2025-02-22 10:38

ゆうぐれ書店

ゆうぐれ書店

サマリー

夕暮れ書店の牧野さんは、3月に正式にオープンする書店について話します。彼女は自身の本との出会いや、本棚オーナーとしての思いを共有し、本選びの楽しさを伝えています。

夕暮れ書店のオープン
こんにちは、ローカルブックストア kita からお送りします。 e-LABOのしげみつと申します。今日は、ちい先生という名前で話させていただきます。そしてゲストは?
はい、私、夕暮れ書店の牧野と申します。よろしくお願いします。
牧野さん、よろしくお願いします。
はい、牧野さん、夕暮れ書店は今度の3月が正式なオープンだと伺いました。
はい。
どうして、というか、どうやってこの kita を見つけられたんですか?
はい、こちらで開催、いつもされている本は港というふうに、立系書店のイベントでこちらのことを知りまして、棚がたくさんある中で、すごいいろんな本が置いてあるなと、そこから興味が湧きまして、それが書店だということに気づいて、自分でもやってみたいというふうに思うようになりまして、こちらのほうでお送りさせていただきました。
一緒にオーナーができることになって嬉しいです。
ありがとうございます。
どうですか、一棚って意外と狭いなっていうのが、私も始めた時の感覚だったんですけれども、最初の本、まさに一番最初に棚に置く本ってどうやって決めたんですか?
自分、いっぱい本を読み続けて、家に本があふれていたので、その中から自分がよかったと思う本と、あとこれは次の方に渡したいなという本を探して置こうと思ったんですけど、どうしても手放したくないものはもう一冊用意して置くようにしました。
でも棚が確かに小さいというふうに最初は思ったんですけれども、置いてみると意外とスカスカになってしまったので、また本を手に入れてどんどん補充しなくてはと思いました。
本の回転も早くなってきているので、確かに置いた本で読んでいただけると次の本を入れなきゃいけなくて、頻繁に見に来て何を手に取っていただけたのかって見ながら次の本を決めるのも楽しみだと思います。
職場が今は近くなので、頻繁に来ることができるので、他の棚の店主さんの専書なども見つつ勉強させてもらいながら、どんどん本を用意していきたいなというふうに思います。
ありがとうございます。
最初に置いてある本の中で皆さんにお勧めしたいなと思う本があれば一冊紹介していただけませんか。
私はノートっていうSNSで自分の文章を発信するところで知り合った本があって、
飴ば飴ほど私は私になっていったっていう本、三国麻里子さんという編み物作家の方が書いた本があるんですけど、それがすごい一押しで、すごいいろんなことを思い出されるいい本だなと思って置いてたんですけど、それがはやばやと売れてしまって、すっごく嬉しかったんですけど、売れてしまったというふうに思ったので、また用意しておきたいなと思います。
そうなんですね。また用意してくださるということですけれども、タイトルは飴ば飴ほど私は私になっていった三国麻里子さんですね。
ちょっと今置いてないんですけど、あとは吉本バナナさんの誓うことはしないことっていう本があるんですけど、それはすごく繰り返し読んでいる本なので、それもおすすめです。
吉本バナナさんのたくさんのエッセイの中で誓うことをしないこと。
誓うことをしないこと。
そうなんですね。面白そうです。私も読んでみたいです。
ぜひ読んでみてください。
ちょっと話は変わるんですけれども、牧野さんと本の出会いというか、こうして本屋さんというとちょっと大きいかもしれないですけれども、本棚オーナーになるほどに本が好きになっていくまでの旅路みたいな。
やっぱり小さい頃から図書館とかが好きで、あと国語の教科書がすごく大好きで、国語の教科書が年度の初めに配られると全部読んじゃって、その後の国語の授業がつまらなくなるっていうパターンを繰り返していて、
教科書の中からすごい好きになった作家とかの本をまた買ったりとかして、中学校に入ってからもやっぱり教科書の中で向田邦子さんという作家さんの本を読んで、そこからまたすごい読書熱が出てきて、
全部その本を、向田邦子さんの本を全部読んで、そこからどんどんどんどん読書にはまっていってっていうのはありまして、でも一時、やはり子供を産んでから読書をする時間が取れなくなってしまって、かなり時間が空いてしまったんですけれども、
ちょっと子育てが一段落してきた頃に、また読書熱が再燃して、どんどん本を読んで、どんどん本を集まって、今は本棚にぎゅうぎゅうに入っているという状態になっています。
【佐藤】そうなんですね。自分の家族事情だったり、お仕事事情だったりで、本が読めなくなる時期っていうのもあるんですけれども、やっぱり本好きの差がみたいなところで、ある日突然本好き熱が再燃して、気づいたらたくさん買ってるみたいなのがありますよね。
選ぶ楽しみ
【茅】ありますあります。どんどん増えていってしまって。
【佐藤】オンライン書店と、いわゆるKindleみたいな、データだけ買うタイプと、リアル本を買う方がいらっしゃると思うんですけれども、木野さんはどちらに当たられるんですか?
【茅】私はKindleでも買ったことあるんですけど、断然紙派で、やっぱり本をめくるあの感じがすごく好きなのと、あと書店に行って本を買うっていう行為が、すごく胸がワクワクするので、大好きなんですね。
【佐藤】それはどんなことを楽しむんですか?
【茅】もう、場所自体がすでに癒やしなんですよ。本に囲まれてるっていう、場所自体が癒やしですし、棚を見ると、好きそうな本がどんどんどんどんいっぱい置いてあるのを見ると、どんどんテンションが上がっちゃって、どうしようどうしようみたいな感じで、1、2時間平気でいるっていうことになってしまうんですけど、やっぱり紙の本が好きです。
【佐藤】本屋さんだと、どういう本棚のコーナーにいるタイプですか?
【茅】私は、まずはエッセイがすごく好きなので、エッセイ本ですとか、あと短歌とか詩とか、そういう本もすごく好きなので、そういうところを見たりとか、あとインテリア熱がすごくあるときは、インテリアの本をすごく見たりとか。
【佐藤】お菓子系ですね。
【茅】はい、とか、いろんな暮らしの本とか、料理本がすごいマイブームのとき合う料理本とか、すごいあらゆるところに行きますね。
【佐藤】そうすると、この北に置く本も、そのときにそういう具合で手に入れたエッセイだったり、短歌俳句の本もある?
【茅】そうですね、短歌の本はちょっとまだ選書してないんですけど、短歌って結構ちょっと読者の方限られるかなと思っているんですが、でもいつか絶対置きたいと思います。
【佐藤】北って、オーナーさんがそれぞれの本にこういうところがおすすめだよって書くしおりを挟むじゃないですか、それも一つ北の魅力だなと思っているんですけれども、初めて選んだ本のこのコメント頑張ったみたいな本はありますか?
【茅】やっぱり思い入れのある本は、先ほど申し上げた本とかは、すごい思い入れを込めてじっくり書いたりとか、あと、おすすめなんですけど、あれどうだったっけってすごいわからなくなったりして、もう一回読み返して書いたりとかしました。
【佐藤】そうなんですね。わかります。すごくわかります。最後の質問なんですけれども、新しく北に入る夕暮れ書店という棚が一つ増えます。この棚に見に来て手に取っていただく方に何かコメントがあればよろしくお願いします。
【茅】はい。私は、なるべく気持ちが重くならないような本を選ぶようにしていて、それは私自身が給食経験があったりとかして、なので、皆さんが癒されるような本ですとか、
すごい優しい気持ちになったりする本ですとかをなるべく置いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
【佐藤】よろしくお願いします。
【茅】ありがとうございます。
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