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みなさん、こんにちは。マルジナリア書店の小林えみです。
府中は久しぶりに、しっかりした雨が降っています。
植物なんかは、だいぶ土がカラカラになって、ちょっとかわいそうな感じになっていたので、
いいことなんじゃないかなと思います。
このあたりもですね、畑なんかも多いですし、農家さんなどはほっとしておられるのではないでしょうか。
ただ、全国的にはですね、大雨でいろいろな被害や避難の地域などもあるかと思いますので、
そういったところのみなさんは、引き続き十分ご注意してお過ごしください。
何事もないことを願っております。
コミュニケーションの本
今日の看板のオススメ本です。
まず、単行本。こちらは川添愛さんの、「わかってもらうということ。他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方。」
ということで、川添愛さんは、人文書をお読みになっている方は、みなさんご存知の人気の作家さんなんですけれども、
川添さんが改めて、他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方ということで、教訓をまとめられた本になっています。
ただですね、これ身も蓋もないことを言ってしまうと、すぐに表4側の方で答えが書いてあるんですけれども、
結局のところ、言葉の使い方に正解はないということで、
マニュアル的にこう言っておけばいいということは、一部は儀礼的にはあると思うんですけれども、
でもね、人と人の心を通じ合わせるということに正解はないと、
逆に川添さんでも言い切っておられるというところが、私は心強いなというふうに思っていまして、
とはいえ、でも何ができるのかということは、たくさん学んでおいて損がないことかと思いますので、
皆さんも良ければぜひ読んでみてください。
そして絵本はですね、すごく美味しそうな絵本です。
今日は餃子の日ということで、料理家のウーウェンさんが原案で、
文章を石井結美さん、絵を松本春乃さんがお書きになられています。
ウーウェンさんの中華料理の本、もうどれも美味しそうなの皆さんご存知かなと思うんですけれども、
そのウーウェンさんの子供の頃の思い出ですね、
おばあさまと一緒に餃子を一緒に作って、お母さまも一緒にですね、
それで家族みんなで食べた餃子の思い出、やっぱりそういう思いがあるからこそ、
料理って楽しくなるし、それをみんなで一緒に食べるということが楽しくなりますよね。
これは絵本でひらがなで書かれていますので、小さなお子さんとも一緒にぜひ読んでいただければと思っております。
科学と基準値
今日のおすすめの文庫新書コーナーに関しては新書です。
ブルーバックスの世界は基準値でできている未知のリスクにどう向き合うかということで、
まずちょっとこのブルーバックスって講談社さんから出ている科学系のレーベルなんですけれども、
私は好きで独立系書店さんではあまり見ないかもしれないんですけれども、
結構たくさん入っているんですね。
その基準値って本当にいろんなところで使われていて、
それをもとにみんな、例えば血圧とか高いの低いのって基準値があるから、そういうふうなことを素人でも言えるんですけれども、
基準なんですよね。あくまでだいたいの目安ですよということで、
科学が進歩すると、たとえば血圧なんかも、
血圧って実はそんなに気にしなくていいみたいな話もあったりして、
ただこの辺はもちろんきちんとお医者様のご判断を皆さんも確認していただきたいんですけれども、
そういった基準値ってそもそもどういうことなのかということで、
この本では4人の著者の方がいろんな基準値について書かれています。
これを読むと、改めて数字とどう向き合うのかということですね。
皆さんも指針になるかと思いますので、
高段者ブルバックさん、本当にいい科学系の本たくさん揃ってますので、
マルジナリア書店にもたくさん置いております。ぜひご覧ください。
今日の看板のおすすめ本は、単行本が川添愛さん、
分かってもらうということ、他人とそして自分とうまくやっていくための言葉の使い方、
門川さんから出ております。
本は、きょうは餃子の日、けんあんううえんさん、
ぶんいしむつみさん、えまつもとはるのさんで、高段者さんから出ています。
文庫新書のおすすめは、世界は基準値でできている。
未知のリスクにどう向き合うか、
著者は永井たかしさん、村上みちおさん、
小野京子さん、岸本敦夫さんで、高段者ブルバックから出ております。
それでは、みなさんきょうも日曜日、たくさんよく食べ、よく寝て、
健やかにお過ごしください。
それではまた。