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北川八郎 人生を変える出会い
北川八郎 このCDブックにも、先生が撮影した阿蘇の風景なんかもあるんですけども、いつも思っているのは、先生のiPadなんかにもありますが、先生、写真かなり撮られてますよね。
先生 あ、そうですね。今はあまり撮らなくなったんですけども、30代、40代、50代の頃は、宇宙に繋がろうとするときはよく撮ってましたね。
北川 宇宙に繋がろうとするときに撮るっていうのは、もうちょっと解説していただくと、なぜですか?
先生 なかなか目に見えないものを。
北川 形にあるものの、後ろにあるものを撮るっていうか。
先生 形にあるものの、後ろを撮る。
北川 後ろに目を向けるって言いますかね。
だから、木が生えて緑になるのは、その後ろにある緑の元気って言いますか、生命力とか。
今、新緑、これ5月、新緑ですね。
新緑があるのは、その木が生き生きとして、活力があって。
それから、
この人生を楽しもうとしているという木の意識を撮ると言いますか、意識を見ると言いますかね。
だから、新緑が美しいと受け取るのではなくて、新緑の向こうに歩く木の意識みたいな。
先生 それは写真じゃないとダメなんですか?普通に見てるだけでは見れないですか?
北川 多くの方は写真で撮ると思うんですけども、僕はその意識を写真で撮るっていう感じですね。
先生 それはそれこそ。
北川 どうしてそういうふうになったんでしょう?
先生 だから、いつも目に見えるものだけ追いかけないで、目に見えるものの後ろにある意識とかエネルギーとか、意図とかいうものを見つめることができるようになったんですね、断食をして。
北川 やっぱ断食してからですか?
先生 はっきり覚えてないんだけど、宇宙意識というものをはっきりしたときに、形のあるものの後ろにはそういうエネルギーと意識と意図と、
先生 なんか知恵と意味があるということに、言葉で言えばメッセージがあるということに気づいたと言いますかね。はっきり分かったというか。
北川 じゃあそのおそらくタイミングで手にカメラを撮り始めたんですか?
先生 その前から撮ってたと思うんですけども、その時はまず形だけを撮ってたと思うんですね。街の様子とかなんとか。
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先生 でもそうではなくて、街の様子の後ろにある、街が変わりゆく後ろにある。
先生 メッセージみたいなものを撮ると言いますかね。こういうことに気をつけ始めたら。
北川 だからですかね。この番組ね、聞いてる方、先生の写真、サイトに使われる写真も結構先生が撮った写真だったりもしますよね。
北川 この番組のジャケット写真もそうですけど、やっぱり個人的にいつも先生の写真見ると、なんか普通に撮られた風景写真とはやっぱり違う。
北川 それこそ、幸せマイルールの写真が僕大好きなんですけど。
先生 そうですね。だからあやかくんよく気づいてくれてて嬉しいです。
北川 嬉しいと思うんですけども、なんか風景を撮りに行くのではなくて、例えば5月の風を、今5月ですよね。
北川 5月の風の爽やかな風を撮りに行くとかですね。
先生 風を撮る?
北川 そうそう。だから風景の、木の木を揺らいで、風を撮りに行く。その風の意識も撮りに行くんですね。
北川 風が喜んでるのか、怒ってんのか、寂しがってるのかっていう感じですね。
北川 木が喜んでる、木の意識を撮りに行くとかいう、そういう感じですね。
先生 じゃあいわゆる本当に今までこの番組の左脳右脳の話してますけど、左脳のように考えて撮るんじゃなくて、いわゆる感じて撮ってる、どういう感覚なんですか?
北川 セミが鳴き始めたら、セミの鳴き声を撮りに行くっていう感じですね。
セミの鳴き声は、喜んでる鳴き声を撮りに行くって言いますかね。
わーわーわー喜んでるのは、なんかこう、生命力にあふれて楽しいから、とって、悲鳴ではないですよね。
北川 喜びの声ですよね。
セミの鳴き声を撮る、その後ろにあるセミの喜びの声を写真に撮るって言って、林に行って、その声と喜びに向けて撮ると、ああいう写真になっていくんですよね。
先生 じゃあ、こう、一般的にあるように、こういう構図で撮ろうとか、なんかうまく撮ってやろうとか、そういう意識は全くないってことですか?
北川 そういう意識の向こう、もう一つも上ですね。
北川 例えば、青い空を、わー美しいな、青い空あるなと思った時、その青い空を持っている善意のエネルギーを撮ろうとかいう、
北川 あれ、青い空が、青いだけじゃなくて、なぜあんなに美しいのかって言ったら、青い空の向こうはね、ブルーの色が含んでいる善意、善意って言いますね、優しさとかいうのと、それが雲と、なんか、そうするとすごく美しいって感じるのは、
北川 特に善意があるからだなと思っているので、宇宙の善意じゃなくて、青空の善意って言いますかね、そういうものを撮ろうという意識をいつも持っていますね。
先生 でも面白いですね。
北川 あの、目に見えないもの、ある意味それを捉えるために選んでいる媒体が、目に見える写真っていうのが面白いですね。
先生 あー、そうですね。だから、だからそれをやっぱ、目に見える写真で感じているじゃないですか。
北川 そうですね。
先生 あの、あの、僕、あの、ミドルの中にカッコの声を取りに行こうと思って、カッコの声を取りに行った写真が、ブルー、すごいグリーンの中に木がポッポッと、あそこいつもカッコって5月に鳴くんですよね、今から、今頃なんですけども。
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先生 だから、ああ、あの、カッコの声って聞いても、
北川 うん。
先生 ね、もう、あの、録音するしかないけども、写真でも撮れるんじゃないかな、どうですかね。
北川 あー、なんか先生の写真の裏に秘められた、なんか今、聞いてる方も多分すごい不意に落ちたと思うんですけど、そういうことなんですね。
先生 目に見えない意志とか、意図とか、エネルギーとか、メッセージとか、まあ、そういう言葉に繋がると思うんですけども、それを、まあ、そこにある喜びとか、カッコの楽しそうな声とか、今のを取りに行こうとか、思いますね、いつも。
北川 あらか、先生の写真って本当にカレンダーとかもそうですけど、なんか、何かそう、言葉じゃないですけど、何か伝わってきますよね、どれも。
先生 そうですね、なんか、冬の景色の中にも、寂しさもあるけれども、美しさもあるから、美しいっていうのは、宇宙に繋がる意識だから、なんか、すごくエネルギーがいっぱいあるときは、美しいと感じるんですよね。
先生 だから、冬景色で、猛吹雪でも、こうやって、ちょろちょろした風景よりも、猛吹雪の方が美しいと。
北川 美しいと感じるときがあるんですよね。それは、そこにあるエネルギーって言いますかね、嵐というエネルギーが美しいと感じるんじゃないですかね。
北川 そうすると、あれなんですかね、先生の場合は、こう、そういう風景というか、写真撮るときって、なんか、自分でこう、撮ってやろうっていうよりも、以前先生おっしゃってたの覚えてますかね、その文章を書くときも、自分で文章を書いてるっていうより、何かこう、流れてるものを捉えて撮ってるみたいに言ってたんですけど、文章を書くときも。
北川 そうですね。まあ、同じだと思うんですよ。だから、写真も、写真は、同じものを、こう、そういう写真という道具を使って撮るけれども、文章はそれを今度は文字という形で表すと言いますかね。
北川 やっぱり大枠では同じなんですね。
北川 でも、やっぱり文字の方が限界がありますけどね。同じ体験をした人しか文字では喚起できないと言いますかね。
北川 そうか。
北川 でも写真は体験を伝えることができるから、写真の映像の方が、
北川 情報が多いですね。
北川 皆さん受け取りやすいと思いますね。
北川 体験がないと、ね、南の国の体験がないと、その暑さとか、爽やかさは、爽やかなんだろうなーって終わってしまうけど、
北川 おー、そうだったら爽やかなんだよねーっていうのと違うから、それが文字の限界感もありませんね。
北川 あの前のことも言ってたじゃないですか。北海道では当たり前の景色が、ね、奇跡的に、奇跡の瞬間に見えて、なんか泣きそうになりながら、
北川 あー、ご質問くださった方ですね。
北川 この景色に。
北川 気にも止めずに生きてきたんだなーと、しみじみ思ったっていうか、気がついた瞬間に、その景色が美しいって感じるって言いますかね。
北川 そこでやっぱり、この人は宇宙の力を感じたんじゃないですかね。
北川 でも先生、本当この番組でおっしゃってるように、そういう当たり前の景色をやっぱり感じるとか、季節の変わり目とか空を見るとかっていうのを、
北川 本当に、特に今この季節気持ちいいですから、僕も見るようになったら、やっぱりちょっとこう、感性というか、磨かれてきますよね。
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北川 美しいっていう感覚の向こうにある意図。
北川 でも、メッセージを読み取るようになると、それは宇宙につながるんです。宇宙って宇宙意識っていうか、我々にこう、なんか、良きものをもたらそうとしてる意識みたいなのがあるんですね。
北川 善意の意識っていうのが、それに気づくといいな。
北川 私が教えられたから、皆さんに伝えたいんですけども、なんか、目に見えないものの裏側にある意識みたいなのを、あらゆるものに、そういうメッセージがあるということに気づくと、
北川 そのメッセージの、
北川 あれは何かといったら、美しいという感覚なんですね。言葉で言えば、感覚といいますか。
北川 常々おっしゃってますよね。
北川 それが宇宙のメッセージで、その中にあらゆる言葉が、あらゆる意識が入っている。善意とか、好意とか、思いやりとか、立ち上がれとか、勇気をくれるとか、希望とか、なんか、そういう言葉につながるエネルギーが含まれてるんですよね。
北川 それを一言で言うと、美しいと感じてしまうと思うんですよ。
北川 前の方も、多分、北海道のこの方も、その意識を取ったから、これからは、それをはっきり受け取れるようになると思うんですよね。
北川 今先生がおっしゃってたように、今日は写真の話から入りましたけど、日々本当に街中を歩く、何か特別なことをしなくても、その時に気づくか気づかないか、それを繰り返すかで、全然変わってきますね。
北川 そうそうそう。何か説明できない力に、そうすると、
北川 人生が何かに導かれてるのを感じるようになると思うんですね。何か彼らは導こうとしてると思うんですよね。美しいという感覚をつなげていくと、この人生は何かに導かれてるんだな、守られてるんだなっていうのを感じるようになると思うんですね。
北川 それが我々の感謝とか、生きる力とか、気づきとかいうところにつながると思うんですね。
北川 でもそれから、もう一つそれをそうすると、宇宙とつながるときは、人に善意を持ったり、良きことをしたり、人のためにしようとするときに、そういう不思議な力が自分に身についてくるんですね。
北川 だから入り口はまず美しいっていうところから入っていいと思うんですけど、それから人のために役立とうと思ったり、人の喜びに応じて、
北川 向田くんに来たんじゃないけど、人が喜ぶことを、
北川 一生懸命自分の人生の生きがいにしてると、その人はやっぱり世の中に出てしまうんですよね。
北川 自ずと。
北川 自ずと、そこに心理があるって言いますかね。人生の意味があるって言いますかね。だから、その感覚を大事にする必要があると思うんですね。
北川 私自身も耐えたことないんだけども、いや本当です。だから耐えたことないんだけど、その意識を持った途端に、世の中に少しずつ追い取り出されていくって言いますか。
北川 大学もきっとそうだと思うんですよね。気づいたり、このことに気づくと、皆さん、
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北川 そうですね。
北川 世の中に必要とされる、気づきを持った人となるんじゃないですかね。
北川 気づきを持った人、素敵な言葉ですね。
北川 そんな感じで。
北川 必要とされる気づきを持った人。
北川 必要とされる気づきを持った人ですね。
北川 そうそうそうそう。みんなが大事な、必要とされる気づきを持った人となることができた尊敬が集まる。よくわかんないけど。
北川 大丈夫ですよ。伝わったと思います。
北川 さあ、この番組では皆様からのご質問ご感想を。
北川 お待ちしております。
北川 詳しくは北川八郎ホームページ、もしくは北川アットマークキクタスドットJP、北川アットマークKIQTASドットJPまでお寄せください。
北川 さあ、そして冒頭でもご紹介しました、今日の写真の話もありましたが、この番組人生を変えるデーがCDブックになりました。
北川 第1回から第10回の収録文と書き起こし、そして先生が撮っているまさに写真が、ASOの写真がフォトブックになっています。
北川 ですので、こちらもチェックしてみてください。
北川 こちらのCDブックは、内外ショップと検索していただくか、内外の内外ですね。
北川 もしくはiTunesに配信されているPDFをご覧いただければと思います。
北川 ということで、今日は北川先生の写真の撮り方から深いところまでお話を伺いました。
北川 北川先生、ありがとうございました。
北川 ありがとうございました。みんなに幸あれですね。