普段着着物スキーのたわごとラジヲ(
ごきげんよう、普段着着物スキーの椎名さんです。
こんにちは、おはこんばんちは、着物の椎名たろちゃんです。
毎週木曜日夕方5時更新、着物を通じて出会った2人が、着物の話とかそうでない話を、
ああでもない、こうでもないと談義するトークプログラム。
着物をなりわいにしていない、ただの普段着着物スキーの2人がする、
毒にも薬にもならない、ためにもならないよと話。
それが、普段着着物スキーのたわごとラジヲです。
あのね。
うん、最近という?
なんで乗っちゃったんだろう?
やったぜ、計画通りや。
たろちゃんからでいいですか?
もちろんです、どうぞ。
たろちゃんの最近というのはですね、
ちょっと縁があって、
保育園に歌いに行ったんですよ。
うらやま?
あのね、聞いて、その感想はね、みんなが今ね、全員思ってると思う。
いや、わかんない、騒音が嫌いな人。
子供の声を騒音って言うなよ。
いや、あのね、もうね、まず最初の感想はね、かわいいんだけど、
セカンド感想がさ、体力おばけやな、やっぱり。
いやもう、だってスイッチがオンかオフしかないもん。
そう、もうね、8曲歌ったんだけど、たろちゃん。
アニメの曲をね。
うん。
とか、あの、わかるかな、体だんだん体操っていうさ。
存じわけない。
お母さんと一緒で、やってるこうなんか、みんなで体操しようみたいなのあるじゃん。
うんうんうん。
そういうのとかもやったのよ。
へー。
で、もうほんと頑張って、たろちゃんはね、歌って、子供は踊り散らかすし、パプリカで。
うんうん。
で、そしたらさ、部屋の気温がどんどん上がってくるわけよ、窓も開いてんのに。
すごいね、ちっちゃい子ってほんとに。
たろちゃん汗かいてるもんね。
ちなみにさ、そういう時ってさ、衣装どうなってんの?
たろちゃんは、普通に私服で行ったんだけど、やっぱりさ、その、しなちゃんは記憶にあるかわかんないけど、
お母さんと一緒のお姉さんとかお兄さんって、こう明るい色の服を着てるんだよね。赤とかさ、ピンクとかさ、黄色とか。
うんうん。
だからたろちゃんも、私服ほとんど黒いんだけど、ちょっとやっぱり、明るい色着た方がいいかなと思ったから、
水色に、真ん中に黄色の大きい声で発言してるみたいな吹き出しがあって、そこに、
Now here!って書いてる、これな、ズボンで着たの。
うん、なんかアメリカンな感じだね。
でも、さっそく着ていったら、その、保育園の男の子に、
一緒!一緒!黄色!って。
そうだね、もう可愛いね。
自分以上だね。
なんだろう、こう、一応さ、ステージの上に立つ人ってさ、一番注目を浴びてさ、一番きらびやかというかね、輝いているはずなんだけどさ、
ちょっと保育園は、やっぱ、客の方が輝いてたんじゃなかろうかという気がしちゃうね。
うん、もう本当に、そのゼロ歳からの子が。
えー、可愛い。何人くらい?
全員でね、5、60人いたんじゃない?いや、もっといるわ。100人はいないくらい。
えー、すごいね。いや、それは、質音高くなりそう。
で、びっくりしたりさ、やっぱりドラムもベースもギターも、ピアノもいったから、キーボードね。
音大きいから、泣いちゃう子とか、飽きちゃう子がいるんじゃないかと思ったんだけど、全然でした。すごいありがとう。
すごいね。
でも、一個だけ不満があって、体だんだん体操っていうのはさ、歌と踊りと掛け声みたいなのがあるんだよね。
たとえば、座ってお猿さんになるよーとか。
で、谷川さん、芸名だからね。谷川さん、やってくださいって。この曲もやります。
わかりました。
聞くじゃん。後ろでさ、歌がさ、子供ザウルスみたいな感じでバーって歌ってる中で、お兄さんが、な、ガオーとか言ったりするの。
で、お姉さんも、ダシーンとか言うじゃん。
え?太郎ちゃん一人しかいないガオ?って。
確かに。
で、しかも、後から遅れてメッセージが来て、気持ち体操覚えてきてくれると嬉しいです。体操もやるの?
太郎ちゃん、もう一回言うけど、一人しかいないんだガオ?って思って。
っていうか、掛け声もいろんな人数のやつをやるし、体操もやらなきゃいけないし、当然歌も歌わなきゃいけないし、大変。
死ぬぞ!と思って。で、さすがにこれはちょっとできないと思って、掛け声だけは誰かにやってもらえませんかね?みたいな。
で、結局ドラムの人にやってもらったんだけど。
良かった良かった。
でも、歌いながら体操するのってね。
体操、しんどいね。
だから、やっぱさ、アイドルとかもそうだけどさ、踊りながら歌ってるじゃん。
うん。
すごいんだね。
すごいよ。
うん。
みんなだからね、歌のお姉さんとかお兄さんっていうのって、すごいなるの難しいらしいんだよね。
へー。
だって、あの人たちって音大のめちゃくちゃ主席卒業みたいなやつがオーディションやって、それで普通に落ちるみたいな世界だから。
へー。
氷山の一角にピンヒールのかかとで立ってるみたいなもんよ。
へー、そうなんだ。
そうそうそう。
だからね、太郎ちゃんごときがね、やるのおこがわしいという話が最近ドゥでした。
確かに。
ちっちゃい子はみんな可愛かった。
また来てねって言ってくれて、本当に可愛かったです。
またご縁があって行けるといいですね。
でも、絶対もう体操はしねえ。
本当?
いや、もっとグレードアップした体操が行けるかもしれないじゃないか。
筋トレします。
動画撮ってきて。
あー、追い詰めるやん。
っていうのが太郎ちゃんの最近ドゥでした。
2人が各々書いている日記なんかが読めますんで、
興味がある方は概要欄から覗いてみてねー。
もうちょっとだけよ。
はーい、では本日のキモロ談義に参ります。
にゃにゃーん。
本日のキモロ談義は?
はい、今日のテーマは何だろうな。
好きです、松尾博美先生。
好きだー。
これ太郎ちゃんがね、喋りたいって言ったんだよね。
はい、好きです。
え、てか、みんな好きでしょ。
うん、これはちょっとパワハラですね。
圧強めすぎるやろ。
いや、あのね、でもやっぱりさ、イラストってさ、それぞれ個性があるじゃん。
やっぱり描き手の方、作者の方に対して。
で、もちろん松尾博美先生すごい個性的なんだけど、
着物が好きな人はときめきポイント高いんじゃないかなと思って。
うん、わかる。
この大金推移がね、推退だからと思いました。
そうですね。
ちょっと今ですね、wikipediaを開いてるんだけど、
あれなんですね、やっぱりご本人も
竹久雄明寺さんのカードを集めてたらしいんですね。
うーん。
てかね、永谷絵のおまけについてたんだって。
あ、ついてた。
あ、ついてたんだから知らないもんだってあるじゃん。
ついてたの知ってるわ。
ほんと、だからそれを集めてて絵も描くのが好きだったんだって。
へー。
まあ、そんなわけで松尾博美さんは着物民はすごい好きでしょうよ。
うん、好きだよだって。
え、これさ。
え、はいはいはい。
どうぞどうぞどうぞ。
あ、どうぞどうぞ。
たろちゃんが、たろちゃんの回だから今日。
やりづらいな逆に。
あなたの松尾博美先生はどこからをね、話したいんですか、まず。
私もその話しようとしてたから。
あーもうほら、かぶってんじゃんね。
はいはい。
どうぞどうぞしてんのよ。
私ね、最初たぶん一緒じゃない?と思ってるんだけど。
はいはいはい。
百貨店ワルツが出会い。
あーたろちゃんもそう、百貨店ワルツですね。
だよね、そうなんだよ。なぜか同じタイミングぐらいで着物始めてるからかな、たろちゃんと私は。
あーそうかな。
たぶん私が着物始めた当時の一番新しい作品が百貨店ワルツだったんだと思うんだよね。
うん、めっちゃかわいいじゃん。
めっちゃかわいい。
百貨店ワルツがどういうものなのかっていうと、ちょっとあらすじというか、ちょっと紹介してもいいでしょうか。
もちろんぜひ。
百貨店ワルツっていうのは架空のデパートを舞台にしたお話。
まあちょっとこの、めっちゃ単語今飛んだ、なんだっけ、オマージュじゃなくてさ、短編がいっぱい入ってるみたいな。
短編がいっぱい入ってるのは短編集ではないの?
なんだっけ、カタカナ使おうとしたからダメだから短編集にする、そう短編集なんだけど。
ここ使うからな。
そう、そうやってさ、たろちゃんのチブをいつも丸出す、ほんとに。たろちゃんは一枚も大葉が与えられない。
全部おぴろげ。悲しい。
ちょっとぐらい与えてるよ、苗がぐらいのサイズのやつ。
役目としても、一苗がは細いって。
塊でくれ。
じゃあ苗が一本あげる。
ありがとう、どこに使おうかな、じゃなくてさ。
架空のね、デパートを舞台にした、ノスタルジーな世界を舞台にしたお話というか短編集なんですけど、
私はね、とりあえず松尾ひろみ先生が描く女の子がみんな可愛い。
本当に可愛い。
この顔で生まれたかったもんね。
わかる。
可愛いよね。
だってさ、この顔で生まれてたらさっき私が見せてたアンティークっぽい着物とか絶対似合う、可愛い。
どころかね、何でも買ってる。この顔で生まれたら何でも買ってる。
わかる。じゃあさ、松尾ひろみさんのイラスト集ってさ、この後ちょっと喋るけど、
ロンドとか、ロンドっていう本があるんだけど、それは100年間作られているファッション史の時代を追ったような感じで、
これも連作短編みたいになってるんだけど、そうすると過去着ていた、100年前のスタイルで一番最新だったものからどんどん洋服が増えていって、
現代みたいなところに行くんだけど、現代でも着物を着ている子が出てくるんだけど、
それがさ、どんどんさ、おしゃれな奥様とかさ、デパートが発信していた、デパートじゃないね、当時は百貨店だね。
百貨店が発信していた流行りみたいなのとか着こなしみたいな、その時の流行りみたいなのが、
どんどん現代に行くに従って着物の着こなしがどんどん変わっていって、すごい洋ミックスになっていって、
それこそ着物アンとかに出ているような感じになるんだよね。
その変遷みたいなのも見てて、どの時代を切り取ってもかわいいし、どの時代を切り取っても真似したくなるんだよね。
そう、真似したくなるんですよ。
だからさ、着物民になり始めの頃に松尾ひろみ先生に出会うと、一回アンティーク沼に強制的に連れて行かれる感じ。
松尾ひろみ先生、お好きですか?じゃあこちらです。はい、アンティーク沼へようこそ、みたいな。
すごいわかる。マジ私さ、これをしゃべるにあたってさ、メモ書きにさ、アンティークが来たくなるって書いてある。
実際に最初にお話しした百貨店ワルツは、架空のちょっとノスタルジーな世界なんですけど、大正時代って感じだよね。
そうね、と思う。
そういうので、やっぱり出てくるものがさ、ちょっと洋服を意識しだしてる時代じゃん。
そうそうそうそう。
語彙がすぐなくなる。かわいいだとか。
だからさ、いわゆる日本髪を言っている人も出てくれば、たろちゃん憧れの耳隠しをね、やられている方も出てくるし、
これはもう完全に現代の髪型なんだよねっていうのと抱き合わせてたりとか、
あとさ、あのヘッドドレス的なさ、あれなんていうの?クロッシュ帽みたいなのをさ、かぶってたりとかするのも、
私そういえばこれでクロッシュ帽もめっちゃ探した。真似したくて。
かわいいね、ほんとに。今もう見て、何回見てもかわいいもん。
今日のかわいいの回数多いぞ。
もうかわいいエンカウンターがね、もうぐんぐん回っております。
すごいわかる。実はなんかそのアンティークの世界観っていうのって、
アンティークっていうぐらいだからさ、7、80年ぐらい前のやつなんだよね。今から考えると。
でも大体証券の寿命が100年ぐらいって言われてるから、100年前のものはほぼほぼ残っていてもちょっともろもろしてるっていう前提でしゃべるとさ、
あんまり馴染みがないんだよね、そういう色合いとかっていうのに。
そうだね。
だからアンティークの着物着たいっていう欲望はあるんだけど、どういうふうに合わせたらいいかっていうと、正直今出ている雑誌だったりとか映像だったりとかを見ると、
なんかどういう組み合わせであの世界観ができるのかっていうのがわからなくて、
私はこの松尾博美先生のこの色合いを見て、この組み合わせをやるとこういう見え方をするんだなっていうのを、
すごい、なんかこう、一生懸命学んだっていうよりもさ、必然的に取り入れて自分の中にね、行った気がするんだよね。
はいはい。やっぱりさ、なんかその、まださ、初心者の頃って柄に柄を合わせるとさ、ちょっと緊張するっていうかためらうじゃん。
うんうん。
とりあえずストライプに無難な花柄をとかさ、
うんうん。
やってる中でよ、松尾博美先生が描かれるお着物はね、もうなんかみんな一個一個アイテムが可愛くて、全体引きで見ても可愛くて失神するから。
わかる。
で、しかもね、この百花繚乱の表紙の子が着てる着物って、すごい百花繚乱みたいなお花がいっぱい咲いてて、蝶が舞っててみたいな長着なんだけど、
それに合わせてる帯がね、意外にね、幾何学模様でね、現代でも手に入りそうなわけよ。
そう、今っぽいよね。
そうなの。で、これを見た時に、そういう組み合わせもありなんだとも思ったの。
はいはいはい。
なんかアンティークのものって、アンティークコテコテに組み合わせないとあの世界観ってできないって思ってたから、
柄を柄をなんか自分の中に染み込ませないとアンティークには手を出せないって私は当時思っていたんだけど、
この表紙を見た時に、あ、逆にこういう幾何学模様を合わせてもこの世界観って成立するんだみたいな。
はいはいはい。
半衿の見せ方だったりとか、帯揚げを結構たっぷり目に見せてたりとか、ちょっと覗いてる序盤みたいなのが柄入りだったりとか、
あとなんかレースのね、グローブをしてたりとかするんだけど、そういう小物の使い方とかで、
あ、現代のものと組み合わせてもこのアンティーク感っていうのは演出できるんだなっていうのをすごい感じて、
私、これ、この帯探したもんね。こんなようなやつないかなって思って。
あ、わかる。
探したし、買った。見つけて。
買ったんかい。
買った。
でね、結構松尾ひろみ先生が描かれる女の子たちの着物の帯揚げ?
うん。
割とたっぷり出てるじゃん。
うん。
これがまた可愛い。
可愛い。
ね、なんかこの可愛さはDNAにすぐ届くじゃないんだけど、
今だとさ、着付けがこうとかさ、もっと腰なさいって言われる方もいる中で、
やっぱりそういうルールが決まる前をやっぱりちょっとリスペクトされてるのかなっていう感じはするよね。
でも、とりあえず帯揚げだってさ、半衿だったら、スーパー可愛いじゃん。
スーパー可愛い。
物として。いっぱい出してよ!
そう、でもさ、私さ、個人的にね、これは平田あくえとコンプレックスなんですけど、帯揚げ出すの下手なんだよね。
わかる。私も私も。
なんでここで共感してんの。
え。
このいっぱい出したいけど、いっぱい出すとだらしなく見えるんだけど。
あー、なんか私はね、いっぱい出すとオムスな雰囲気になると思う。
あー、若々しい感じ?
そうそう、可愛いねみたいな。
おぼこい感じになる。
ちょっとやっぱりシュッとしてる時の格好は、やっぱりちょっとちっちゃめにしたいな、何事も面積が。やっぱりその半衿もそうだし。
うんうん。
けど、でもやっぱり対照ロマン的なさ、コテコテアンティーク、今日の値は可愛いです!っていう時はやっぱりもうたっぷり全部出したい。
出したい。
あれ、そういえばさ、たろちゃんって結構さ、シュッとした、キリッとした、ゴリッとした、みたいな感じのやつが着物としてはスタート地点でさ、
夏木麻里さんとかのあのスタイルがかっこいいと思って始めてるじゃない?
岩下志摩さんとかね。
あの中でのこのアンティークって結構コテコテにもってる側じゃん?すっきり寄りじゃない?
それのさ、転換期でそれもいいじゃんってなったのはさ、何なの?
あーでもやっぱりスタートはメイセンじゃないかな。
メイセンは割とちょっとこう、カジュアル寄りじゃない?
うんうんうん。
それはそれとして好きで、あ、シュッとしてるのかっこいいなって思ってる中で、
やっぱ顔、やっぱりさ、自分がさ、かっこいいスーツ姿のお姉さんのスタイルに憧れててもさ、
うん。
ファンシーなものには惹かれるわけよ。
うんうんうんうん。
でもその時はまだ自分が着るとかイメージできなかった。
あーそれはもうなんか美術展に行って絵を見ているような感覚で可愛いなーみたいな。
綺麗だなーみたいな。でもやっぱりいろんな着物見るじゃん?
うん。
その中で、これならできるかもっていうので、例えば黒のすごい大きいチェックの紡ぎとか持ってるんだけど、
これだったら着れるかもと思って買うじゃん?
うん。
そしたらね、やっぱりさ、ちょっとずつこれならいけるかものさ、ハードルがどんどん下がってくるわけよ。
分かる。慣れていくんだよね、なんていうかこの外側をこうね、塗り広げていくように自分の陣地が広がっていくというかね。
これができたならあれもできるんじゃない?みたいなさ。
うんうんうん。
それでも、最近でもちょっとやってないなー。コテコテアンティークスタイル。やりたいんだけど。
そうでしょ。だからそれをやりたいなって思ってての最近ドゥーナーの着物に出会っちゃったわけよ、私は。
やっちゃえよ。やっちゃえよ。
これもう買う流れじゃんね。
買いなよ。逆にあれでさ、他の人にさ、買われていいと思ってんの?
でも私が一方的にあの人似合うなって思ってる人だったら買われても全然いい。
タロちゃんだったら?
あ、でもタロちゃんが着てるのもちょっと見たいね、あれ。ちょっと私が買ったらさ、貸すから着なよ。
わかった。まさかの回答だった。やだーって書いてるから貸すから着なよ。
でもこれじゃあ買う前提じゃんね、やっぱりね。
でも買った方がいいってやっぱりそのなんとなくね、自分がやっぱりそのアンティークとかコテコテのなんかその大正ロマンみたいな格好って自分とはかけ離れてるって思っちゃうんだよね、最初は。
それこそ松尾博美先生が描かれる女の子なんてみんな群髪に顔が可愛い、みんな橋本カンナみたいな感じよ。
私の中で可愛い顔は橋本カンナ。
そうなんだね。
いやだけど、見てて自分もこんな着物欲しいって思い出したら、乗りこなしたいよ。
ね。
衣装を描くのが上手い人はイケメンを描くのも上手いんだよね。
あのさ、松尾博美さんってさ、富士風さんの公式グッズ作ってるよね。
あ、そうなんだ。
確か、そうそうそうそう。
あれもね、かっこいいよ。
わー、ちょっと見たいな。
これほんと見たことない?多分ね、見たことある。
ネットとかでね、私は見てたからね。
あ、そうなんだって思って見ましたけどね。
松尾博美さんの名前を検索するとね、サジェストされて出てくるから。
ちょっとご覧さ、かっこいいから。
あ、可愛いね。
そうでしょ。
あとさ、なんかその百科展ワルツの中だったと思うんだけど、洋装にチャレンジする人っていうのが出てくるんだよね。
当時は和装の方が当然、みんなが着ているものだったんだけど、初めての洋装っていうやつがあって。
あるね。
それの時に、すっごい綺麗な洋服を着こなしている方を見て、私なんて場違いかしらって思ったりとかするんだけど、
その素敵なお姉さまが、下着とかも揃えなきゃいけないから、あそこだったらリーズナブルに揃うわよって教えてくれるっていうシーンがあるのね。
あるある。
で、それを読んだ時に、私ら今度逆でさ、洋服を普段着ていて着物に行こうとした時って、揃えなきゃいけないものいっぱいあるじゃん。
それこそ本当下着だったりとかさ、旅だったりとかさ、そのぱっと見でわかる華やかな着物とか半衿とか帯とかじゃなくって、
そういうものを揃えるのとかも、正直私はちゃんとしたものを買わなきゃダメなのかなとか、
いろいろ思ってた中に、これ逆なんだけど、私もリーズナブルなもので揃えてもいいんだって思ったんだよね。
私、いっぱい揃えなきゃいけないのは、逆方面でもそりゃそうだよなって。
そうだよ。
そうって思って、その時にちょっとそれもね、そうだそうだっていう気持ちになったっていうね、思い出。
そうだよね。なんかさ、このまた1階にあるお店の方が、お店がすごい安くて可愛いわよって言ってくれる人もさ、
一見すごいお高く留まってるんだよね。
そう、そう。
綺麗なんだよね。
うん。
当時は多分洋服を着こなして、店員さんにこっちの生地の方がこうですって言ってるじゃん。
手だれじゃんとかって思ったように、我々も思われてるかもしれない。
だって思ってたよ。だから本当にこれに出会った頃とかは、イベントとかに来てるアンティークの着物屋さんの前ではしゃいでるお姉さん達を見て、
私はすごく気が引けて、何も買えないで帰ってきてるっていう思い出があるぐらいだから、そう思ってたんだけど、
でも、その後かな、だから百貨店ワルツに出会ってるのは。
なんかそうだよね、怖くないぞって思えた。
ね。本当にね、可愛くて、しかも面白いよね。
うん、そうそう。ストーリーもね、可愛らしいしね、面白いしね、なんかね、優しいんだよね。
このお話百貨店ワルツの中に尾形亀之助さんの秋内についての答えっていう詩が載ってるんですよ。
この詩がね、私これを読んですっごい好きで、もう探したもんね、この尾形亀之助さんの書かれる文章を。
へー、めっちゃ影響を受けてるじゃん。
いやーやっぱりね、引き出し、やっぱりさ、自分がすごいとかさ、好きだなって思う人の引き出しをさ、ちょっとでもちら見せされるとさ、
変態だからさ、全部見せようってさ、開けたくなっちゃうね。
あーわかる。あのー、そういうものよね。なんかこう、好きなミュージシャンが影響を受けたミュージシャン聞く、みたいなさ。
そうそうそうそう。はーってなるじゃん。
なるなるなる。
神の、神感みたいな。
そう、神の、神にとっての神みたいなのをね、見たいよね。わかるわかる。
あのー、ぜひね、ご興味のある方は買ってみてください。我々が貸せたらいいんだけど、貸せられねえからさ。
そうだね。我々が貸せる範囲は狭いぞ、友達少ないから。
そう。
あとさ、なんかさ、この時代のさ、お洋服もさ、かわいいからさ、
洋服はモブのコスプレと思ってる私ですが、この洋服着たいわーって思うのもあったりするのがね、またこれがね。
あー、あとちょっとね、これはいいなと思ったのが、全員がね、なんかこの松尾ひろみ先生が描かれる女の子の着物姿めっちゃかわいいって言ったじゃん。
うんうん。
全員が全員バキバキっていうわけでもないんだよね。
うんうんうん。
全然あの、私服でちょっと百貨店来たとか、等身大のおしゃれをして百貨店にいらっしゃってる方の服装ももちろん。
百貨店ワルツの中だと、あの、デパートの最新作を毎回あつられるのは一部の上流階級の奥様だけど、
そうだね。まじね、谷崎純一郎さんってね、高校生ぐらいとか中学生ぐらいで読んで、課題図書かなんかで読んで、その後、課題図書だったと思うのは知人の愛高校の時の課題図書じゃない?
結構攻めてるね。
うん。で、その時は不穏と思って読んで、その後に時代交渉とかが分かって、あ、そういう意味だったんだっていうのが大学ぐらいの時に分かって、
でもその後若干好きじゃない時期が来て、ここ数年再び好きみたいな感じなんだよね。
ナオミでしょ、ナオミ。
ナオミ、ナオミ。だからあれよ、弥生美術館にさ、行くんですけど、谷崎純一郎展も行ってるし、松尾博美展も行ってる私、そういえば。
谷崎純一郎先生も好きだし、松尾博美先生も好きだからさ、結局好きに好きを載せとんのよ。
そうなのよ。
どんぶりどんぶり。
マジでね、松尾博美さんの時の展示会の、来てる人の華やかさとかも含めて、最高の空間だったよ。
やっぱり、影響されてる人たちが来るじゃん。
うん。
キャピキャピーっていうか、花花って感じだよね。
だってさ、さっき私アンティーク着物これ似合わないとか言っといてあれだけどさ、その中でもアンティークっぽいやつをとか思って選んでいくじゃん。そういうのがさ、場に合わせたコーディネートだったりとかするじゃん。
そこにさ、来る人たちとかさ、ああいう場で来る人たちってさ、やっぱりさ、みんなぐるぐる回ったりとかさ、するじゃん。
あれの中でさ、なんとなく人と行き勝ったりとかする時にさ、失礼にならない程度にお互い服装を見たりとかさ、なんかちょっとやっぱりこう、袖振り合うもんじゃないけどさ、通路譲り合いとかで、あ、どうぞーとかさ、すいませんとかさ、あるじゃん。
あの最中にさ、声聞こえるもんね。なんか、あ、素敵ねそれ、みたいな。そちらも、みたいな。
それなんか、お互い若干ドヤ顔みたいな。
そうそう。みんなが良くて、私も良いみたいなさ。
そうそうそうそう。
指と指を合わせて、私なんてっていう人一人もいなくて、みたいな。
そう。
あ、可愛いじゃん。私もね、可愛いんだけどさ。
わかる。
もう何だったら、私、弥生美術館に置かれましては、マジで普通に、すごい素敵ですねって声かけられて、あなたも素敵ですねって、マジで声に出してやり取りしたことある。
いや、素敵。
あとさ、ちょっと松尾ひろみさんに話戻すんだけどさ。
はいはい、お願いします。
ロンドンの中でさ、ロンドンの中っていうか、百貨店ガラスの中にも出てくるんだけどさ、日傘が出てくるの。
はい。
で、レースの日傘ってさ、めっちゃ可愛くない?
可愛い。
それがさ、憧れてさ、私はさ、アンティークショップでさ、レースの日傘を買ったの。
はい、素晴らしい。
すぐ真似するでしょ?
はーい。
なんだが。
なんだが?
全然日傘を遮ってくれない白いレースの日傘。
だってさ、レースの半分は穴だからね。
そうなの。だからね、令和の日傘とは戦えなかった。
あー、所詮、所詮って言ったらあれだけどね、やっぱ古風な日傘。古風な日傘。昔の日傘はね。
そうなの。だからさ、レースの日傘で涼しいやつ。ロリータさん会話あるの知ってる?
え、知らない。
なんか、重いらしいんだけど、表はフリルになってて、裏側が斜向性の黒とかが貼ってあって、熱は通さないけど、表から見ると、すごいちゃんと白いレースになってるみたいな。
そうそう。内側に黒いのが入ってるのが、なんか重いんだって。だから三層構造ぐらいになってて。
そうか。
だけど、可愛いわけよ。
昔ってさ、大正とかってさ、コンクリートじゃないじゃん。土だから照り返しとかも少なそうだし。
ま、純粋に気温も低いよね。
低いし、あと樹木が多そう、街に。木漏れ日を遮るぐらいだったら、たぶんちょうどいいじゃん。
そうか、そういうことなのかな。あと、たぶんよ、移動距離今ほど長くない気がする。
なー、意外とそうかもね。
町内で生息してたりとか、電車に乗ってもさ、鷹が知れてる。何箇所も行ったりとかしないんじゃない?
はー。ちょっと百貨店行って、帰るだけって。
そうそう。
我々みたいに、そんな奴飲みに行ってってな。
美術館行って、百貨店行って、飲みに行って、みたいな。そういうことしない。
お茶飲んで、小屋さん見て、みたいなね。
なんなら立ち飲みだから、ゾウリは歩きやすいやつがよくて、とか言い始めない。
そう、そういうこと。
やっぱさ、のめりの靴とか履きたくなんない。のめりの下駄とか履きたくなんない。
そう、なんかね、結構こう、これは百貨店ワルツのことなんですけど、なんかね、商品説明みたいなね、ページもあるんですよ。
うんうん。
そこもね、かわいいんだよね。
ねー、かわいい。
靴とか毛鏡とかもさ。
わかる。なんかさ、その、コーディネートだけじゃなくて、持ち物にもさ、憧れちゃうんだよね。
うん。書き込みがえぐいんだよね。もう簡単に言うと。
うん。
もちろんあれよ、松尾ひろみ先生は、細かいのはさすがだと思うんだけど、
うん。
それにしたって、あなた書き込みようよ、みたいな。
あのね、万華鏡の庭の方にはね、ラフ画とかね、どういう順番で書かれてるかっていうね、ページがあんの。
おー、勉強になりますね。
ラフ画になってるページ。
あとこういう、
色の入れ方とかね。
そうそうそう、みたいなやつがあったりとかですね。
あとさ、なんか百貨店ワルツ、私の勝手なイメージなんだけどさ、
うん。
日本橋三越っぽいと思ってんだよね。
はーい、はい。まあ、太郎ちゃんも2回ぐらいしか目の前に通ったことない。
あの、日本橋三越って、やっぱね、元五福屋さんだからさ、五福のペース結構大きいの、他の百貨店とかに比べて。
えー。
で、ほんとに、そんなにお高くもないキッチュな帯留めから、
それは誰が買うんですか、みたいな婚礼の豪華編みたいなやつまで置いてあるから、
ほんとなんか、最近出たよねっていうレース羽織が置いてあったりとか、
あとなんか、西寺でホムシュヘムとかツバキアンさんとかが来てたりとかすることもあるから、
結構幅広く、ほんとになんでもウェルカムなんだなって思うんだよね。
私、基本的に日本橋三越すごい好きなので、デパートとして。
うん。
時々その空気だけを吸いに行きたいぐらいの感じなんだけどさ。
植物園か何かですか?
そうですよ。私は日本橋三越のシャネルでルージュを買ったっていうのを自分のジンにも書いてるくらいなので。
かわいいね。
好きなんですけど、その中で吹き抜けの感じとかが、なんか恒例なのかなって思っている?
確かに、そういうレトロなデパート、百貨店とかって、やっぱりそういう吹き抜け、大阪にもあるよね。
そういうところ?
あるあるし、フランスとかだとギャラリーラファイエットっていう、でっかい吹き抜けで、
オペラ座の前にあるので。
へー。
オペラ座はね、でもオペラ見るのとか、いろいろ服がさ、とか難しかったりとか、
ここまではタダで入れるけど、ここから入るんだったらお前って金払えみたいなとか、いろいろルールがあるので。
へー。
ギャラリーラファイエットは誰でも入れるんで。
それはそう。
いや、でも、なんかね、やっぱり今日話してて、欲しくなったね、やっぱりもうちょっと。
それは、画集画ですか?それともアンティーク着物画ですか?
どっちも欲しいだけど。
でもとりあえずタロちゃんは読み物がやっぱり好きなので、コミックス。
これね、松野ひろみ先生ね、さっきシーナちゃんが言ってた雑誌をね、ずっと追っかけてるっていうお話もあるんだけど、
今気になってるのがもう一個ありました、タロちゃんが。
マイガーランドっていう、仕掛けのお話があるんだよね。
ほうほう。
マイガーランドっていう格納ランジェリーショップを舞台にしたお話。
へー。
時代ごとのランジェリー100年の変貌をイラストで紹介してたりするから。
うんうんうんうん。
いや、今買おう、ちょっと。
すぐポチろうとするよ、この人また。
でもね、電子ではやっぱり物足りないんだよね。
っていうか松野ひろみ先生って多分本しかないよね。
あ、そうなの?電子ないの?私もう紙の本派だからさ、全然あれなんだけど。
こういうものは手で見たい、わかる?
うん、わかる。ページをめくりたいんだよね。
そう。
思うのがさ、この紙めくりたいっていうのもそうなんだけど、
なんかイラストレーターさんだと画集になるし、漫画家さんだと基本的にストーリーになるんだけどさ、
どっちも楽しめる感じがしない。
わかる。
さっき言ってた詩みたいなのが載ってたりとか、商品の説明が載っていたりとか、
その商品の説明が説明くさいというよりもカタログみたいになっていたりとか、
ストーリーの中にいい感じに解説が入ってたりとかして、
なんか作品としてすごい面白いんだよね。
どの角度から見ても素晴らしく面白くって、
このお値段でいいんですかっていう気持ちになるっていう、
素晴らしく凄まじいよね。
だからあれだよね、松尾ひろみ先生が本当にいろんな歴史のこととか、
お着物の知識とか、絵を描く勉強もそうだし、
いろんなことをご自身が吸収して消化しきった素晴らしいものを我々はいただいているみたいな感じ。
すっごい学んでる方なんだろうなぁと思う。
我々もあれだね、我々の作品から何か得られる程度のものがある。
たのちゃん小声になってるよ。
そんなことないよ。
あなた、自分が喋りたいって言った松尾ひろみさんの話だけど、私の方が喋ってるくない?
いいんだよ、そういう時はあるわよ。
おっと、言い残したことはありませんか?
そうだな、たのちゃんイラスト勉強してるじゃないですか。
松尾ひろみ先生みたいな絵を描くっていうのは、
はだはだもうちょっと精進してから言いなさいねっていう話ですけど、
でもやっぱりお話を描くセンスとか、着物のセンスもそうだけど、
やっぱり絵を描くシンプルなセンスもめちゃくちゃ尊敬してるので、
松尾ひろみ先生ほどじゃないけど上手くなったじゃんって思ったら言ってください。
たのちゃんのイラストの発表の場だからね、メンバーシップ。
メンバーシップね、ほんと。
しょうもない、しょうもないことはないね。
今1回2回出してるけど、1回目はマジでしょうもないからね。
でも初めて描いたんですよ、食べ物を。
上手く描けたもんだなって自分でちょっと感動した。
はい、見てください。
はい、かしこまりました。
しなさん何ですか?
アンティーク着物を着たくなっている、今。
じゃあ、着ましょう。
アンティーク着物って、私の中では別枠っていうか別格みたいな、
沼の深いところの住人しか行けない場所だと思っていたんだけど、
そうかもしれないけど、それを着たいよって思った最初の本だったりとかしたので、
本当に可愛いです。
みんなね、自分がそういうの似合わないからって思う人いると思うんだよね。
私とかね。
可愛い絵はとかね、今しなちゃんも前半、だいぶ序盤で言ってたけど、
そんなね、着物はね、懐狭い着物じゃねえって、絶対似合うアンティーク着物あるから。
確かにね、そうなんだけどね。
スパルタのことを言うと、諦めるな、もっとあがけ暴れるんだ。
2枚刃の下駄とさ、のめりの下駄がさ、やっぱりよく出てくるからさ、