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2024-03-25 28:52

【トーク】 #39 痩せたいって自分の気持ち?『ダイエット幻想』_討論編

前回要約した「ダイエット幻想」の内容をもとに、なっしーとゆうこりんで話してみた討論回です!トークテーマは「過去を振り返って、やっぱり容姿は気になったよね」/「かわいいという言葉に今感じること」/「この社会で生きていくのに、一人でこの本の主論は持っていられないぜ」の3本立てです!


▼今日紹介した本

⁠ダイエット幻想⁠

⁠https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480683618/⁠


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サマリー

イソノマホさんの『ダイエット幻想』の要約を話す際、3つのトークポイントを取り上げます。1つ目は、過去を振り返って自分を傷つけるエピソードについてです。2つ目は、かわいいという言葉についての意識や使い方についてです。そして3つ目は、人の目線を気にすることと一人では乗り越えられないという話題です。プリンセスになりたい気持ちとダイエット幻想についての討論が行われ、親が子供に与える空気や価値観についても考えられます。

00:01
スピーカー 2
カランコローン、いらっしゃいませ。
喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、
音好きの人たちがふらっと集まる喫茶店をコンセプトに、
全員3人組がゆるーく話してまいります。
ふと、一息つきたいときに聞いてくださいね。
3月25日、第39回の配信です。
前回に引き続き、今回もイソノマホさんのダイエット幻想を取り上げていきます。
スピーカー 1
はい、お願いします。
スピーカー 2
というわけで、前回の要約会を聞いていない方のための超ざっくりの要約をお伝えしますと、
まず前半では、痩せたいと思うのは、そういう社会だからではないのかという問題提起と、
痩せたい、愛されたいと思う背景には何があるのかという問題の深掘りがされていきます。
後半では、それが過度のダイエットにつながる危険性への警告という著者の主論と、
どう自分の体や気持ちと関わっていくのがいいのかという主論へと続いていきます。
その中で、今日はトークポイントを3点に絞って話していきたいと思います。
まず1点目は、過去を振り返ってやっぱり良しは気になったよね。
2点目、かわいいという言葉に今感じること。
3点目、この社会で生きていくのに一人でこの本の主論は持っていられないぜ。
というこの3本立てになっております。
スピーカー 1
はい、お願いします。
過去を振り返って
スピーカー 2
ではまず1点目、過去を振り返ってやっぱり良しは気になったよねの話というわけで、
私ね、この本を読んで真っ先に思い出したのが、私の高校生の時の大学受験による受験太りエピソード。
スピーカー 1
おお、そんなエピソードが。
スピーカー 2
大学受験、受験勉強ってさ、ずっと勉強してるしさ、なんなら動かないしさ、
スピーカー 1
しかも頭使うからめっちゃ甘いものとか食べてさ、太ることするじゃんっていうところがありまして、
スピーカー 2
私すごい割とぽっちゃりしたんだよね、大学受験終わった後。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
そう、今でもその風景を思い出せるぐらいに覚えてるんだけど、
なんか部活の総公会とかで、なんか卒業おめでとうございますみたいな、後輩に総公会をやってもらった時に、
自分の部活メイト、だから一緒に卒業する男子の部活の子に、
あ、なんか足太くなったねみたいな言われて、
え?みたいな。
スピーカー 1
本当に何の脈絡もなく、でもちょっと言いにくそうに、あのさ、足太くなったよねみたいな感じで言われて、
スピーカー 2
でも本当に、別にその男子に好意を抱いていたとかそういうわけではないんだけど、全く。
全くなかったのに、すごい覚えてるってことは、
でもしかも他の女の子とかにも、ちょっとまあぼっちゃりしたよねとか言われたのは、別にそんなに気にならなかったのに、
スピーカー 1
その男子に言われた言葉だけやたらと気になってた、気になってたというか、記憶に残っているっていうことは、
スピーカー 2
やっぱりこれは私が女性で彼が男性であったからなのかとか思って、
スピーカー 1
そういうこと?
そう。
そういうとこ見てるんだっていう視線を感じたんだよね、たぶんね。
スピーカー 2
そうね、でもそれも思った。
え、そんなとこ見てるの?みたいなさ。
そんなとこっていうか、まあそうそうそう。
非な定めされてるみたいな。
そういうことなのか、でもそういうことでもあるのか。
スピーカー 1
なんかその男子が見てそう思ったってことは、他の男子もそう思ってるかもみたいな感じで拡大して感じちゃったりもあったのかな?もしかしたら。
スピーカー 2
でもそれは思ったし、なんかやっぱりその後、やっぱりその私の足って太いのかな?みたいなことがすごく気になって、
スピーカー 1
そういう足を隠すような服装に気をつけたりとか、大学生になって服が選べたからっていうのもあるんだけど、そういう風になってたんだよね。
スピーカー 2
あの時やっぱそう言われたからすごい気になるのかなって思ったんだけど、
しかもね、これね、私ね、高校生の時だけじゃなくて、社会人になったタイミングはちょっと激太りしたタイミングがあって、
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
でもそうなった時もやっぱり男子が指摘してくるんだよね。男性が。太ったね、みたいな。
スピーカー 1
で、なんかやっぱり私って足太いんだな、みたいなさ。
それはさ、ナッシーが男性に言われたことを過度に気にしてたのかな?
でもなんか記憶に残ってるのがそれってことは、私がそれを男性からそう言われてショックを受けたっていうことにはやっぱり繋がるよね。
印象に残るよね。
スピーカー 2
そう、印象に残ってるんだよ。
スピーカー 1
そうだね、わかる、わかる気がする。
確かに、なんだろうね、男性に言われる方が気にしたかも、私も。
やっぱそれは前半回の要約でも出てきたけど、選ばれるせいであることが関係するのかな?
スピーカー 2
なのかな?って私はすごく思って、自分が選ばれるせいだっていう、やっぱどこかで意識があって、男性の言葉をすごく気にしちゃっていたのかな?みたいな。
スピーカー 1
そうだよね、別にその男性に選ばれたいわけではないけど、一般的な男性という視点をその人により見せられ、自分の様子はそう評価されてるんだっていう風に受け取り、めっちゃ気にしちゃうみたいなことはあるかも。
私もあるある、なんだろう、だからその一人の人に言われただけなんだけど、みんなそう思ってるかもみたいな。
拡大解釈しちゃうもんね。
そうそう、そんな気持ちになったようなことを思い出した。
スピーカー 2
でもさ、やっぱさ、高校とかさ、それこそ大学とかさ、そういう時って思春期でもあってさ、すごくそこの部分、様子が気になるお年頃ではあると思うんだよね。
で、しかもその時にまさに様子について突っ込まれてるから、めっちゃ気にしたんだなっていう理解の仕方もできると思ってて。
私はさ、太ったねって言われて、くそって思った方だからさ、痩せれば元に戻って、別にそれはカーストが上がるとかそういう話ではなかったんだけど、
もしさ、それが逆に痩せて、例えばでもそれこそ好きな男の人に、よくなったねとかさ、綺麗になったねとか言われちゃったらさ、すごいそこに固執しちゃうんじゃないかなっていうのもやっぱり思うよね。
あーなるほど。それによって、やっぱ痩せるっていう行為は、すごい人の評価変わるんだみたいなことに気づいちゃうってことね。
スピーカー 1
そういうこと。
社会によって、痩せるが過度に美化されちゃう話だね。
スピーカー 2
だから本当に、自分の場合は、それがそういう条件にはまらなかったから、痩せることにそこまで、その時固執したわけではないけれど、
スピーカー 1
そういう風になって、そういう気持ちになってってしまう人も絶対にいるなっていうのは、この本を読んですごく思ったっていう。
いやー、なんか本当だね。私も痩せるということに対して、そこまで、まあでも思ってたのかな。
確かに高校生ぐらいの時って、常になんか食べ物のカロリー気にしてたと思う。
スピーカー 2
これ食べたら太るとかね。しかもそういう会話めっちゃするよね。
スピーカー 1
そうなの、そうなの。
スピーカー 2
でも体を欲してるもんね、エネルギーとしてさ、めっちゃ消費するからさ、めっちゃ食べたいのにさ、
これ食べたら太るよねみたいなさ、それはある意味分け合い合いとしてる会話なんだけどさ、
もしそこで例えばシンデレラ体重とかを持ってこられてさ、この体重にならなきゃいけないんだよっていう風にさ、
スピーカー 1
縛られてしまったらもう、もう地獄だよね。
しかもさ、その痩せるということと養子が良くなるっていうことは、
相関関係はあるにしろ、なんかそれも人によるような気もするじゃん。
なんか、痩せるということが養子を良くすることに超効果的な人もいれば、
今の体型の状態がすごくスタイルいいなって客観的に見ても思うのに、
なぜかみんなが、なんか周りもみんな、なんかこれ食べたら太っちゃうかもみたいなのとか、
なんか痩せないといけないみたいな、
養子を良くすることと、もう痩せるっていうことが離れていって、
痩せるということが一人歩きする状況が生まれてるような気もする。
スピーカー 2
なるほど。でもそれはあるね、絶対に。適正体重はきっと人によって違うし、
綺麗に見える。で、手の高さとかさ、
スピーカー 1
ちょっと骨格とかでもさ、肉付きの感じとかは絶対違うのに、
スピーカー 2
体重という一つのマロメーターでしか見てないからってことだよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
いやー、ほんとだよね。
スピーカー 1
数値怖いよね、その客観的な数値。
スピーカー 2
本当にね、著者が警告をめっちゃ流してるそこの部分が本当に怖いなって。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
じゃあ、そうなんですよ。
かわいいという言葉について
スピーカー 2
じゃあちょっとここで、経路を変えて、2点目。
かわいいという言葉に今感じることっていうことで、
まあそう、かわいいのダークサイドの話とかも出したと思うんだけど、
スピーカー 1
ね、かわいいに対してのポジティブなイメージしか私なかったけど、
ね、尊敬する人にかわいいって言わないなって思うと、
やっぱ一番感じるのは、なんか自分がそれを発するときに、上下関係を生じさせてるような気がしてきた。
スピーカー 2
なんかでもさ、ゆうこりんが最初に言った、かわいいにはいろんな要素が含まれるっていうのが本当によくわかったなと思っていて、
でも、なんかその、私、じゃあ逆に自分の子に、ママかわいいねって言われたら嬉しくない?
スピーカー 1
そっか。
スピーカー 2
なんかそのときにさ、私の子供はさ、ママを下に見てるとは思わないんだよね。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
だからなんか、純粋に人をかわいいっていうか、なんだろう、素敵だねみたいな、なんだろう、きれいだねとか素敵だねとか、
スピーカー 1
いいねっていう意味でのかわいいっていう言葉もあると思うんだよね。
確かに、子供は純粋に、ママ素敵だね的な要素多めのかわいいだよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
自分がかわいいって言ったときの、やっぱりだから、含んでる要素は何なのかっていうところを意識して、かわいいって言うしかないのかなとか。
その、かわいいっていうときに、それこそさ、経済力の話もちょっとしたけど、
たとえば経済力が評価される時代でもあるじゃん、この時代って。
でもなんか、そこがまあちょっと経済力低めだったとしても、なんかフォローの言葉として、かわいいからいいよねみたいな感じで、
フォローの言葉としてのかわいいを使うイメージはちょっとある。
スピーカー 2
経済力を補って、補うほどの用心の良さがあるよみたいな、っていうかわいいってことだよね。
うんうんうん。なんだろうな、なんかどう言えばいいんだろう。
スピーカー 1
でも一方かわいいからいいじゃんみたいな。
結構得することも多そうじゃない?
スピーカー 2
そう。良子がいい人は得するとは思ってる。私も。
スピーカー 1
あ、そうだよね。
スピーカー 2
そう。いやでもさ、なんかさ、ちゃんとさ、努力してかわいい人もいるじゃん。
すごく自分の手入れというか、自分のケアはしっかりして、お化粧とかもさ、ちゃんと自分に似合うメイクとかしないとか、かわいくなれないから。
なんかそういう努力をできるのは素直にすごいなって思うし、だからそのかわいいには多分すごいなっていうのが入ってると思う。
スピーカー 1
うんうんうん。
いや本当にね、私この話を、この本のかわいいのダークサイドの話を話す前までは、
かわいい人に対して、本当に純粋な気持ちでかわいいって言ってるつもりでいた。
スピーカー 2
あーなるほどね。
スピーカー 1
けどそう話してみると、なんか、実は負け惜しみみたいな部分もあったのか、なんだろうな。
スピーカー 2
でもなんかそれはちょっと、逆に今のその話を聞くと、よこりは考えすぎなんじゃないかと思い始めた。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
分解したことによって、なんかその自分をかわいく見せるための努力をしているっていう意味では、
この人は、この努力は、なんだろう、褒められるに値するしさ、このかわいいは多分普通に受け取ってほしいかわいいだよね。
なんか綺麗だねっていう意味でのさ、本当にかわいいんですねっていうその言葉は、やっぱりそれもある気がするんだよね。
スピーカー 1
ね、確かにね。あるある。
さっき尊敬する人には言わないかもっていう気もしたけど、そういう文脈で使わない気もするけど、
でも思い浮かべてみると、尊敬する相手だけど、見た目に気を使って綺麗でいるっていう意味で、
で、その結果その人が、なんかかわいいって表現しちゃうと、この文脈でいくと、なんかあれだけど、本当純粋に素敵だなって思う。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
その時にかわいいっていう言葉を使うと、なんかまた違うような気がしてきた。
スピーカー 2
でも素敵だねのかわいいは普通に使いたいよね。
使いたいし、なんか普通に、なんかそのかわいいは発していきたいなって思うよね。
はい、じゃあ3点目に行きまーす。
人の目線を気にすること
スピーカー 2
この社会で生きていくのに、一人でこの本の資論は持っていられないぜ。
ということで、
人の目線を気にするって、
ごめん、私はこの本を読んで人の目線を気にするのを卒業します。
みたいな配慮をしたんですけど、
したんですけどね、なんかちょっと先日思ったことがありまして、
思ったことがあって、やっぱ一人では卒業できないなって気持ちになったんで、
気持ちになったんだよねっていうところで私の話していい?
スピーカー 1
なになに?
いや私はね、自分自身はなんか、
スピーカー 2
そうか、あの男子の言葉に傷ついたのは私が愛されるせいだったからなのかなっていうことを客観的に捉えられたら、
でも別に選ばれる側でいなくてもよくないとかさ、
そういうふうにか、自分の気持ち変えていったら、
そんな気にしなくてもいいじゃん、人の目みたいな。
と思って、すごいなんか納得したというか、すっきりしたというか、
いいなって思ったんだけど、
スピーカー 1
つい最近娘がプリンセスになりたいって言い出したの。
スピーカー 2
プリンセスってさっき言ってたシンデレラじゃんみたいな。
スピーカー 1
選ばれる側ってこと?
スピーカー 2
そう、選ばれる側の。
私は別にその、私の娘のプリンセスになりたい気持ちを否定したいわけではなくて、
なんかその、私もプリンセスになりたかったし、
なんかちっちゃい頃とかさ、なんかそういうかわいいドレスを着てみたいな、
なんかそういうのしたかったなって思う一方で、
なんかそれが続いていったら、
スピーカー 1
しかもさ、プリンセスになる方法はいくらでもある社会なわけじゃん、今の社会って。
スピーカー 2
で、こうなった時にさ、
あれ、この私の娘はプリンセスになる気持ちを、
もし何か変な形でこじらせたりとかってことになった時に、
まさにこのダイエット幻想の世界にというか、
こう痩せたいって思わされて、
辛い思いをするんじゃないのかなみたいな。
でもなんか、このプリンセスの気持ちは大事にもしてあげたいし、
あれみたいな、私一人が卒業したつもりじゃダメじゃないみたいなさ、
気持ちになったんだよねっていう話が、私はここでしたかったんだよね。
スピーカー 1
そっか、娘ちゃんが大きくなるにあたり、
この社会で思わされる価値観に縛られ、
苦しくなるみたいなことを、どうやったら乗り越えられるんだろうかっていう問いか。
スピーカー 2
そういうことです。よく上手くまとめてくれました。
スピーカー 1
いやー、ほんとこの問いは深いね。
自分を振り返っても、私なんか何かのきっかけがあったわけではない気がして、
そのダイエットを気にしていたのって、高校の頃とかに。
なんかもう息を吸うようにダイエットしなきゃって、思っちゃってた気がして。
そう思うと、社会の空気みたいなものが、その空気に巻き込まれるよなって思って、普通に生きてたら。
スピーカー 2
そう、普通に生きてたらね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
ゆっくりはちなみにさ、その目線を今でも気にしちゃうっていうか、なんか。
スピーカー 1
はいはいはい、あ、来ました。この話。
そうそうそうそう。そこを、ゆっくりどうなの?
私もね、すっぱり気にしなくしようと、思考の転換をしたエピソードがあって、
スピーカー 2
お。
スピーカー 1
友達でめっちゃ綺麗な子がいて、
で、シミ抜きの話をその子がしてたのね。
月何万円とかでシミ抜き行ってるんだ、みたいな話をしてて、
あーそうかって思ったんだけど、
いや、私月何万円かけて同じことをしたとする、
ただその土台のいい彼女がかけたお金に対するコスパと、
私がそのシミ抜きにかけたお金のコスパとでは、全然違うじゃんみたいな気持ちになって、
いやなんか、コスパ悪いなみたいな気になったんだよね、私が。
スピーカー 2
私は見た目にお金をかけてもコスパが悪いみたいな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。それで開き直ったというか、
でもこの克服の仕方って、なんか、よろしくない、よろしくないというか、
そのコスパで考える考え方自体が、なんかまた、なんだろう、
その容姿がいいことが社会で得するんだ、みたいな考え方を助長しちゃう、
またよろしくない空気作っちゃうなっていう気になって、
そうだね。
そのこれから大きくなっていく娘たちに、
どんな空気を作っていくのが良いのだ?っていう、
ナッシーの問いにもつながるけど。
スピーカー 2
そうだよね、いやそうなんだよね。
まあでもね、本当にその、ゆうこりんが言ってくれたその、
空気をするように痩せなきゃと思わされていた空気とかさ、
なんかそういうのは、あまり娘たちには感じて欲しくないなっていうか、
なんだろうな、親がそういう風に、そうじゃないんだよってことを、
親なのか周りの大人なのか、なんかもっとたくさんの人がそういう風に思ってとか、
なんだろう、痩せてることが良いことじゃないんだよ、みたいな。
ちゃんと自分の体が健康で、生体重でいて、
かつそれ以外の部分も見てもらえるような人になっていくことが良いことなんだよ、みたいなさ。
言ってしまうと、そういうようなことをちゃんと伝えていきたいし、
そういう空気にしていきたいなって本当に思うよ。
スピーカー 1
いや本当に思う。
見た目と社会の空気
スピーカー 1
用紙って確かに、第一印象を決めるものではあるけど、
人と人との関係性をつくっていくのって、やっぱり、そこは何も関係なくなっていくもんね。
LINEでつながるというか。
スピーカー 2
で、その人と人との関係で人生って豊かになっていくじゃん。
スピーカー 1
なんだけど、過度に用紙を気にしちゃう社会っていうのが、なんかつらいよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
やっぱそれは、見た目って見えちゃうから。
人との関係性とか、その人との付き合い方とかって、なかなか長く付き合わないと見えてこない部分だけど、
用紙ってパッと見で見えちゃうもんね。
スピーカー 2
そうだね。
一人で思っててもさ、一人で納得しても変わっていかないしさ。
なんか意識がそうそう。
だからなんか、自分一人でこれをそう思っていくのもやっぱしんどいじゃん。
やっぱ社会がそういう空気だからさ。
なんか一人だけ違った意見を持っていたところで、またなんかどっかで感化されてしまうかもしれないとかっていう恐れもあるわけだし。
だからそういう意味でも、こういうふうに、私は今こう思ったんだぜって配信できるこの場所もありがたいなって思ったし。
スピーカー 1
いや、そうだよね。
親の役割と読書習慣
スピーカー 1
なんかこうやって深く考えるきっかけがあったことで、
娘ちゃんがプリンセスになりたいっていう話は、まださ、まだちっちゃいから、そんなにその言葉の真意を掘り下げるっていうことは難しいとは思うんだけど、
なんかね、もうちょっと大きくなって、用紙の話とかをしたときに、ちゃんと話せる親でありたいよね。
スピーカー 2
そうだね。
もしそういう気持ちを、気持ちよっていうか、思いをまた他の誰かにも届けられたらいいなっていう、そんなダイエット幻想の回でした。
はーい。
というわけで、長々話させていただいたんですけれど、まずはこの長い前後編を聞いてくださったリスナーさん、本当にありがとうございます。
私はこんなところに共感した、こんなことがあったなどのお便りをもらえたらすごく嬉しいです。
来週は、リニューアル一発目にふさわしい、読書習慣ってどうやって身につけられるんですかね、というお便りが来たので、
いきなりですが、お便りを返事会から始めたいなと思っています。
リスナーさんの読書へのハードルがめっちゃ下がるようなお話を届けられたのだと思っています、とソラヤンが言っているので、皆さんご確認ください。
スピーカー 1
これも楽しみだね。
スピーカー 2
でしょ。
ここまででトークテーマは終了ですが、ザクロではいつでもお便りを大募集しています。
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどをぜひご投稿ください。
ポッドキャストやノートにお便り投稿フォームのリンクをご用意しておりますので、そちらからご投函いただけると嬉しいです。
今後も、リッサクロスロードは、3月は毎週月曜日と木曜日、夜21時よりゆるゆる営業していきます。
本日はお越しいただき、ありがとうございました。
またお待ちしております。
スピーカー 1
みんなおつかれ。ありがとう。
28:52

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