1. 心の砂地#
  2. 第33回『東京は愛せど……』

いつもより長いOPテーマでの話題は映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』について。

「人生の一本」と評価するてらださんと、「ここ5年で一番ダメだったかも……。」というシャークくん。二人で感想戦を行なっております(重要なネタバレなどはございません)。

イベント告知を挟みまして(詳細、以下にございますのでぜひとも!お越しください)、

メインテーマは「マルチバース、という概念から考える自分の現在地」。

そして、「ローカルな東京」について。

ぜひともお楽しみください。

◽️エピソードのための音楽 Kanye West『808s & Heartbreak』(2008)⁠

⁠▷Spotify⁠⁠ ⁠⁠▷Apple Music⁠⁠


《イベント告知》

ネオ五条楽園×心の砂地

『天使だったなら』

https://note.com/lnt91/n/nfc4ea4954c03

【日時】5月20日(土)

OPEN

START

会場 APOCシアター@千歳船橋

通常チケット ¥2,000 限定Tシャツ付きチケット ¥4,000

(2023年3月22日収録) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 番組Twitter:https://twitter.com/kokosuna 感想など、ツイートしていただける場合のハッシュタグは#kokosuna でお願いします!

⁠⁠用語集、詳しい解説、補足のnoteはこちら⁠。⁠ ここすなリンク集→ https://lit.link/kokosuna 番組感想、お便りは kokoronosuna@gmail.com  ⁠⁠もしくはこちらのフォームまで!⁠⁠ 2023 artwork:⁠⁠セキヤ@urosiita⁠⁠

2023 spring op theme:@k5_y4 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

00:00
たぶんこれ喧嘩するんやけどさ。 エブリッシングエブリウェアオールアットワンス、アカデミー賞、作品賞ですか。受賞しました映画。
今、絶賛公開中なんですけれども。 見ました? 見ましたね、先週。
どうやった? まあ正直言うと僕は、これまで見た映画ベスト10には入ってきますね。 と思ったよ。
と同時に、シャークさんは好きじゃないだろうなっていうことも思いましたよ、僕は見てるとき。 俺も全く同じこと思ったよ。
ああ、お互いのことを意識して見てたんや。 気色悪い。そんなことはないんやけど、
僕はここ5年ぐらい見てた映画の中で一番好きじゃなかった。 うーん、まあそうでしょうね、シャークさんは。
映画じゃないものも入ってるよ、その例えばスタンドバイミードラえもん2とか、そういうのは映画じゃないから、そもそも評価の訴状に乗ってないんやけど。
なかなかの暴言を。まあまあそういうのは箱入った上で。 うん、あれはドラ泣きやからね、映画じゃないから。ドラ泣きやから。
ないんやけど、そのエブエブ、エブエブって略されてるんですけど、エブリッシングエブリウェアオールアットワンス。
僕はもうどうもダメでね、でも寺田さん好きって言うやろうなーって思って、その話せっかくやからこう
ジジネタとしてしとこうと思って。 うん、まあでも賛否両論あるよね、この映画は実際にさ、ここまで
賛否分かれてる映画も珍しいなっていうぐらい 好みが分かれてる感じがあるけどね、
ツイッターとか見てて。 そうね、まあまあね、でみんな言ってんのがアカデミー撮るタイプの作品っぽくない?
みたいなこと言ってるよな。 うん、まあそこがこう反発心をこう呼び寄せてるっていうのは多少ある。
寄り系あるよな。 うん、期待しすぎたって言ってる感想もかなり多く見たので。
まあ僕にとっては なんやろうな、まあアカデミーでこういう、まあ言ったら変な作品やんか。
アカデミー撮るってなんかそのバグみたいなもんやから それはめっちゃおもろいなと思うねん。これをさ、
アカデミー受賞作ってなったらさ、やっぱ すごいおじいちゃんとかさ、子供連れてとかさ、そういう人が行ったりするわけよ。
で、これ見させられたらやっぱ、すげー体験だと思うんだよな、これ。 そこは確かにね、あるかもね。まあただアカデミーって後から続いてきてるもんやからな。
アカデミー撮ったっていう点で批判するのはなかなか… 違う違う違う、そこが俺は最高やとは思ってんねん。
あ、そこはむしろ良かったと思う。 めっちゃいいやん、そんな体験なかなかないから。
前のは多分、デビッド・リンチのワイルド・アット・ハートとかなんか、あれカンヌ撮ってんのかな?
03:00
そういう都市があるんだけど、そういうなんかバグみたいなのはめっちゃいいなぁと思う。 だから、みんな是非見てほしいなぁとは思うんやけどね。
てらさん的にはどこが最高って感じだった? そうですね、まあ単純に言えば、その親子とか自分の夫との理解をしたい、理解を深め合うっていう方向に当然進んでいくんだけども、
それをすごくこうマルチバースで遠回りにあえて描いているっていうところが、僕は最高だなぁというふうに思ってて。
最後、娘と話し合う時とかも、話し合いなんですよね。そこにはマルチバースの能力を全然活かしてなくて、
だから今のバースでもできたことを、いろんなバース、いろんなものを見てきて、下手上でやるっていうことが、僕らも現実でもできることをより膨らまして見せてくれてる。
っていうところが面白かったなぁと思いましたね。 そこはね、いろんなマルチバースも雲に何か力を与えられてこうなったとかそういうわけじゃなくて、
自分が努力してた結果、こういうバースがあったっていう感じになってるから、そういうポジティブなメッセージがすごい良いとこやなぁ。
そうですね。そこはやっぱり良かったなぁと思ったし、僕の好みで言うと、ジョブ・トゥパキーっていう、
そいつのこの最初出てきた時の戦い方がめちゃくちゃかっこよかった、個人的に。 次々といろんなファッションとかいろんな職業になって、警官を倒していくっていう
ところ。あそこがすごいファッショナブルやし、 かっこいいし、
面白いなぁと。あんまりああいうタイプのキャラクターが特殊能力使ってめちゃくちゃかっこよく戦う、で、ちょっとコメディ要素もあるっていうところが、
情報量としては多いんやけど、すごくスタイリッシュに見えて。 あのシーンかなりグッときたかな。
なるほどね。 情報量多いってさ、どういうこと?
その、画的に多いってこと? 画的に多いってことですね。
画的にも多いし、 あとあの、ジャンプするために変な行為をしないといけないっていう制約があるじゃないですか。
そこがこう、例えばリップクリーム食べたりとか、 身体の
身体的なちょっと… 信じられんぐらいお下劣なけど… そうなんですよ。そこがかなり下品っていうのがあって、
今こいつらジャンプしようとしてるから変なことやろうとしてんだ、みたいなことの意図っていうのが、うまいこと組めないとこいつら何やってんのってなっちゃうかなっていうシーンも結構あったので、
まあそのあたりがなぁ、どうしても疲れるししんどい。 やろうなっていうのはあるんですよね。興味ない人からしたらそこに脳の夜を裂くのはしんどいじゃないですか。
で、興味あると理解しようと思ってみれんねんけど、なんかそのあたりが結構賛否分かれてる部分なのかなっていうふうには思いました。
06:08
シャークさん的には、ここが明確にちょっと合わないなとか思ったシーンがあったってことですか?
まあみんな言ってることと一緒やけどな。まずその、こないだ宇多丸さんラジオでクレヨンしんちゃんみたいっていいふうに言ってたけど、
やっぱギャグがクレヨンしんちゃん感みたいなのすごい感じるよね。 あれがちょっとやっぱ無理っていうのが一つあるかなぁ。
コメディの部分が合わなかったっていう感じ? うーん、まあやっぱデカいかなぁ。
前編通してそういうのは散りばめられてるからね。一部とかやってるけど。 そうそうそう。
ジャンプするためにそういうオゲレツなことをするっていうのは、あれが多分笑いどころなんやけどさ。
全然ちょっと笑われへん感じがするっていうか。 基本全部ギャグがオゲレツ系やん。下ネタと。そこがちょっときつかったかなぁ。
なるほどね。まあそこはなぁ。 どうなんやろうなぁ。
難しいな。僕のコメディの部分は結構俯瞰して見てたから、面白い。
なんか一歩引いてみたら全部普通に面白いなぁと思って見ちゃってたけど、別に好きな笑いではないのよな。
まあなんかこう犬をこう振り回したりするとことか、もうノーサンキューな人からしたらアウトな描写やろうし。
いいとこで言うと、ジョブズパキの絶望みたいなすごい日本人の世代感で言うと、俺たちの世代から今の20代ぐらいの世代の絶望感みたいな感じはすごい面白いなぁと思ったけどね。
全部見えちゃうからっていう、故の虚無感っていうところはね。
みたいなのが、あのキャラクター属性は面白いなぁと思ったかなぁ。
確かにね。
なんでもスマートフォンで分かった気になれちゃうから、ほんま分からへんねんけど、分かった気になれちゃう世界の虚無感みたいな。
まあベイグルって言ってるんやけど、なんかあれはすごいなぁと思ったし、それをルックでやるっていうのは面白いなぁと思ったかなぁ。
そうですね。
そういう小物の扱い方は普通に面白いかなぁと思ったけどね。ベイグルと面玉とかそういうのが被ってきたりとか。
ビジュアル面はまあ僕は結構好きなところは多かったかな確かに。
なんかでもやっぱその、お下劣ギャグのとこがなぁ、やっぱルック的にもそこがやっぱしんどいっていうのはあるかなぁ。
まあ長い映画やしね。
うん。で、割となんかその暴力気持ちいい感みたいなとこちょっと引くっていうか。
うん。
まあ漢風やしアクションやしだからまあしゃーないんやけど、そこがこう、やろうとしてるテーマと、まあ別にそういうもんなんやろうけど、
09:05
私はなぁ、お下劣な感じと暴力の距離感みたいなのがちょっと僕には受け入れられへんとこがあるし。
まあそこは途中でちょっとそれに対する否定みたいなのは差し込んではあったけどね。
うーん。
まあその、優しさで解決していくみたいなところは。
いやまあでも気持ちく撮ってるもんは気持ちく撮ってるやんか。
まあやっぱそこは漢風アクションを入れてるからな、そこはそういう風な演出にせざるを得ないのかなぁ。
そこちょっと俺はなんかあるなぁ。
まあメッセージ的にもなんかすごい保守的なところに落ち着いてるなっていうのは思ってまうなぁ。
なんかいまいちその、なんだかんだその愛みたいなこと言われてもなっていう感じかなぁ。
うーん。なんか僕はそこは一歩進んでた気がしたけどな。
やっぱ家族だからっていう押し込め方では、その家族の形を撮る、続けたいっていう人の映画なんで、
なんかそういう人からすると、まあこのバースでは、まあどちらも辛いことが多い方かもしれないけど、
でもその時間を大切にしたい、一緒にいたいからっていう映画なんであって、
うーん。
なんかそこ、まあ僕家族の描き方ってまあ結構その家族が結局こう一緒になるっていうことに対する拒否判断ある人って結構いると思うんですけど、
だからそこはね、やっぱその一緒にいたい人の映画なので、あんまり僕は最近そこを否定せんでもいいかなっていう思う気持ちになってきて、
だから例えば恋愛映画見て、いやもうさっさと別れればいいやん、みたいなこと言っちゃう部粋さんみたいなのがあるなっていう。
まあ一緒にいたい人たちの映画なんで、そこは。
まあそれはそれでええんかなと思ったんだけどな。
まあ別にこれが全てではないと思うけど、
だからまあこういう人たちもいるよねっていう一例として捉えたらいいんじゃないかなと思ったけど。
うーん。
まあなんか僕はやっぱちょっとそこ許せんとこがあるかな。
娘のパートナー描かれ方がちょっと、もうちょっとちゃんとしてあげたほうがよかったんかなとか思うかな。
ああ、そこの辺ね。
まあちょっとその辺は正直、結構時間が長くなったんでカットされちゃったってとこはあったみたいですけどね。
あとあの事務局の人の話とかも。
なんか本当はもっと掘り下げるとこを撮ってたらしいんですけど、
省かれちゃったっていうのがあったみたいな。
まあそこはやっぱ出た作品が全てやからな。
まあでもなんかアカデミー撮るみたいな。
アカデミーってその会員の人らが投票して撮ってるショーやんか。
まあいろんな、今会員すごい広げていろんな人も投票するようになって変わったとかいろいろあるけどさ。
まあカンヌとか映画祭じゃないけど、すごい権威のあるショーでアカデミーショーってさ。
そこにある映画がわかれへんっていう最高さみたいなのもあるよな。
12:04
わかんねぇ腹立つなみたいなものがめっちゃ評価されてるっていうとこの、
人生の豊かさみたいなのをめっちゃ自分は感じてて。
理解できなかったことがむしろ。
そうそうそう。
なんかそれはそれでいい体験やなとすごい思ってるんやけど。
うーん、なんか同時期に家族描いてた中でいうとフェイブルマンズとかが無感だったっていうのは結構ね、
意外だったっていうのもありますしね。
まあまあまあ。
フェイブルマンズ超最高じゃないすか。
まあ最高やね。あんな渋いの出してくると思ってなかったから結構びっくりしたけどね。
いやーフェイブルマンズやばかったなー。
4個くらい映画見たくらいの気になったもんだ。フェイブルマンズ。
そうねー。なんかでもさ、映画を撮る人間のこの差がというかさ、
この豪の深さみたいなものを出してくると思ってなかったから。
むしろ映画を撮ることのさ、ポジティブさみたいなことをもっと前面に押し出すんやと思ってたから。
みんなそうくると思ってたよ。
映画を撮ることがこんなにも自分を苦しめ他人を傷つけることっていうのをこの年齢でわかってたっていうことが怖って思うよね。
まあちょっと別に違うかもしれないけど。
いやでもその家族への気持ちみたいなのも、言ったら象と愛のバランスみたいな、しんどいことの方が多いっていうさ、バランスやんフェイブルマンズ。
だから俺やっぱりそこの方が好きっていうのが得ないだろうな、評価の点で言うと。
好き嫌いであんま言いたくないけど、象をどうやって解体して描くかっていうそこの複雑さっていうのにやっぱやられてるみたいなところがあるかもなー。
そうですね。フェイブルマンズは確かにそういう、なんかでもねフェイブルマンズみたいなこの血の描き方をしてるものって久々に見たかもなって僕は思いますね。
どういうこと?
なんだろうな、このやっぱり親子だよねっていう良さっていう部分っていうよりは、なんかもう逃れられない差がみたいな感じで描いてるじゃないですか。
そういうある意味見た側が残されるものとしてすごくこう呪いというかさ。
だからあれを家族で見た時に結構なダメージを受ける人はいい意味でのね、ダメージというかショックを受ける人っていうのはいるんちゃうかなと思って。
子供ぐらいの未来でね、親子で見に行ったら。
みんな思うと思うよ。やっぱゴーの話だからね。それこそ映画っていうものを作るっていうことに呪われてるっていうのもあるし、血っていうものが呪ってる何かもあるっていう、まじで呪いの話じゃん。
いや、そうなよなー。だからさ、おじがさ、家に来てくれるシーンとかもさ。
15:06
わけわからんのね。
主人公にとっては大切な瞬間やけど、後から考えるとやっぱ怖いよな。やっぱお前はその血なんだっていうことをさ。
そうそう。あのわけわからんさ、おっちゃんはまあおっちゃんなりに楽しいんやけど、おっちゃんが言ってることとラストシーンで言われること一緒っていうさ。
あーそうね。
超言ったらレジェンドとその辺のわけわからんおっさんも言ってること一緒なのよ。
っていうその、やっぱね、スピルバーグ最高やなみたいな。
あとラストシーンはやっぱ良かったしね。
やばいですよ。
なんかああいうさ、ちょっとメタ的にスピルバーグの存在を知らせるようなことをするんやっていうのも意外やったし。
まあだから全部映画でやりますよってことなんでしょ。自伝とかは書かへんから、まあだから映画でコミュニケーションしていくしかないやんか。
映画に呪われた子供だから。
だからそれもそうしてるっていう、70、80歳前になった今も。
いやそうなんや。あれがほんまにすごくて。だから最後こう地平線の位置が変わることによって、スピルバーグが今俺これ撮ってるよっていう。
急にさ、あのラストシーンから現代に飛んでくる演出なわけじゃないですか。
あれはちょっとオシャレすぎるよな正直言って。
まだ俺いい映画撮るでにゃみたいな感じに見えたもんなちょっと。
やっぱ、いやでもちょっとFFの前にフェイブルマンズ見てるっていうのこれ影響でかいわ。今話してたら。
ちょっとやられすぎてる俺フェイブルマンズに。
フェイブルマンズとFFはね、あんまり同時に見ると良くないと思いますね。
良くないっていうか、物が違いすぎて。
だから余計FFが保守的に見えてる部分が多分すごいあるわ。
保守的やし、稚拙に見えちゃうと思いますねやっぱり。
あんなね渋い良い映画見せられたら、しかも家族の描き方もさものすごいリアルやし。
あの後に、ああいうオゲレツーファンタジー家族もの見ちゃうと。
なんかやっぱりどう?これ?って思っちゃうっていうのはね、あるかも。
でもなんかその、ダニエルズ、FFの監督のね、ダニエルズもう若いやん。
85年生まれとかでしょ。
若い時にしかできへん勢いみたいなのあるから、良かったなと思うけどね。
そういうこう、自分の中で地と家族みたいなものの距離感みたいなのを考える上ではね。
俺はフェイブルマンズですごい全ベッドしちゃってて。
その家族を貯金みたいな無い状態でFF見てるから。
ノーマネーで見ちゃったから払えるものもない。
いやーこれちょっと俺乗れねえなーみたいな感じは多分あったんだろうなーって今思った。
それはあるな。フェイブルマンに乗っちゃったらFFには多分乗れないからね。
18:05
ちょうどやっぱスピルバーグマラソンもしてたしね、僕宇宙戦争見てみたいなさ。
ちょうどいいタイミングでね、見たやろうし。
そういえば台風来てさ、見に行くシーンみたいなのあるやん。
はいはいはい。竜巻が来て、お母さんと一緒に。
あっこめちゃめちゃ宇宙戦争やったな。
宇宙戦争やったなー。怖かったもんだ。
あれちょっと嬉しかったな。
買い物カードがバーって道路渡って行く時とかの、明らかに異様なこと起こってますよっていう。
マジで映画上手すぎるなーあれなー。
そうやなー。いやほんまにすごかったな。
いやーお父さんもいいしねー。
お父さんもすごかったなー。
めっちゃ悲しくなった。見ちゃった時にあのピアノの演奏とかのシーンってさ、
僕はいいと思うよみたいなさ、こと言うのよ父親の方は。
でもおじさんが、いやどうなの爪が音が気になるよみたいな。
やっぱこっちを言ってくれる人が、お母さんはいいのよっていう。
見ててすごいギュってなってしまうのよ。
いやーよかったなー。セスローゲン。
セスローゲンの演技やばいねー。ポールなのもやばいけどさ、もちろん。
やばかったなー。
なんか知ってんねんよいろんな光景をさ。
そこはある。
やっぱ基本的には胸が張り裂けそうにひたすらなるからねー。
やられすぎてるわフェイブルマンズに。
ぜひ。どっちも公開されてるのでね。
見てみてください。
ということでオープニングテーマすごく長くなってしまったんですが、
番組の紹介をします。
この番組心のすなじは様々な文化や日常の築きをヒントに考え続けることで、
言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。
私シャア君です。
はい、そして私は寺田です。よろしくお願いします。
ということで本日も始まります。心のすなじ。
輝き君と二人ずっと歩きたいだけ。
ピンポンパンポーン。
イベント告知。
はい。やめたいやめたい。
なんと1年もたたずいしてイベント。
大体1年ですよ。去年の7月ですから。
大体1年ですが。
昨年度もやりました。トークイベント。
21:01
今年もやります。
ネオ御城楽園というポッドキャスト番組と合同企画ということでやります。
まさかもう1回こう合間見えることができるなんて思ってなかったけど。
楽しかったしね。また続けていくことにやっぱ意味があると思いますから。
そうですね。
3年契約ぐらいで第2部作目みたいな感じでやっていきたいなと思っておるんですけども。
一応日にちが決まっております。
5月の20日土曜日ということで結構すぐなんですけれども。
2ヶ月ぐらい先ですね。
ありますので5月20日土曜日ぜひとも今から予定を空けてくださいませ。
場所は東京ですね。東京の千歳船橋アポックシアターという演劇のスペースでやる予定でございます。
小田急線の千歳船橋駅から歩いてすぐらしいんで。
新宿から20分ぐらいかな。
13時オープン14時スタートっていう予定なんで、お昼から。
で夕方には終わりますっていう感じで。
企画はちょっと決まり次第いろいろ進めていきますので。
今後グッズ発売とかいろいろもあると思いますし。
心の砂路公式ツイッターなど見ていただければ情報解禁されると思いますのでぜひともチェックお願いいたします。
お願いします。
一応僕と寺田くんの二人でワーギャーおじさんをやる予定ではあります。
なんでよ。ドライブマイカーちょっと古いやろもう。
やっぱ一度はね、ドライブマイカー見た人みんな一度はやりたいと思ったでしょ。
そんな映画やったっけ。重要やったけど。
なんで僕と寺田でワーギャーおじさんやりますんでぜひとも楽しみにしていただきたいなと思ってます。
頑張ります。
ワーギャーおじさん的なトークをするかもしれないし。
どういうつなげ方なのそれ。
わかんないそれはまだ基本的には。ワーギャーおじさん的なことをやります。
あっ大事なこと言わせてた。
なんですか。
イベントのタイトルが決まっておりまして。
はいはい。去年はね不思議っていうのをテーマにやりましたけど。
テーマだったんですけど。今回はもうタイトルにさせてくれと。僕がこうねて。
これ言っていいんかな。
ダメなんですかこれ。
言ったらいいかどうかわからへんけどタイトルは決まったんですよ。
言われます?寝起こしお楽屋に怒られる。
いやわからないそこは。僕がごねたという事実はあるけどもタイトルをバシッと決めたままだれかはわからへん。
タイトルがですね。天使だったならというタイトルでございます。
24:01
いいですね。どういう意味なんですか。
天使だったならっていう。
イコールの意味しかないの?
うん。
そのあたりはまだ明かせない。
そこはまた僕長文書いたりするかな。
そこはねちゃんと。
そこはちゃんと聞いてくれた方には天使だったならについてのファーストレッスンみたいな感じでわんやおじさん的なことをやるんで。
そうなの?
見てくれたらわかるようになってる。
エピソード1としてやるのわんやおじさんの講習の。
だからわんやおじさん的な感じの話をするから始まったら。
それが天使だったならの説明にもなってるのですごい楽しいと思います。
情報の出し方独特すぎるよ。
なので是非ともねオリジナルTシャツも出ますんで。
是非ねタイトルとか聞いたりわんやおじさんというワードで気になった方とかもね是非当日聞いてその正体を確認いただけると嬉しいです。
はいよろしくお願いします。
今日オープニングから何から何まですげー長いんやけどさ。
あのーエブエブにてさ。映画エブエブね。
オープニングで喋ってる。
はいはい。
everything every year all at once。
まあちょっと普通にオープニングでも説明なしで喋ってるんですけどいわゆるマルチバース。
今MCUとかね。
いろいろありますね。
うんうん。
まあそのもしこの世界と違う世界線だったらっていうのがマルチバース。
まあMCUでも最近あったしアニメだったらシュタインズゲートとかやってましたね。
そうですね。
まあドラえもん、ドラえもんあるか。
ドラえもんわかりやすいよなマルチバースって。
ドラえもんはあるね。
違う世界線の。
もしもボックスとかも言ってあるマルチバースみたいなもんやし。
ああそうか。もしもボックス一番わかりやすいな。
そうですね。
あとはバタフライエフェクトとかやっぱ通ってる人多いでしょうからね。
はいはいはいバタフライエフェクトね。
まあそういうのがありましてですね。
そのもし東京にいない自分たちみたいなのを想像すると。
うん。
っていうことをすごい考えたんですよね。
僕はエブエブ見て思ったりマルチバースっていうことを今の自分に当てると。
なるほど。その分岐してる部分として東京。
そうそうそうそう。
なんかさ、わからへん?この状況をしてる人独特の感覚やから、
27:03
これってあんまり共感を得られないとは思っているんだけど、
ふとさ、うわ、俺東京で働いてるってなれへん?
めちゃくちゃわかりますよそれは。
わかるよな。
うん。
これめっちゃ思うねん。
ふとさ、うわ、秋葉原、渋谷みたいなところで日常を送ってるみたいなところにすごいびっくりするねんな。
たまに意識するとそう思うし、
昔雑誌で見たときはほんま架空の街みたいな感じだったんだけど、
その延長にいるわっていうことを意識すると、うわって毎回思うねんな確かに。
だからそれほんとさ、マルチバースの自分に思いを馳せてる感だと思うねん、俺はな。
いなかった場合っていうのを想像するゆえの感覚やもんなそれは。
そうそう、だから東京にいる自分というバースっていうのをすごい意識する瞬間っていうことだと思うの、というふうに僕は解釈しちゃう。
わかりますね。
そう、でまあ、こっからいろんなパスの出し方があるなとは思うんやけど、
ひとつみんな考えてほしいっていうか、これは僕らが今東京っていう場所、
これからふんで僕らは多分東京論っていう話をするだろうけども、
聞いている人たちはそれぞれ自分が今住んでるとことか、自分の環境みたいなとこに落として考えてみてもらうと面白いかなとは思っていて、
でも普遍的な問いではあるんすけどね、どこが自分にとって大きい違いを生み出したんかっていうことですよ。
どこが人生のキロだったかっていうこと、決断だったかみたいな。
あれしもがふと思ったりはすると思うんですけど。
ありますね。
てらちゃんどうっすか、その辺は。
そうですね、僕が大きかったなと思うのは、まずは大学はかなり大きかったですね、個人的には。
大学ね。
大学は特にこう、親に反発する形でこっちに行かせてくれっていうような言い方をしていたので、
そこはかなり自分のエネルギーを使って決断した部分でもあるので変わったかなっていうのはあるし、
その二択だったのが、これもちょっと東京論と被る部分かもしれないけど、大阪か広島だったんですよ。
えーそうなんや。
広島だったら当然広島に住まないといけなかったので、結構地方の方だったんですよ、それも。
広島の中でもちょっと外れの方、理系のキャンパスだったので。
っていうのがあって、そこはかなり大きく分岐したんじゃないかなと思いますね。
一番でかいやっぱ進学の瞬間ね。
あともう一つは、この主題ですけど就職で東京に来たことですね。
東京に来たっていうのもあるし、こっちに来て一人暮らしで友達がいない環境っていうので一人の時間が急にできたんですよ、たくさん。
30:04
レオパレスでね。
レオパレス、そう西東京市のレオパレスで。
大学生の頃って本当に研究室とバイトと経営音楽部で、みっちり全部時間が詰まってる状態だったのが、就職して急に土日48時間、はい一人で過ごしてくださいっていう状態になったから。
その時間がかなり僕の中では大きかったし、あと一人で過ごしたことによって結構そのセルフケア的なところを意識するようになって、そこから転じてはジェンダーとかフェミニズムっていうところにも興味を持ち始めたっていうのはあったので。
はいはいはい。そのかの有名なさ、寺田さんのジェンダーウラーカーはそこで生まれたの?
さっきちょっと知ってるけどね、そのアカウントは。でもそのやっぱ一人暮らししてる中で、そのセルフケアとかジェンダーっていうのはずっと意識してて、その中でツイッターでWomen's MarchっていうMeTooから派生していったようなハッシュタグを見たときに、フェミニズムに興味持ち始めたっていうのがあったので、そこは確実にありますね。一人で過ごしてたっていうことが影響してますね。
うーん、なるほどなー。なんかまあいろいろ喋ってくれたんやけど、寺田さんは東京来たかったの?
えー、それが全く自分の意思と関係なしに来たので、そこはとても良かったなーと思ってて。東京っていう憧れとか理想像とかがあってきたわけじゃないから、イメージが壊れるとかも一切なかったし、東京来たからには何か残さないみたいなプレッシャーもない、本当に都市としての東京みたいな感じで来たので、そこはある意味良かったかなーと今になって思うんですけどね。
へー、なるほどなー。俺も来てもいいかなーと思ってたけど、流れて来たみたいなのがあるから、そういう過剰な期待みたいなのがあって、みたいな感じじゃないからなー。来たならそんどくかんみたいな感じやから、ちょうどいい距離で絶望もせずにずっといるみたいな感じかなー。
そうですね。そこの温度感はかなり近いですよね、二人とも。東京で何かをするために来たわけではないから。
うん、確かになー。俺、一個きっかけみたいな、これ大きな血が生み出したっていうのであると、重く聞こえちゃうし、ちょっとエグいことを言うからちょっと怖いんやけど、死を回避した瞬間っていうのがあって。19かな?19くらいの時にすごい、かなり落ち込んでて、鬱っぽくて。
うん。
完全に今思えば鬱だったんだけど、落ち込んでて。その時俺は大阪環状線を大阪から二駅先の桜ノ宮駅っていうところに乗るっていう通勤通学をしてたわけなんですけど。
33:09
はいはい。
そこの環状線にフラッと吸い込まれそうになった瞬間があったんよ。でもほぼほぼ行ってたんよ。ほぼほぼ行ってたんやけど、その環状線来るホームの奥に福知山って見えてんよ。
うん。
で、それって俺の地元の方なのね、福知山って。
はいはい。
で、それって多分大阪に出てて、俺高校の時まではすごい頑張ってたんやけど、ちょっとずれみたいなのが都会に出てあったんやけど。
うん。
ふとこの福知山行きかな?福知山っていう地が電光に出てて、奥に。電車か、奥にあるホームの電車に福知山って書いてあって。
あーその電車に行き先がね、表示されてるから。
そうそう、行き先が。それで、あー別にこれ渡ってこっちに乗ったら帰れるんやと思って。
あー。なるほどね。そこでちょっとこう、選択肢みたいなものがこう、たまたま偶然提示されたことで、ちょっと思い留まれた。
そうそうそう。で、ほんでベッと止められたんやけど。
うん。
だから、あの時その福知山って書いてあるなーみたいな、その時帰れるまでは思ってなかったわ。
あ、福知山ってあーみたいなんで、地元の人らとかのことをふっと考えるみたいな瞬間があってビュッて止められるみたいな感じだったから。
なるほどね。
あの時福知山って書いてある電車なかったらたぶん死んでたな。
まあまあ無意識というか、そういう回避をたまたまできたっていう。
そうそうそう。
うーん、なるほどねー。
すごい話ですね。なんか言ったら、僕の方側って結構自分の意思が改ざんしてたような話がキロだったんですけど、なんかもうちょっとこう、別の話ですよねそれはやっぱり。
なんかふとね、そういう自分の起点みたいなのを考えるときにやっぱこう、ババババババッとこう、出てくる風景の一つではあるね。
なんかでもそういうことでふわっと生きながらえたりしたことが、なんかこう思い出せる大切なことになるというか。
僕も具体的にはちょっと話せないですけど、そういうなんかふわっとたまたま生きながらえたみたいな瞬間のこととかって思い出したときに意外とパワーになるというか。
あるな。あのとき生きちゃったもんなみたいな感覚ってあると救うとこあるよな。
そうなんですよね。なんかまあ、ちょっとここはいろいろあるかもしれないですけど、僕はなんかまあ、一回あのとき死んだと思って今の人生を生きてるみたいな。
36:03
うーん。
だからまあ、そこでちょっと一回こう、ベースをゼロに戻せるというか。なんかそういう感覚っていうのは確かに。
うーん、キロやし、今もすごくこう、なんか取り出せる大切なキロというか。そういう感じがしますね、確かに。
確かになー。とかがあるから、なんかそうなの。なんかふわふわ。今の話に戻すと、東京っていう街にいるとすごい、すごいふわふわしてる感じすんねんな。これなんで、このふわふわって言葉がすごい表現が難しいんやけど。
ふわふわ。
うーん。地に足ついて歩いてる感俺あんまないっていうかさ。
それはそうですねー。
うーん。だし、いろんなものがそれこそ、でも逆に言ったらすごい地続きっていう感覚も同時にあって、ちょっと歩いちゃったら、
例えば社会で問題になってることとか、自分が興味関心あることとか、はたまた日本っていうものとか、そういうものを考えるみたいなきっかけにめちゃめちゃなりやすい街だと思ってて。
これはどうなんだろう、わからへん。地方に長く住んでても同じぐらい年を取ったら同じことを思うのかもしれへんないけど、俺の思う東京論みたいなところって、そういう日本とか社会とか、個人の活動の場とかを考えてるって思ったときの問題意識みたいなのにすぐぶつかるっていうか。
なんかそういう街だと思ってて、それを僕は個人の問題、社会の問題、国の問題とかと直結させてたんやけど、これは社会のことだとか、これは僕がしたい活動の場でのことだとか思ってたら、東京っていう地方の問題っていうさ、
個人にとってのローカルな東京っていう街の問題点っていうだけなんちゃうかみたいなんて、すごい思ってきてて、最近。
うーん、なるほどね。それは自分の所属してるコミュニティとか、日本の問題とかではなくて、東京という都市、ローカルなものとして持ってる問題っていうこと?
そうそうそう、街が持ってるだけの問題だったみたいなことって結構思うことあって。
うーん、そうですね。東京も街ですからね。そういう固有の問題っていうのが生まれますよね、当然。
うん。なんかだから、すげえ東京という、変なこと言うけど、東京という田舎の街の問題にやられてただけちゃうかって思ったりすんねんな。
39:06
あー、なるほどね。なんかでもちょっと難しいのは、結構その大阪もでっかい都市ですけど、大阪と東京を比べたときに、
まあこれマスコデラックスとかも言ってたんですけど、大阪はすごく土着感みたいなものがあるというか、一定の思想みたいなのをみんなが共有してるみたいなことがあって、
だからその中で生きてたときに、ここは同じ考え、ここは違う考えだなみたいなことを意識して生きてるから、なんか自分の向いてる方向がわかりやすいんですけど、
東京に来たら、それがなんかわかりにくくなったなーっていうのがあって、だから東京にはなんかそういうローカルな思想みたいなものはないもんだと思ってたんですけど、
だからそういうものを、東京がまとってるそういう思想とか風習的なことがあるって感覚ですか?
あると思う。
あーある。へー。
うん。
つかみきれてないかもしれないですね、僕は。
で、これはめっちゃややこしい話っていうか、だからざっくり言うと、俺が社会の問題とか俺個人の問題だと思ってる話が東京っていう街の問題だったんだって思うとかいうことがあるっていうことなんだけど、
東京っていう街のその、焦らされてる感みたいな。
その、なんでもあるし、それこそ松子さん、ずっと病気でいられる街って言ってたりもするんだけど、それこそ大都市、日本の中で、東京っていう都市だからこそ抱えるローカル性みたいなものがあるんだと思ってて、それっていうのは。
なるほどね。
うん。
いやし、さっき寺田が言ってくれたことで言うと、いろんな思想があって、大阪はなんとなく一つの基準みたいなのがあって、それがどうのこうのって言うんだけど、東京も東京という一つの思想があると思ってるね。
なるほど。
だからそれが人の数が多いし、ダントツでさ、東京に住んでる人めちゃめちゃ多いから、それが多様な形には見えるけど、結局はその東京っていう街の問題の解釈が何個かあるだけっていうふうに思ったりすることがすごいあって。
対別していくと、結局そんなに種類はない。
そう、この街が抱えるローカルな場所の問題なんだなっていう。ただそれがテレビとかメディアとかも全部あるし、その東京の問題が社会全体の問題、ましてや国全体の問題だって思うようになってるっていうことがあると思ってて。
それはあるかもしれないですね。
そうそう。
東京の話はすぐニュースになるしね、全国区とかになったりするし。
いや、だから俺逆にさ、地方、それこそ京都の外れとかにいた時期とかって、なんでこんなにも東京の街の話だけやってんやろうって思った感覚もあんねんか。
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確かに奇妙な感覚ですよね。それは自分も住んでない遠くの街のことばっかりやってるっていう。
そうそうやってるし、例えば昼なんですって寺田さんは見たことない番組があるんですけど。
そうですね。
お昼にやってるね。
あるらしいね。
昼なんですっていうのはずっとパンに何を塗ったら美味しいかみたいなことを話してんねんな、お昼に。
それで毎回できる、すごいね。
毎回なんちゃんとかみどさんとかがパンに何塗ったら美味しいかとか、かこの服を着こなせたらいい感じっていう話を一生してる番組なんやけど。
友達としたらいい話やんただの。
でも今そのツッコミが正しくて。
しかもそれが東京というローカルでしか成り立たへんような文法で話されてるなって思うね。
なんかこの店とかが結局東京の街やったりするとか。
そうそうそうそう。具体的に言ったらそうだし。
これは多分昼なんですが俺の中で象徴的やから昼なんですって言ってるんやけど。
多分多くのメディアとかがそういう風な構造になっているし。
だからそのローカルな東京っていうものをもうちょっと意識した方がいいんちゃうかなって最近思ってんねんな。
なるほどね。
そういう感覚っていうものが結果としてローカルな考えになってるってことやんな。
そうそうそうそう。
東京イコール日本全体みたいなさ、そこの宿泊がバグってるっていう考えがある意味ローカルな思想に結果としてなってるっていう。
それになかなか東京に住んでると気づけないっていうのはあると思う。
っていうことを、なんかそのマルチバースな自分みたいなのを考えるときに、
今東京にいる自分がいて、すごくエブエブでさ、ウォンカワイみたいなさ、とかあるやん。
露骨に火曜年華っぽい。
そうそうそう、火曜年華とかの時みたいな。
あれ、ああいう感じっていうかさ、ああいう世界観に行きちゃったら、なんかずっとあのちょっとこう、水も滴る男女たちみたいな感じに映されてるやんか、あのショットは。
もし映画スターの世界線があったらみたいな世界線のときに、絵の質感もそういうふうになるっていう感じじゃないかと。
だからああいう感じで、マルチバースオブ東京なうな自分としては、個人の問題とか悩むものみたいなんだと思ってるけど、全部東京っていう街の話なのにそれに踊らされてるみたいな感覚すごいある。
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なんかね、確かに東京っていうもの、まあ僕もどこまで意識してるかわかんないですけど、さっき言った渋谷にいるとかさ、新宿にいるとかさ、そういうことを考えるときに、ただ買い物してるとかさ、なんか音楽聞きに行ってるみたいなことでも渋谷に、渋谷でレコードを探してるとかさ、ローカルな意味合いがつけられる。
だからさっき言ったみたいな、このウォンカーワイのみたいな絵で撮られてるみたいなさ、その一個個の世界線が変わっちゃうと、ただ単に買い物する行為、例えばまあ僕は兵庫県の赤市ですけど、そこやったら別に赤市で買い物してるとは一切思わないですよ、普通に買い物してるって思うけど、東京やと新宿で買い物してるみたいなその一個個フィルムがタッチが変わっちゃうというか。
そうね。
そういうことを意識しちゃうっていう。
この店でみたいな。
うん。
やっぱりそれで余計SNSの今ハッシュタグ時代になって、位置情報のシェアとかがあってみたいな、余計にめちゃめちゃそのローカルな東京っていうタグみたいなものをすごく感じるよな。
うん。
そうですよね。
結構そういうことをさ、僕は感じちゃってんねんけど、そういうことを出すのはやっぱり田舎っぽいみたいなんで、やっぱりこう、より隠す方向に多分みんなも行くと思うし。
あると思う。
意識する間にいなくなっていっちゃうものやと思うねんよな、そういうのって。
うん。俺がこのローカルな東京って言ってるんって、なんかそういう、このワンフレーズが解く何かがあるんちゃうかって今思ってんねんな。
そこに、いやそれってローカルな東京の話でしょっていう。ローカルな東京が起こしてる問題なんちゃうんっていう。あなた個人の悩みとか社会の悩みじゃないかもしれんっていう。
東京が持ってる感覚みたいなものとかっていうのは言葉にしていったほうがいいかなとは確かに。
そこっていや、世間いっぱいそういうもんでしょ、普通こういうもんでしょって押し込められ。
そうそう、その押し込む力がめちゃめちゃ強いねん。ローカルな東京って。
強いし、なんかはっきり言うと金じゃないすごく、そこを押し込む力って。
だから資本と鎌倉が横行しやすい状況になってんの。
お金持ってる人が、いやこれってこういうもんだよねっていう価値基準みたいなのを提示すると、それが東京だけでその人が言ってるだけのことやのになんかまるで世の価値基準に押し通されると、東京のルールなのか日本のルールなのかわかんなくなる。
国のルールなのか今人生のルールなのかみたいな。そういうのってやっぱりめっちゃでかく言った方がいいからさ、これ人生の真実です。エグデグデグ。人生の真実ですみたいな感じが来るからさ。そうした方がビジネスになるからさ。
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それはローカルな東京っていうもんに乗ってやられてるゲームだからなみたいなさ。
こういうのが横行するのってめっちゃよくわかるなって今、譜に落ちましたね。そういう価値基準を押し通されたときにさ、やっぱ押し込めるだけの金が溢れてる街やから。
真実味を帯びるんやろうね、たぶん。
そうそう。だから、なんかそういうことは、今自分のバースっていうのがまずなんなんかっていうことをちょっと解明したいなっていうことを思ったよな、僕はエブエブ見て。
なんかそれはすごい大事なことなのかもしれへん。
そうですね。そこは確かに一個映画の基礎となっている部分でもあるんで、そこは僕も結構意識しましたね。そういうことを気づかせてくれるっていうところでは、見てもいい映画でもあるかもしれませんね。
うん、思いますよ。
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ということで、今回も聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは皆様、ごきげんよう。
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