うねん。
どっかで仕掛けた人がいると思うし。
なんかこう、言いようにも言えるもんね、流れに乗っていけるみたいな。
そうそうそうそう。
軽やかな。
っていうのがあるんやけど、ざっくりこれってさ、言ったらデータらしいデータみたいなのは見当たんないし、
当時肯定的だった人も、こういうデータがあるからって言って信じたっていう人は少ないんちゃうかなと思っていて。
なんとなくの説明、それこそ地の時代でみたいな、そういうググったりしたら出てくるなんとなくのよくわからんまとめサイトとか、
謎のカタカナの占い師とかが言ってる言葉とかを見て、ピュアにああそうなんだって信じた人とかはいると思うけど、
がっつりとそういうちゃんとした哲学として受け止めたってわけじゃなくて、
なんとなくいいな、で、なんとなく自分にフィットしてるなって思うから、それを支持したっていうのが、別に現象の根本だと思うのね。
うんうん。
で、なんかそれってやっぱり、スピリチュアル的なもの?言ってしまえば?
あ、そうですよね。
とか、そういったものへの距離感がどこまで近いかっていうところで、だいぶ変わってくるなとは思っていて。
なるほどね。
話を聞いた4人っていうのは全員女性なんですよね。
そうなんだよ。
で、占いとかで全員行ってたりするんですよ、共通してる点としてはね。
うーん。
で、これは何回か話したことあると思うんやけど、荒沢の女性、めちゃめちゃ占いに行ってるんですよね。
そうみたいね、以前話した。
うんうん。
雑談の一つとして占いに行くっていう話題がめっちゃあるっていう。
で、男子同士で占いの話したことなくない?
そうやな。したことないわ、長いこと。
そもそもこれは、男性の問題として、そういう雑談ができないっていう大きな問題は抱えてるんやけど。
まず、喋れてないっていうのがあるんやけど。
裏を返せばね。
裏を返せば。
よく言われるのは、そういういわゆるカウンセリング需要みたいなものが、
スピリチュアル系の産業にとって変わられてるっていうのが日本の産業としてあるみたいなね。
話聞いてほしかったり、ズバッと言われたかったりみたいな。
しかもエンタメ性、占いっていうもんでコーティングされてるっていうところで、
占いを好む方が多いっていうのはなんかすごく納得ができるし、
そういう意味では、前向きに生きていくために、
自分としていい感じのスピリチュアル的なものを取り入れるっていうのは、
すごく一つの現代の戦い方みたいな感じでは必要になってくるんかなっていうふうには思っていて。
正直ね、気持ちは僕ちょっと抵抗があるの、一個人としては。
あるんだけど、話を聞いたりするのは面白いし、
なんかその、授業されてるとかいうそういう分析の話を聞いてみても、
納得ができるなっていうことはすごい、そういうふうに納得はしてるんだけど。
うん、そうだね。
自分がやるかどうかともかくとして、理解はできるよね。
うんうんうん。
あとやっぱ土壌っていうのがあって、
で、僕ら、今私33になりますけど、
やっぱね、スピリチュアルエリートなんですよ、俺らって。
そうなんですか。
自覚がないですけど。
そうそう。
これなんでてらださん自覚がないかというと、
そのエリートの土壌は民放のテレビで作られてたからなんですよ。
オーラの泉ってわかる?
ああ、番組だけ聞いたことあるなあ。
うんうん。
えっと美輪明宏さんと江原さんっていう2人が、
もうすごい、あの江原さんっていうのはなんかオーラが見えるっていう人なんですよ。
で、美輪さんも結構そういう、そのセットで、
これはもうはっきり言っちゃうけど、異形の2人が並んで、
で、ゴールデンタイムでそういう人生相談みたいなのをオーラとか、
そういうスピリチュアル的なものから解きほぐすっていう番組があって、
これすごい人気あったんですよ。
えー、そうなんや、すごいな。
で、結構当時普通に雑談としてオーラがどうとかいう話は結構されていた。
そういうのが2005年から2009年やってたんで、
もうバッチシ僕が中学生、高校生の時期に、
流行っててすごい視聴率も稼いでたし、
あとは何と言っても細木数子さんですよね。
はいはい、そこら辺は僕もわかりますね。
うん。で、細木数子の時代も、
もうちょっと早くから細木数子が出てるんだけど一緒なのよ。
2000年代だから。
同じぐらいね、細木数子の方は父親が何故か見てたんですよ、結構番組を。
だからね、知ってるんですよね、「ズバリ言うわよ!」でしょ。
そうそう。とか、当時、各局で3番組ぐらいやってたんかな。
そんなやってたんや。
やってたと思うし、そういういろんなね、いろんな名試合がありましたけど、
細木数子さんってご存知かわかんないですけど、
完全な真っ黒な人なんですよ。
テレビ絶対出たらダメな人なんですよ。
そうなん?
そうなんですよ、亡くなられてるんですけど。
なんか当時、それこそ私の好きだったキックボクサーの魔裟斗とかは、
カズって呼ぶぐらいすごい仲良くて。
うん。
で、なんかその辺とか、いろんなバックにはいろいろあったりとかで、
あ、そういう繋がりだったんだとかは後々知るんだけど、
そういう人だったんですけど、
出来方としては、やっぱみんなそういう占い。
で、しかも占いの人で、すごいめっちゃズバズバ言うみたいな。
あ、そうなんか。
うん。
その前にあの宜保愛子さんっていう、いらっしゃったんですけど。
なんか名前は聞いたことあるけど。
でも俺らは宜保愛子世代じゃないから、わかれへんと思うんやけど。
そういうスピリチュアル的なものはもちろん、それこそオウムとかが出る土壌にもなってるから、
もちろん80年代ぐらいからもうガンガンあって、すごい流行った時代もあるしっていうのはあるんだけど、
俺ら世代はかなりパッケージ、バラエティパッケージがすごいしっかりしだした時代に、
そういうもんが流行ってたっていうところがあるから、
結構、需要しやすい土壌みたいなのが作られたんだろうなっていうふうには、
一個人としては思うよね。
そうなんだ。
でもなんか今そういう番組って結構パッタリいなくなったようなイメージがあるね。
もうなくなりましたね。
うん。
その辺も多分、正直数字なんで、
どっかこの辺ってリーマンショックとかその辺ぐらいと共になくなってるので、
そういう余裕もなくなってきた時代みたいなのも多分あるんだと思うな、10年代とかは。
そうね。なんかそういう結構、なんていうんやろ、ご意見版じゃないねんけど、
そういうことを言うのがさ、もうちょっとリアリストな感じでか、それこそマツコデラックスとか。
そうそうそう、多分そういう時代に移り変わってきて、
有吉マツコの時代になってくるっていうのは多分そういう需要なんだろうな。
そうね。
それだこと言うけど、個人的には僕はそのスピリチュアル番組どっちも正直苦手だったし、
あと島田紳助のヘキサゴン時代っていうのが到来して、
もうそれでもテレビ面白くないなっていうので、テレビ見なくなった時代ですね、僕的には。
2007年〜2009年あたりのテレビってほとんど見てない、僕は。
そうね、ヘキサゴンは僕も苦手やったな。結構歌流行ってたから、同級生とかが付き合ったけど。
ちょっとね、とか、でもすごい勢いやったけど、すごい横暴なね、マネージャー殴ったりとか、
東京03しばいたりとか、そういう悪いこと、反社といっぱい付き合って、悪いこといっぱいしていなくなったわけですけども、
当時私としては、それこそ2ちゃんねるが盛り上がっている時期だったんで、
そういうオルタナティブなカルチャーとしてインターネットの海を泳いでたっていう時代であります、個人的な記憶としてはね。
心の砂地。
僕ら世代の土壌っていうのはそういうのがあると思うんだけど、インターネットビジネス。
言ったらマルチ商法とか、何かしらのコミュニティ、それが大元をたどっていけば、
何かしらの新興宗教とかに繋がってしまうようなものとかっていうのは、そういう勧誘系のもの。
コミュニティだったりなんか引き込んで、それ言ったら人を食い物にしてしまうようなものって、何かしら品質ワードみたいなのがあるのよ。
これたぶんいろんな界隈、ビジネス界隈とかでもやっぱいろいろあるらしくて。
へー。
こういう何が引用されてるかとかって。
うん。
とかで、あとよくあんのが、ボードゲームカフェでそういった勧誘とか、持ち込みゲーム禁止になってるっていうの見たことない。
ボードゲームカフェとかって行ったことないかな。
行ったことないですね。
うん。
なんか大体そこにゲームがあって、カタンやったりとかいろんなゲームとかやったり。
大体友達とかと行くんだけど、その横にいる席の人とかと一緒にやったりとかもできるとか。
店によっていろんなルールがあるんだけど。
うん。
ボードゲームカフェも今すごいそういう勧誘系の温床にかなりなっていて。
あ、そう。
その店とかに結構禁止事項とかそういう勧誘やめてくださいみたいなの結構貼ってあったりするんだけど。
へー。
やったら、その自己啓発系のもんの、自己啓発本を元にしたゲームっていうのがあるのよ。
うーん。
あ、そう。
そう。
ゲームってそれこそさ、何かしら数字を稼いだりとか、人生ゲームみたいなもんでもさ。
言ったら勝ち負けを競って楽しむもんやんか、ボードゲームカフェって。
何かを勧めて行って。
確かにちょっとマネーゲームと相性良さそうですね。
そうそう。すごい相性良くって。
だからそういうのをゲームにしてる。
あの有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」とかさ。
はいはいはい。
「7つの習慣」とか。
思考は現実化するとか。
これそれぞれ「キャッシュフロー」とか、「7つの習慣ボードゲーム」とか、「アチーバス」っていうゲームにそれぞれなってんのね。
へー。
このゲーム自体は別に、もちろんそういったネットワークビジネスとかの関与として作られたゲームではない、もちろん。
うんうん。
なんだけど、これをやらせて、これで何で負けたかっていうと、この考え方だからだよっていう話に持っていけるわけ。
なるほどね。
で、これが現実だったら、例えば100万勝ててたよねみたいな。
それったらそれやった方が良くないみたいな話に持っていくみたいな。
それを目の前でね、見せられるわけやもんな。
し、それこそボードゲームカフェ好きな人とかって、やっぱ勝ちたいっていう強い人多い。
ゲームに勝ちたい。
勝つ時の快感が好きみたいな人が多いから、それがより実績活動がお金に繋がってるんだったら、やっちゃおうかなっていうさ。
熱くなった後とかにそういうこと言われると、そのまま行っちゃうみたいなのがあって。
だから、持ち込み禁止って何でかっていうと、そういったことにめっちゃ悪用されるから、その辺のゲームはダメですって言われるっていうことがあってあるんですよね。
なるほどね。
うーん、なあ。
でもさ、今オリンピックとかやってるけど、勝負の世界とかも、スピリチュアル的なものとかにさ。
てらだも多分陸上やってたからわかると思うけど、その張り詰めた緊張感でピストルバーンってなる前の、張り詰めた時の感覚とかって、
なんかすごい宗教的な体験というか、スピリチュアル的な体験に近い感覚があると僕は思ってるんよ。
うーん、そうね。アトレナリンとかも出てるのかな。
うん、多分そうなんだろうな。張り詰めた感じの集中みたいなんて、すごい快感だし。
完全に否定しすぎるとそっちはそっちでね。
そうそうそうそう。結構危ういもんあるし。
いや、だから何事もさ、距離感なんやと思うねんよな。お酒とかにしてもさ、ちょろっと飲んでストレスを発散やったり、人と話したりしてっていうのはいいけどさ、中毒になっちゃったらダメなわけじゃないですか。
うん、そうね。ただ、いい距離感付き合えてるんだったら全然いい趣味だよね。
そう。
ちょうどいい距離感で酒飲んだりするのが好きとかってめっちゃ人生豊かにすると思うし。
そうなんや。だからなんか、スピリチュアルとかも使いようなんやろうけど、まだなんか、そこまで使うだけのコントロール力を人間が身につけてないんやと思うねん。
、そうね。、それこそ、芯に触れられてほしいみたいな。需要やん、それって。
うんうん。
自分の芯みたいなところに触れられてほしい。それこそ日常生活で触れられないとこだから、そこを満たしたいっていうとこやから。
はいはい。
物質主義的なさ、これ飲んだら体よくなるとか、よりさ、いきなり掴みに行ってるやん、心を。
、なるほどね。うん。
繊細なところはやっぱその辺の違いはあるなとはすごい思ったりとかしてて。
そうか。じゃあ、距離の進め方のスピード感がそもそも違うものではあるんだろうな。
そうそうそうそう。友達でも占い行ってる人やっぱ多いし、情熱大陸みたいな番組に出るような経営者の方とかと話す機会があったのね。
うん。
そういう人もなんかすげえ電話占いっていうのに傾倒してて、俺ちょっとビビったんやけど。
うん。
で、仕事はすごい人なんだけど、正直月何十万とか使ってんのよ。
えー。
でも、なんかそれはもう分かってると。その人曰くね。
うん。
これがおかしいっていうのは分かってるんやけど、もうその自分で全部背負い込むっていうのがもうこれだけ仕事量やってるともうしんどいやと。
、なるほどね。
だから、そこの判断をこの占いっていうものに委ねるっていうもんで、そこにお金を使ってるっていう感覚なんやって。
だから自分のせいじゃないっていうように思わないようにしないと、もう死んじゃうかもしれへんプレッシャーやから、それをなくすために占いっていうものを一個判断材料にすることで、
あ、ここで言ってたもんな。で、自分のことだけど自分のことじゃなくできるって言ってて。
なんか責任を分散させてるってこと?
そうそうそうそうそうって言ってて、もちろんさ、すごい仕事できる人だし、そこも一つのね、売りだと思うの。一つのその人の自分の売り方だと思うんだけど、なんかちょっと納得できるとこあった、それ聞いたときに。
いやだからもう完全にこう、距離感を分かった上で利用してるよね、占いのスピリチュア。
うん。だから全部自分で背負い込んでいくことの方が怖いから。
うん。なるほどね。だから何事もコントロールなんやろうな。
とは思うからな。俺もてらだもさ、ある程度さ、その怪我しつつ学ばないと無理だと思ってるやん。20代とか若い子に対して。