00:00
北川八郎 人生を変える出会い
こんにちは、早川洋平です。北川八郎 人生を変える出会い、今日は第9回をお届けします。北川先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、3月に入りました。3月は、先生、普段いらっしゃる大国はまだ寒いですね。
寒いですね、はい。
雪も?
雪も降りますね、積もります。だいたい2月はマイナス10度か15度くらいになる。この間は12度でしたね。
すごいですね。先生、そういう時、何してるんですか?
こたつに車を乗って、本を読んでます。
いいですね、想像がつきやすいですね。3月は、先生、この時期はやっぱりこたつ?
3月はもうね、草原が芽を吹く頃だから、鳥とか花がいっぱい咲き始めるから、もったいないですね。
はい。
鳥をかければ、自転車で走りまいたりして、近くに馬がいるので、馬を馬でかけるところもありますね。
うんうん。
乗馬ができる場所は、すぐそばにあります。
へえ。
だから、馬に乗って、丘の上に立つと、夕日のガンマーみたいな気分になって、思わず腰にこうやってやって、あ、なんか拳銃忘れたなあ、とかいう気分になることありますね。
なるほど、先生がそんな気分になるんだ。
ぜひ皆さん、阿蘇山に来てみてください。
ぜひ。
ということで、今日は第9回なんですけど、今回ですね、ちょっと今までと思考がひょっとしたら変わるかもしれないんですけど、先生の本にも確かこんなキーワードあったんですけど、人間経済。
人間経済と思いますね。
これからは人間経済の時代っていうことで、どういうことですか、人間経済って。
今、よく頭の人たちや東大の先生たちが、会計代とか資本位置継ぎ経済はこのままで崩壊するって言ってるんですよね。
先生たちの言うことは確かなと思うんですけども、ほとんどの人たちが数字とかにしか見てないんですよね。
売上とか経済とか、どのくらい資本が溜まったとか、そこに忘れてるのは人の心と幸せっていうものを完全に忘れてるんですね。
0.001秒で数千億円動くとかいうことを自慢してる世界の投資とかあるじゃないですか。
デイトレードみたいな。
うん、完全に。
そこに人間性を無視してますよね。
ただお金っていうか。
お金があって幸せになるかっていうことは、皆さん大事だけれども、お金が全てではないってことはほとんどの方は分かっていると思いますね。
お金っていうものはもう一つ大きな何かで動くっていうのも何か分かっていますね。
台風や地震と同じで、もう一つ大きな人間を凌駕するような力が突然働き始めるっていうことも僕、
03:01
多くの人が知ってると思うんですよね、過去の経験で。
お金がですか?
うん。突然のほら、どうしようもない、この間は1980年代になったじゃないか。
ダメになったこと、経済がダメになったりしてるじゃないですか。
いくら統制したりなんたりしてもダメなんじゃないですか。
大きな力で一気に狂ってしまうっていうか。
でも僕はそこに人間経済学っていう考え方が大事だと思ってる。
学問としてですね、経済を通して人を救うっていうのがやっぱり基本なんだ、お金を通して人を救うって言いますかね。
経営を通して人を救うっていう考え方がとても大事だと思います。
お金は人を救えると思うんですよね。
だから人間経済っていうのは、売り上げと利益を上げるっていう意味ではなくて、
お金という力を通して人々に幸せや安らぎや喜びを与えることができる。
そういうのが経営者の考え方であり、資本というものがそこに注い込むことによって、
この濁りきった経済社会に清水を注い込むことができるのではなくて、
そうしたいと思ってますね。資本主義を清めたい。
もう少し理想かもわからないですけど、人々の心を動機の純正とか神聖とか喜びとか平和とかいう方向に目を向けることが大事。
そっちに導きたい。水の流れをそちらに導きたいと心から思ってます。
でも先ほどの資本主義とか貨幣経済とかって言葉があって、今回人間経済ですけど、
お金を通して人を救うっていうふうに先生がおっしゃいましたけど、
お金そのものっていうのはやっぱり今後もなくならないですか。
そしてあったほうがいいと思いますか。
今後っていうのはどれくらいの年数を言うのかがよくわからないけど、
1000年なのか。
万年なのか、100年なのか、10年なのか。
10年、20年ではなくならないし、100年くらいではなくならないと思いますけれども、
1000年くらい経ったらお金っていうのはエネルギーの交換ですもんね。
だからそれは別のエネルギーが今見つかったときにお金の価値は失ってくるかもかない。
太陽はただだからですね。
確かに空気も。
移動できるのもただ太陽のエネルギーだけで移動できるようになってくると、
飛行機とか鉄道とか。
人を使わなくていいようになってくるとそこにお金というものが必要なくなってくるんじゃない。
エネルギーをお金に変えるっていう中間財としてのお金の価値がなくなるから。
直接エネルギーを交換できるようになったときに。
そうか、変わるかもしれないですね。
変わってくると思いますね。
これね、人間経済、お金を投資、人を救うってことですけど、
正直すごく大きすぎて、
06:00
じゃあ例えば、
僕らの生活でどう、そういうふうに、何をしていけばいいのかっていうところに少し落とし込むとどういう感じになるんですかね。
お金を使うときに、使う方も、もらう方も感謝っていうものが、
ありがとうと感謝っていうものがあれば、
随分お金の鋭さが変わってくると思うんですね。
安らぎとか、ありがとうとか、いやあなたのおかげとか、感謝と祈りっていうものがその中に吹き込まれれば、
随分お金の鋭さ、喜びが変わってくると思うんですね。
柔らかくなってくるし、人を救うって言いますかね。
心がこもるとかよく言われますけども、
投げ捨てて買うのではなくて、
きちんと交換していくっていうことをやっていけばいいんじゃないかなと。
感謝っていうものが人間持ってるんだから、
祈りと感謝があるんだから、
それに目を向けて生きることができれば、
会計、経済が、
人間経済が、
人間経済が、
人間経済が、
人間経済が、
人間経済が、
人間経済が、
人間経済に変わっていくんじゃないかな。
ありがとうだったり、いろんな心を向けることが当然、
相手がいるから、
要は人を救うという関わりがちゃんとあるってことですよね。
大きなお金、中国の方がポーンとなって、
お金の暴力みたいなのがあるじゃないか。
そんなのが意味のないってことは分かってきたと思いますね。
やっぱり小さな声でもきちんと感謝とかありがとうとか、
それを大事にするって心だけでも僕は変わってくると思いますね。
日本人はそれを持ってるような感じがしますね。
日本人は持ってますか?
持ってるじゃないですか。
何か小さな音しても、1円でもふてようとしないもんね。
平手ちゃんとボテ戻したり、厳しようとしたり、
丁寧に使おうとする人たちが大部分だと思いますね。
確かに。
人のお金とかを勝手に使うみたいな人も少ないですしね。
いないとはいないけど、
ごく本当に少ないと思うんですね。
敗残、それは犯罪者として嫌われてるから、
道徳的にダメな人が多いとか、
そういう方向に走ると思いますけども、
もしも人間経済、
経済が悪くなって、そこに柔らかさや優しさが入り込むと、
そういう人たちも変わってくるのではないかなと思いますね。
僕もきちんと働いて、お金を持ってきますとか言う人が増えてくるんじゃないかな。
奪うのではなくて、盗むのではなくて。
先生、今きちんと働いてお金をっていう話ありましたけど、
やっぱり私の少ない経験から考えても思うんですけど、
お金って同じ1000円、1万円でも、
きちんと働くとか、きちんと何か誰かのために使うとかって、
やっぱりなんか違いますよね。
なんかね、どーんともらったお金とか拾ったお金っていうのは、
10万円ぐらいあったら、僕すぐなくなってしまうんですよね。
でも1000円、一生懸命1000円で報酬持った時、
やっぱり1000円ってものがとても大事で、
それをきちんと使おうとするようになると思うんですよね。
自分はそうやってきたからですね。
でも今でもやっぱりちょっと1000円でも、
09:00
きちんと使おうとは思いますよね。
バンバン使おうとは思いません。
そういう意味で今お話を伺ってて、
これは僕の個人的な感覚ですけど、
最近スイカとか、クレジットカードもそうですけど、
簡単にピッてできるじゃないですか。
浪費しちゃうっていうのもそうですけど、
やっぱりなんかありがたみは薄れますね。
なんかもう一瞬で使っちゃって。
だから僕は必ずそれを使わないようにしてるんですよね。
できる限り現金で、
お金の顔を見て挨拶しながら僕出すんですよ。
それはそういうことなんですね。
うん、感謝って。
目を必ずお札、
コインはなかなかしないんだけど、
お札以上は必ず目とあれを合わせて出すようにしてます。
必ず。
もうちょっとどういう感じなんですか。
いってらっしゃい。
たくさん幸せにしてきてねっていう感じ。
そしたらまたいっぱい帰ってくるじゃないですか。
いってらっしゃい。
みんなに幸せな笑顔をやってきてね。
幸せにしてきてねっていう感じで。
それがないから僕帰ってこないんですね。
かもしれませんね。
ありそうですね、でも本当に。
冗談、冗談。
でもやっぱ、その心で使ってると丁寧にお金を使うと思うんですよ。
それはありますね、絶対。
きちんと使えるって言いますかね。
無駄なお金を失い、
で、それのお金で人に寄与するって言うともっと意味があると思うんですよね。
あ、ちょっとこの話していいですか。
えーと、
まあ、例えばお金というものがいっぱいあると権力っていうもので結びつきますよね。
私、昔その、
まあ、今もそうなんです。
お国に住んでて、
えー、ずーっと軽トラ、今も百姓してるところがあるから、軽トラで移動するんですよね。
はい。
まあ、田舎に行くと遅い軽トラ、軽トラ区しか通れないような、ぐにゃぐにゃ道があるんですよね。
で、そういうとこで、向かい側から乗車が来たり、女性が運転してる車が来たり、軽トラ区が来たりすると、
自分がサッサッサッとこう、軽トラをバックして、こう、自分がちょっとあの、すれ違えられるところまで下がってるっていう習慣があったんですよ。
まあ、それは当たり前だったんですけども、あるときこう、それを修理に出したんですよ、軽トラを。
そしたらね、あの、修理会社の人が、あの、ベンツみたいな真っ黒の綺麗な車しかないから、これを使ってくださいって言って、
本当ですか、すごいっすね。
うん。で、あの、4日間くらい借りたんですよね。
そしたら、4日目ぐらいのときに、僕、その、軽トラ、やっぱ同じ道行ってて、うっかりまた、女性が乗ってる軽トラとすれ違ったとき、私はどうしたと思います?
なんか、気が先生に。
大きくなるとかあるんですかね。
そうそう、なんか。
先生でもあるんですか?
顔出してから、うちの車は立派だし、あんたが下がってくれんかね、みたいな顔をしてこう。
先生でもなっちゃうんですね。
うん。で、そのときの自分、嫌だって思ったんですよ。
あ、たった、こうね、だから逆、お金と一緒で、権力とお金をあれすれば、すごい、傲慢になってしまうんだな。
常時、そういう車、大きな、あの、お金の使い方する人は、すごい、権力的で、傲慢になるんだなあ、と思いますね。
だから、なんか、それを今の会議経済のことで、
うん。
12:00
言ってるんですね。こう、丁寧に使って、軽トラじゃないけれども、使うことによって、こう、自分の、自分の、自分が、こう。
はい。
あの、あの、威張らないで、パッと下げることができるのか。
うん。
もしも、それが、ベンツみたいな大きな車になって、ミッションが遅いとこでも、相手を下がらせないで、自分が下がっていくことができる人は、僕、すごい、素晴らしい、心の持ち主だと思いますね。
そっか、でも、先生といえども、そういう。
僕は、大丈夫ではないですよ。
いやいやいや。
いや、ほんとに、私はもう、ほんと平凡に。
ほんと平凡なじいさんで、すけびょうなじいさんですからね。それを与えたことないです。ほんとに、あの、修行はしてないし。
うん。
でも、誰しもが、やっぱり、ほんとに、そうなりうるってことです。良くも悪くも。
うん。だから、会計財で、大きなお金を動かすと、やっぱり、みんな、傲慢になっていくんだなってことを、まあ、その例で、僕、言いたかったんですね。
うん。
だから、人間経済学にして、こう、お札に挨拶したり、丁寧に生きていくと、あ、軽トラの時のように、こう、自分の、あるいは、ちょっと、自分の、
少しの不便ぐらいで、こう、そこの雰囲気を和らげると言いますかね。便利を、相手に対して便利を与えることができるし、スムーズに行きますよね。パッと自分が引いた方が。
でも、今日、その、貨幣経済とか、資本主義経済の話と、人間経済の話ありましたけど、こっちの人間経済は、学校で今まで教えてもらってないですね。
あんまだやってないんじゃないか。経済学としては、これから、そういう方向に行くと思うんですよね。
うん。このね、こう、今、収録してる場所、実は、近くに大学いっぱいあって、経済学部なんかも、
あるんですけど、習いたかったですね。本当に大学で教えたいんですね。僕、このことを。そうですね。
どっかの大学の、私立大学でいいから、若い学生に、お金の意味と使い方と、それで世の中を救うことができるんだってことと、
そこにあなたたちの使命があるんだってことを、今からのあなたたちに期待するから、ぜひやってほしいっていうことを、教えてあげたいですね。
まったく人生変わりますね。変わりますね。対立と競争がないもん。うん。争いがない。うん。
そして、それを、
知ってる人にまた触れた人だったり、子供がまたそうやって継承してきますね。そうですね。うん。
だから、まあ、日本っていう平和な国だから、それができると思うので、まあ、まずこの日本でそういうことを広めていくっていうのも、大事なことかなと思いますね。
はい。ということで、今日はですね、人間経済について、お話を。ちょっと難しかったですかね。
繰り返し聞いてみてください。この番組では、北川八郎先生への質問・感想を募集しております。
詳しくは、北川八郎ホームページをご覧いただくか、こちらのメールアドレス、北川アットマークキクタスドットJP、KITAGAWAアットマークKIQアルファベットのQTASドットJPまでお寄せください。
今日は第9回をお届けしました。北川先生、ありがとうございました。ありがとうございました。