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お元気ですか、KOJIです。
ゲストは、前回に引き続いて小林さんです。
小林さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
小林さんに、前回、DAOについてちょっと語っていただいたんですけど、
小林さん、今の取り組み、実際に2年前ですかね、出会われてから、
ここまでの過程、プロセスみたいなのをちょっと教えていただいてよろしいですか?
はい、ありがとうございます。
前回のお話で、やっぱりDAOの価値って新しいものを生み出していけるよねっていうところが、
今までの組織の違いというか、DAOの価値みたいなところをちょっとお話しさせてもらったんですけど、
もう一つ、やっぱり私がDAOに可能性を感じている部分がありまして、
それが一人一人が自分らしく社会とつながって価値を発揮していける場所なんじゃないかっていう部分ですね。
特に今お話しした部分が、私の一番の根幹部分でもあって、
やっぱり2年前、1年半か2年前ぐらいに、今私が運営代表を務めているDAOに出会ったとき、
ちょうど私自身は、今よりもさらに子どもが幼くて、
そういった中で子育てしながら在宅で仕事をするっていう、
いわゆるフリーランスみたいな形態で在宅で子育てしながら仕事をするっていうことをやっていた時期なんですよね。
その時に感じていたのが、子育てをしながら在宅で働くってなった時に、
やっぱりビジネスの文脈って今はやっぱり男性が多くて、
会社員の方含めてそういったところに合わせていろんな交流の場であったりとか、
勉強会の場、例えば平日の夜に交流の場、時間がありますよとか、
休日の土日の日中にセミナーとか勉強会兼ネットワーキングの機会がありますよみたいなことが多くて、
そういったところも含めて、やっぱり子育てしながら在宅で働く、いわゆるメインストリームとはちょっと外れた働き方をすると、
すごく可能性が狭まってしまうんだなみたいなのをちょうど感じてきた時期に出会ったのがDAOなんですよね。
そこで感じたのは、やっぱりそこのDAO自体にいろんな人が集まっていて、
関わり方も結構自由度が高いので、自分らしく自分のタイミングで社会とつながって、
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お仕事できる可能性があるっていうのと、そこで人同士の広いネットワークができているので、
今までだったらいわゆる私みたいなママとビジネスパーソンでゴリゴリ働いている方たちって、
住んでる世界というか時間帯も含めてなかなか接点がなかったんですけど、
DAOみたいなところでいろんな人たちが集まって広くネットワークが作れるような場であれば、
そういった今までちょっと離れた世界にいた人たちもつながり合うことができるんじゃないかみたいなところも含めて、
ここだったら私でも社会とつながって、それこそ自分の持っているスキルであったりとか背景みたいなのを生かしながら
やっていくことができるんじゃないかって思ったのが一番最初なんですよね。
あとはそこから、じゃあこのDAOをどうしたら、本当に最初はサークルみたいな形で生まれているDAOなので、
じゃあこのDAOをどうしたらサステナブルな形にできるのか、
端的に言うとちゃんとそこでお金が回るような仕組みになるのかみたいなところをずっと取り組んできたっていうのが、
私のこの2年ぐらいの活動で、やっぱりだからそのDAOの中を運営する、私自身が運営代表って立場なので、
DAOを運営するみたいなところが大変だったっていうところも一つはあるんですけど、
やっぱりそれ以上にこの、やっぱりDAOみたいなのをほぼほぼ私が自己資金出しながらずっと運営していくので、
そうじゃなくて、私の活動じゃなくて、ちゃんと経済活動にするためにどうしたらいいのかっていうのがやっぱり一番難しい部分で、
この2年間、特にずっと力を入れてきた部分ですね。
なるほど。ちなみに今、小林さんのDAOに参加されている層っていうんですかね、レイアウトはどういう感じの方が多いんでしょうか。
やっぱりDAOってその特性上というか、出入り自由な場所なので、代表の思いであったりとか、代表で中心になる人の思いであったりとか、
あとコミュニティの理念とかパーパスに共感して集まってくる人が多くて、多分その関係もあって、今私が代表を務めているDAOに関しては、
基本女性で、特にやっぱりお子さんがいらっしゃる方であったりとか、小さなお子さん、私みたいに小さな子どもがいる方もいれば、
もっと子どもが多くなっていて、ある程度これから目を取っていきたいと思っているんだけれど、
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出産育児の期間があって、キャリアのブランスが10年とか20年近く空いていて、やっぱり選択肢が悪くなっているっていう方も結構いらっしゃって、
でもそういった方たちって優秀なんでしょうね、一緒に活動してて思うんですけど、そういった方たちの、私も含めて未来を切り開いていけるような場にしていきたいなっていうのは、このDAOの中で活動してて思うことです。
【佐藤】世間でも最近よく言われてますけど、女性の場合は出産育児などによってキャリアが断絶するっていうところが、一つの課題点になってますけど、じゃあそういう意味でも、こういうDAOみたいな組織は、そういうところも課題解決できるようなポテンシャルを秘めているというような見方でもよろしいんですかね。
【森】そうですね、私一番やっぱり起点が、私もそこで、なんでしょうね、出産育児でブランクができてしまうの自体が悪いとは思っていなくて、私もやっぱり子どもといれる時間ってすごく貴重なので、そこは大切にしつつ、やっぱりそこから戻って、一回ブランクができた後に戻ってくるのが難しいっていうところに一つ課題があるんじゃないか、女性活躍とか、あと男性もそうなんですけど、
やっぱり一回ブランクができちゃうと、職場に戻りづらくなるとか、やっぱりその出世回路じゃないですか、そこから外れてしまうみたいなリスクがあるからこそ、なかなかやっぱりプライベートの方に重きを置きづらいみたいなところもあるというか、そこでちょっと葛藤を感じている方もいらっしゃるんじゃないかなっていうのを思っていて、
もっと柔軟に働けるような社会にしたいなっていうところも、やっぱり強く私が思っているところで、葛藤にその可能性を感じているところです。
なるほど、わかりました。あと小林さん、最近新しいサービスを立ち上げたというところで、そちらについてもちょっと説明よろしいですか。
ありがとうございます。
今お話ししたみたいに、やっぱり葛藤って多彩な個人が活躍していける可能性のある場所になっていて、本当にその多彩な個人が活躍して、さらにその先キャリアを切り開いていくみたいなことになったときに、やっぱり今の社会、
例えば企業さん含めて、そういった方たちとの接点が欲しいなっていうのは元々思っていたところなんですよね。
かつ、ちょっと前半の方でお話しさせてもらったみたいに、葛藤ってやっぱり新しいものを生み出していくのが得意な場所なので、そういったところの特徴とかをちょっとうまく活かしながら、
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今回、大企業の新規事業担当者向けのイノベーションサービス、オープンイノベーションサービスみたいな形で、エンゲルスというサービスを作りました。
やっと形ができたところで、大企業の新規事業担当者に搬送する競争型のサービス、共に作る競争型のサービスということで、今やっと形ができたところなので、これから実行段階に進むというところではあるんですけど。
【佐藤】なるほど。今回のこの新サービス含めてですけど、将来的な小林さんのDAOのスケールというか、どういうふうな形でうまく運用していけたらいいなという感じで思ってますか。
【小林】まずひとつ、私のDAOに関してはやっぱりいろんな人たち、私含めて特に既婚女性とかママたちが、自分らしくキャリアを切り開いていける場所になっていったらいいなと思って、その先出口としてこのエンゲルスという、今さっき紹介したサービスにつながっていけたらいいなというのと、
エンゲルス自体は、私が運営するDAO以外にもいろんなコミュニティであったりとか、大企業の方ともつながっていけるような場所だったらいいなというのがすごく思っているところです。
【佐藤】なるほど、じゃあもうまさにオープンイノベーションも最近バズワードですけど、そういうところの文脈にもなってくるんですかね。
【森】そうですね、本当に今オープンイノベーションってやっぱり企業と企業のオープンイノベーションであることが多いんですけど、私がやりたいのはやっぱり企業、特に大企業さんと、あと多彩な個人、本当にいろんなバックグラウンドを持っている個人が同じ場所で新しいものを生み出していくっていうようなオープンイノベーションを作りたいなっていうのを思っています。
【佐藤】なるほど、じゃあまさに今走り出したところっていう表現がよろしいんですかね、このサービスに関しては。
【森】そうですね、やっとスタートラインに立ったっていうところで、これからちょっとずつでも着実に進んでいきたいなっていうのは思っています。
【佐藤】わかりました。大変でしょうけど、まだこれから頑張っていってください。
【森】はい、ありがとうございます。
【佐藤】ありがとうございました。小林さんには2回にわたってご自身の取り組みについて話していただきました。それではご機嫌よう。