年上の部下の問題
北川八郎、人生を変える出会い。
こんにちは、プロインタビュアーの早川良平です。
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ということで、北川先生、今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、8月も3週目に入りましたが、少し涼しくなってきているといいんですが、
きっとまだまだだと思いますが。
さあ、今週はですね、リスナーの方から質問をいただいています。
39歳女性の方です。
会社で中途最悪で入ってきた50代の方がいますが、
何をするにも指示を仰ぎ、社会自治経験があるのかと疑いたくなります。
電話の取り継ぎをお願いしたのですが、
仮名、鈴木さんにお電話なんですが、鈴木さんいらっしゃらないんですか?と言われ、
ホワイトボードに行き先が書いてあるから見てみてと言ったら、
会議中って書いてありましたと、また私のところに戻ってきました。
お客様をこれ以上待たせできないと、私がその場で電話に出て要請を伺いました。
電話の後に会議中の時は、折り返すか電話を賜るか伺ってください。
いろいろものすごく長くこの方、すごく不満があるようでですね。
端的に言うと、1から10まで説明しなければならず、
同じことを何度言ってもできない方への対話、どうしたらいいのか
アドバイスをいただけると幸いです。
接し方と教育のアプローチ
非常にこの方の怒りを感じる、ちょっと厳しいメールなんですけども、
先生どうでしょうか。
たぶん私から見て、この佐藤さんという方はですね、
社会性のある仕事を多分してきてないのではないかなと思うんですね。
年齢は言っているけれども、
中途採用で入ってきた方が?
そうですね。この方が社会性ある生活をしていないので、
まずこういう波打つを知らないのではないかな。
そもそもね。
体験していないのではないかな。
だから全然別の部門でいた人ではないのかなと思うんですね。
例えば労働、こういう事務関係とかそうじゃない。
なるほどね。
仮の話なんですけど、運転手とか、
それからもしくは肉体労働の方の仕事をしてきた、
他人関係のサービス修行の経験がほとんどないのではないかなと思うんですね。
いわゆる社会事件経験はあるけど、
ここのこういう事務的なものはないかもしれないということですね。
社会経験がないと言いますか、そういう複雑なね。
だからこの会社で求められた経験はないということですね。
そうですね。
年齢は減っているけれども、
そういう体験をしてきていないのではないかなと思うんですね。
だからそういう方に対しては、
新人?新しい人?
新人なのだという態度で接した方がいいと思いますね。
そもそも年が自分より10歳も上だけど新人だという風にまず意識を変えた方がいいってことですね。
年は関係ないっていう風にしないとダメですよね。
全くそういう経験はないんだ、経験してこなかった人なんだって。
新しい新人と一緒な経験なんだっていうかね。
そういう意味で接した方がいいと思いますね。
それと少し甘えるタイプだと思うんですね。
ずっと世の中に甘えてきたって言いますかね。
いつも自分からあれでしょうこれでしょうとやってきたのではなくて、
甘えてきて教えてもらいたいとか甘えられたいとかそういう方をしてきた。
攻めなくていいと思うんですね。
社会人としての成長経験をしてきてない人なんだなっていうか。
20代の若い男の子みたいなものっていう。
バカにするわけではないんですけども。
年齢を見ないで、未経験の人、社会経験の少ない。
別な、だから履歴書を見ればいいと思うんですけども。
サービス業とか対人関係には全く機能してないんではないかなと思いますね。
職場での人間関係
だからどうしていいのかわからないっていうかね。
この人にはHow to、この場合はこう、この場合はこうって言って、
文章に書いて3つぐらいで分けて、それから教育していく。
面倒くさいですけど、この場合はこうしてください、この場合はこうしてください。
5つも6つも言うと多分できないと思うんですよね。
そうですね。
だから多くて3つ、だいたい1つか2つぐらいのこと、この時はこう言ってくださいって問題。
だけを書いて、ちょっと社会性を身につけて教育してもらうっていう風に言った方がいいと思いますね。
イライラした分、この方が損する時間がね。
そうですね、ご本人にも返ってきますね、いろんな意味でね。
自分がイライラして、また家に帰ってもイライラして、その人思うたびにイライラするっていうようになってしまうから、
その人の存在は会社の中だけで処理して、家とか個人的には全く感知しないぐらいの処理の仕方でいいと思いますね。
その時にもう一歩進んでせっかくなんで伺いたいんですけど、僕は仮にこの方の立場だったらちょっと伺いたいんですけど、
先生がおっしゃったように年を見るなと、経験としてちゃんと見て、そういう意味では1から10までじゃなくとしても教えてあげる姿勢が必要だと思うんですけど、
その中でシンプルに自分より年上なのは確かじゃないですか、そうは言っても。
だからそこのところで分かっててもやっぱり10歳ぐらい上だとなんとなく言いにくいみたいな、仮にあった場合、
過去もこういう質問あったかもしれないですけど、例えば上司がちょっと年上っていうのもあると思いますけど、
上司が年上は普通か、つまり部下とか新しく入ってきた人が、そういう時の教えなきゃいけないとか、そういう時の心持ちっていうのは、これは多くの社会人が経験すると思いますけど、何かアドバイスありますか、この方に。
さっきも言ったように、嫌うと相手も嫌ってしまうと言いますよね。
だからその中に嫌な奴を嫌いとか思ってしまうと、相手は全くその感情の受け取って、ついてこなくなると思うんですね。
だから気をつけることは、感情をできる限り入れないで、善意というか、社会人がない人なんだなという、少し半分許すというかね。
そこで嫌いとか嫌な奴とか、なんでって思うと伝わってしまって、忠告を聞かなくてわざと失敗してくるようなことをやってくる。すると対立が深まってくる。
もう一つ覚えておかないといけないのは、40代くらいで一度喧嘩してしまうと絶対もう仲直りがほとんどできないっていうことですね。
こじれちゃうんですね、もう。
絶対こじれますね。
20代の時はそれでもいろいろこじれは治っていくことが多いんですけど、やっぱり30代、特に40代に入って一度大人同士がこじらせると、絶対にもうこじれは元に戻らないと思って、
こじらないように相手を嫌わないっていうかね、練習をこの方もしていった方がいいと思いますね。
それはある種の生き方とか性格が決まっちゃってるからってことですか?
なぜこじれるんでしょう?
そうやね、40年間生きてきたプライドとか過去が消されてしまうからですね、アイデンティティを否定されると絶対にダメなんですね、存在っていうか。
価値観を否定されるってなってしまうんですよね。
ただそうっすね。
人間の根本の尊厳を否定してしまうような感じになると絶対お互いに嫌ってしまうっていうのがあるんですよ、もう許せないっていうか。
だからみんな生存本能の奥にある尊厳と言いますかね、自分は価値あるものなんだとか、
あとは生きてるそのもの、生き方そのものを否定されるとやっぱりその存在に対して敵と思われてしまうから難しくなると思うんですね。
だから先生はいつもおっしゃってるように無理にね、どうしてもあの人無理に好きになる必要はないけど嫌いにはならないってことですよね。
そうですね、ちょっと距離を置いて、背中にいつも引かれて、幸あれ幸あれ、この人の幸あれぐらいで生きていかないと、
なかなか心の修行を僕らみたいに断食とかする人たちにもっと深いことを教えますけども、会社の中ではそれがなかなかできないので。
でも会社っていうのは面白くて大臣関係の修行の場なんですよね。一番面白い場所だったと思うんですね。
すべての学びがありそうですね、そういう目で見ると。
会社での学び
会社っていうのはそのためにある。生活の意識、生きるためにも自分の生きがいにもあるけれども、もう一つの場は人間関係の学びの場でもあるんですね。
だからそういう目も一面もあると考えて、会社っていうのはこのことを学ぶために私はここに存在してるんだって思う方もいるんですね。
面白いですね、会社って言葉ってね、社会をひっくり返すと会社になるっていうね。まさに学ぶとこですよね。
会社っていうのは本当に相手が言う通りに社会ですよね。社会がひっくり返ったようなとこだから、社会を学ぶとこだと思うんですよね。
社会を学ぶっていうのは大臣関係だよね。だからそこで学ぶと自分の家庭とかこれからする仕事も相手もうまくいくようになっていくんですね。
人間ってのはこういうことなんだってことを理解していくって言いますかね。とにかく尊厳を潰さないっていうかね。
それをまさに今回学ばせてもらってる。ちょっとね、イライラしたりは正直あるでしょうけどいい機会と捉えてる。
そうですね。もう一つ、早川君もわかってるんですけど、この方もわかってると思うんですけども、どんな組織に帰っても必ず嫌なやつや、
会わない人や嫌いな人とかいるんですよね。生き方や食べ物や息やなんか体質が違う人が必ずいるんですよね。
社会っていうのはそういう社会だから、そういう嫌な人間を撲殺していくと思うともう味方なく全部敵だらけになってしまう。
自分は孤立してしまうんですよね。だから社会っていうのは孤立しないことを学ぶ。会社っていうのは孤立しないことを学ばせることができる。
すごい良い場所だなと思う。そういう見方も面白いですよね。ここは社会性を養うところなんだっていう。
その人の追い立ちなんかも見てあげるとその人の欠陥、味方の欠陥がよくわかってくるので、ちょっと追い立ちとか、少しでいいか理解を示してあげると結構うまくいくと思いますよね。
理解までできなくても想像してみるってことが大事ですよね。この人こういう追い立ちがあるのかもなっていうように。
上から目線だけじゃなくて、そうだったんとか感心してあげたり持ち上げたり持ち上げてあげたりというのも大事ですよね。
よくできるねとかすごいですねとか持ち上げてあげるっていうのをちょっと自分を下げるというか、上から目線をなくすと相手が喜ぶって言いますかね。
具体的にってことじゃないですけど、やっぱり僕も先生にいろんなことを相談させていろんなアドバイスいただいてきて、やっぱりその相手の人生の背景に思いを馳せるとかっていうのは本当に大事だなと思って。
どうしてもなんでこんなこと言うんだろうとか、なんでって思っちゃうけど先生に言われてから完全に納得、そもそもしようとすること自体が俺のおごり、上から目線なんだなってことは先生のおかげでちょっと気づいたんですけど、こういう会社まであってますかね。
そうなんですよ。だからサボテンを見ればいいんですよ。サボテンでさえ戦おうとしてるじゃないですか、トゲを。
バサギ、確かに。
だからサボテンに言いたいんですけど、そんなのトゲ出さなくてもいいよっていう、生きていけるっていうかね。でもサボテンとしてはトゲを出さないとやられたっていう記憶あるんでしょうね。
だからトゲだらけのサボテンっていうのが食物の中にあるんですけども、そうすると特定の人を攻撃してしまうから、あなたもサボテンにならないように、相手もサボテンにならないように、ちょっとトゲのない人になるようにのほうが社会性は身についてきますね。
プログラムの紹介
ありがとうございます。非常に勉強になりました。
さあこの番組では引き続き皆様から北川先生のご質問ご感想を募集しております。
詳しくは概要欄からお寄せいただけたらと思います。
そしてもう間もなくなんですが、空きがあればですが、上級男児会が今月の29日から31日第1回、第2回が10月10日から12日、第3回が11月28日から30日に月の会覚醒コースという名称で開催されます。
詳しくは概要欄をチェックしてみてください。
そして同じく男児機会ということで、初心者の方も安心して参加いただける男児機会も10月に千歳北海道、そして11月に長野と佐賀でそれぞれ開催されますので、こちらもホームページのほうをチェックしてみていただけたらと思います。
そしてこの番組と連動した音声プログラムが2つリリースされています。
1つは北川先生が瞑想の基本と実践を直接解いて、それぞれの瞑想のガイダンスもしてくださる瞑想の基本と実践。
そしてもう1つが才能がもたらす平和感ということで、北川先生がですね、ミリオネアメンタリティ、シンクロニシティ、セレンディピティという3つの学びを直接解いてくださっている音声プログラムも引き続きリリースしています。
まだの方はぜひ聴いてみていただけたらと思います。
こちらもURLを貼っておきます。
ということで今日は第450回でした。
北川先生ありがとうございました。
