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  2. 21 僕たちは「音声の上げ手」..
2020-10-15 36:23

21 僕たちは「音声の上げ手」です(!?)

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技術士という資格、人と行為の固定化について話しました。


- https://scrapbox.io/rtakaishi/どのような肩書きを名乗るか

- https://scrapbox.io/june29/人と行為の固定化は分断のリスクをはらんでいる

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今日もよろしくお願いします。タカイシです。
はい、june29です。よろしくお願いします。
さて、ちょっと台風が近づいて寒く涼しくなりつつある今日この頃ですが、
はい。
前回、先週の回ですね、色々とガジェットを買ったって話をしたと思うんですけれども、
しましたね。
買ったものが色々届き始めまして、
はい。
GoPro HERO9が届いたので、ここをしばらくですね、部屋の中に置いて時々動画をポチポチ撮っているんですけれども、
いや、これは楽しいですね。
ああ、わかるわ。カメラ届いたら、とにかくもう何でもいいから撮りますよね、最初。
いや、そうなんですよ。僕もお茶を入れる動画を撮ったりですね、
その辺を歩くときに、意味もなく前を撮ったり、自撮りをしてみたりと。
わかるわ。僕はGoPro HERO7買った時にね、タイムラプスが楽しくて、自転車でどこか出かける時とか撮ってましたね、道中をずっと。
なるほど、わかります。
GoProの録画ボタンがカメラの上についてて、それもオフだけで録画開始できるんで、
スマホよりも何なら多分ディレイを撮り始められるのが早い気がしてて、
そこが部屋の中で使うにも結構いいなと感じております。
いいですよね。それ結構スマートフォンでアプリの世界になって、
これで何でもできるじゃんって、一回世界がそっちに触れたと思うんですけど、
その後に何でもできるゆえに、何かに特化したやつよりは始めるアクションが多いって気づいたのも同時に人類は体験したと思うんですけども、
やっぱり電卓であれば数字入力したらすぐ計算結果出せるのが特化型の強みだし、
GoProも本当そうですよね、動画撮るんであれば専用機で便利だし手軽だなっていうのはすごく感じますね。
はい。これを机の上とかソファーの上とか部屋のいろんな場所にあらかじめ5個ぐらい買って置いておいて、すぐ手に入れるようにしたいなってちょっと考えたりしました。
確かにピッとやったら全台録画開始してほしいみたいな、大丈夫なの?テレビ番組みたいな感じ?モニタリングかな?みたいな感じしますけど。
03:06
GoProどこだっけ?って探しに行くのも面倒なんで、あらゆる部屋に置いておいてですね、やれたらいいなとか。
確かにね。うちはね、家の中の何箇所かにGoProのマウントを固定してあって、
そこにGoPro本体パチッてはめて録画ってやると、いつも同じ画角で撮れるようにそうしたんですよね、何箇所か。
それいいですね。
結構面白くてですね、最初は夫婦で過ごす、リビングでのんびりしたりテレビで何か見たりしてる様子を撮ってみるかっていって定点観測的にやってたんですけど、
面白かったのは、友人夫婦とかが遊びに来てくれたときに、タイムラプスで2時間家で遊んで帰ってったみたいなときに、タイムラプスで撮るとそれなりにコンパクトにまとまるじゃないですか。
でもちゃんと見るとね、これ何の話したときだとか、これ一緒にゲームやってるときだとかって分かって、何で盛り上がったのかが記録できてね、あれ面白いんですよね。
いいですね。
動画をプレゼントしたり。
それ等倍で撮ってると長いし、サイズも大きくなるんで、タイムラプスで撮っておくとね、別にそのとき話してた話の内容とか全部聞きたいわけではなくて、思い出すトリガーになるっていうのが面白いですね。
そうなんですよ。言うても去年ですけど、今年は全然呼んだりしてないんで、なかなか呼べる状況じゃないんですけど、去年はそれやってたんで、また落ち着いてきたら再開したい遊びだなと思ってます。
じゅんさんは最近買って届いたものありますか?
そうそうそう。ピクセル5はまだ待っていて、発売日は待っていて、フィットビットセンスっていうフィットビットの新しいやつが届いて。
ただね、これなんだっけ、皮膚の表面温度みたいなやつは30日間ぐらいパッカーすると、なんか自分の基準値みたいなのが出るっぽいんだよな。
今のところね、まだ新機能みたいなのは体感できてないので、これからデータを貯めて何か面白いことが起きたら、ここでお話しさせてもらうことになるかなと思います。
いいですね。その30日データを貯めて、そのデータを元に測定結果を出してくれるみたいなのは。
そうなんですよ。
逆にちょっと信頼できそうな気配がしますね。
いやですよね。2日目とかに異常値ですとか出られても困りますからね。
本当かって。
06:01
そうそうそう。だから蓄積するとね、本当に体に異常にあった時になんか体温高いってね、本人が自覚する前に気づいてくれたらすごい良いと思うんで、楽しみにしてます、僕。
じゃあ1ヶ月後ぐらいにフィットビットセンスの話をまたしましょう。
確かに。はい、ぜひぜひ。
今日は型書きの話とかをしようかなと思っています。
型書きまたちょっと行々しい話題ですね。
まあまあ雑談的な話なんでね。
そこまで構えなくて大丈夫ね。
構えなくて大丈夫です。
僕の会社のポジション的にはソフトウェアエンジニアという職種なんですけれども、
どうも国とか基準とか法律とかによっては特定の条件を満たさないとエンジニアと名乗れないみたいな話があるらしくて、
定義みたいなのがある。
そうです。で、ちょっとその辺りに興味を持ったので軽く調べてみたという話ですね。
面白いですね。
エンジニアと日本で名乗れるかどうかっていうところが今のところちょっと結論根拠となるものがあまり見つからなかったんですが、
少なくとも国家資格として技術士、プロフェッショナルエンジニアとか名乗る場合はこの資格を持たなければならない。
あとはAPECエンジニアっていう国家間で技術を相互に認証するための資格で、
APECエンジニアと名乗る場合はその条件を満たす必要があった。
あとIPEA国際エンジニアという称号もあったですね。
これも国家間で技術の水準というのを相互に承認するための仕組みだそうです。
こういう資格とか名乗るための基準というのは少なからずあるんですが、
エンジニアと名乗るための資格条件というのが明文化されたものというのは見つけられませんでした。
なるほど。
という話ですね。
面白いなあ。
僕もなんとなく勝手にソフトウェアエンジニアやってますとか言う時あるけど場によってね。
09:00
だからアンオフィシャルなものとして喋ってるのかもしれないな僕も。
そうなんですよね。
それっぽいな。
アメリカの場合だとエンジニアと名乗る条件、あとプロフェッショナルエンジニアを取得する条件。
認定された教育とかを修了していることが求められる。
特定の認定された教育を受けてエンジニアになり、さらに経験を積んだりしてプロフェッショナルエンジニアになるという流れみたいなんですね。
このエンジニアと受賞できる条件っていうのがABETっていうものかな。
ABETっていう認定機関があるようで。
これが日本のJAVE認定というものがあって、これはこのABET認定と同等のものらしいんですね。
そうだったんだ。
なので、アメリカの基準に従うとJAVE認定を受けている人だとエンジニアとして名乗れるのかもしれないんですが、
JAVE認定を受けていたりしないと名乗れないのかどうかというのはちょっと根拠が見つかりませんでした。
なるほど。逆側ね。
そうなんです。
じゃあ結構僕もふんわりエンジニアって言ってるのかもしれないな。
多分そうなんだろう、この話からすると。
なのかもしれないです。
さらに深掘りをちょっとして、技術士ってそもそも何ぞやっていうのも調べたんですけれども、
技術士っていうのは修行として名称独占が定められていて、勝手に名乗ることはできませんと。
なるほど。
やっぱり資格を取らないと技術士ですとか名乗れないわけですね。
弁護士とかと一緒ってことですね、修行だから。
21個の部門があって、建築とか船とかいろいろあるんですけど、
僕たちの場合だと情報工学部門っていうのがあって、そこの技術士になると自分の専門語の国家資格が取れそうだと。
なるほど。
この技術士に関して一次試験と二次試験があるんですよ。
そうなんだ。
一次試験を合格して、立務経験を得た後に二次試験を合格すると、技術士として登録することができるんですけれども、
僕はどうやら技術士の一次試験は受けなくても二次試験を受けられそうな気配がしています。
へー。
これはどういうことかなんですけれども、JAVIに認定された教育機関を修了していると、一次試験を受ける必要がない。
12:06
実務を積んで二次試験を受ける資格が得られてそうだと。
なるほどね。知らず知らずのうちに認定を受けたような部分的な認定を受けていたりもするのか、僕らも。
うん。あんまり大学にいた当時には興味がなかったんですが、どうやらそうっぽい。
なるほど。はい。
実務は4年から7年。大学院を出ている出ていないとか、どういう人の下で実務をしているかで多少その年数上下があるんですけれども、7年経過実務を行っていれば二次試験を受けることができると。
へー。
二次試験どういうものかなっていうのも調べてみまして、ちょっと軽く見てみたんですけれども、記述式の試験でした。
筆記。
筆科目と選択科目があったんですが、結構新しい目のトピックみたいなのも取り入れられて、ちゃんとアップデートされているなという感じです。
誰が作ってるんだろうな、この問題。
確かに。
すごいな。
筆科目はですね、5Gの使った被災地向けのシステムの課題とか、そういう話が令和2年度の試験で出ていて、あとキャッシュレス決済のシステムにおける非機能要件の抽出解決策とか。
難しいじゃん。
選択科目だと、僕が見たことないような用語とかもあったり、全く専門じゃないものもあったので、多少見たことあるようなものに限ると、ブロックチェーンのマイニング処理の高速化であったり、デブオプスであったり、AIオプスであったり、データマイニング、アジャイルプラクティス。
あと、ネットワークとかパブリッククラウドを使う話、DNSとかフィードとか。
はい。
あと、テレワークの話とかもありましたね。
テレワークの話って何するんだろうな。面白い。
やっぱりこの選択科目はそれぞれの専門領域に特化した試験なんですけれども、5Gみたいな必須科目で、結構幅広く深く知ってないと、技術史の二次試験を突破するのは難しそうだなという印象を持ちました。
そうですね。特定のところの専門家っていうよりは、わりと業界動向をチェックしてないとって感じしますね。この5Gがどうこうとかって。
面白いですね。
全然知らなかったね。
なんか現場寄りだなっていう印象は受けました。
確かに。
工学だからか。工学部門だとエンジニアリングだから、実務寄りというか現場寄りの性質は帯びるんだろうな、きっと。
15:09
こういう試験が受けて登録すると技術史として名乗ることができる。
なので、例えば高石技術史事務所みたいな会社っていうんですか、立ち上げる場合は技術史の資格を持っていないと当然名乗ることができないということなんですね。
なるほどね。結構大変だな。これを受けて、我々は今後どうしていくのかっていうところに興味がいきますね。
学習して試験を受けるっていうことは別にできるんですが、問題は名乗ってどのような利点があるのかというのが謎というか。
あまりまだこれがないとできないっていう業務は、たぶん情報、工学部門ってたぶんなくて。
はいはい、そうかね、確かに。
日経の記事なんですけれども、2003年末の時点で情報工学部門の技術史っていうのは1400人ぐらいしかいないらしいんですね。結構少ないんですよ。
へー、誰がやってんだろうな。
業界によっては一定以上の経験を積んだ人は技術史の資格を取得するみたいな、そういう文化があるような業界もどうやらあるみたいなんですけれども、
こういうソフトウェアエンジニアリングだとそこまで技術史の資格という、僕らもあまり詳しく知らなかったので、
あまりまだ必要とされていないというか、ないとできないこともないんでね。
いや面白いっすね。定義全然調べたことなかったな。
実部に照らし合わせてこういうことをやってますっていうのを伝えるためにラベルを選んでたぐらいだからな。
結構場によって使い分けてはいるけれども、それは実用上通りがいいとか誤解の予知が少ないものを選んでるだけで、
定義がどうとかっていうふうには考えてこなかったんで、すごく面白い話だなと思って聞きました。
今後自分がどう名乗るかっていうのがこれを見てさらに悩ましい。結局エンジニアと名乗れるのかどうかってよくわからなかったんで。
どうします?僕は最近割とソフトウェアエンジニアって名乗ることが多いんですけどね。高橋さんも似たような感じですか?実際のところ。
そうですね。人によりますね。プラットフォームソフトウェアエンジニアみたいな結構専門にフォーカスした職種を名乗ることもあるし、
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ソフトウェアエンジニアだったりソフトウェアデベロッパーみたいな汎用的な名乗りをすることもあるし、プログラマーとか。
あとやっぱり業界に全く詳しくない人向けにはSEですって名乗ることも正直あったりします。
わかるわ。それってあれですよね。日本人相手だと僕は北海道出身ですって言うけど、これが世界のいろんな人が集まるとこ行ったら日本から来ましたって言うし、
北海道の中で話すときは北海道の市区町村のレベルになるから、ズームレベルを切り替えてるというか、そういう感じはありますよね。
僕も社内はうちの会社はソフトウェアの会社なんで、社内だとエンジニア職って言うだけで、ソフトウェアのエンジニアであることが自明なので省略されていると僕は捉えていますし、
一方、ウェブ上でもよくあるエンジニアはみたいな釣りタイトルみたいなのに対してソフトウェアエンジニアは省略するのやめろみたいな、結構刺されるじゃないですか。
確かに。
それはすごくわかるんで、割とハードウェアエンジニアの人も読みうるような場所では僕はソフトウェア省略せずにソフトウェアエンジニア。
スクラップボックスとかに書いてる自分の文章も結構ソフトウェアエンジニアとか書いてますね。
なるほど。条件とか状況に応じて肩書き、うまく使い分けるとかうまくできたいですね。
あと就職したての頃はウェブ業界に対して強い憧れを持って僕はこの業界に入ってきたんで、ウェブ開発者とかウェブデベロッパーみたいに名乗ってた時期もあるんですけれども、
ティム・バーナーズ・リーいるじゃないですか。ワールドワイドウェブの作った人。
いますね。
その人がウェブ系というかウェブそのもののカンファレンスでウェブデベロッパーっていう肩書きで登壇したことがあるんですよ。ティム・バーナーズ・リーが。
ティム・バーナーズ・リーがウェブデベロッパーだったら僕はウェブデベロッパーじゃねえなって思ったんですよ。
なるほど。
ウェブアプリケーションデベロッパーだなってその時にすげえガツンときたんですよ。ウェブそのものを作ってる人がウェブデベロッパーだから。
そうですよね。
そうだな。ビル建ててる人が私は街づくりをしてるんですって言ってもいいけど別にそれは悪いことじゃないし、
NASAの清掃員みたいな話で人類が月に行くための仕事をしてるって言っていいと思うんだけども、
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僕の心のありようとしてティム・バーナーズ・リーと同等ではないなって思っちゃったんでね。
ウェブアプリケーション開発者って略さずに言うことが増えましたね。
なるほどね。それはいいですね。面白い。確かにそうなんです。そうですよね。
そうなんだよ。ウェブデベロッパーって今では僕にとって恐れ多いものになっちゃってる。
我々みんなでウェブというものを作っているというコンテキストを言えばウェブデベロッパーと名乗ってもいいんですが、
ちょっとティム・バーナーズ・リーさんの前でそういうの名乗れないですね。
私がウェブの開発者ですって来たらさ、自分はもうちょっとスコープ狭めるかみたいな気持ちになって。
あれは面白い体験でしたね。別の話をぶら下げてみようかなと思ったんですけども。
いいですよ。やりましょう。
ちょっとね、肩書き名乗りラベルみたいな話で連想して、
僕、YouTubeに動画を投稿するっていう生活をもうすぐ4ヶ月になるのかな?続けてるんですよ。
でも自分からYouTuberって名乗らないことにしていて、
というのは別にYouTube以外のもっといい動画投稿、動画をおけるプラットフォームが出てきたら、
僕はそれすっとそっちに移行したいと思ってるんで、
そうすると別にYouTubeとそんなに密結合でありたくないと思ってるんですよね。
YouTuberとしてやっていくと、YouTubeの次の時代が来たときに、
その密結合さゆえに新しいアーキテクチャにすっと行けないっていうデメリットが出ると思っていて、
なので僕は自分からはYouTuberっていうのは名乗らないっていうことにしてるんですよね。
それは結構気にしてる。
あんまりにも実装にすごく依存した名前をつけたくないというか、
これもプログラマーっぽい感じなんだけど、
もうちょっと抽象度を上げたほうが良くないみたいなのすごい気にしますね。
だから同じ理由で、Zoom飲みっていう言葉はあまり好きじゃなくて。
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Zoom以外で飲むことも結構ありますからね。
そうそう、オンライン飲み会ぐらいの抽象度が好みなんですよね。
だから何でもかんでもウォークマンって言ってほしくないとか、
iPodって言ってほしくないみたいな、そういう話なのかもしれないけれども。
いや、わかります。
自分なりに動画投稿者とか、あるいはVロガーとかね、
そのレベルで具体度をとどめておきたい気持ちがありますね。
なるほどな。
マーケティングワードですからね、YouTuberとか。
Zoom飲みってそこのプレイヤーが利用を促進するためにやっているキャンペーンみたいなことなんで、
あまり一企業の、営利企業のキャンペーンに自分のアイデンティティをひも付けしたくないという話をしました。
Vロガーって結構上手いというか、上手く実装から離れた名称だなって今聞いてて思いましたね。
そうそうそうそう。
YouTubeに投稿してなくてもいいし、インスタグラムとかTwitterに投稿しててもVロガーと名乗れるわけですから。
インスタグラムに動画投稿してる人がYouTuberとは名乗れませんからね。
そうなんですよね。
だからプログラミングしてて、名前の抽象度をミスってやりにくくなるときあるじゃないですか。
あります。
そうそう、それとかね。何でテーブル名こうしたんだ、これ他のこういうデータ入れにくいじゃんみたいな。
ざらにそういう体験あるんで、そこ敏感なんだと思いますね。
という話でした。
いや、分かりますね。
ポッドキャスターも上手いんですね。
ポッドキャスターもね、そうそうそう。
だからなんかあんまり一般的な概念にあんまり一企業の画を入れたくないんだろうな、僕は。
インターネットとかウェブもそうだからでしょうね。
場はみんなのものみたいな気持ちがすごいありますね。
いや、面白い。
という感じで、僕も昔はクリエイターっていう名乗りしてた時期もあるな、一時期。
クリエイターって結構幅広い概念というか名称なイメージが僕はありますね。
クリエイションさえしてればクリエイターでいいから、別に間違ってはなかったんだよな。
でもさっきのエンジニアの話聞いたけど、デザイナーさんの名乗っていい名乗ってないものはさらに曖昧そうなイメージがあるな。
デザイナーって一括りできない。
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単純にはイメージが。
全然同じデザイナーでもやってることは違うことが多いと思うので。
そうですよね。
かなりコンテキストが限定された場じゃなければ、何のデザイナーなのかってちゃんと言わなきゃいけないんだろうな。
僕に関係するそういう名乗りだと、僕写真も撮るので、写真家とかフォトグラファーとかカメラマンとか、
写真に関する名乗りいろいろあるんですけど、
なかなか写真に関する名乗りをするときにどう名乗るのか難しいと感じることありますね。
確かにな。長くなるけど大丈夫か。もうちょっとだけ触りだけするか。
今のフォトグラファーとかって思い出した話というか、
面白い記事があってね。あれかな、自転車乗りの人たちがよく見るようなサイトなのかもしれないんだけれども、
criticalcycling.comっていうところの7月の記事なんですけどね。
ここでは、英単語のサイクリングとカタカナで書かれサイクリングはイコールではないってところから始まる、ちょっとどういうことだろうと思うような記事なんですけど、
英単語のサイクリングってあらゆる自転車利用のことだとここでは論じられてるんですね。
多分日本語カタカナのサイクリングってコンビニ行くような自転車に乗る行為をサイクリングに含めないようなニュアンスがあると思うんですよ。
ありますね。僕の中のイメージだと自転車に乗って遠出するとか、運動のために自転車に乗るみたいなそういうニュアンスを自分の中に持っていますね。
この中では人と行為の固定化は分断のリスクをはらんでいるっていうことが主張されてるんですけれども、これすごい面白いなと思って。
この中ではちょっと概要だけ紹介しますけれども、例えばドライバーっていう運転手みたいな言い方はしない方が良くて、より望ましいものとして、
運転をする人々みたいにして、別に誰もがそうなりうるし、グラデーションの中でちょっと運転する人も、がっつり運転する人も、趣味で運転する人も、必要に迫られて運転する人も全部含めて人と運転っていう行為を都にする、そういう方が望ましい。
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そうしないと謎の断絶を生んでデメリットを受ける時があるから、そうした方がいいよねみたいなことが書かれていて、これ結構7月の記事なんですけど、結構印象に残っていて。
そうするとサイクリストっていうと、本当にがっつり自転車やる人みたいなイメージありますけど、もうちょっと自転車乗りくらいの、自転車乗りもがっつりやってそうか。
自転車乗りやロードバイクでがっつり走ってそうなイメージがちょっとありますね。
だから自転車に乗っているその時のその人のことをぐらいの感じで言うと、たぶんプログラマーも、別にちょっとでもコード書いたらその瞬間はプログラマーでいいっていうこの主張に乗っかるとそうなると思っていて、
確かにそうした方が、お前みたいなやつがこれ名乗ってんじゃねえみたいなこと起きないと思うんで、そっちの方が僕はメリットは大きいかなってね、この記事読んで終わりました。
日本の文章でサイクリスト向けみたいな書き方をすると、スポーツで自転車を乗っている人向けみたいな捉えられ方をする可能性があると。
そうそうそうそう。それで言うとね、さっきの写真家とかフォトグラファーっていうのも、なんかこう僕は入らなそうっていう印象になるんですよね。
でも今日本で写真を撮らないって人ってそんなに多くはいないじゃないですか。
確かに。
誰もが撮るぐらいのもんじゃないですか。
そういうカジュアルなものも全部写真を撮る人に入れていいじゃんみたいな。
なんかお前は写真家じゃねえとか、なんか勝手にフォトグラファーとか言われたら迷惑ですみたいな断絶を生むから、そうじゃない言葉遣いがいいよねっていう動きが英語圏でこのねベシベカラズみたいな表がまとめられるぐらいにはあるみたいで。
だから我々もね、コード書きとか写真撮りとかバイオリン弾きみたいな感じで、それをやるんだったらそれをやる人でいいじゃんみたいな考えがあって、これはすごく面白いなと思いました。
確かに。
コード書き、写真撮り、すごい思考性を持ってコードを書いたりとかしてる人にニュアンスがちょっと感じてしまいますね。
面白いなこれ。
これ面白くて、日本語だと多分そうなんですよね、なんかプロフェッショナル感というか、一丁紙の人を許さない雰囲気があるんですよね。
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写真撮り、やばいですね。
絵描きとかね、でも言葉だけを見ると別にそんなニュアンスないじゃないですか、プロのミュージシャンとか言ってなくて、本当に行為の名詞形として絵描きとかバイオリン弾きとか言ってるだけなのに、なんかねちょっとあるんですよね、感じるニュアンスが。
イラストを書く人とかだと書き手とか歌い手みたいな表現しますよね。
じゃあ我々コードの書き手だよ、コードの書き手なんだね。
複雑だな。
ニコニコ動画にいそうってなるのが面白いですね。
書き手。
でも面白いですね、歌い手って面白いですね、歌手じゃなくて歌い手っていう、プロシューマーというかプロとコンシューマーの間のレイヤーを作ったようなニュアンスがありますね。
踊り手とか。
踊り手もね、ダンサーではなく踊り手。
でも踊り子っていう言葉もあるからね、これ難しいね。
でもそういうレイヤー、上級初級中級とかってレイヤーじゃなくて、上手い人も下手な人もみんなそれを楽しんでる人とかやってる人ってした方がいいじゃんっていうのは確かにそうかも。
より幅い、より広い人を対象にできるような呼び方っていうのもちゃんと使っていきましょうと。
その方が人口増えると思うんですよね、競技人口とか業界人口とか。
なので僕は動画あげてみたいな感じで、僕ラッキーマグロFMも音声のあげてとして活動していくということで。
そこのポッドキャスターとかでもいいんじゃないですか。
そうですね、無理にやることはないと。
名乗るときは自分が思っている名乗り方をして、幅広く対象にした呼び方をしてるときは音声メディア配信者とかね。
声の出し手としてね。
声の出し手とかそういう表現をちょっと使い分けていけるといいなと思います。
最後めちゃくちゃ話になっちゃった。
いや、楽しい。
そういうわけでエピソード21は型書きの話とか、あと人と行為を固定化するんじゃなくて、うまく分けて表現しましょうというお話をしました。
そういうわけでエピソード21はこのあたりで終わりにしたいと思います。
ご意見ご感想などあれば、ハッシュタグ気まぐれFMか、ツイッターの気まぐれFM、あと気まぐれFMからお便りフォームでぜひぜひお寄せください。
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それじゃあまた来週お会いしましょう。バイバイ。
はい、聞き店の皆さんありがとうございました。
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