00:08
お元気ですか?KOJIです。
ゲストは、前回に引き続き、天野真輔さんです。
天野さん、今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
天野さん、前回、渋谷急倒について語っていただいたんですけど、
天野さん、ご自身のこれまでのキャリアのところを教えていただいてよろしいですか?
はい。私は大学院まで行ってるんですけど、大学院卒業後、東急株式会社に、
当時は東急急行電鉄という名前だったんですけど、入社をして、今はずっと東急にいますので、
基本的にはずっと東急で働いています。
うちの会社は結構いろんな事業をやっていて、
私、入社した当初は、最初の7年間ぐらいはリゾート事業ですね。
会員制のリゾートの開発だったり、運営だったりというようなところを7年間ぐらい担当して、
その後、リテール事業、小売事業ですね。
うちのグループでいうと東急百貨店とか東急ストアとか渋谷109とか、
そういった小売事業をやっている部門の本社部門の方に移動になって、
そこで3年ぐらい働いた後に、今度はメディア事業の会社を立ち上げようというような会社の指示があって、
東急メディアコミュニケーションズという会社を、東急と東急エージェンシーという東急グループの広告代理店があるんですけど、
そこで2社で会社を立ち上げて、そこに3年ぐらいいて、その後は観光事業ですね。
ちょうどオリパラに向けてみたいな時期だったので、インバウンドに向けてどうするのかみたいなところで、
そこで新規事業の立ち上げだったり、あとはインバウンド関連のスタートアップに投資して事業競争を一緒にしたりですとか、
というような様々な事業を担当していたり、
あとは社内の会社の制度で社内企業化育成制度、いわゆる社内ベンチャー立ち上げる制度もあって、
それを1回当時メディア事業に担当した時の同僚と3人で提案をして、会社から承認をもらって、
ロードキャストという名前の屋外広告の渋谷の街を街ジャックで生きるようなメディアを作るというような事業を3人で立ち上げたり、
いろんな事業を担当してきています。
本当にいろいろやられていて、大変なこととかも当然多々あったと思うんですけど、
03:07
例えば今もやられているこういう新規事業とかに関してですけど、
天野さんがこれまで感じられている大変さだったり難しさだったり、
逆にやりがいであったりとか、その辺の今まで経験されてきた思いというのは何かありますでしょうか。
大変さはいろいろあると思うんですけど、既存事業だから大変じゃないとか新規事業だから大変だということは全然ないと思っていて、
それぞれの大変さはあるとは当然あると思うんですけど、やっぱり新規事業って最初立ち上げのところって、
ゼロイチの部分ってなかなか会社のルールの中だけだと突破できないことが多くてですね、
そこはどんだけ強い思いを持ってどうしてもこれをやりたいんだとか、
あとそれを支える、その思いをちゃんと伝えられるだけの当然根拠だったりですとか、
あとまさにマンパワーみたいな、気力と根性みたいなところが立ち上げてどうしても求められるかなと思っています。
やっぱりそのマンパワーとかいう言葉とかもありましたけど、
それはご自身のその人間力ってことですか?それともチームを巻き込んでそのチーム力みたいなものにもなってくるんでしょうか?
もちろん両方あると思っていて、特に一人で立ち上げられるものはそんなにないと思っていますので、
いかに巻き込んでいけるか、応援してもらえるかっていうのは社内のいろんな関係者だったり社外も含めてだと思いますけれど、
そういうところと、あとそのための自分自身がそれだけのカロリーを支えているかというか、本当に本気になって、
昼夜問わずとか、ある意味もしかしたらブラックって思われるかもしれないですけど、
そのくらいに心血を注いでいるかみたいな、ここの両方かなと思っています。
なるほど、なるほど。
そういうエネルギーを注いだり大変な面も当然あるんですけど、逆に新規事業のやりがいとか楽しさっていうのはどういうところにありますでしょうか?
やっぱり世の中に新しい価値を提供できるっていうところが一番かなと思っていますので、
そこでうまくいくものがうまくいかないものも当然あると思いますし、
全部が全部、想定通りにいかないのがほとんどだと思うので、
そこでもう一回どう立て直そうかとか、仮説が違ったらどう軌道修正しようかみたいな日々、
壁にぶつかりながら、かつでもスピード感を持ってそれを変えていけるっていうのも新規事業ならではかなと思いますので、
06:06
市場の講演みたいなところに実際、企業の苦労に考えているだけじゃなくて、サービス作って実際にユーザーの方に提供して、
そこでいろんなフィードバックをもらえるっていうのが一番面白いかなと思っています。
なるほど、なるほど。今お話にもありましたけど、やっぱりいろんなところを試行錯誤してトライアンドエリアを繰り返して、そういうところも結構大事になってくるんですかね?
そうですね。中だけで考えていることって、会社で決裁を取るのって、いかに論理的であるかというか、いかに筋が通ったストーリーになっているかとか、
整合性のある収支計画になっているかみたいなところだと思うんですけど、それだけ世の中にうまくいかないというか、
それでじゃあ、ものが売れるかってそういうわけではないと思うので、
実際に社内の決裁を取るものと、取った後に論理化していった反応って全然違うことだと思うので、
そこは試行錯誤をしながらというか、まさに高速でPTCMをしながら、どうやってシリーズを作っていくかというところかなと。
わかりました。
天野さんが今やられてますSQDですか?渋谷QDAOを通じて今やられているこの新規のサービスですけど、
この都の街の掛け算でどういう風な渋谷の未来像ですか?そういうところをまた想像してますか?新しい価値を含めてですけど。
そうですね。2つの側面があるかなと思っていて、1つはまだ企業がNFTを使ってどうやってマネタイズしていくのかって、
しっかりしたビジネスモデルってまだそんなに確立されてないかなと思ってますので、そこは1つチャレンジしたいなと思っているところと、
もう1つは今回渋谷QDAOという風に歌ってますので、本当の意味でのDAOってなかなかどうしても運営ボタンや企業が入っちゃうと難しい部分があるんですけれども、
いかにDAOのメンバーと一緒に新しい価値を作っていけるかと、今までないっていうわけじゃないかもしれないですけど、
渋谷の街を使ってDAOのメンバーと一緒に新しいプロジェクトを立ち上げるとか、自立実装できるようなコミュニティにどうやっていけるかみたいなところはチャレンジしていきたいなと思ってますので、
まさに企業としてどうビジネスモデル作っていくかっていうところと、DAOとしてどう自立実装させていくかっていう2つを渋谷の街を使ってチャレンジしていきたいなという風に考えています。
はい、わかりました。
09:02
天野さんには2回にわたってお話をしていただきました。本当にいろんな話ありがとうございました。
ありがとうございました。
それではごきげんよう。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
よろしければ番組並びにインスタグラムのフォローをよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。