源泉徴収の基本
はい、こんにちは、清鷹です。 今日はですね、源泉徴収の納税というお話をいたします。
前回に続いてなんですけども、7月10日っていうのはですね、 法人の事務についてはですね、一つの山というのかですね、
そういう日になるんですよ。 これは2つのその事務が重なっているっていうことなんですけど、
一つはですね、社会保険、 健康保険とかですね、厚生年金の
算定基礎届というものをですね、年金事務所に提出する必要があるっていう日なんですよ。その締め切りなんですよ、7月10日ね。
もう一つの7月10日の締め切りっていうのは、 源泉徴収、所得税ですよね、所得税の
源泉徴収の納税の日になるんですよ。 源泉徴収についてちょっと説明をさせてもらいますと、ご存知の方も多いと思いますけれども、
要はですね、 サラリーマンとか、役員、会社の役員の方ですよね。
この方たちに支払われた給料とか、役員報酬とかですね、 そういうのの中から、
あらかじめ推計をしてですね、所得税を推計して、
会社の方でプールしておくんですよ。 で、プールしておいた、
まあ言ってみれば所得税、税金をですね、 税務署に収める
っていう、まあそういう仕組みが源泉徴収というふうに言われるんですけれども、 これがですね、あの
言ってみれば、国が税金を取っていく、 その事務を会社が肩代わりして、
まあやらされている、言い方悪いですけど、会社が 税金の取り立てをやらされているっていう感じなんですよ。
従業員とか役員とかの。 で、
その会社が取り立てた税金はですね、 国に
収めるという日がですね、それがまあ基本的にはですね、毎月10日、
月末指名の翌月10日にですね、 その都度税務署に支払うという、
そういうルールになっているわけなんですよね。 まあそれが源泉徴収というふうに言われるわけなんですけれども、
特例と手続き
このせいで、あの
いくらその税金を払っているのかが、そのサラリーマンなんかはですね、 もうよくわからなくなっちゃうとか、
あるいは、その通税感っていうんですかね、まあ税金を払っている感覚が無くなっているというか、
麻痺しちゃうんで、サラリーマンの人がね。 だからその政治とか税金の使われ方に関心が向かないんじゃないか、
みたいなこともまあ言われたりするわけなんですよね。
まあ、なかなかね、その取り隠れのない仕組みですから、
税務署にしたらまあ美味しい、めちゃめちゃ美味しい話ですよね。 あの企業に肩代わりさせてですね、税金の徴収を。
まあなかなか、よくできたというのか、
なんというのかな、あの、がんじがらめな 仕組みだなというふうに思うんですけども、
まあそれ基本はですね、毎月、
肩代わりをしてですね、会社が税務署に払うという仕組みになっているんですけど、 ただここでちょっと特例っていうのがありましてね、
従業員が常に10人未満、10人に満たない、 そういう会社ではですね、
毎月払いしなくていいんですよ。 年に2回払いなんですよ。
そのタイミングっていうのが、年に2回あって、 7月の10日と、それから1月の20日だったかな。
これはあの税務署の方にですね、届けでというのか、申請書を出してですね、 2回認めてください、毎月払いをですね、年2回払いに認めてくださいと、
いうことの手続きをした上で、OKしてもらって、 年2回払いになっているという形なんですよね。
そのおかげで、毎月手続きをしなきゃいけないというものがですね、 僕は一人社長なんで、
年2回の手続きで済むという、本当に手間が省けるので助かっているんですけど、 その締め切りがですね、7月10日。
税金もちゃんと収めなきゃいけないタイミングというのが、 7月10日に出てくるということなんですよね。
便利資産の報酬
これもですね、オンラインで手続きがもう今できるようになってまして、 所得税とかと一緒、確定申告とかと一緒でね、
e-TAXですね。e-TAXの方で、
申請というのかな、 書類を出したりとか、それから税金を納付するという手続きまでですね、
オンラインで完結してしまうということで非常に助かるんですけど、 そういう形になってますね。
e-TAXは、ネットからやろうとするとですね、 ブラウザーでですね、例えばそのグーグルクロームとか、
ブラウザーでですね、e-TAXの拡張機能というのをですね、 インストールしてやらないといけないんですよ。
だけど、社会保険の算定基礎届みたいにですね、
e-GAVかな? そのソフトをインストールするとか、そういう手間がないですし、
まだ僕は、e-TAXの方がですね、インターフェースも含めてですね、 使いやすいなぁというふうに思うんです。
それはe-TAXに使い慣れているからだけなのかもしれないですけど、 まだ年金というか、e-GAVのシステムと比べるとですね、
使いやすいなぁというところで、 そこでですね、
厳選聴取、役員報酬とかですね、そういうのを出すんです。 僕はマイクロ法人なんで、いわゆるマイクロ法人なんで、
所得税が発生しないギリギリの報酬に、 ちょっと毛が生えたぐらいの、月額4万5千円だったかな?
月額4万5千円だと、計算上所得税はゼロになるんですけど、 僕は5万円、月額、
役員報酬として自分自身に払ってて、 自分自身に払っててというか、法人から個人に対して払ってて、
それの手続きをする。結果、厳選聴取額もゼロ円になるんですけど、 ゼロ円でこれまでは出してたんです。
ただちょっとね、今回僕は特殊な報酬を払ってて、 その分の厳選聴取をですね、
国税に納めないといけないということになってるんですよ。 それが何かというとですね、便利資産なんですよね。
便利資産って、要は特許とか商標とかですね、 そういったものの特許帳に提出をする書類を作ってですね、
代行していただいたりとか、そういうことをされる資格商売ですよね。 その資格商売、資格商売って読みたらダメなのかな?
侍用ですよね、いわゆる。例えばこの便利資産もそうですし、 それから弁護士さんとか税理士さんとか、そういう私業の方なんかはですね、
厳選聴取をすることになってるんです。報酬として支払うという位置づけで、 それをですね、法人の場合は厳選聴取をしなきゃいけないっていう風になってるんですよ。
だから今回ちょっと便利資産に、特許帳に商標を出す手続きをお願いをしたので、 その部分でですね、
国に厳選聴取を払わないといけないんですよね。 便利資産の報酬額の税金に相当する分を税務署に納めるということなんですよ。
これまたね、 納付の税金が発生するんですけど、
オンラインで支払いの手続きが終わっちゃうんですよ。すごく楽ですよね。 会社の法人の方の銀行の口座と、
このe-TAXを紐づけているので、
この税金の支払いが出るときにはですね、自動的に指定した日にですね、 銀行口座から引き落とされるという、
指定した日というのは7月10日なんですけどもね、 7月10日に自動で引き落とされるという、そういうことになっちゃってるんですよね。
ということでですね、
今日は、厳選聴取の支払いですね、これが7月10日に来るということで、
そういうお話をさせていただきました。 いろいろ法人を作るとですね、面白いこともあるんですけれど面倒くさいこともあってですね、
本来ならこういうのは税理士さんにお任せをしたらいいのかもしれないんですけど、 僕は
ちょっとだけ作業をすればですね、できるので自分でやっちゃってるっていう、そんな感じなんですよね。
ということでですね、今日は厳選聴取のお話をさせていただきました。 それではまた次回お耳にかかりたいと思います。さよなら。
