1. 古代の福岡を歩く
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2016-01-23 29:30

S1 17回目は香椎宮近辺を歩きます。

神功皇后と仲哀天皇は香椎宮を熊襲討伐の本拠地としましたので、その香椎宮を二人の足跡を訪ねて歩きます。
香椎宮に入る前、最初の鳥居の手前を香椎宮に向かって左へおよそ100メートル歩きますと、小さな祠が見えてきます。
浜男神社といいます。
ここは神宮皇后が三韓出兵の前に軍議を開いた場所だといわれます。
ここから旧三号線の方はかつて香椎潟といわれた海岸線が広がっていたそうです。
その海の中に御島といわれる小さな岩礁があってそこで神功皇后は髪を女のものから男のものへと結い直して出兵したそうです。
そして、最初の鳥居をくぐり、右手の急坂を上る途中にあるのが福岡県でも最も古いといわれる万葉歌碑があります。
三条実美の筆といわれる達筆で書かれた碑があります。
本殿はここからおよそ800メートル歩きます。
 (写真は香椎宮楼門)
「古代の福岡を歩くレポート」
仲哀天皇が亡くなった後、その亡き骸を神功皇后が一時安置した場所と日本書紀に記されている小山田斎宮。
古賀市の小山田斎宮が有力な候補地ですが、そのすぐ近くにあるのが「船原古墳」です。
平成25年に、この古墳の外から、古墳に伴う豪華な馬具やさまざまな遺物が埋納された土坑(穴)が見つかりました。
さらなる調査で、これまで円墳と思われていた船原古墳は前方後円墳であることが判明。
出土品については、CTスキャンや蛍光X線での分析が進んでいます。
どうやら、また予想と違った発見があったらしく「まもなく発表します」と、古賀市教育委員会・サンフレア古賀文化財係長の森下靖士さん。
最新の調査報告とパネルディスカッションを行う「世紀の発見 船原古墳シンポジウム」が開催されます。
1月31日(日)午後1時半~。場所は古賀市リーパスプラザ大ホール。
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