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2023-07-07 20:26

Season -No.255 「オープンソースビジネスの挑戦と現実」をダラダラ読む回

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はい.第255回は


オープンソースビジネスの挑戦と現実

https://note.com/ruiu/n/ndfcda9adb748


を読みました💁

この手の挑戦と失敗(御本人の言で,私としては一定の成功と言って良いと感じました)のエピソードや苦悩のお話はとても貴重で,ありがたいなと思います!

ただ,結末はどうしようもない感じでもあり,残念な結果になってしまいましたが…(せめて買収されてほしかった),これも含めて1つの挑戦の物語として素晴らしい活動だなと.それ以上に,オープンソースでビジネスは茨の道なんだなという現実も改めて実感しました.


本当に参考になりますので,皆さんも是非読んでみてくださいー



ではでは(=゚ω゚)ノ


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00:05
はい、6月8日木曜日ですね。僕は朝9時休符になりました。 今日もなかなか熱くなりそうな一日ですね。
でまた、最近なんかアウトプットの種類というか質とか、まぁいろんなことを考えてるんですけど、まぁちょっとですね、袋工事になっていて、今後どうしようかなっていう悩みつつですけど、
まぁまたそういうなんか壁打ちの配信をするかもしれないです。 ありがとうございます。ゆめめのケースことくわはらです。
では本日も朝から始めていきたいとおもいます。 本日はですけども、まぁタイトルの記事をタラタラ読んでいこうと思ってます。
オープンソースビジネスの挑戦と現実と。ここでオープンソースで、僕は別に仕事をしてるわけでもないし、食べているわけではないので、
こういう業界の話ってなかなか聞けるものではないんですよね。すごく貴重ですし、なんか学びもあるだろうなと。
しかもオープンなので、言ってしまうとそこにどう真似たいとするかって、かなりビジネス的な観点もあると思います。
とはいえ、オープンソースのソフトウェアなので、エンジニアリングの話も入るだろうからというので、とても興味関心があったので読んでいこうと思ってます。
昨日、まぁ私のTwitterのタイムライン上に結構流れてきて、僕がフォローさせていただいている方々、何名もこの記事を読んでいたので、
とても多分いい記事なんだろうなというのが気になったので、読んでいこうと思います。
はい。いい感じのオープンソースソフトウェアを書いて、それを元に起業することを考えてみたことがある人っていうのは結構いるようだ。
実際に僕はここ1年半ほど、自作のオープンソースソフトウェアを元にビジネスを立ち上げようと試行錯誤してきた。
その経験についてここでシェアしてみようと思う。
あらすじとしては、うすうす予期していたことではあったけれども、結論から言うとそんなにうまくいかなかったという話ということになります。
要点をまとめると次の通りだというので4つあります。
1つ目はモールドリンカというオープンソースのツールを開発して、それを元にビジネスを行おうとした。
そこそこ稼ぐことはできたものの、大きなリターンを得るのは難しかった。
ほとんどの企業はオープンソースを代々的に活用していても、無料のソフトウェアにはお金を払うつもりはないし、払いたくても社内制度上できない。
ラストに大きなリターンを得たいのであれば、自作のオープンソフトウェアを元にサービスを立ち上げるか、単に商用ソフトウェアを開発するのが良いという感じです。
詳しく書くと次のようになります。
まずきっかけですね。
僕は2013年から2019年まで、LLVM、LLDリンカというオープンソースの開発ツールの開発をGoogleで行っていた。
LLDリンカはオープンソフトウェアとしてかなり成功していて、今では大規模開発の職場ではほぼ必ず使われるような標準的なツールになっています。
それまでのリンカに比べて、LLDリンカはずっと高速なのが特徴だった。
GoogleはLLDから直接収益を得ていたわけではないけれども、開発ツールがきびきび動くようになると、Googleエンジニア全員の開発効率が上がるわけだから、
LLDリンカのようなものを従業員に作らせるのには合理性があったと。
これについてはオープンソース活動がフルタイムの仕事になる仕組みの話という記事を見てみてください。
03:00
その後、2020年にコロナが流行してきて、リモートワークになったり、コロナショックならぬコロナバブルで株価が上がって資金的に多少余裕ができたこともあって、
僕は特に次の当てもなくGoogleを退職することにした。
しかし僕のような人間は時間ができると何かしらのものをついつくってしまうので、自由になった時間で僕はモールドリンカというような新作を作り始めました。
モールドリンカはLLDリンカとほぼ互換なのですが、LLDの開発で得た知見をもとにさらなる高速化を図っていて、実際にLLDよりも数倍早いものを作ることができました。
その流れでモールドを元に会社を設立してオープンソースで稼ぐという挑戦をすることになりました。
自分の商売を始めてみたいという気持ちは以前からあったので、ちょうどいいチャンスだったというわけです。
挑戦するからには給与所得では不可能なレベルの利益を得ることを目標にしようと思っていました。
まあそうだよね。さすがに事業を起こすのですから、今までの給与ではないところのレベルまで稼ぎたいというのは少しありますよね、ビジネスマンとして。
ついでに狙いの話ですね。オープンソースで稼ぐためには次の2つのことをする必要がありました。
1つ目は人気のオープンソースソフトウェアを書く。2つ目はそれを何らかの方法でマネタイズをする。この2つですね。
僕の場合は1というものですね。人気のオープンソースソフトウェアを書くというところはあまり問題ではなかった。
業界標準のLLD輪郭の作者の新作というだけでみんなそれなりに着目してくれるし、
モールドは実際に宣伝通り高速なので放っておいてもそれなりにユーザーは勝手に増えていった。
マネタイズについて僕が当初考えていたのは主に次の4つの方法になります。
1つはGitHubスポンサーで寄付を募ること。大規模なプロジェクトでは月間1万ドルを超える寄付を得ているものもあったりするので、
人気のプロジェクトになればそれなりにGitHubスポンサーで稼げるかもしれないというふうに思いました。
2つ目の方法はサポートを売ることですね。広く使われているプログラムであればサポートを必要とする企業ユーザーがいるかもしれないし、
そういう人たちはお金を払ってくれるかもしれません。続いて3つ目ですけど、3つ目の方法は新機能開発を受け負うことです。
ユーザーによってはお金を払ってでもいいから何らかの新機能をモールドに追加してほしいというふうに思うかもしれないし、
そういう人からお金をもらって優先的に新機能を開発するという商売ができるかもしれません。
最後の方法はプロジェクト全体を売却すること。モールドはAGPLライセンスので、ネットワーク越しにサービスを提供する場合はソフトウェア全体のソースコードを公開する義務が生じます。
リンカの場合はネットワーク越しにサービスを提供するわけではないので、正直AGPLだからどうこうというわけではないんですけど、一部の企業、例えばグーグルではAGPLプログラムを念のために全面的に禁止しており、そういう会社はプロジェクト全体を買収するインセンティブというのがあります。
モールドリンカを買収してMITですね、などのもっとリベラルなライセンスに変更して自社のポリシーに合った形で使えるようにしたいというケースがあるだろうなというふうにも予想しましたと。
06:00
なんですけど、ここから現実の話ですね。
割とここまでは確かにそうだなというか、筋通っているなというか、とても戦略的だなというふうにすごく思っていました。
これいけるんじゃないかなというか、僕は別に開発しているわけではないし、どれくらいのユーザー数いるかもちょっとわからないですけど、これはなんか伸びそうだなというような感触は正直思っていました。
続いて現実ですけど、モールドは狙い通りそれなりに人気のオープンソフトウェアにはなりました。
既存のツールと互換で単により速いというものなので、使いたい人がいるのは当然でしょう。
GitHubでのスターの数も1万を超えた。すげぇ。
マルタイザーを持っていたほどにうまくいかなかった。
GitHubスポンサーでは月間、月額1500ドルくらいの金が集まりました。
個人全体では月額3000ドルだけど、半分は別のプロジェクトへの寄付をしていた。
サポート契約は月間5000ドルの契約を1つ結ぶこともできました。
この2つ合わせると月額6500ドル、年間だと78000ドルですね。
今の演奏場1ドル140円くらいです。
にすると年間1100万くらいの売上です。
めちゃめちゃすごくない?
この売上だとそこそこ儲かっているように見えるかもしれないけれど、
何十万ドルも稼いでいたエンジニアが仕事を辞めて、
僕はGoogleでスタッフエンジニアだったんですけど、
リスクを取ってビジネスを始めた結果、8万ドル弱の売上しか立たなかったという話なので、
正直なところ、割にはあってません。
サポートの契約が切られて、売上が1500ドルに急減することもあり得ます。
少なくともこれは当初思い描いていた成功のイメージからはかなり遠い。
オープンソースビジネスの邪対で問題点の話ですけど、
オープンソースのビジネスには僕が思うに以下のいくつかの問題がありました。
まず第一にサポート契約を結んでくれる会社はほぼほぼないですし、
サポート契約というビジネスモデル自体が利益相反になるという可能性もあります。
そもそも多くの会社は問題なくソフトウェアが動くのならばサポートを必要しない。
またサポートが必要、使いにくいとかバグが多いとかであればあるほど、
自分が儲かるというビジネスモデルを確立してしまうと、
ソフトウェアの品質を上げすぎると利益が減ることになります。
長期的な成功のためには、ユーザーの成功が自分の成功に繋がる仕組みを作らなければいけないのに、
すると逆の仕組みになってしまうんですよ。これは望ましくない。
次に第二に新機能開発の受け入りというのはあまり仕事にならないということですね。
実際に数万ドルでとある機能をモールドに追加したことはあるんですけど、
継続して発着するような商売というわけにはならなかった。
それにそもそも僕はフローではなく、ストックによる商売、労力と売り上げが比例する人欠商売ではなくて、
一度儲かる仕組みを作ると継続的に儲かるビジネスというのを目指していたので、
受け入りはそこまで嬉しい話ではなかったということですね。
第三にですけども、GitHubスポンサーで大きく利益を上げるのは難しいということであります。
GitHubスポンサーはソフトウェアを使う対価としてお金を払うものではなく、
単に善意で寄付を行うものなので、大きなお金を集めるのは正直難しいです。
誰かがすでに何千ドルもの毎月GitHubスポンサーでお金を集めているとしたら、
その人ではなくて経済的にもっと厳しそうな何か別のプロジェクトにお金をあげようと思うのが普通の感覚ではないでしょうか。
09:04
それはそうかもしれない。
したがってGitHubスポンサーでは、
副収入程度のお金を集めることは比較的簡単かもしれないけど、
大成功をおそめるのはほとんど不可能のように思えます。
これは一部のスターユーチューバーがスパチャで大金を稼いでいるのと対照的ですけど、
オープンソースにおける投げ銭というのは、ショービジネスにおける投げ銭とは何かが根本的に違うということなんでしょう。
まあそもそも投げる分母とか数が少ないですからね。
この業界全体としてどれくらいオープンソースにおける投げ銭のお金が動いているのかとも気になりますけどね。
全体としてガーンとそんな動いているわけではないとしたら、
ショービジネスとは比較するとサイトのもんじゃないんだろうなっていう気はしますけどね。
日本でもやっぱり、いわゆるエンジニアというか、IT人材と言われる人が計算書を出しているホワイトペーパー的にいくと確か100万人ぐらいしかいなかったはずなので、
100万人、もうそろそろ切るんじゃないかな、ぐらいなので、日本ですら10分の1ぐらいなんですよね。
でも日本のユーチューバーとかショービジネスにおける投げ銭ってめちゃくちゃ数は多いと思うし、
お金はそっちのほうが全然動いているでしょうね。
っていうのもあったりするので、まあこれは仕方ないと思いますね。
根本的に違うのは多分、エンタメの方を持っていったりするのと単純に分母が少ないという2つな気がしたとしました。
続いて第4にですね、GitHubスポンサーを集めるという行為に心理的負担が伴うという問題もあります。
スポンサーは自然と減っていくので、現状を維持するためだけにも定期的に寄付を呼びかけていかないといけないんですけど、
そもそも一切スポンサーをする気のない人には僕からのメッセージは届かないし、
既にスポンサーしてくれている人にはこれでは足りないという負担を感じさせてしまうので、
スポンサー募集を呼びかけ続けるのは心苦しいものがあります。
オープンソースは経済的に損だという話をすると怒り出す人もいますし、
特にRedditとかにたくさんいらっしゃったけど、
多分僕はそういう人たちよりずっとたくさんオープンソースに貢献してきているので、
それもまたぶっちゃけモヤモヤをします。
僕だってあまりお金と言っている人だと思われたくはありません。
これは価値のあるソフトウェアをわざわざ無償で使えるように提供しつつも、
なるべくお金を払ってくださいという2つの相反するメッセージを同時に送っているから生じる根本的な問題であって、
それなら単に有償ライセンスでソフトウェアを提供して、
その対価を受け取るというドライな関係の方がお互いずっと気楽になりますと。
そっちの方がしかも企業からのお金も得やすい気がしますね。
単なる有償ライセンスというところなので、会社の方も申請出しやすかったり経費としてちゃんと認知されやすいのでね。
無償のオープンソースのところに投げ銭的にお金を払いたいんだけどっていうのは、
多分会社に申請しても結構ハードルは高いんじゃないかなと僕は思いました。
次で第5位ですね。
企業からGitHubスポンサーでお金を集めるのはほとんど不可能に近いということがあります。
例えばある会社がモールドを使って開発効率を向上することができたとして、
現場のエンジニアが僕に対して会社からスポンサーするべきだと思ったとしましょう。
ではスポンサーシップをするための購買申請をそのエンジニアが挙げたとしても、
マネージャーはそれを承認できるだろうかと言った話ですね。
12:02
普通の会社では対価として何も得られないものにお金を払うという申請を承認するのはかなり困難です。
そしてこれは経営人のレベルですら判断が難しい。
株主に帰属するはずの利益を勝手に寄付しているということになりかねないからです。
また会計処理において寄付になるのか、税引き後の利益から払うことになる寄付になるのか、
あるいは経費になるのかも正直わからないし、
経費ならばどの仕分けになるかも正直はっきりしない。
要するにスポンサーをしたいと社内の人が考えたとしても、実物的にそうするのは極めて困難なんですよ。
いろいろ社内調整をしてスポンサーになることは不可能ではないかもしれないですけど、
単に何もしなくても無料のソフトウェアを使うことができるわけだから、
スポンサーするための政治的困難さをくぐり抜けるインセンティブは誰にとっても正直ないんですね。
これ…重いっすね。
なるほど。
なお最後の問題については、
事前にオープンソースのスポンサーシップのために予算を計上していて、
そのために社内手続きが存在している会社であれば、
スポンサーになるのは社内制度的に可能になります。
日本だと例えばサイボーズなどがそういう会社でモールドプロジェクトをサポートしてくれたりもします。
上記の話をまとめると、オープンソースプロジェクトというのは成功時のリターンの上振れが少ないので、
大きなリスクを負う代わりに大きなリターンを求めるスタートアップがメインで行うべき事業ではないというのが、
僕の現状の結論ということになります。
別に利益が全てというわけではないけれど、
儲けたいのであれば、人気のオープンソースソフトウェアを作れば何らかの方法で儲かるだろうと考えて行動することは、
あまり合理的ではないよということですね。
じゃあ続いて新しいビジネスプランの話ですね。
では大きな利益を得るためにはどうすればいいんでしょうかと。
一部の企業は製品をオープンソースとして提供しつつ、それをクラウドでサービスとして提供することで売上を上げています。
オープンソースで直接稼ぐというわけではなくて、オープンソースを使って稼いでいるわけだと。
まあまあ王道って感じですね。
ただしこのビジネスモデルはそのオープンソースソフトウェアをAWSなどがサービスとして提供するという脅威には脆弱で、
実際にはそういうことはよく起きていますと。
したがってネットワーク交換によるロックインがあるものの、
例えばGitとGitHubのような関係のサービスを運営するのがまあ良いでしょうと。
GitはGitHubが買い走るわけじゃないんですけどね。
で別のプランとしては単にオープンソースであることをやめて、
ソース利用可能な商用プロダクトにライセンスを変更してしまうという方法があります。
ソースコードは公開されているけれど、利用には一定の条件下で支払いが必要なプロダクトというモデルに転換するというわけですね。
そういうモデルであれば企業ユーザーから支払いを受けるのはすごく簡単ですと。
モールドは実際僕がサブライセンスが可能なライセンス携帯になっており、
AGPLとMIDのデュアルライセンスで利用可能なことをプロリクエストの条件にもしていますと。
モールドを商用ライセンスに転換することは不可能ではなかった。
ただし実際にはLinux版のモールドはすでに完成といって良いレベルに達していて、
今更ライセンスを変更するのは正直難しかったと。
オープンソースは機体の定めがないライセンスなので、
最新版のライセンスを変更したとしても、それ以前のバージョンはAGPLで利用可能なままであります。
15:02
したがってモールドのライセンスを一方的に変更したとしても、
誰かが最後のオープンソースのバージョンをフォークして開発を続けてしまうということは容易に予想できました。
それに単に最後のオープンソースのバージョンを使い続けることもできるわけです。
そうなると別にライセンスを変更して商用ソフトウェアに転換すると、
単に自分がプロジェクトのオーナーシップを失うという結果に終わるわけなので、
僕にとってはデメリットしかありませんでした。
一方、macOS版のモールドは未完成だったので、
結局僕はそちらのライセンスを変更して、
ソールドリンカという別ブランドで商用ソフトウェアとして製品展開していくことにしました。
ソールドリンカは実際に大規模なiOS開発をしているユーザーから引き上げがあって、
ライセンスしているユーザーの数は増加していると。
というわけで、今僕はmacOSとかiOSに注力をして、
普通のソース利用可能な商用ソフトウェアとしてビジネスを展開することにフォーカスをしています。
まとめとしてはですね、オープンソースにはオープンソースの良さがある。
僕は長年のオープンソースのサポーターですと。
ただし経済的には大きく成功することを第一の目標にしているのであれば、
なるべくオープンソースはあなたの目標のための手段として取るべきものではないと。
まあこれは当たり前の結論なんですけど、いろいろ試行錯誤してみても結局結論は変わらなかったのであります。
おまけとしてmacOS版のモールドに注力すると言った矢先、
AppleがmacOS版のリンカを書き直して高速化したことがアナウンスされてしまったと。
今言った脆弱性はまさにAppleにやられてしまったということですね。
こうなると僕のmacOSビジネスはおそらく消滅であります。
事実上終わりましたね。
Appleが競合製品を作ってくるリスクは認識していたけど、
もしそうするとしたら新規プロジェクトを立ち上げる前に、
まず僕のリンカを買収しようとするだろうと思っていたと。
あーなるほどですね。そういう戦略も確かに言ってましたもんね。
実際にはAppleは数年前から新しいリンカの実装に取り組んでいたようです。
WWDCの発表の一つでUnityの株価が20%近くも上がったり、
逆にImagination Technologiesの株価が60%も急減したりするのを見て、
なかなかすごい世界だと思っていたけど、
僕もそういう直撃を食らってしまいました。
なるほど。
プロジェクトを始めたのが少し遅すぎたようです。
半年分の仕事がパーになってしまっただけなので大した損失ではないんですけど、ということで締められていましたけど。
これはまた難しいお話ですね。
オープンソースでお金を稼ぐと。
あとオープンソースクリエイターのお仕事をされている人が知り合いにも何人もいるんですけど、
そういう人たちも企業にいるのと個人でやるのとまた結構話は全然変わってくるし、
大きく稼ぐことを目的とするとするのであれば、
いろんな企業さんというところがオープンソースを出している企業というのが敵というか巨大な壁になるので、
そこのリスクも背負いつつやらなきゃいけないというので、本当に茨の道なんだなと思いました。
なおかつエンジニアの数を全世界まで広げれば分布はかなり大きいですし、
海外までは視野に入れればビジネスチャンスは大いにあり得るかもしれないですけど、
そういう場にはそういう企業がちゃんといるというところがやっぱ厳しいですよね。
日本だけだと所詮IT人材は100万人ぐらいしかいなくて、
しかもその中で現役で書いている人って多分半分もいないんじゃないかなとしたりするので、
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もっと少ない数の中でお金を稼ぐかというと、
そういうエンジニアが大金をコーンとオープンソースに払ってくれるとか投げずにしてくれるとも正直思えないので、
本当にオープンソースでガチで稼ぐというのはビジネス的にはあまり得策ではないというふうに僕もちょっと読んでて感じましたね。
とはいえそれをちゃんと実際にやってみて、今までの仕事とか人脈とか実績を引っ下げてやったこの方ですらそうだったというので、
もとGoogleのエンジニアの方ですよね。
がやったというので、いや本当に厳しい世界だなというのを改めて目の当たりにした感じですね。
とはいえこの方は一応年間で7万8千ドルですね。
の収益を一応上げたと。GitHubスポンサーで7万8千ドル。
日本でだいたい今1ドル140円だとしたら年間約1100万円の売上を達成したと。
この実績自体は本当に素晴らしいですし、そんなことを少なくとも僕はできると全然思えないので、もう尊敬しかしないですけど。
とはいえこの方の考えていた大きく稼ぐというところには全然到達しなかったというところで、この方は失敗になったらしいですね。
まあそれもともと自分が、ご自身がGoogleの中で稼いでいた額よりももっと大きい額を稼ぎたかったというのをおっしゃっていたので。
まあそうするとGoogleにいたところ、この方はもっと給与高かったんでしょうね、ということもあって。
やってない身としては好き勝手言い放題なんですけど、とはいえここまでやった実績をもって無理だというのであれば、
僕もやっぱりこの世界にやろうという気にはならなかったかもしれないですね。
現実感を僕はちょっと持ってしまうので。
というところで、とてもすごく良い知見のお話ですし、こういう話ってなかなか聞けないんでね。
エンジニアってエンジニアリングの話をしますけど、ビジネスのところに技術のお話をぶん殴りに行って、いろんな結果を持ってきたというお話はかなり貴重ですので、とてもありがたいなってすくすく感じました。
改めて皆さんの方でも読んでいただければ幸いです。
というところで今日の朝方はここで締めたいと思います。
改めまして今日の参加者はですね、しちゅうゆせんさんですね。
お参加いただきありがとうございました。
しちゅうゆせんさんもクリエイターの方ですから、この辺の話はあんまり関係ないというわけでは全然なさそうですけどね。
というところで、この記事後ほどツイッターでシェアしますので見てみてください。
じゃあ木曜日ですね、今日も一日頑張っていけたらなと思います。
それでは終了したいと思います。
お疲れ様でした。
20:26

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