過去に感謝をする意義
リスナーのみなさん、こんにちは。あなたの心と頭を1℃温めるラジオのお時間です。
今回もちょっと前回に引き続き、過去に感謝することで資産を作っていくということについて、少し追加でお話ししたいなというふうに思っています。
本当はね、今を愛で生きるとかそういったことを話そうかなと思ってたんですけど、前回配信しつつ、あ、そういえばこれ話すの忘れたっていうのが1個あったので、
もうちょっとね、過去に感謝をってことで話をしていきたいなと思ってるんですけど、ちょっとガラッと視点を変えてですね、
過去に感謝をとか、今に愛をとか、未来に勇気をということで、どちらかというと意識とかね、そういう話が多いんですけど、一方でリテラシー的な話っていうのもちょっとしていきたいなというふうに思ってます。
私自身が中小企業診断士という経営コンサルタントの資格を持っているというところもあるので、今日は過去に感謝をして資産に変えていこうというメッセージなので、
ちょっと財務諸表の話なんかもしながら、どういうふうに資産として見ていくのかっていう、そんなことをお伝えできればなというふうに思っています。
ひょっとするとね、財務諸表のPLとかBS、PLっていうのはプロフィット&ロスっていうことで、利益とか損っていうことですね、損益計算書と呼ばれるものになります。
BSっていうのはバランスシートということで対借対象表っていうふうに呼ばれたりするんですけど、こんな話を聞いただけでね、正直ちょっとよくわかんないですという人もいるかもしれないんですが、
PLとかBSって思ったほど難しくないので、ぜひこの機に捉えてみていただきたいなということなんですね。
PLっていうのは損益計算書ということで、売り上げがあって、そこにかかる減価があって、そうするとそれを差し引いた利益、あら利益と呼ばれるものなんですけど、
あら利益があって、そこにコストの半換費っていうね、会社経営する中で買ってくるコストがあるんですけど、
それを差し引いた営業利益っていうものを算出してね、っていうのがプロフィット&ロスっていう損益計算書なんですね。
これはだいたい1年間でどれだけの売り上げが出たの、どれだけの営業利益が出たの、そんなことを測っていく、よく会社の成績表なんていうふうに呼ばれます。
もう一つですね、1年に1回、その時点で結局今総資産がいくらあるんですかっていうことを表した対策対象表っていうのがあるんですね。
なのでPLっていうのは個人で言うと年収がいくらなのかっていうことですね。
BSっていうのは個人で言うと今貯金いくらありますかっていうことですね。
そんなふうに簡単に考えてもらうといいなというふうに思ってるんですけど、この総資産っていうですね、今貯金いくらありますかっていうその総資産っていうものがあるんですけど、
BSっていうのは対策対象表なので、この総資産っていうのが何によって生み出されたのかっていうことですね。
ちょっと言葉の定義で恐縮というかあれなんですけど、その総資産っていうものに対して原始になっている、それを生み出す元となった資本。
資本が元となって資産を作っていくっていう考え方があるんですけど、この資本っていうのがその表で言うと右側に来るんですね。
左側に総資産っていうものがありますと。
例えばじゃあ5億円の総資産、5億円分の総資産がありますと。
で、そのうち3億円は右側の自己資本っていう自分で持っていた資本から生まれた資産ですよと。
じゃあ残りの2はどこから来たのということなんですけど、これが他人資本と呼ばれるものなんですね。
会社経営でいくと金融機関からお金を調達したりとか、あるいは株式で調達していったりとか、そういったものになります。
で、これは言い方を変えるといわゆる不採というものでもあります。
不採ですね。
不採って聞くと非常に良くないものっていうふうに捉えてる人がすごく多いんですけど、
世の中の経営者の人たちっていうのは、いかに資金調達をするか、いかに融資を引っ張ってくるか、いかに不採を使って総資産を大きくしていくか、ビジネスを投資していくか、これをすごく考えてるんですね。
で、そういう発想に立ったときに、例えば過去の出来事で自分にとってネガティブな出来事だったりとか、良くないなって思ってたことたち、マイナスに思えるものたちって、この対借対象表の他人資本、不採ですね。
こういうふうに捉えることっていうのもできるんじゃないかなと思います。
財務諸表と人生の解釈
私はよくですね、自分で決めて行動すれば、成功も失敗も全て経験が資産になると。
で、他人にあたかも決められたかのように思っていると、それっていうのは人生の不採になっていくと。
そんなようなことをよくお話しすることがあるんですね。
でも、さらに解釈を変えていくと、確かに自分で決めたら成功しても失敗しても自分の経験が財産になって資産になっていく。
で、例えば会社に言われた通りにやりましたとか、上司に言われた通りにやりましたってなったときに、それがうまくいってもうまくいかなくても後悔っていうね、人生の不採になっちゃう。
こういう考え方あるんだけど、でもさらにもっと時間軸を広げて考えていったときに、この他人に言われてね、やったこと。
それがうまくいってもうまくいかなくても自分でやったってことじゃなかったりとか、後悔だったりとか、何も学びが残らなかったりとかっていうことで、この時間を無駄にしてしまったとか。
そんなようなね、後悔の念というのが湧いて、不採になっていってしまうんですけど、でもこの対借対消表でも、この不採、他人資本というものを使ってレバレッジをかけてですね、ビジネスを展開していくということがあるように、
この人生の不採みたいに思えるものも、不採には不採なりの使い方とか、レバレッジの利かし方っていうのがあるんだなっていうのは、ビジネスの世界では当たり前になっているんですよね。
なので、そんなふうに、不採っていうね、何もいいとこないんじゃないかと、今まで思ってたものにもレバレッジを利かせるような力だったりとか、他人資本というような使い方で自分の喪失さを気づいていく一つの大きな要素。
そんなふうに捉え直してみるっていうのは、すごく面白いんじゃないかなというふうに思ってます。
まだまだ私もね、あんまり、こんなふうに不採に捉えるとレバレッジが効くよみたいなことの具体例までは持ってないんですけど、
ひょっとしたらこの不採と思ってたことが、自分の人生にレバレッジをかける可能性を秘めてるのかもしれない。そんなふうにね、物事を捉えてみるのもすごく面白いんじゃないかなというふうに思っています。
前回お話しさせていただいたことと合わせて、この対策対象表の考え方を使ってですね、自分の喪失さんを自己資本と他人資本、不採を使ってどのように作っていくのか、そんな観点でぜひ捉え直してみていただくと良いんじゃないかなというふうに思っています。
本日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。