なっしーにプロジェクト・ヘイル・メアリーをオススメしたでぃぎーさんからのおたより紹介回です/でぃぎーさんは熱い読書家!/なぜ本好きな人はこんなにも本に狂っているのか?/砂山から自分だけの砂金を集める喜びに気付いたら、もう本を読むのは止められない/そんなでぃぎーにオススメしたい本は?
▼今日紹介した作品
▼キサクロではおたよりを大募集中!あなたの好きな本教えてね
▼姉妹番組 毎週木曜日配信「hodoku〜あなたの心をゆるっとほどくエッセイ朗読」
2023年3月末まで配信していた木曜日のエッセイ回は、独立し、新番組にて運営中です。
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サマリー
第67回のエピソードでは、筒井康隆の作品や読書の楽しさについて紹介されています。ディギーからの熱いお便りがきっかけとなり、SF文学の魅力やそれを通じた人間性の理解について深く話し合われています。また、他の作家の作品や読書の嗜好についても触れられています。このエピソードでは、砂金を探すような読書の醍醐味や、中山順司の「お父さんがキモい理由を説明するね」という本を通じた親子の対話が語られています。さらに、木村俊介による「調べる」論の中で、粘り強さの重要性が強調されています。読書が自分自身の砂金を探す旅であることをテーマに、筒井康隆や中山順司の作品を取り上げ、調査の重要性についても言及されています。また、木村俊介によるさまざまな職業のインタビューを通して、調べることの魅力に迫ります。
ディギーのお便りの紹介
カランコローン、いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、本好きな人たちがふらっと集まり、みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに、店員たちが気ままにゆるーく話してまいります。
10月14日、第67回の配信です。
いつも音やりを、ありがとう!全力疾走しているような日々なんですけど、
私はね、この喫茶クロスロードについて考える時間とか、お便りもらって読んでる時とか、
あと、最近はやっぱりお勧めしてもらった本を読んでる時っていうのが、全力疾走の休憩時間になっているっていうのが、
私の最近の様子なんですけど、そらやんはどうですか?
いいね。私はね、逆に日々を淡々と過ごすことを心がけてるから、お便りは逆にこう、なんだろう、火がつく。心に火がつく。
直火剤?直火剤?
そう、直火剤みたいな。
なんかお便り、みんなさ、めっちゃ本好きなんだなみたいなの、エネルギー詰まってるから、これを受け取るとさ、うおーみたいな、なんかめちゃくちゃ元気になる。
すごい、とても嬉しい。とても嬉しいって思ってる。
なるほどね。私とそらやんで、お便りの使い方が全く逆ってのがちょっと面白いけど、そんな感じなんですね。
まあ、みなさんのお便りをそんな風にいつも喜んでいる企作ドロ定員たち、定員たちって私たちなんですけど、
みなさんのお便りの中で、今回、ディギーから熱いお便りをもらったので、今日はその紹介とそれについて、そらやんと2人で話していく回にしたいと思います。
はい。
いきますよ、そらやん。
はい。
では、今日のお便り、いってみましょう!
ラジオネーム、ディギーさんから。
筒井康隆とSFの魅力
ナッシー、そらやん、きっとゆうこりんも、第56回でお便り読んでくれてありがとうございました。
この回は、うよ曲折してタイトルに帰結するという、めちゃくちゃ面白いそらやんの深淵を覗いたような回でしたね。
深淵。
これは生半可な返事は書けんと思い、何度も聞き直しました。何度も聞き直してくれたんだって。
3人の本の出会いの回も聞き直しました。
いや、熱いよ。
他の読まれるお便りがやや自己開示を伴うのに比べ、この自分のお便りは普段のラジオの感想と話してほしいテーマ、そして今おすすめのSF本を書いたのですが、
確かにここに自分という存在はほとんど書かれていないなと思いました。
3人の本との出会いと付き合い方の回が面白かったという割に、自分のこと書いてなかった。
まあ長すぎてあれかなと思ったのもありますが、最初から意識してなかったのもあります。
そしてそれをそらやんは物足りないと、何もわかんねえぞと笑い、
自分で出したテーマなので、お式作家についてちょっと長い話をすることにします。
父が本好きだったものの、子供時代はそれほど本を読まず、流行りの児童書、当時はずっとけ3人組シリーズとか閉じるくらい。
ただ、高校生くらいの時に何かのきっかけで、筒井康隆の小説を読み、その高等無形さ、つまりSFに、
古本屋をめぐってはすべて買い揃えていくという行動が、たっかにはまった瞬間でした。
筒井康隆の創造性はジャンルにこだわらず、毎回本で実験しているような感覚で、
こちらもその仕掛けが楽しみで読んでいた感じです。
SFといっても宇宙ものだけでなく様々ありますが、今自分がSF好きなのはここからなのだと思います。
自分にとって筒井康隆のピークは、虚構戦団という古った文房具たちが運行する、
どこに向かっているかもわからない、宇宙戦の中で殺し合いになるという作品。
あらすじ言っても何言ってんだこいつですね。
自分は常々清く正しく狂いたいと思っているので、ここから影響を受けているのだと思います。
でも狂うのって本当に難しいなと思ってます。
まあ人と同じことをするのが強烈に苦手だということなんですが、
そして一人の作家をたくさん読むと、
その中にスランプとか成長とか色々な面があるのだなと気づいて、それが面白くて、
だからその後も何人か追いかけました。
ヒマイラ・ガローデン・オンミョージシリーズの夢まくらば。
新宿ザメ・カリウッドシリーズの大沢有雅。
最後はブームの時の宮部美雪だったかな。
本をちゃんと読み始めたのは、と感じたのは35歳を過ぎてから。
一時期自己啓発とビジネス書ばかりを読んでましたが、今は何でも読みます。
自分がHSPかなと思ったら関連本たくさん買って読んで、
自分がHSS型HSPなのが判明したり、
最近腰痛になったので腰痛の本5冊買って読んだり、
気になることを一気に本で調べるの楽しいですね。
ここ半年オーディブル聞いていて相性が良いので、
かっこKindleを読むのは苦手。
たくさんの知らない作家さん達の世界観に触れられて嬉しいですね。
今、猫を抱いて象と泳ぐよ、聞いてます。
読書の楽しさと作家の影響
自分は本好きかというと、読書会に参加しているのも結局ナッシーやソレアンと同じで、
読書を通じてその奥にあるその人の人間性とかユニークさを知りたいんですよね。
ザクロで紹介された本、結構読んでます。
調理場という戦場、ヘルシンキ生活の練習など、
面白い本を勧めてくれてとてもありぐたい。
プロジェクトヘルメアリー、長いよね。
読み終わって感動した直後だったから気軽に勧めてしまった。汗。
ほんと、SFな気分になったら読んでくれればと思ってた。
でも泣けるのよ、いい本なの。ナッシーごめん、笑い。
ちゃんと読んだよ、出来?
ちなみに、今の推し作家は精霊の森人シリーズの植橋菜穂子さん。
文化人類学、ナッシーのおかげで好きになった、を学んだ彼女が描く、
自然と人間が深いところでつながるお話が好きです。
本屋大賞、鹿の王では、人間がひっくり返って光になる、なんて言われて、
はてな、はてな、はてな、となりつつ、でもなんかわかるわー、みたいな感動がありました。
自分はスピリチュアル好きなので、そこにも響きました。
いつかキサクラメンバーと直で話せる機会、ズーム公開収録か?があったらいいなと思います。
長かったですね。読んでくれてありがとうございました。ディギー。
とっても熱いメールでしたね。ちょっと一息つきたいので、まずソラヤンからどうぞ。
ナッシーお疲れ。
楽しい、おしぼんの向こう側にあるディギーさんの話が聞けて、私は感無量です。
いやなんかそんな、ね、響いてくれて嬉しいし、なんかこんな、こんな読み方をしてきたんだっていうことも、
教えてもらえて、すごい距離が近づいた気がする。
ディギーさんの深淵も覗けたかな?深淵まで行かないかもしれない。
でも実は私もディギーとはリアルで会ったことはなくて、オンラインで繋がっている仲間といえば、
例の読書会だよね。
読書会の仲間がディギーさんなんですけれど、ディギーさんのおしぼん編歴とかをじっくり聞いたことはあったかな?
多分なかったと思うし、こんな感じだったんだみたいな。
つつい安高さんからのSF好きだったんだ。
国内スタートなんだなって。
そうそうそうそう。海外ではなくて国内なんだみたいな、そこをね。
新しい発見だよね。
つつい安高さんね。
私さ、この残像に口紅をっていうさ、つつい安高さんの本読んだことあるんだけど、それは読んだことある?
私これ読んだことある気がする。
もうなんとなく覚えてるけど、でもすごい昔に読んだからね。
あ、あやふやすぎる。
結構古い本だけど、私はなんかこれ、ディギーではなかったと思うけど、多分その読書会の誰かに勧めてもらって読んで、
でなんかね、これもいい本だったよディギーって。
ディギーはいたからわかるんだけどさ。
こうなんかね、世界からどんどん文字が消えていくっていう話じゃん。
あが消えてみたいな。
あが消えると、愛しているって言葉も消えてとかっていう風にさ、
本でしか描けない世界を描いた。
まあでも、確かに宇宙は出てこないSF小説っていうことで、
この本面白いなって思ったし、本当にその消えた文字はその後文章地に出てくる。
そうそうそうそう、それをすごい覚えてる。
表現の限界がさ、なんかすごいさ、昔の言葉にどんどんなっていったりとかしてさ、
こういう風にしてでもちゃんと物語を終わらせてて、
なんか本当にディギーも言ってたけど、
なんか実験的な小説みたいなのもすごいこの人とてもいいんだなって思って、
すごい面白かった記憶があるから。
ああでもああいう、あそこのあの人を、
あの人が最初にハマった作家なんだって思うと、
確かにディギーはそういう世界が好きなんだなって聞いてた思って納得した。
へえ。
いやなんかさ、ディギーさんってすごいこう、
本を楽しんでるなって。
それがさ、もうすごいさ、めっちゃ素敵じゃんと思って。
何か一つ気になったことがあったら、いろいろ本を読むとか、
同じ作家さんの本を読み続けると、その人のこう、
編歴みたいなのがわかるみたいな。
私そんな風に本、作家さんをそういう目線で作品を追いかけたことなかったから、
なんかこの時はこういう感じだったのかなみたいな。
なかったからなんかそういうところもなんかすごい、
ああ面白い読み方をしているなあっていう、
めっちゃ素敵だなって思って。
で、読書を続けることの楽しさを多分すごい感じて、
知ってるというか、知ってる人なんだろうなって勝手に、
会ったこともないけど、思いをはせてて。
で、そう、私このポッドキャストをやってる理由は、
毎回オープニングトークで話す通りに、
本好きな友達が出会えるようにっていうところで、
本が好きとか本の話をするっていうハードルみたいなの下げたい。
いけるところまで下げたいし、
もう一冊でも本、好きな本があれば、
もう全然それでいいじゃんみたいな気持ちで、
いつもいるっていうことは前提としてはあるんだけど、
私も言って結構本は読んできた人間なので、
たくさん本を読んでいることの面白さみたいなのは、
あるよなって思って、
砂金を探す読書の意義
私今日、その話をね、したくて。
意味のわからない台本をね、今ここに書いてあるんですよっていう。
なしよ、これを聞かなきゃいけない。
話して話して。
そう、だから事実として話したい。
何の批判もなくて、これを聞いて、
私全然読めてないって思わないでほしいっていう感じで、
聞いてもらえたらいいんだけど、
読書を続けることって、私の中では最近、
そうなんじゃないかなって思ってるのは、
もう本当に砂山の中から、
砂金を探すみたいなものかなみたいな。
自分がなんか悩んでたりとか、
行き詰まった時とかに、
本を探してみようかなってする人すごく多いだろうなって、
私もそうだし。
で、砂金って何かっていうと、
砂金だとお金だからお金になっちゃうけど、
お金じゃなくて、
すごい大切なものとして思ってもらえればよくて、
砂山から先を探してめっちゃ大変だから、
どう考えても。
私、忙しいですし。
その能力はできるだけ少ない方がいいなって思っている人も多いから、
だから、表紙とか目字だけで内容がつかみやすいビジネス本って、
すごい手に取りやすいと思うし、
予約サービスも今もあるし、
予約してくださったユーチューバーさんとかブロガーさんっていっぱいいらっしゃってて、
それってすごい読書のハードルが下がるから、
し、その砂山から先を探すのがちょっと楽になるザルとか、
センサーとか、なんかわかんないけど、
そういうのがあるから、
それはすごくいいなって思ってるし、
それで図書のが広がっていくことで、
本を手に取る人が増えればいいなって、
本当に私は心から思っているんだが、
でも本当は自分にとっての先って自分にしかわかんなくて、
しかも誰もここにあるよとかって教えてもらえないものなんだよね。
どんなに悩みとか、自分の悩みとか課題をカテゴライズしたとて、
自分の悩みは固有のものであることは間違いないので、
さっき挙げたものって、
みんなにとって先になりそうかなってところを教えてくれるけど、
本当に自分の先になるかどうかはちょっとわからないみたいな。
すごい売れてる本が本当に自分の求めてる大切なものかわからないっていう。
わからない。
多少その引っかかるところはあるかもしれないけど、
本当に自分の鈍気さのところに来るかどうかはわからない。
でもそれってなぜならばみんなにとっての先になりそうなものっていうところで、
まとめてくださってるからなんだよね。
そうなると、それに気づいてしまうと途端に探す砂山はすごい増えるし、
そもそも自分にとっての先って何なんだっていう自問自答も始まるし、
途中でその先の労力が爆大になってしまって、
こんなに忙しい生活の中でそんな読書できないよみたいな感じになっちゃうと。
そうね。
なっちゃうけど、
でもディディさんはたぶん自分だけの先を探すことへの労力を厭わないというか、
つらいとか大変だとか思わないんだろう。
思わないんじゃないかなみたいに思った。
楽しいなって。
砂山が増えたぞっていうことへのワクワク感がきっと感じられる人なのかなって。
私もそのタイプだから結構共感したっていうか、
ディディさんはそういう人なのかなって思ってちょっと嬉しかったっていうか。
でもたくさん読めばそれだけ読むスピード早くなったりとか、
これは自分の好きじゃないな嫌い、好きじゃないなとか、
これは自分の好きだなみたいなのもわかってくるから、
砂金を掘るスピードもめちゃ早くなるしさ、見つける目も良くなるしさみたいな感じで、
ただ途方もない時間を費やしているみたいな感じではなくなってくるから。
でもそういうふうにやっていくと、本たくさん読むと自分だけの砂金をいっぱい詰められるようになるし、
それって自分にとってのかけがえのない糧になっていくっていうか。
だからそれをディディさんはしているんだろうなっていうふうに思って、
私もねそれめっちゃしてますみたいな。
それが私の読書の醍醐味だと実は本当は思っているんだけど、
それ言い出したらみんなさ、そんなに私は人生に本読書費やせませんって言ってドン引かれちゃうからさ、
言わないんだけど、そんなことしなくてもいいし、そんなことしなくてもいいし、
ただ、なんでこの人たち狂ったように本読み続けてるんだろうっていう人は、
大体その砂金を集めることにもドハマりしてるっていうところを知ってもらえればって、
知ってもらえればって言い方おかしいけど、かもしれないよみたいな。
私もしてるよって伝えたかったっていう。
デディギファーそうなのかなって読んで思ったっていうか、
お父さんがキモい理由
この話をしたいと、また新しい自己解除をしたいという気持ちにさせていただいてありがとうございますって感じ。
ソラヤとディティちょっと似てるとかあるよなってさ、常々思っていたけど、
なんかちょっとこの二人似てるとかあるよなみたいなことを思っていて、
なんとなくそういうことなんだなっていうのを私も今聞いてて思ったかな。
私結構多分砂山を見るとさ、この山もちょっと探してみるかみたいなところがね、
若干私はあって、だからこう人に聞くというさ、
あの辺よかったとかさっていうのを結構最大限使ってる。
大事大事。
なんかそういうことではなく、確かにリギーは新しい砂山見たら喜んじゃうし、
喜んじゃうしっていうか、喜んで探していけるタイプだし、
本の読み方とかもすごい探していってるタイプだからすごいなって、
読書量とかもすごいなって思って、
なんか砂山もでも確かにそういうとこあるんだよなっていうのが、
やっぱその二人の共通点なんだな。
ちょっとね、ちょっとなんだろう、
まあ私から見たらちょっと狂ってる、狂ってるとは言う言い方はちょっとね、
言い方はちょっと強いんですけど、
清く正しく狂いたいっていうそのリギーのその言葉が、
なんか狂ってるって言うと強いけど、
強いけど、なんか本当にそこをやるのはすごく一番楽しめるっていうのが、
絶対に砂山もリギーも一番強いところだよなって。
大前提として適切なリターンが返ってくるとは全く思ってないっていうさ。
そうそうそうそう。
そうそうそうそう。
頭のいい人だったらやらない選択肢。
あって言うとさリギーさんが頭が良くなってますからそれはあれなんだけど、
少なくともそのことに対してなんか自分はすごいこう、
頑張ってるとかそういう感じじゃないっていうね。
私は酒癖が悪いというに近い本癖が悪いみたいなその、
冷水してるような感じで本読んでるっていう風に今まで表現してたんだけど、
リギーさんはね清く正しく狂ってるっていう。
そうそうそう。
清く正しく狂ってるね。
そこ一番私たちの心に残ってるよ。
リギーさんって言うとちょっと恥ずかしくなってきたからリギーでさっきから言ってるけどさ。
本当に面白い本めっちゃ知ってて、
タイトルからしてツッコミどころの多い本とかもよく知っているので、
いろいろ紹介してもらった中でも特に私が当たった本っていうのを、
キサクロで紹介したいと思ってるんですけど、
リギー本にもタイトル名で借りたって言っていた、
お父さんがキモい理由を説明するね中山隼士さんの本っていうのがあって、
これね本当面白いんだけど、
中山さんが娘とガチトークした記録を綴ったブログっていうのがあって、
それを一冊にまとめたっていう本なんですけど。
これさ前さナッシーさ進めてくれたよね。
私この本ナッシーが進めてくれたなって思って、
これもリギーさんのだったんだね。
そうだよ。
これめっちゃ好きだもんって私。
これね絶対この本は女の子、
ソラヤンの旦那さんとか読んでほしいんだよね。
女の子、父親とかに。
娘のいる男性にね。
娘のいる男性にはすごいおすすめな本で、
でも女性が読んだら、
新規の自分を思い出すんだよね。
お父さんのせいでこう思ってたとか、
そういうのは言語化してくれる本だから、
なんとなくお父さん気持ち悪いとは言わないけど、
近寄りこうやりたいなって思ってたけど、
そういうのはこういう理由だったんだなみたいなことを、
なるほどね。
言葉で表してくれるし、
でも男性は娘に将来こういうふうに思われるかもしれないっていう、
その本音をね、垣間見てね。
もしかしたら傷つくかもしれないけど、
でもね、受け止めなきゃいけないからね。
知ることでまたできる方法もあるからさ、みたいなさ。
本当に。
でもそう後半にはね、
最初ね、父と娘だけのガッチトークなんだけど、
その後娘にとっての母、だから夫にとっては妻なんだけど、
母とかおじいちゃんとかも登場してきて、
いろんな視点でガッチトークしてくれるので、
家族で話すとこういう、
家族会議の一幕みたいなのが垣間見えるので、
すごい面白かったんだよね。
大事だよね。お父さんを多面的な視点から捉えていくっていうところはね。
粘り強さの重要性
そうですね。
今回はさ、お便りから感じ取れるリギーと、
私がソラヤンにお伝えしたリギーみたいなのがさ、
いろんな方向からのリギーはあったと思うんだけど、
それを重ね合わせて、
じゃあソラヤンにはリギーに、
どんな本をお勧めしたいですかって聞きたいと思います。
いやそう、このお便り読んでどう、
好きにお返事していいよみたいな感じだったから、
最初はね本を勧める、勧めないとかもなしからしてはなかったんだけど、
お便りを読み、
ソラヤンと先の話をしたいなって思って、
じゃあ私はリギーさんとどういう関係性なのか、今って思うと、
同志として砂山を増やすことを求められているように思ったので、
砂山を増やす役割を担いたいなと思って、
リギーさんが、これ読んでたらほんと面白いんですけど、
リギーさんが読んでいないであろうかつ、
リギーさんが面白いと思ってもらえるのではないかっていう本を、
俺めっちゃ探してきた。
めっちゃ探してきた。
ごめん大変だった。
大変じゃない、そこ、やっぱ私も酒癖の悪い本好きだから、
大変さは感じない、そこは楽しい。
全くめっちゃ探して、
すごい久しぶりにこの本をね、開いたんですよ。
なんて本かっていうと、
調べる論、しつこさで壁を破った20人、木村駿介さんっていう、
これはね、NHK出版から出る新書なんですけど、
何の本かっていうと、というかまず木村駿介さんはどういう方かっていうと、
この方はね、いわゆるインタビュアーをしていて、
何を書くそう、調理はという戦場っていう、
私がすごい皆さんにお勧めしている本があるんですけど、
あれのインタビュアーだったっていう。
あーそうなんだ。
そうそう、木村さんが大志さんにインタビューして、
その言葉を木村さんが本にまとめていったっていうような形になっていて、
っていう方なんですけど、
この調べる論っていうのは何かっていうと、
いろんな職業の方々に調べるっていうことをテーマに、
インタビューをしているっていう本で、
いろんな職業って本当にめちゃくちゃ様々で、
それこそそのいわゆるジャーナリストさんとか、
書籍の編集者の方とかもいるんだけど、
お医者さんとか、文化人類学者の方もいるし、
あとコンサル系の人もいるし、
漫画家、
表現師とか、
航空機関開発者とか、
いろんな職、仕事をされている方の調べる、調査っていうところについて、
普段どういう風なことを心がけているかとか、
実際どういうことをしているのかみたいなのがあって、
調べ方とか、そういうプロセスもそうなんだけど、
それぞれの職業の真髄みたいなのを感じられて、
それこそ砂山から砂金を探すことを厭わない人たちの
集まっている本なので、
結構分厚い本なんですけど、
ディギンさんなら問題ないでしょうと思って持ってきたので、
これ既読だったら大変申し訳ないんですけど、
未読でしたらぜひ、
氷村駿介さんの本多分どれも面白いと思ってもらえると思うので、
その中でも、この調べる論は私はすごく好きなので、
お勧めしておきます。
調査の重要性
新たな砂山をどうぞ。
そらやんから新しい砂山が献上されました。
献上されました。
面白そうだね。
私も今調理場という戦場を読んでるんだけどさ、
読んでくれてるの?めっちゃ流行ってるな。
今ね、気さくろ界隈で流行ってるよ。
ちなみに私やっぱりDTと気が合うなって思ったのが、
お便りの最後の下りのとこで、
いやここで植橋菜穂子さん出てきたって思ってさ、
本当に私精霊の森人は、
私がちゃんと紹介したかった児童章として温めていたもので、
配信会を来週やりたいと思いますっていう次回告白も兼ねて。
いい感じだね。
お便りに触発されていくよね。
そう、お便りに触発されて、その次の配信も決まり。
お便りが気さくろを作っているようなものですね。
本当にそうだよね。
本当にそうだよね。
それがあるから私たちも。
もうね、我々はね、手のひらの上で踊らされているようなものですよ。
リスナーさんのお便り。
私のこと転がしたい人はお便り送ったらいいと思う。
こいつ面白そうだなって思って。
転がしてやろうって。
いやーでも暑かったな。
暑かったね。暑いね。
結局夏だね。
私の収録部屋も暑いよ。
暑いね。
ではここまででトークテーマは終了ですが、
ザクロではいつでもお便りを大募集しています。
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどぜひご投稿ください。
ポッドキャストやノートにお便り投稿フォームのリンクをご用意しておりますので、
そちらからご投函いただけると嬉しいです。
今後も喫茶クラスロードは毎週月曜日夜21時よりゆるゆる営業していきます。
暑々だったけどね。
本日はお越しいただきありがとうございました。
またお待ちしております。
バイバイ。
29:19
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