1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v136-1 ライター/編集者・鷲尾..
2024-12-26 26:23

v136-1 ライター/編集者・鷲尾諒太郎さんに聞く「わかるってなんだろう?」

今回は、ライター/編集者・鷲尾諒太郎さんにお話を伺いました。
社会人のはじまりは人事、その中で採用のお仕事からはじめられた鷲尾さん。まずはどのような経緯で今のライターのお仕事をするに至ったかについてから、伺いました。

鷲尾さんポートフォリオ:https://www.foriio.com/rwashio
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00:03
皆さん、こんにちは。ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。 今回は、ライター・編集者・鷲尾諒太郎さんにお話を伺いました。
社会人の始まりは人事、その中で採用のお仕事から始められた鷲尾さん。 まずは、どのような経緯で今のライターのお仕事をするに至ったかについてから伺いました。
一応、鷲尾さんはお仕事としてはライター。
そうですね。編集の仕事を。
でもライター業のほうが7,3ぐらいで、ライター編集という感じです。
編集も3ぐらいでやってる感じですね。
それどんぐらいやってるんですかね。
期間ですか。
始めた期間。
僕は、さっきの取り始め、一応残すというようなことを考えると、2013年から僕は社会人になりまして。
1社目が先ほど言ったリクルート。
人事を3年ぐらい。そのあと営業を1年ほどやって。
4年から4年半ぐらいリクルートに行って、そのあとスタートアップに転職をして。
そこでも人事を1年半ぐらいやったんですよね。
で、29のときに。今34なんですけど。
29のときに、30代だなと思って。
もともと単純にすごい単純な理由なんですけど、本が好きだったって。
書く仕事でもやってみるかと思って、今は独立をして。
未経験、歓迎みたいな給料はありますけど、給料は当然減るんですから。
未経験、職種だと。
生活水準をキープしつつ、新しいことをやるためにはって考えると。
人事の歴は長かったんで。
フリーで人事の仕事を受けつつ、生活費稼いで、空いた時間で書くトレーニングをしよう。
ってなると、会社員だと難しいなって。
フリーランスになろうと思って、フリーランスという選択をしたのが2019年。
最初は平行してというか、人事の仕事を受けながら書く仕事もやって。
1年ぐらいで、今の書く仕事を1本にしてるんですけど。
独立してからは5年、書く専業になってからは4年っていう感じですね。
それまで独立されるまでは、書くみたいなことはそこまでせず?
03:00
そうです。一切してないです。
いわゆる人事だったり、求人票書くとか、企画書書くとか。
ビジネスパーソンであれば大半やってるようなレベルの書くしかやってなかったです。
そこから完全にシフトしてってなると、入れ方が変わりますよね。
そうですね。
最初の頃、やっぱ大変じゃないですか。
大変でした。これも難しいというか、
別に書くに限らず、新しいことをやり始めるためのポイントとかコツとかって、
いろいろあると思いますし、世の中で語られることたくさんあると思うんですけど。
すごいマッチョイズムっぽくて嫌でもあるんですけど、
僕もとにかくやるっていうことでしか。
ああ、そういうことですね。とにかくやる。
始めた頃はもうとにかく書きまくって、
書きまくってまくって、いろいろフィードバックをもらってっていう感じでしたね。
ああ、でもなんか修行みたいな、すぐにずっとするみたいな感じですかね。
そうですね。
何もテクニック論とか、
スキルを身につけるための効率いい方法みたいなのは、
あんまり今もですけど知らないので、
とにかくたくさんやるっていうことで、なんとかしましたね。
でもやっぱりそれがあるから今があるみたいな感じはしますよね。
そうですね。もっと効率のいい方法とか、やり方はあるんでしょうけど。
もう、そうですね。とにかくやるっていう、体育会計的な感じですけど。
で、なんとかしました。
もともとはリクルートに入られたっていうのは、
希望というか、こういうのをしたいっていうイメージがあって入ったんですか。
そうですね。で言うと結論はなかったんです。
なぜそういう会社だったかっていうと、
あの会社はよくありきたりなパブリックイメージですけど、
若いうちから頑張って仕事を任せてもらって、いわゆる成長できるみたいな。
よく言われてたんで。
いつか何かをやりたくなったときに、
とりあえずビジネスパーソンとしての力があって、
センタクシーは担保されるんじゃないかなっていうイメージがあったんで、
じゃあ早めに、いつやりたいことが見つかるかもわかんないんで、
早めに力つけられるところがいいかなぐらいです。
そういう感じなんですね。
じゃあ人事っていうお仕事も、意図してという。
たまたまです。
たまたまで。
入った後、当然採用してくれた人事部長が上司になったので、
入った後、なんで僕人事だったんですかって聞いたら、
受け取るからやって言ってましたね。
私に舐められないかなって。
まあ冗談だとは思いますけど。
でもお正さんの何かを見出して、人事って思って。
たまたまでも希望したわけでもないので、たまたまでした。
06:00
人事っていうお仕事っていうのは、
僕も何人か人事の方をお会いしたりしたこともあるんですけど、
なんですか?
僕は、人事っていくつか領域があって、
採用とか、ロールもそうですし、
いわゆる給与制度とかを作る、
人事企画的な呼び方で呼ばれることが多いです。
それもそうですし、いくつかやっぱりあるんですね、役割が。
その中で僕は採用だったので、
一番わかりやすい人事というか、
うちの会社ってこうですよっていうのを、
いろんな媒体とか直接会ったりもして、
伝えたくさんの人を採用するための仕事が基本的には僕は採用でした。
結構いろんな方にも当然お会いしながら。
そうですね。
採用というような目的ありながら、
僕はあんまりやったことないからわかんないんですけど、
人を見てジャッジするわけじゃないですか。
そうですね。
その難しさありますよね。
ありますね。
ありますよね。
この人いいなって思ったらダメだったとか、
例えばね。
あります。
あと、すごいいいけどダメだな、なんだろうその感じ。
人を見るって結局デジタルでもなんでもないし、
その後成長するかもしれないし、わかんないじゃないですか。
その辺のやっぱり難しさみたいなのとは多分向き合ってきたというか。
そうですね。
やっぱり人を見る目は養われたりするもんですか。
どうなんですかね。
まず、採用っていう仕事に限定して言うと、
すごい優れてる人、単純に力がある。
僕は特に新卒採用だったんで、学生さんとかだったわけですけど、
飛び抜けて優秀な人はいます。
おそらくどこの会社に行っても活躍されるかなという方はいて。
でも一部だと思ってて。
でもじゃあ優秀な人ってどういう人かって言えば、
結局その会社に合うかどうかでしかないような気がするので、
優秀な人とかを見抜けるかっていうと、
うちの会社に会いそうな人はある程度わかるっていう言い方のほうが
おそらく正しいと思ってます。
じゃあそれをどう見るかっていう話で、
僕らが習ったやり方というかというと、
完全に一言で言えば習慣を見るっていうふうに。
人間は習慣のためだみたいな話ありますけど。
すごい単純化して言えば、小学校の頃から中学校の頃から、
大学時代の話を聞いて、
とにかく何かに熱中して、
頑張り続けるっていう習慣を持っている人は、
09:00
おそらくこの先も頑張り続けてくれるだろう。
すごい単純化して言ってるんですよ。
みたいな見方をするので、
僕、面接とかだと生まれた時の話ぐらいから聞くんですよね。
その人が生育士という。
どういう習慣を持っている人なんだろうっていうふうに見ることを通して、
その人の習慣を見て、
それがうちの会社に合うかどうかを判断する。
習慣自体に、良しも悪しもなくて、
うちの会社に合うかどうかっていうのは、
基準はなんとなくわかってはいるので、
それに照らし合わせて判断する。
っていうようなやり方をやっていたので、
ご質問に戻ってくると、
人を見る目が養われたかどうかっていうのは、
どうなんですかね。
でもそういう見方みたいなものは知れたと思います。
そういうことですね。
もちろん習慣が全てを決めるわけではないし、
この先新しい習慣が生まれ、
人が大きく変わるっていうことも当然あると思うので、
習慣だけ見てれば全てわかるかっていうと、
そうではないと思うんですけど、
見方のひとつは学べたかなっていう気はしてますね。
そういうことですね。なるほどね。
で、きっとその後ライターをされていく中でも、
人にいっぱい会ったりもするじゃないですか。
でもそこは別に採用もするわけではないから、
違う感じはあるけど、
でもやっぱり人とはたくさんお会いするってことで、
人のことを見るみたいだというか、
ジャッジはしないと思うんですけど、
何か感じるものというのはあったりします?
あります、あります。
どういう人なのかなとか、
こういう人なんだろうなみたいなのがありますね。
ありますよね。
ただやっぱりライターとして関わるってなると、
その方のお話とかを書くみたいなことになるっていうアウトプットだから、
それはそれで違う筋肉というか、何か使う感じですかね。
そうですね。
ライターとして人の話を聞いてるときは、
シンプルにこの人が言いたいことというか、
もちろん言っていただいた言葉はそのまま書くわけではないので、
解釈をして、よりわかりやすい言葉で伝えるっていうのが僕らの仕事なので、
その人がどういうパーソナリティーかみたいなところも、
当然ある程度はそこに反映される。
こういうような人だからこういうことが言いたいんだろうなとか、
こういう言葉の使い方をする人だから、
多分、こうは言ってるけど、
意図としては本当はこうなんだろうな、みたいなことをもちろん解釈しながら書くことになるので、
人を見るって意味ではおっしゃる通り一緒なんですけど、
アウトプットの仕方がちょっと違ってくるっていう部分はありますね。
見方というか。
そっかそっか。
ライターを続けていかれてるわけですけども、変わってきました?
ライターを始められての最初はとにかく書きまくる。
そして採用する際に重視していたのは、その人の習慣を見ること。
こうした経験が現在の和尚さんのライターとしての活動にもつながっています。
12:01
ライターを続けていかれてるわけですけども、変わってきました?
そうですね。
最初の頃に。もちろん最初の頃ってとにかく書くみたいな。
やっぱりそれ積み重ねていくと力も強くて、
だんだんやり方も分かってくる中で、
でも今もまた続けてる。今の時点でなんか変化ってなってますか?
そうですね。
単純に昔より、文章、ただ僕ら筆力とかだとよく言いますけども、
みたいなのも5年も続けてある程度は上がってきたかなと思います。
で、最近それこそ思うのは、
いろいろ、たぶん人事にも人を見る力だったりとか、
あとは企画作る、いろんな要素があるんですね。
ライターにもいろんな要素がおそらく、
とにかく綺麗な文章を作るのが上手い人とか、
こうやって人の話を引き出すのが上手い人とかいろいろあって、
たぶん自分の中でなんとなく見えてきたというか、
これが強みとして一応続けられてるようになってるかなって思うのが、
僕、文章がそこまで上手いとは思ってなくて。
ただやっぱり人の話を理解するとか、分かるっていうことは、
他の人の話をしてる、ライター仲間とかの話をしてると、
一定はありそうだなっていうことが、なんとなく分かってくるっていうのが、
変化としてあります。
ただ、分かるって何だろうっていうのは、
最近のテーマとして、
これが分かってるとか、その人の言ってることが分かるとかあるじゃないですか。
今言ったように、なんとなくこの人よりは分かる力はありそうだなっていうふうに思ったんですけど、
その分かる力のベースとかって何なんだろうなんていうのは、
全然言語化できてなくて、そこが今テーマではありますね。
なるほど、面白い。
自分の何か武器というか、売りというか、そこが見えた時に、
でもそれ、そもそもなんなの的なところに行ってるっていうことですね。
そうなんです。
いろんな本、やっぱ分かるって何っていう現象自体が何かっていうのも、
それこそ農家学だったりとか、哲学的にとか、いろいろ本があることで、
いろいろ読んでは見ているんですけど、
まだまだそれが…。
人に書くことというか、ライターという仕事を教えるとすると、
それを言語化して、どうすれば人の話が分かれるようになるのかっていうのを伝えなきゃいけないんですけど、
一切それは僕まだ聞かなくてなくて、
どうトレーニングすればいいのかもわからないし、
15:00
アドバイスだからするとすれば、やっぱり僕と同じような、
とにかく人の話を聞きまくって、とにかく記事を書くしかないっていう、
すごいバカみたいなアドバイスしかできなくなっちゃうんで。
でも何かあるんだろうなーっては思ってるんですけど、
そこが変化というか、この4年を経て見えてきたものであり、
それが分かると多分自分自身、職業上のスキルの鍛え方みたいなのが見えてくるでしょうし、
次のステップにいけるんじゃないかなと思ってるんですけど、
全然分かんないっていうのは今です。
そういうことですね。
すごい面白い話な気がします、その話って。
やっぱり最初の頃はそれさえも見えてなかったんですよね。
でもそこで書き続けてライダーをし続ける中で向こうからやってきたのか、
何か自分の元々あったものが炙り出されてきて、
あれどうやら俺はこれかもしれない。
けどそれ何?どうしたらいいの?今はそれが分からない状態。
でもその問いが立ってるから、そこから先にはきっと進めるじゃないですか。
そうですね、おっしゃる通り。
ですよね。ある時、もしかしたらパカンとわかるかもしれないし、
パリパリパリと何かが剥がれるかもしれないみたいな、
でもその課題感を持ち続けていれば、きっとそれはいつの日かいくでしょうから。
そうなることを祈って。
で、書き続けるんですよね、また。
そうですね、はい。書き続けるしかないんですけど。
あー面白いなあ。
そこに、だってライダーさんは、
例えばインタビューの方、インタビュアーの方がお聞きするから、
自身のお話を聞きながら理解しながら言語化していって、
その人のことをより分かる形にしていくみたいなことじゃないですか。
おっしゃる通りです。はい。
でもそこに媒介している自分が、分からないっていう。
そうですよね。相手の話は分かってそうなんですよね。
そうですよね。
だけど、なぜ分かれるのかっていうと、
その分かるっていうことの要素、
別に多分、もちろんいろんな分野の関わりで話を聞くので、
いわゆるテクニカルタームを知っているっていうのももちろんあるんですけど、
もちろん事前に勉強していくっていうだけの話なんですけど、
一般的な話をしている時に、話の理解度って変わるじゃないですか、人によって。
あの人の同じ話を聞いても、
ああ、あの人とこういうことを言いたいんだと思って、
ちゃんと理解できている人とできていない人がいる。
これは別に僕らの仕事、日常生活によることだと思うんですけど、
この差は何から生まれるのかっていうことなんですよね。
なんとなくそれは強そう、僕は強そうなんだけど、
そこの差が見えてないから、なぜ強いのかとかっていう理由づけができてこなすっていうことですね。
そういうことですね。
常にやっぱり、いろんな人と話し、対話しながら誤解し続けてるみたいな話もあるじゃないですか、実は。
18:02
本当はそう。
なんだけど、そこは誤解なんだけど、実は理解も当然ちょっとだけ噛み合ってて、
そこでお互いが分かった感じになってるみたいな。
そういう話って聞くと、でも分かり合いたいみたいな思いもあるし、
記事にしていく中で、ライターとして言語化していく中で、
こういうことかっていう開かれたものにしていくっていうことをそこに立ち会ってて、
そこに疑問を持つってすごい面白い。
そうですね。
ライターやってて、面白いって感じるってなんですか?
僕はやっぱり、自分が知らない知識だったりとか、試験を知れる、触れられるっていうことが、
この仕事の一番の魅力、僕は思ってて。
というのは、とにかく書くのが好きっていう人もいるんですけども、
仕事で書いてて、趣味で今ノートとかあるので、いわゆるノーグ的なのを書いてたりする人とかも。
書くのが好きなんですか?
本当にとにかく書くのが好きっていうのもいるんですけども、僕はそうではないっていうか。
自分の文章を書くことはほぼ一切ないですし。
ライターじゃない選択がなかったんですか?ライターなんですかね?
でも、さっきの冒頭言ってた、いわゆるインタビュアーみたいな仕事が成立するんであれば、
インタビュアーになりたいです。
そうなのか。なるほどね。
でも、あんまり世の中に、吉田豪さんとかいらっしゃいますよね。
いわゆるインタビュアーっていう肩書きで生きている人。
でもほぼ、あんまりいないっていうのもあり、
いろんな人にいろんな話を聞けるジャンル問わずになると、
ライターが一番、他にもあんのかもしれないですけど、
思いついたのがそうだったっていう感じだと思います。
今、ライターとしてされている中で、
どういうものを書くとかってあるんですか?ジャンル的なとか。
あと、どこに書いてるとかってやっぱりあるじゃないですか。
僕が、ジャンルでいうと基本オールジャンル。
何でもやるはやるんですけど、
先ほど言ったように出自というか、
もともとビジネスの世界にいたので、
ビジネス系の仕事が多いっていうのは多いです。
例えば、媒体で言えば、いわゆるニュースピックスさんとか、
的な感じの、いろんな経営者とか知見を持った方にインタビューして、
それを文字にして世の中に伝えていくっていうのは、
ビジネス系のメディアがまず一つ。
あとは、企業のいわゆるオンドメディア。
企業さんがやってるものの中の人として企画もするし、
各地みたいなこともやってます。
オンドメディアの仕事になると、
21:03
もちろんビジネスの知見を聞くこともあるんですけど、
最近はいわゆるブランディングとかが多いので、
結構学者さんとかに話を聞くことが多くなってるんです。
例えば、働き方を変えるようなプロダクトを作って、
会社さんがいたとして、
そもそも働くって何だろうとか、
人間にとって働くとは、みたいなことを追求していきたいとか、
企業としてそういうのをめちゃくちゃ考えてますよっていうスタンスを示したい。
文化人類学者としていろんな国の労働を研究されてる方とか、
みたいな人に話を聞くのが多かったりします。
ビジネスパーソンと、いわゆる特に人文社会科学系の学者さんが、
お話を聞く対象としては多いのが現状ですね。
そういう方には、企業さんとかで企画を立てて、ご一緒して立てて、
選定もする、誰に聞くとかも探して、っていうのも全部やられるんですか?
そこがいわゆる編集の仕事になるんですけど、
企画を作って、こういうテーマでこの人に話を聞くのはどうですかっていうのを、
企業の方に提案して、いいねって言って、じゃあ行きましょうって言って、
自分でそのまま書く場合もありますし、他の人に企画をお任せする場合もあります。
ライターを始めて、そういう仕事の形をもともとイメージしてたのか、いつの間にかそうなっていったのか?
半々だなと思っていて、
というのはあまり具体的なイメージを持ってこの仕事を始めたわけではないので、
陶器的にこういうふうになりたいから、ステップをバックキャストで考えていってっていうことは一切してないんですけど、
もともと本が好きだったと申し受けましたけど、
いわゆる社会学とか文化人流学とか哲学とかっていう本が好きだったので、
そういうのに携われたらいいなぐらいな感じはあったんですけど、
じゃあそれをたどり着くためにどういうステップを踏むみたいなことは全く考えてなかったので、
でもなんとなくはそっちの方に寄っていってるみたいな感じは?
そうですね。最初の方は結構本当にビジネス系の、やっぱり仕事を組むのがそういうのが多いですし、
必然なんかこう世の中に溢れてる文章コンテンツかなりだいぶ、いわゆるビジネス系が多い。
要は企業がお金を払うところに僕らはいるので、ビジネス系のところは多かったんですけど、
24:05
そこはありがたいことに、そういうちょっとずれたところにもやらせてもらってます。
そういうことですね。
だから長くお付き合いしてると、じゃあ和尚さんだったらこういうのお願いできるかなみたいな、
やっぱり実績積んでいくことで、そういうお話が来たりとか。
そうですね。
そうですね。
僕の趣味志向というか、どういう領域、なんでもやるんですけど、
知見がありそうな部分っていうのは、お付き合い長くさせていただいている方々にはなんとなく伝わっているっていうのはあるんです。
なるほど、なるほど。
そしたら、今からじゃあ今後こうしていくみたいなのはあるのかないのか?
ないんですよね。
ない?
あんまり物事を、というか自分のキャリアとかもいいんですけど、
こうなろうとか、将来図を描いてそこから逆算してみたいなのが苦手で、
昔から、そもそもライターも思いつき、先ほど言ったような、
29の時にパッと閃いたぐらいの感じなんで、あんまなくてですね。
今もどうなろうとか、この仕事をずっと続けていくのかも、現段階では見せない。
そうか。
すごい、絶対に何としてでも見たいなものがあるわけではないです。
面白がれてるうちは続けると思うんですけど。
そうか、そういうことですね。
じゃあ、再来年とかまたお会いさせていただくかもしあって、今の仕事をやっているかどうかは分からないです。
そういうことですね。
なるほど。でも今は自分としては面白がれていて。
そうですね。
人の話を理解し、相手の意図を汲み取ることが得意であると気づいた和尚さん。
けれどもその気づきから、分かるって何だろうという新たな問いが生まれたそうです。
そんな深いテーマを抱えながらも、現在のライターとしての仕事を楽しんでいるうちは続けたいと語る和尚さんのお話は次回に続きます。
ありがとうございました。
26:23

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