1. ポッドキャストの配信で人生が変わる
  2. 148.特別編:音声メディアの将来
2021-02-15 10:58

148.特別編:音声メディアの将来

音声メディアの将来
株式会社オトナルの八木さんに、音声メディアの現状や将来についてお話をうかがいました。
SpotifyやAmazon Podcastなどのソフト面の進化と、スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンなどのハード面の進化の両面から発展しているというお話もとても興味深かったです。
株式会社オトナル 代表取締役 八木太亮(やぎ・たいすけ)さん
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ポッドキャストの配信で人生が変わる。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回も株式会社音鳴る代表取締役の八木大輔さんにお話を伺いたいと思います。
八木さん、よろしくお願いします。
今回、一応最終回ということで、音声コンテンツの今後についていろいろお話していただければなと思うんですが、
よく私の周りでも、これから音声メディア伸びるんですかね?とか、ポッドキャストこれからどうですかね?っていう話をいろいろ聞いたりするんですけど、
八木さん自身はどういうふうにお考えですかね?
そうですね。端的に言うと、絶対伸びます。
いくつかこれには要因というか、確信のためのファクトがあるなというふうに感じているんですけど、
昨年わかりやすく出てきたのはAmazonミュージックとか、あとは2015年ぐらいからSpotifyが参入してますというところで、
大手ITプラットフォーマーが音声領域に突入してきてますっていう。
そうですよね。どんどんいろんなところが入ってきてますね。
ちょうどこれ収録日と公開日がずれちゃうかもしれないですけど、Twitterがまたポッドキャストのサービスを1つ買収するとか。
そうなんですね。
これはもう止められない流れだなって思っていて、巨大IT企業が音声に参入し始めているので、
イヤガオーでもコンテンツで音声に触れる時間は増えていくっていうのが1つ。
そういった巨大企業が音声をどんどん導入し始めている、そういった流れとかはどうしてかっていうのは感じますかね?
それは日本だとなんか巨頓じゃないですか?はてなって感じなんですけど、
アメリカだとポッドキャスト市場って年々すごい伸びてて、広告市場が700億円とか超えてきてるんですよ。
でも確実に伸びて、人口の3分の1がポッドキャストを聞いてるっていうのが33%とか。
すごいですね。
そんな中で、例えばGoogleとかAmazonとか、あとはSpotifyとか音に関する会社だったりとか広告に関する会社が参入してほっとけるわけがない市場なんですよね。
そういうことですね。
日本だと先ほどの話が結構わかりやすいかなと思うんですけど、アメリカは3人に1人が聞いてますと。
下手したらテレビ見てる人より多いんじゃないの?みたいな感じですけど。
でも日本ってまだそこまで行ってないんで、ポッドキャストうーんっていう感覚なんですけど、
ここからしたら早くどんどんそこに介入していかなければまずいみたいな感じの空気感です。
あれですかね、いろいろなハードウェアとかそういった周りのものがどんどん普及し始めてきてるっていうことですかね?
そうですね、ソフトウェアとハードウェアの話があると思ってまして、
ソフトウェアの話は今のAmazonとかGoogleとかApple Podcasts、Spotify、Twitterみたいな。
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ハードウェアでいうと2つの大きな動きがあるかなって思ってるんですけど、スマートスピーカーとワイヤレスイヤホンです。
そうですね、スマートスピーカーうちにもありますけど、もう子供なんかも話しかけて天気確認したりとか気温確認したりとか、
日常にだんだん溶け込んできた感じもあるかなと思うんですけどね。
そうですね、性能もどんどん上がってきてますし、無線入力能力も上がってきてますし、
あとは何よりこのPodcast関連の話でいうとPodcastを呼び出しやすくなってますね。
これは裏側ではやっぱり仕組みもどんどん変わってきてるんですかね?
そうですね、スマートスピーカー単体がPodcastを呼び出せるわけではなくて、
スマートスピーカーの裏側にPodcastアプリが連携されて動いてるんですけど、
例えばAlexaの場合はAmazon MusicがPodcastを呼び出せることになったじゃないですか、
あれによってシームレスに繋がるようになったりとか、
Google Homeの場合は裏側のPodcastを呼び出してるエンジンはGoogle Podcastです。
Google Podcastが取り上げられていれば、取り出してくることができるっていうことですね。
これは喋った時に音声認識もかなり正確にできるようになってきたので、
どの番組かっていうのは特定して、再生もされやすくなってきてるっていうことなんですね。
そういう側面もありますね。
ただ、岡田さんとも話したことあるんですけど、カタカナとか、あとは英語の字面だったりすると、
実際に呼び出し方はこうですね、OK Google Podcastでホニャララホニャララを再生して、
このホニャララホニャララに認識されないと呼び出せないっていう課題はあります。
日本語って難しいですね。
難しいですからね。
私もいくつか自分の番組だったりとか、お客さんの番組試したんですけど、
やっぱり分かりやすい、私の例えば経営者の志なんかはすごく分かりやすくて、
すぐヒットしたりするんですが、やっぱりその辺りのタイトルの付け方ももしかしたら工夫する必要があるかもしれないですね。
前回の配信で、音声コンテンツのマーケティング活用の話をしたじゃないですか。
今それを聞いて私は思ったんですけど、タイトルを音声でも呼び出しやすくするってすごい重要かもしれないですね。
確かにそうですね。
今現状であんまりそのシーンってないんですけど、
下手したらそれ3年5年後とかにもう音声で呼び出すのは当たり前ですってなったら、
それすごい重要ですねって今思いました。
確かにヤギさんのこの書籍も音声入力でかなり書かれたっていうふうなお話もされてたと思うんですけど。
私の執筆は活字書くのすっごい勝手るいなと思って80%ぐらい音声入力で書きました。
しゃべりました。
やっぱりそういうふうに音声での入力もだんだん当たり前になってくると、
言葉で喋ってそれで情報を引き出すっていうこともやっぱり普通に行われてくるようになるという。
そうですね。認識能力も上がりますし、検索ヒットさせる能力。
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検索ヒットさせるのは元々できるじゃないですか。文字さえ入れられれば。
最近私メールすら音声で打ってますからね。
そうなんですね。
打ってる方いる気がしますけど、LINEとかでも右下に音声入力ボタンあって、
こんにちはとか分かったよとかお疲れ様とか確実に認識できるんで、
打つのもカッタルクでカッタルクで。
そうですよね。いくらフリック入力とか入力しやすい方法が出たとしても、
しゃべるよりは早いっていうことはないですもんね。
そうですね。かつ長文とかだと5時はあるんですけど、長文叩きだけバーって作っておけば、
あと編集すれば結構早く書けたりするんで。
長文であればあるほど、どちらかというと認識の能力も上がってくれば、
文脈から結構捉えてくれたりとかするようになってきてるじゃないですかね。
そうですね。1単語2単語とかよりはちゃんとしゃべった方が認識しますね。
だからそのあたりもすごくITの技術が発展してきてるので、
やっぱ音声を使うシーンって今後増えてきてるのは普通に想像できますね。
そうですね。今のお話はスマートスピーカーからの発展だったんですけど、
もう1つ結構私が本丸だなって思ってるのはワイヤレスイヤホン。
はい。最近ね、つけてる方多いですもんね。
そうですね。Appleが2016年にAirPodsを出したんですよね。
ポッドキャストの再生数、アメリカのポッドキャストの再生数の成長推移を見てると、
2014年にすごいコンテンツがあって、シリアルってコンテンツがあってすごかったんですけど、
2016年にも伸びてて、これは私AirPodsの影響なんじゃないかってググってなってるタイミングがあるんですよ。
そのAirPodsとかワイヤレスイヤホン何がすごいかというと、
もうこれたぶん私は10年後とかにイヤホンのケーブル、5年後とかかもしれないですね。
なくなるなって思ってるんですよね。
みんなたぶん歩きながらはイヤホンつけて、仕事しながらイヤホンつけて、
海外とか行くとコンビニ店員がイヤホンつけて接客してるんですよね。
なるほど。
みたいな、もう音楽聞きながらとか。
そういうことが起きると、たぶん1日16時間とかの稼働時間内で、
イヤホンを耳に突っ込んでる時間がめちゃくちゃ増えると。
そのときに何が起きるかというと、暇なとき音声コンテンツ聞きますよねって。
そうですね。
こととかがありますね。
最近私が面白いなって思ってるのは、2020年の春にですね、
Googleも実はワイヤレスイヤホン出していて、
Pixel Budsっていう商品なんですけど、
これAndroid携帯と連動すると、
耳に刺したときにリアルタイムの翻訳とかができます。
そんなこともできるんですね。
ドラえもんの世界じゃないですか。
そうですね。
翻訳こんにゃくですね。
そういった状況になりますね。
ちなみにこのワイヤレスイヤホンで、
ウェアラブルデバイスみたいな性質を持ってる、
人体を保管するようなものはヒアラブルって言われたりしますね。
本当に色々な身につけるような端末とかあると思うんですけど、
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耳にずっと入れておけば、確かに何やってるかわからない状態で、
耳からは情報を得てるっていうこともあり得るっていうことですね。
目で見る端末だと、そこ見てなきゃいけないですけど、
他のこと作業しながらでも情報を得られるっていう、
耳から得るっていうのは、すごくそういった意味でもいいかなと思いますね。
そうですね。
日常生活で家事してる時間っていうのは、
例えば1日に1時間とか2時間ある中で、
家事だけしてる状態がこれまでだとすれば、
ワイヤレスイヤホンとかで解き放たれることによって、
その時間も実は音声に接触してるってことが起きるので、
16時間のうちの音声接触時間っていうのはどんどん増えていくって考えてます。
ということは、皆さんも音声でのコンテンツを、
やっぱり今からでも持っていくことが、
すごく今後は重要になってくるっていうことですかね。
そうですね。
まさにこういったポッドキャストとか活用して、
どんどん情報を発信していくっていうのは、
他のメディアもそうですけど、
重要になってくるのかなっていうのはますます感じますね。
そうですね。
出版社とかメディア企業、
これまで活字だったメディア企業が、
割と今音声参入し始めるっていうような動向があるかなっていうのは感じてますね。
ますます楽しみな状況になってくるのかなと思っています。
これまで何分とかにわたって、
ヤギさんにはいろいろお話いただきましたが、
本当にいろいろ勉強になるお話が多かったなと思います。
ありがとうございます。
こちらこそ。
今回も株式会社オトナル代表取締役のヤギ大輔さんにお話を伺いました。
今回もどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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