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スピーカー 2
あとはこんな質問をするよみたいな、だから考えておいてねみたいなのとか、
聞き役になる人がこの話聞いてみて、
ちゃんと受け返せそうかなみたいなそういうことを確認してて、
北黒は本を通じてみんなお友達になってほしいっていうコンセプトのもとをやっているので、
本の話もするけど雑談もするみたいな、情報提供的な側面と、
雰囲気とか空気感を提供したいみたいな側面と、やりたいことが2つあって、
そういう音声配信なんです。
真面目になってきちゃった。
スピーカー 1
それは真面目だよ。
スピーカー 2
真面目になってきちゃった。
スピーカー 1
雑談ばっかりしてるとなかなか本の話に入らなかったりとかして、
そのさじ加減って結構毎回難しいよなとか、
ここ雑談めっちゃ入れたいけど本筋とはあんま関係ないんだよなとかって思ったりすることよくあるんだよね。
確かにね。本の紹介もしたいし、紹介している本といえばこれもさ、
ちょっと脇道逸れるみたいなブレイク的な要素があった雑談もしたいし、
バランス感ってむずいよなとは思う。
スピーカー 2
あと単純に2人の近況も聞きたいから、
元気かなとか、その話を聞きたいってなると。
スピーカー 2
そんな感じで、いろいろやりたいことがあって、
ってなると台本書く人結構難しいよねって。
そう、いつも。
ね、っていうのがあって、
前になっしーが結構すごい感銘を受けた本、
私の好きな作家さんだったのもあったんだけど、
この本紹介したいっていうのでなっしーが台本書いてくれたのに、
なんか私がいつまでたっても、
なんかちょっとなっしーのこの回で伝えたいことって、
まだ見えてこないからもうちょっと台本練ってくれないかなみたいなことを、
言い続けちゃったことがあって。
で、すごい今振り返って、
あの時は自分も、
なっしーの伝えたいことをこの配信に載せるにはどうしたらいいんだろうっていうことを、
自分なりに一生懸命考えて伝えてたつもりなんだけど、
振り返ってみるとめっちゃパワハラだったなって思って。
それがすごいなんか本当に申し訳なく思っていて、ごめん。
スピーカー 1
この配信でね、この配信で私は謝られるわけ。
いや、まあなんかいや、もちろんその前に、
皆さんお伝えしておきますが、私とそらえいはその前にもちゃんと話し合っておりますし、
今初めて謝られたとかではないので、そこは誤解しないでくださいっていうことは言っておきますけど。
スピーカー 2
これちょっと話した方がいいよねってなって会話はしたんだけど。
会話してるんだけど。
スピーカー 1
私としてはあの回の台本については、この本の中で伝えたいとこって何だったのかなっていうことをやっぱり明確にできなかったっていうのはあると思ってて、
だからそういう意味であのそらえいの指摘は的確だったなって思いつつ、
でも今日のそらえいはその部分を反省しているので、ちょっとこのまま話を聞いていきましょう。
そうなの。
スピーカー 2
そうなの。
私の目標としては、まだ幻の台本になってしまっているので、
あれをどこかの配信にできるだけ早く載せたいという思いとかもあって、
それでさ、すごいその反省の理由が、この本でなしはすごい感動してるし、すごい伝えたいこともいっぱいありそうなんだけど、
スピーカー 2
それがまだ私、その危機役の私はつかめてなくて、一体それは何なんだろうっていうのを話してたのって、
言うなればこう、自分の気持ちもっと言語化してっていう言語化ハラスメントだったなみたいな。
げんはら。げんはらだったなって思って。
で、それはやっぱ違うなって思ったんだよね。
その違うなっていう風に思って、げんはらは良くないって思って、
だつ言語化しなければって。
私には一体何が足りないんだろうって思って、
私には一体何が足りないのかなって思うと、私は何をするかって言うと、
本を読むんですよ。
スピーカー 1
そういうとこ好きだよ。
スピーカー 2
私、そう私さ、とちるとさ、すぐ本に走るなって思ってて。
スピーカー 1
これなんで違うなって思ったの。
すごい言語化してほしいなっていうそらやの思いがあって、
メッセージをなしに投げてて、それを振り返った時に、
でもこれって違うなって思えたきっかけみたいなのがあったの。
本を読んで、これの気持ちをどうにか消化しようって思えたきっかけみたいなのがあったのかなって。
スピーカー 2
なんか、多分その台本読んだ時に、
多分まだなしには心の奥底にまだ何かあるような気がするって思ったんだよね。
読んだ時に。
でも私はそれをなしに言葉にしてほしいって思ったんだけど、
別にそれを会話しながら言葉にしていくみたいな配信会でも良かったんじゃないかって、
気づいた時に、やってしまったって思ったんだよね。
スピーカー 1
なるほどね。
そういうことか、そっかそっか。
スピーカー 2
それを2人で言葉にしていけばいいんだっていう風に思い足らなくて、
言葉にできるんじゃないかなみたいな感じで伝えた2時間後ぐらいに、
あれって思った。
なるほど、なるほど。
やばいと思って。
スピーカー 1
そっかそっか、そういうことか。
このなしとそらやんの、もうちょっと言語化してくれないかなみたいなやり取りって、
いわゆるグループチャットで行ってて、
私も見れる状態だったんだけど、
そらやんの文字から伝わってくる一生懸命さとかストイックさっていうのが、
たまにすごい勢いのある圧力みたいにも私は見えてしまっていて、
でも私は一応そらやんとなしのやり取りを見ていることしかできなかったから、
ちょっと私は見守っておこうって正観をしていた記憶があります。
なんかちょっと…
スピーカー 2
文字から伝わる圧力ってやばくない?やっぱ原話だよ。
スピーカー 1
そんな気をおはぎさんに使わせてしまったのはちょっとやっぱ申し訳ないなって思っている。ごめん。
スピーカー 2
いやいやいや、本当にそうだ。本当にそうだと思う。
しかもさ、なしはすごい受け止めてくれるんだよね。
私のこの一生懸命さをちゃんと受け止めてくれる人だから、
私もちょっと甘えちゃってる部分も多分にある気がする。
スピーカー 1
でも私の中で譲れない部分がちゃんとあったんだったら、
もうちょっと言い合えるというか、切磋琢磨して上っていく方に行けたんだろうと思うんだけど、
やっぱりその中も、なんかその部分を私はあの時言語化できてなくて、
言語化できてなかったから、ちょっとそれらの言われるままに、
そうかな、そうかな、でも台本を流してもなんかしっくりこないなっていうのが、
ちょっとエンドレスに続いたっていうのが、そんなことがあったんですよ、皆さん。
スピーカー 2
それでまあ脱言語化していきたいなっていう私の話なんだけど、
2冊本を読んだんですよ。
1冊目が大平和恵さんの正解のない雑談、言葉にできないもやもやとの付き合い方っていう本で、
もうタイトルからさ、私の今の私のために書かれた本でしょうかみたいな本じゃない。
図書館でさ、パッて見つけたんだけどさ、これは今の私のための本ですかみたいな。
これはね、北欧暮らしの道具店っていうウェブサイトで、
大平さんが連載されていた日々は言葉にできないことばかりっていう対談集があるんだけど、
それをベースに本にしたもので、一言で名指しできない感情をテーマに、
大平さんが13人の著名な方々とお話をされていて、
対談相手も結構多様で、絵本作家の吉竹鑫介さんとか、
ニットデザイナーの三国麻里子さんとか、あとは星占いの書籍で有名なライターの石井ゆかりさんとか、
いろんな方が13人お話をされていると。
だからあれだよね、この北欧暮らしの道具店ってなんかすごい一品みたいなのをさ、
スピーカー 1
すごい丁寧に紹介してくれるウェブサイトだからさ、結構好きで見てた時期があります。
ちょっとすいません、最近見れてないんですけど。
結構読み物も気合い入ったものをいっぱい作ってるし。
あとさ、これ本の話じゃないんだけどさ、そらやんって自分の気づきに割と敏感というか早いスピード感で気づけて、
自分自身に必要なものって何かなって考えて求めて、すぐ本を読めてっていう内容を吸収できるスピード感が毎回すごいなって思ってて。
褒められてる。
PCAだけはまあ。
そこのスピード感っていうか、早く取り入れる行動力っていうのは毎回すごいなって思う。
スピーカー 2
気になってしょうがない。申し訳ない。もうなしに申し訳ないっていう気持ちで毎日ずっと過ごしてたからさ。
もうこんな私じゃもう本当にみたい。
これはね、日々そのもともとの連載が日々は言葉にできないことばかりっていうタイトル通りで、
これについて語ってくださいっていうテーマも特には、
明確なものはなさないし、
この対談の落とし所ってここですよねみたいな感じにもしなくて、
大平さんと相手の緩やかな会話がずっと続いていくっていう感じで、
だから話も表現がそんなに良くないけど、まとまってはいなくて、
過去の話も現在の話も未来の話も結構時系列関係なくどんどん出てきて、
いろんな話に寄り道もしていくしっていうので、
でもその形がないから出てくるエピソードとか空気感とかって、
とにかくなんか急かされてる感じがなくて、読んでいて。
最初から結論がわかってるビジネス書とかってさ、
結構読んでてこう、ここまでわかりましたか?ここまでわかりましたか?みたいな感じのあるじゃん。
ああいう感じがなくて、それはその勉強するときには必要なことなんだけど、
スピーカー 1
そういうのがなくて、読んでてすごいこう、いい時間だなぁ、いいなぁ、
スピーカー 2
そういうのがなくて、読んでてすごいこう、いい時間だなぁ、いいなぁ、
読んでてすごいこう、いい時間だなぁ、今、ってなった。
スピーカー 1
確かにさ、読み物っていう媒体って商業的なものが多いから仕方ないんだろうと思うんだけどさ、
どうしても型というかさ、ある程度終着点とか形ある結末が設定されてる本がめっちゃ多いなと思ってて、
そのダラダラした文章とかフワフワした会話みたいのがあってもいいのに、
なんかそれはあまり表だって出てこない。
どうしてもタイパーとかコスパーとか効率的な方法とか、
そういうのが強いから、そういう疲れない本としてめっちゃこの本はいいなって話聞いてて思った。
スピーカー 2
そうそう、なんか助賞ポイントは3つ、本文、結論みたいな感じじゃないからさ、
そういうのがないからずっとこう水が流れるみたいな感じで文章が続いてて、
特に印象に残ったのが、おぎくぼにあるタイトルっていう本屋さんがあるんだけど、
池袋のリブロで昔働いていた方がおぎくぼに書店を出してっていう、
すごい素敵な本屋さんなんだけど、そこの店主の辻山さんっていう方がいらっしゃるんだけど、
その方が対談相手の一人になってて、やっぱ辻山さんは本の話めっちゃしてくれるんだけど、
この本の中で本と向き合っていても、本がそんなに答えを持っているわけじゃないんだなって思う。
だけど本を読むっていうことで、自分自身が耕されているっていう感覚があって、
それが本を読む意義というか大切なことなのかなっていう話とか、
あとは、SNSあんま見ないようにしてるっていう話もあって、
SNSはすぐ答えを見せがちだけど、答えをすぐに出せずじっくりとさまよっている。
さまよっていながら耕している時間があって、
初めて自分の中で育つ感情とか言葉とか、信念とか思いがあるみたいなことが書いてあって、
私はさすぐ答えを求めて本をさ、本に手を出す自分はさ、すごいこれ読んでガツンとやられたというかさ、
なんか、長年本の世界で第一線でやられている方がさ、
本がそんなに答えを持ってるわけじゃないけど、それによって自分が耕されているっていう、
すぐに答えを見つけなくてもよくて、すぐに答えを見つけないっていうことが大事なんだよってさ。
スピーカー 1
あー、確かに。
スピーカー 2
ガツンとやられましたよ、まずこれに。
スピーカー 1
辻山さんの考え方すごい好きで、今ってさ、そのSNSだったり動画だったりでさ、
答えはこれ、結末はこれ、作品の最適な解釈はこれ、みたいな傾向ってすごく強いなと思ってて、
この最適解を素早く見つけるみたいな世の流れが、おはぎ的にあんまり好みではなくて。
なるほど。いいね。
もちろんさ、その遂行されたというかさ、この練り上げられた文章だったり解釈に触れるのって感動に近いものを感じることももちろんあるし、
いやー、いい表現するなーって感心することもあるんだけど、
けど、自分がこの作品とか本とかを読んで吸収して考えた上で出てきた答えこそが、その人本来の輝きを持っていて、価値があるとも思っていて。
だから、本とか映画とかでも、その人が自分の時間を使って自分の感性と照らし合わせた上で、
この作品よくわからなかったとか難しかったとか、自分はこう思ったって思うのは、もう全然それはありだと思うし、
そっちの方が大切な気がするんだよね、私として。
だから、そういう考えがもうちょっと一般的になってほしいなというか、最適解とか、素早くこれがいいですよっていうスピード感を求める方向性がちょっと薄れたらいいなって思ってるんだよね。
私の考え。
おはぎさんかっこいい。
スピーカー 1
私の考え、これは。
でもなんか、なるほどってすごい私は今聞いてて思って。
実を言うとナッシーは、その最適解を見つけるとかっていう流れは、流れはというか、そういう考えも割と好きな方というか、
そういう文章を読むのも好みではあるというのは絶対にあって、
なんか結論がすごいわかりやすいからさ、
聞いてたくしたとかさ、これは知識として入ったみたいな感覚になりやすいから、すごい読んでて気持ちいいなって思って、好んで読んでいるときもあって、
でもなんかそれは、そらやんが前紹介したファスト教養の話とかも話し合わせると、
スピーカー 2
ありがとう持ってきてくれて。
スピーカー 1
やっぱそういうファスト教養的な感覚だなっていう自覚は最近持った上で、
いやでもちょっとそれはそれで好きだなって思っている自分はいる。
でもおはぎさんの言ってることもすごいよくわかって、
特に私は物語とか小説を読んでるときに思うんだけど、
なんかこの文章引っかかるけど何で引っかかったかわかんないなってことはすごいよくあって、
今の自分の状態だからなのかな、
なんか自分の過去にあったことと何かひも付いたからなのかわかんないけど、
なんか気になって、ちょっとそれについて友達とダラダラ喋るとか、
そういうのは結構好きで、
でもなんかそれがさ、いつかさピースがはまったみたいにさ、
あれって私の中でこういうことだったんじゃないかなって紹介されるときが来るとか、
そういうのがもっとあるといいよねってことをおはぎさんは特に言いたいんだよね、きっと。
そうそうそうそう。
その時わからなかったことは何か月後とか何年後とかに、
あの時思ったのってこういうことだったんだっていう答え合わせの瞬間って来ると思うから、
それまでになんかよくわかんないな、もやもやってこねこね思ってればいいと思っているんだよね。
そこにその人の弱さだったり深みが出てきたりもするから、
なんでもかんでもすぐっていう流れは私自身好きではないだけ。
もちろん感動もするし、なしのどっちの文章も好きだよっていう気持ちももちろんわかるし。
好きなものはいっぱいあっていいじゃないか。
そうそうそう。
スピーカー 2
ちょっと前にさ私がさ、
なぎらゆうのさ、なんじ星のごとくは恋愛小説じゃないんじゃないかって言ってもなしはいやあれは恋愛小説、
ドストレートな恋愛小説でしょうみたいなことをさ、いやいやいや話した時とかあったんだけど、
その今幻の台本とかしているあの作品もなんかそういう感じでこうダラダラダラダラ話せたら、
よかったんじゃないかなって思ったんだよね。
これなんかその話聞いてるだけでも多分、私はそのこの本を読んですごいいい時間過ごしたなっていうふうに思ったんだよね。
こう特にまとまった答えがあるわけではない文章ではあったんだけど、別にそれは悪いっていう意味ではなくて、
でもいろいろその文章一つ一つが自分の心に響いた。
すごいいい時間だったみたいな。
なんかそういう配信会やりたいって思った。
なんかこの本みたいな感じの配信もやりたいみたいな。
うん。
っていうことを思った。
で、一の学び。
スピーカー 1
一の学び。
スピーカー 2
もう一つね、もう一つ本を読んだので、またその話もちょっとしつつ、
なんかキサクロこんな風にしたいなっていう風にっていう話をまた二人とあとちょっとできたらと思うんですけど、
もう一つの本が私たち雑談するために生まれてきたのかもしれないゆとりっ子たちのたわごとだけじゃない話。
これは知らない人も知ってる人も半分半分ぐらいだと思うんですけど、ゆとりっ子のたわごとってもう8年ぐらいやってるポッドキャストで、
スピーカー 2
どうだよなみたいな。その点と点の間の日々に詰まってるじゃん、私たちの人生みたいな。
スピーカー 1
確かに。その通りすぎるな。
スピーカー 2
その通りすぎると思って、そういう深い話もするし、今日面白かったなんとかとか、このイベントに行ってみたんだけど全然なじめなくてとか、そういう本当にたわいのない話とかもしてみたいな。
その行き換えがすごい面白いんだよね。
スピーカー 1
そう、今配信ってその知識系とか、このジャンルに特化したYouTuberだったり配信者とかが多いけど、何にもとらわれずに自由気ままに自分の話したいことを素直にお話しできるのって、シンプルにいいなって思った。
スピーカー 2
いいよね。
スピーカー 1
多分それが8年間続いている理由なんだろうね。
スピーカー 2
しかもさ、聞いててめっちゃ面白いっていうのがさ、すごいよね。
なんかやっぱさ、本の話とか恋愛の話とか株の話とかさ、なんか枕言葉がある方がさ、とっちきやすいじゃん、聞いてる人としてはさ。
私の聞きたいことが聞けるかもみたいな。
でもそういうのなく、でも面白いってすごい、すごいよね。
スピーカー 1
すごいね。
スピーカー 2
すごいすごいし、いいなって思う、本当に。
それでね、それ読んで私が考えを改めなければなって思って、一応本の話ししてるから、本のことが分かりやすく伝わるようにできる限り言葉にしなくちゃいけないなって。
おはぎさんがさ、自分の、自分が感じたものを自分のものとして大切にするって大事って、私もそう思ってて、
だからこそなんかこう、私は配信するからにはなんか自分の言葉で、自分自身の言葉にするってことが大事かなっていうふうに思ってたの。
思ってるの?思ってるの?思ってたんだけど、思いすぎちゃったかなーみたいな。
そうそうそう。
で、しかもあの、私多分結構得意な方だから言葉にするのが、人の話を聞いてた時に、
それってこう、こういうことかなーみたいなことをその子に返すと、
えーその通りだよーみたいなこと言われることが多くて、なんか話を聞いてて、人の友達の話をこう、まとめるって言い方おかしいけど、
なんか気持ちを言葉にしてくれるみたいなことを長所として褒められることが結構あるんだけど、
そうなるとでもさ、それって私の解釈だなーっていう気持ちもあって、嬉しい反面、
それは本当にその子の言葉、本当の思いをちゃんと汲み取れてるのかなーみたいな不安もあって。
で、そう思うと、余計言葉にした方がいいんじゃないかなーみたいな気持ちになっちゃうことがね、結構あったりするんだよね。
っていうのもあって。
スピーカー 1
まあでも、私はそのそらやんが、これってこういうことだよねって言って、ああそうだよってわかるっていうか、
あ、当ててもらったっていうときに、嬉しい気持ちになることもあるし、
もちろんなんか、それは嬉しい気持ちだけじゃないときももちろんある。
いや、これ言い方ちょっとよくないな、なんだろうな。
スピーカー 2
え、そんなことなくない?
スピーカー 1
まあでもそう、なんか、でも、ああそうそうそうってなる感覚も、やっぱりそれはそれで、
あ、自分の中の何かを言語化してもらったなっていう感じではあって、
で、なんかそれをそらやんはうまくやってくれる方だなっていうふうには思っているし、
それがそらやんのスタンス、まあこの配信ではそういうスタンスは特に出してくれてるのかなっていうふうに認識してたかな。
スピーカー 2
そうだね、そうそうそう。伝えたいからさ。
そうそうそう、聞き手としてさ、自分がその聞き役だったときは特にさ、
つまりこれをなっしーは、おはぎさんは、伝えたいのではみたいな感じで、
私も手伝いたいみたいな、ちょっとそれがなんかこう、ちょっと頑張りすぎちゃうと。
スピーカー 1
そらやんの考えてることって、悩ましく思っていることってちょっとわかるなって思ってて、
そのコミュニケーションを取る上で、その相手が何を言いたいのかっていうのが、
自分がもし先にわかったらこういうことだよねって先に言ってあげることで、
円滑にコミュニケーションが進んで、話したい内容がどんどん先に進むから、
先に知って、理解をして、それはこういうことですかって相手に確認を取るっていうのは、
すごくスムーズに会話が進むっていう手法としては全然ありだと思うし、
私もそれを使っちゃうことはあるんだけど、
でも相手、これすごい偉そうで恐縮なんだけど、
その相手が何か伝えようとしているときって、
相手が言い切るまで待つ気持ちも大事だなと自分は思っていて、
自分と相手で持っている言葉の引き出しって絶対に違うから、
大切に思っている人だったら、なるべくその人の純度の高い言葉で
コミュニケーションを取りたいなっていう気持ちももちろん持ってて、
でも私はシンプルにおしゃべりさんだから、
相手の伝えたいことがわかったら口に出しちゃって、
そうそうってなっちゃうことも多いんだけど、
相手の言いたいことを先に理解してあげるのは大切なんだけど、
その先回りして言っちゃうのもちょっと違うなと最近思うようになって、
先回りすぎちゃってるのは果たしてそれは本当に親切なのかなとか、
状況に応じて使い分けが大事だよねって思う。
スピーカー 2
そうだよね。
それぞれの持ってる袋の中のさ、言葉のこう、
言葉はやっぱ違うからね、それぞれの袋。
スピーカー 1
あなたの袋も違うし、私の袋の中も違うし、
スピーカー 2
そうだよね。
同じ言葉でもさ、ひもづいてる経験とかさ、感情がやっぱ違ったりはするしさ、
スピーカー 1
でも待ちすぎちゃって、結局何伝えたいのかいまいち分かんないまま、
うんうんってなってるのも時間がちょっともったいないなって思っちゃう時もあるから、
僕は使い分けというか、能力を持っているんだったら、
使い分けが大事だなって思う。
おはぎさんの心遣いはやっぱりすごい嬉しいなって思うからさ、
本当?よかった。
トークのスタンスからも私はそれを感じる。
おはぎさん今待ってくれてるな、ちょっと待ってねみたいな感じに、
結構私は考えながら喋っちゃって、
自分で何言ってるかよくわかんないトークになっちゃったなって聞き返して思うこともあって、
スピーカー 1
別にそれが悪いわけではなくて、
その時にうまく言語化する力がある時とない時もあるっていうのが、
スピーカー 2
私が話してて今感じてることかな。
スピーカー 1
なるほどね。
そう。
スピーカー 2
でもなんかさ、おはぎさんが言ってたさ、
それぞれが持ってる言葉の引き出しって違うから、
でもその言葉の引き出しを会話しないと交換できない。
会話しないと交換できなくて、
でも別に引き出しから取り出した時って別にまとまってはいなくて、
でもなんかその引き出しからとりあえず出してみて、互いに出してみて、
形をなさない時もあるけど、形をなす時もあるけど、
でもそうやって引き出しの中のものを交換していくっていうことが面白いのかな。
スピーカー 1
なんかそれがこう心地のいい雑談みたいになっていくのかなっていうのは、
スピーカー 2
奇跡が起きてその引き出しがブレでいいやって投げてたら、
奇跡が起きてピカピカみたいになってめちゃくちゃ面白い話ができるっていうこともあるし、
そもそも前提として、私の引き出しの中はまだぐちゃぐちゃだけど、
スピーカー 1
あなたには見せられるっていう関係性ってすごいケウじゃん。
スピーカー 2
私はそういうふうに2人に思ってもらいたいから、
このままの私じゃダメだと思ったんだなって思ったの。
そう結論なんだろう、なんかやっぱさ、私は2人のことすごい好きだから。
スピーカー 1
ありがとう。
スピーカー 2
私の引き出しはぐちゃぐちゃだけど、見てもいいよみたいに、
私も言えたらいいし、2人にも言ってもらえたらいいし、
そういう関係性で本の話できる関係性が、
私たちだけじゃなくていろんな人にできれば、
このポッドキャストの目的は達成できるわけで、
そうすると、こんな会話でも本好きとして会話していいんだみたいな、
ハードルの低さも大事だなみたいな、なんていう。
それぞれさ、台本めっちゃ頑張るからさ、この本の良さ伝えたいと思って、
だから、すごい分かりやすくていい感じの回もきっといいと思うんだけど、
あまりにも分からなくて苦戦してるけど、
でもなっしーとおはぎさんと話せてよかったな、みたいな回でもいいなって。
互いの引き出しは見せられたから。
っていうことを思ったんだよね、読んだときに。
それをすごい2人に言いたかったっていう。
公開の場でも使って。
スピーカー 1
どう、おはぎさん納得した?
納得はしてるよ、納得はしてる。
今、説明の回だったの?
そらやんにとってこれを出すのは結構勇気がいることだし、
あんまりそらやんがそれを出すってあんまりないことだから、
結構レアな場面だよっていうのと。
そうなんだ。
そらやんとかなっしーとかと知り合ってまだそんなに年月経ってないというか、
スピーカー 2
何年っていう年を経ってないから。
1年半ぐらいだ、なっしーとおはぎさんは半年?
スピーカー 1
そうだね、それぐらい。
だからすごくそらやんが勇気を出してこれを言ってくれたんだなっていうのもわかるし、
すごいそらやん反省したんだなっていうことも伝わってきて、
ごめんなっしーもそれなりに反省してるけどそらやんの方が反省は深かったかもしれないっていう、
スピーカー 2
なんかわからない申し訳なさを今感じてるよ。
っていう関係じゃないとさ、
本の話を友達としたいって思ったときに、
やっぱすごいまとまってないといけないっていうふうに思わせてもいけないと思ったからさ。
スピーカー 1
確かにな。
まとまってた方が明確だしわかりやすいけど、
これは私的な話になっちゃうんだけどさ、
ちっちゃい子とかにさ、何か好きなものとか聞いたりとかしたときにさ、
熱量たくさんのね、なんとかが好き、なんかすっごい面白かったみたいなシンプルな感想ってめちゃめちゃ好きでさ、
ちっちゃい子が大好きなものを見たときに、すっごかった、めちゃくちゃかっこよかったみたいな、
そういう語彙力はないけど、それを聞いてるだけでも、
あー楽しかったんだなーとか、この作品って良いんだなーって伝わるその、
その熱量だけ、熱量100%みたいな感想ってすごい私は好きで、
自分たちってもうある程度大人だし、言葉使って配信に載せるっていうことをやっているわけだけど、
そのある程度その思いが乗っかっていれば単純な表現でもいいのかなって思うときがたまにあって、
わかるよ、その気持ちわかるよ、私もただ好きですって言いたいときある。