1. マルジナリア書店オススメ本の声日記
  2. 今日の看板のオススメ本
2025-08-08 02:27

今日の看板のオススメ本

3冊ご紹介。

サマリー

今日のオススメ本には、レベッカ・ブラウンの《体の贈り物》、高橋一恵の《猫の家》、犬塚みわの《読解力の認知心理学》が紹介されています。

00:00
みなさん、こんにちは。マルジナリア書店の小林えみです。
今日は、府中も少しだけ風が出ていて、もちろん暑いんですけれども、
少し体幹の温度は下がっているのかなという感じがします。
とはいえ、大雨で大変なことになっている地域がありますので、
そういった皆さんは十分気をつけてお過ごしください。
何事もないことを願っております。
オススメ本の紹介
今日の看板のオススメ本なんですが、レベッカ・ブラウン著、
柴田基行さん役の《体の贈り物》です。
これは本屋のトワイライライトさんが刊行されている本なんですけれども、
エイズ患者とホームケアワーカーの交流が描き出す
痛みと希望の連作短編ということで、
連作短編なので非常に読みやすいですし、
すごく柔らかい文章で読みやすくなっておりますので、
海外文学が初めてという方でもオススメの本になっています。
絵本のオススメは高橋一恵さんの《猫の家》で、
猫ちゃんがいなくなると本当にびっくりしちゃいますよね。
そんな気持ちだとか、かわいい猫ちゃんの様子が描かれている絵本なので、
ぜひ絵と文とお楽しみください。
オススメの新書は、読めばわかるは当たり前。
読解力の認知心理学、犬塚みわさんの著で、
ちくまプリマー新書です。
文章を読んでいても確かに、
一個一個の単語はわかるんだけど、
意味がわからないということって私も起こるんですね。
それは前提とする知識がなかったりとか、
それが結びつかないと、
何か書いてあるでしょっていうのは、
やっぱり書いてあればわかるというものではないと思っていて、
その読解力というものを認知心理学の観点から記した、
非常に面白い本です。
読書がいまいち苦手だなと思っていたりだとか、
お子さんがちょっと読むのに苦労しているなという方など、
こういった本を読んでみて、
少しどういう状況なのか、
押さえてみると良いかもしれません。
それでは今日も皆さん、
よく食べ、よく寝て、健やかにお過ごしください。
あと水分補給も忘れずに。
それではまた。
02:27

コメント

スクロール