1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v192-1 空想地図作家・今和泉..
2026-03-16 31:54

v192-1 空想地図作家・今和泉隆行さんに聞く「日々俯瞰しがち」

今回は、空想地図作家・今和泉隆行さんにお話を伺いました。まずはその「空想地図作家」という肩書・職業について伺いました。

地理人:https://www.chirijin.com/
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00:03
ゆいなわさんの聞く人ラジオ。
みなさん、こんにちは。
ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回は、空想地図作家・今和泉隆行さんにお話を伺いました。
まずは、その空想地図作家という肩書き、職業についてから伺いました。
まず、今和泉さんは、お仕事は何ですか?と言ったら、何をされていますか?
これがですね、空想地図作家と言った方がいいと思うんですね。
濁している感じ。
空想地図作家という仕事は一体何なのか。
そうですよね。
これが非常にその後。
例えば、知られた仕事であれば、何かの職人である、それを作っているのね、と終わるわけですけど。
空想地図作家、まず何をやっているのかというと、一分岐点があります。
二分岐点。本当にそれで食っているの?みたいな。
ああ、なるほど。
それで言うと、本当でもあるし、
全てが全て空想地図を作って生きているというわけでもないということもあり、
この職業を言うと、一言で締まらないという。
そういう扉を開けてしまうというね。
そういうことですね。僕は今、その扉を開けようとしているところだということですよね。
その節が。
そういうことですね。
空想地図作家さんとして、お仕事はされていると言えばされている。
そうですね。
何をするんですか?
そうですね。主には、実在しない都市の地図を書くというのが空想地図、今お話をした名刺に書かれているように。
あるいはラジオを聴いている方だと、空想地図で検索して出てくる。
そういうことですね。
非常にリアルな、そんなにファンタジー性は、そんなにっていうか全くない感じの、
シビアにリアルな都市の地図をリアルに作っているのが多いんですけど。
一応、仕事に近いやつだと、受注制作で、例えばドラマとかゲームとか、
そういうような具体の地図を作るということがあります。
オーダーがあって、何かのドラマとかで使われる街とか地図を書いてくださいみたいな感じで、
これこれこんな感じでみたいなのにオーダーに沿って書くみたいな。
はい、ということがあります。
どうぞどうぞ。
それ年に1回か2回かぐらいなので、多くはないです。
そっかそっか。他にもいろいろあるってことですかね。
そうですね。例えば、仕事でなくもともと趣味で作り続けていた、私の空想地図。
03:04
これを例えば展示をするとか、グッズで売るとか、そういったこともある年はあります。
ある年はある。ない年もあるけど、ある年はある。
という感じですね。
あとは、もともと空想地図って何だっていうところから、本を書けませんかという話がありまして。
12年前に出た本があるんですけど。
それから、例えば空想地図を紹介する本。
あとは実際の地図の読み方。
はいはいはい。
もっと言うと、教育系、小学生向けとかですね。
そういうので、本を書くとか記事を書くということが増えてきまして、そういう著述というのもあります。
たぶん、著述と受注制作と展示だとか販売だとか、この辺を合わせると、たぶん収入の半分ぐらいになろうかと。
そういう感じなんですね。
でも半分なんですね。
それで半分なんですよ。
それで半分。
まだ他にもされているという感じ?
はい。あとは例えば、高校の探究学習。
はいはいはい。
昨日もそれをやってきたんですけど、高校1年生向けに今、必修となった探究ですけども。
これ実際の、実際のじゃない、実在しない都市の地図を作るという、一応空想地図キットというのを作っているので、一人一個作れるんですね。
あとは架空のロゴを作り、架空の商品パッケージを作って、それを展示発表するというようなプログラムをしているんですが、それをやっていたり。
それが多分メインで、時々大学、専門学校、そういったところの1回だけのゲスト講師とか、障害学習の何かで呼ばれるとか、何かの勉強会で呼ばれるとか、そういった講師講演みたいなのとか。
あるいは新しく会社が新規事業を始めるとか、グッズを作るとか、ちょっと地理的な知見が欲しいみたいな時に、週1回会議に参加するみたいなのが、2、3ヶ月続くことがある。
それ全然3年以上続いたことはないんですね。1個のプロジェクトで関係するんで。
っていうのとか、あとは実際の地図のデザインですね。
実際の地図のデザイン、はいはいはい。
絵のデンバスっていう、あそこの路線図、実は私が作ってるんですよ。
へー、すごい。
そういうのがあります。
そういうことですね。
はい。
結構、今お伺いしたんだけど、すごくいろんな地図というものを中心に据えながらやられてる。
そうですね。だから、おおむね地図地理系の自営業みたいな言い方をよくしています。
あー、そっか。それなんかちょっとわかりやすい感じがしますね。
06:02
はい。
地図のことであれば、とりあえずお話くれば、やりますよみたいな。
そうですね。どちらかというと、地図地理に関して、基礎知識や興味がない人向けに届けるデザインとお話と、記事を書くみたいな、その3点があるんじゃないですかね。
それは、いきなりそれらを全部やり始めたわけじゃないじゃないですか。
はい。
一つのやってたこと、空想地図を作られていたところからスタートして、そういうお仕事できますか、今泉さんこれできますか、みたいな感じで広がっていく。
そうなんですよ。
多分、いろんなところに出られてるでしょうから、いろんなところでも話されてるでしょうけど、空想地図を作るっていうところについては、いつからやったんですかね。
えっとですね、7、8歳の頃なんですね。結構昔なんですよ。落書きの延長で。迷路を描く子供とかいるじゃないですか。
ああ、わかります。
あの感じです。
で、地図を描いてた。
はい。
それは、自覚的に覚えてます、最初の頃って。
いや、これね、描いたものを後で見返すと、ああ、描いてたなとは思うんですけど、7、8歳の7歳なのか8歳なのかはわかんないです。
前後のものからして、7歳か8歳だろうなとは思います。
明確に何を発端に描き始めたかはわからない。
もっと言うと、鉄道かバスの路線図みたいなのを描くで描いてたのは、何か5歳ぐらいに記憶があるので、地図の形でなければもうちょっと前からあると思います。
そういうことか。
じゃあ、もう何か記憶の一番最初の頃からもう何か始まってはいたみたいな。
そうですね。
好きで描くみたいなのはしていた。
へえ。
で、それは最初はもしかしたら模写してるというか、何かを見ながら描いたかもしれないし。
ああ、はい。
あるいはもう本当にゼロから、自分で。
そうなんですよ、基本ゼロからなんですよ。
これだから、最初にその質問を時々いただいてびっくりして。
最初に実際の地図の模写から始まらなかったんですかって言われて、その発想はなかった。
自分としては普通に自分から出てきたもので描いてたと思うんですよ。
はい。
そうか。
で、やっぱりそれは描き続けていて。
はい。
もう何か毎日描くみたいなレベル感で描いてたんですかね。
そんなこともないと思いますね。
まあ、時々描いて。
波が来る時は毎日描き進める日もあるでしょうけど、飽きればやらないですし。
その辺は普通の自分のペースで。
そうですね、ペースだったり気分だったり。
あとは他の興味への移り変わりの波との兼ね合いがあるでしょうけどね。
それによって波があって、別の方向に行って、その後やめちゃうわけじゃなくてまた描いてはいるんですよね、波があって。
そうなんですよ。
で、その感じのペースで描き続けていて。
で、例えば小学校入って中学校入ってとか高校とかでもずっとやって。
09:00
そうなんですよね。
まあ、波はあれど、確かに小3、小4が多分1個だけですけど、小5から中2までが一番多分手描きの時のピークだと思います。
ここが一番ピークです。
で、高校になるとちょっとトーンダウンして、1個の大判の地図に専念するみたいになってくるんですね。
ああ、そうなんだ。
なので高校はトーンダウンしながら細々と1年、2年やり、大学1年、2年でまた手描きで描いたものをイラストレーターというレイアウトソフトでなぞるということをしていったので、波はあります。
それなんかやっぱり描いていて、上手くもなるとかそんな感じ?
そうなんですよ。上手くなるんですよ。
やっぱりやり続けるから上手くなっていって、見えやすいなのか精度が高いなのかわかんないけど。
リアリティが上がる、つまりその実際の都市らしくなるみたいなことでしょうね。
そうか。だからもう空想地図としてパッと見たらこれどっかの町でしょみたいなレベル感で描けてる状態。
それもあるんですけど、例えば北海道みたいな縦横の道はかなり描きやすいんですね。
初心者向けと言うとよくないんですけど、やりやすい、作りやすいんですが。
城下町、ちょっと難しいんです。縦横に見えて角度が変わったり、スッとまっすぐ行けなくてカクカク回ってたり。
城を守るみたいな。
あとは富士山みたいな山は割と簡単なんですけど、コンパスさえあればみたいなところがありますけど、
どこが尾根でどこが谷かわからない感じの、描きにくい感じの山ってあるじゃないですか。でも結構それ世の中に多いんですよ。
そういうわかりにくい凹凸、起伏、みたいな地形であるとか。
もともと農地が広がってて、畑があるところにくねくねした道がある。
それが部分的に宅地化したとか、そういう不規則な営みみたいなのは、結構描くのが難しいんですね。
これをだから私も小学校の中学年ぐらいの時にやってた時は、かなりおぼつかない感じで描いてるんですよ。
いきなり角性でまっすぐになるけど、いきなりぐにゃぐにゃになる。
でも実際そんないきなりがふと変わんない。なんかマーブルでちょっとずつ変わってくる。
なるほど、そうですよね。
じゃあそれをご自身として、今井住さんとしては、描きながら歴史みたいなものも織り込んでいくみたいな。
そうですね。だんだんそういうのが考えていくにはいくんですけど。
でもそれ本当に色鉛筆でベタ塗りは楽だけど、グラデーション描くのがちょっと難しいみたいなのがあるかもしれないですけど。
12:05
だんだんグラデーション描くのが上手くなるみたいな感じです。
今も描いてます?
はい。描いてると言っても割と習性なんですけど、やってはいます。
なんか、聞く人はお仕事と好きなことを聞くって、後半で好きなことを聞こうと思ってるんですけど、それやっぱ好きなんですかね?
好きではあると思います。
好きではある?
はい。
好きではある?
はい。
なんか好きですじゃなくて、好きではあるっていう言い方は?
そうなんですけど。
なんででしょうね?
これがやっぱり私が思っている以上に表向きの看板になっている節があるんですね。
はいはいはいはい。
というのは、もともとこれ仕事にしようと思ってないんですよ。
ああ、そうか。自分で好きでやりたいからやってるわけですもんね。
はい。だから仕事になると思ってないし。
ああ、そっかそっか。
これが一応私も大学出て会社員2年IT系で勤めて辞めてるんですけど、それも嫌で辞めてるだけなので、その先を決めてなかったんですね。
ああ、そうですね。
その先を決めずに辞めて、知り合いの手伝い、バイト、派遣社員などを続けながら浮遊してたときに、気づいたらあれ思ったより空想地図作家として呼ばれるぞ。
ああ、そういうことか。ほとんど書くのはずっとやってたから、やり続けながらお仕事していく中で、そのニーズみたいなのがちょいちょい来るようになって。
そうなんですよ。空想地図の話をトークイベントでしてほしいとか。
本は書いてほしいもん。だから会社辞めた次の年とかに来てるので、「え?」って思ったんですね。
26、7でその話をいただくわけなんで、「おや?」って。
だからだんだん自分が思っている以上に空想地図っていうのが表の看板になっていった。
ああ、そういうことか。意図してたわけじゃなくて。
そうなんですよ。
だんだんあれ、できるような感じがするぞ、みたいなところから徐々に徐々にフライトしていった。
はい、だんだんこれがメインなんだ。
空想地図作家として、実在しない都市の地図を描くということをされている今泉さん。
ドラマやゲームの地図を描くことをはじめ、さまざまなお仕事をされており、ご自身のことを地図地理系の自営業とおっしゃいます。
最初は仕事になると思っておらず、自分が思っている以上に空想地図作家が表の看板になっていったのだそうです。
確かに考えてみれば、他のメインはないかもしれないですよね。
15:05
地図地理系の自営業というところに、他に実際の地域の地図デザインができる人がいるかって言ったらいるし、
コメント、記事、そういったものを書く人はいる。空想地図作家というのも私しかいないかと言われると、
最近他の人もいるだけじゃなくて若手がどんどん出てきている。
若手が出てきているんですか。
若手が増えているというよりも、年上の人もやっていたんだけども、言ってなかっただけです。
そういうことか。そこに今指さんが、ご自身もその中の一人としてやっていた中で、何か呼ばれたりとか。
だから言ったら、空想地図作家という肩書みたいなものを職業的に作り上げたみたいな、結果的に。
テレビ、公共の電波と出版ということで。
これ言っていいやつなんだ。
っていう自覚が。
っていうので多分、年上の人とか同世代の人も言い始めたんでしょうね。
そっか。
今の20代前半とかは、私の本を小中学生の時に。
あ、そうか。
はい。
出会って読んでるわけだ。
読んでるんです。
怖いですよね。
怖いですか。
いや、小学生の時に読んでましたと。
はっ!みたいな。
そういう方に会うわけですもんね。
はい。そういう方が社会人なんで。
でも僕も書いてますみたいな。
そうなんですよ。
もうそれは今治さんが明らかに影響を与えてるっていうことになっちゃいますね。
それが怖いですよ。
え、なんで?
いや、なんか人の人生に影響を与えることへの恐れはありますよ。
あー、そういうことか。
はい。
自分が自ら切り開いていったというか、好きでやってたことがどうやら誰かの人生を影響与えちゃって。
そうですね。私はどっちかというか、自由に浮遊してるようなイメージだった。
はいはいはいはい。
何かの強い作用を人に与えているとしたら、ちょっとびっくりしちゃうんですよね。
でもそれが現実に起こってしまってるっていうこと。
はい。なんかタンポポの綿毛みたいな感じで浮遊してるような自覚なんですよ。
あ、そうなんですね。今もですね。
はい。
なのに、どっか後ろ、後進がそこについて、綿毛に後ろにくっついてきた何かが。
そうですね。別に私についてくる人というのはいないまでも、これを割と人に言うだけじゃなくて、
お母さんから勧められるとかね。
ああー。
親が応援するみたいな流れも含めて、若手が非常にそれを言いやすくなっていることはいいと思うんですね。
はいはいはい。
で、ただそういうことで、新しくやる人も増えるとか、ちょっとした潮流の変化があるとすると、
なんかこう、強い動きがあるなと。
18:01
人事のように感じるのは、私の本性ではなくて。
はいはいはい。
なんか動いてるなと思ったときに、あれ、なんでだっけと思ったときに、あ、っていう。
そうなんだ。
私かもしれない。
そういうことですね。
はい。
でも、もう今はこうやってお話しされる、言語化されるってことは自覚はあるというか、どうやらそうみたいな。
そうなんですよね。そうだと思いますよ。
あー、そうか。
はい。
じゃあその、言ったら肩書きを作り上げたパイオニアとしては、まあますます頑張って、まあでもいつもやってることはやってるのかもしれないし。
そうですね。そこに関してはそんなに頑張ってないと。
あー、まあ自分のやり方でいいですね。
なんか、もともと、この、ここ今事務所にお邪魔してるんですけど、地図がいっぱいあるじゃないですか。
はい。
地図は好き?
そうなんですよ。地図は好きです。
地図は好き?
はい。
で、これは言ったら現実の地図じゃないですか。
そうですね。
これらは見たりとか、分析したりとか?
まあ見たりでしょうね。
多くの人が小説や漫画を読んじゃうとか、ハマっちゃうみたいな感じで地図読んでると思いますよ。
で、地図もやっぱりメーカーさんというか、一般者さんごとに違うというか。
そうなんですよ。
そうですよね。
そうなんです。
もうパッと見ただけでいっぱいありますけど、
例えば東京なり23区なりというのはいくつかある中で、それらで全然違う?
そう、全然違ったんですけども。
違った?
今こう並んでるものの中で、小文社が多分7、8割ですよね。
そうなんだ。はいはいはい。
で、その他にも本棚には、例えば東京地図出版アルプス社整備道国国際地学協会があったと、
舞陽堂、そんな出版社、あと禅林っていうのが並んでますけど、
これが2005年のGoogleマップエリアです。
そのときはまだたくさんあったんですけど、そこから10年ぐらい経つと、
地図はアプリで無料で見るものっていう瞬間が定着してきたことで、実は出版地図減ります。
なるほど。
はい。なので今ほとんど全国の冊子の地図売ってるのは小文社ぐらいです。
そうなんだ。
で、地図も当然ですけど変わってくるじゃないですか。
だからそれは出版物に関しては、小文社毎年出してる?
毎年出してるものは毎年出してます。
だから2、3年に一度みたいなのもあるし、シリーズものだとそれで終わって、みたいなこともあります。
そうかそうか。
Googleマップであれば、リアルタイムじゃないと思うんですけど、ちょいちょいちょいちょい変わっていきながらみたいな感じ。
そうですね。
それについてはどう思うことあります?
だから逆にGoogleマップはどんどん新しくなっちゃうので、過去のGoogleマップって見れないんですよ。
そうか。5年前なり10年前っていうのはわかんないんだ。
めちゃくちゃ見たいですよね、過去のGoogleマップって。
21:00
そうか。過去のGoogleマップを見る手段ってないんですかね?
ストリートビューでその道、建物の何年前みたいなのが記録されてる場合は見えるんですけど、地図そのものは遡れないです。
そういうことか。じゃあそのニーズにはこの写真のものが対応できるし。
そういうことか。
あとはGoogleマップがどちらかというと検索屋さんのGoogleの地図なので、非常にデータは多いんですけど、その多いデータを検索で引き出していく仕組み。
そうですね。
だから検索でルートが青い線で出てきたりとか赤いピンで出てきたり、その検索結果が目立つように検索しない状態の地図はプレーンで、薄めの灰色でそんなに情報を出さない。
そうかそうか。
はい。ですけど、この紙地図って検索する前の時代の地図。
そうか。
はい。なので割と全部載せるので。
そうかそうか。そうですよね。
これがありがたいんですよ。
あ、ありがたい。
それはなぜですか?
なぜかというと、検索しないと何かが出てこない。
例えば街、どっかの街を見ていて、例えばカフェって調べるとカフェが何点も出てきて、あ、5点カフェあるんだみたいな。
それって1時間ぐらい余ってるんだけどどうしようかなの時にカフェって検索したらカフェがあったなわけですけど。
紙地図を開くと、その街にカフェだけじゃなくて、映画館のマークもあるし、飲食チェーン、ファーストフードその辺もあると。
で、スーパーから百貨店からいろいろあるぞっていうことがわかると、カフェだけじゃなくて、1、2時間ぐらいは潰せるぐらいの大きな街なんだってことがわかると。
そうかそうか。
つまり検索しないことがわかるのって、街の全体像を読む上では結構大きいんです。
そうか。それは確かにおっしゃる通りですね。
そうなんです。だから非常にGoogleマップ合理的、Googleマップのみならずそういうネット地図って、検索して求める結果を出すっていう意味では大変優秀なコンシェルジーなんですけど、
結局私が街に行くときだとか、どっかに行くときって目的がないんですね。
あー。そっか。綿毛だから。
綿毛だし、そもそも何かをするために街に行ってない。
あ、そうっすか。
だから全国47都道府県、主要都市には行ったわけですけど、「なんで行ったの?」って言われると困るわけですよ。
なんでって言われてもっていう。
あー、そういうことか。
カフェ巡りしてる人にしても、何かのコレクターにしても、自分の好きなものを集めてる人もいれば、網羅的に集める人もいますよね。
24:02
そうですね。
だからとりあえずそこが美味しいのかとか、口コミがいいかっていうことは気にせずに、自分の足でそれを確かめるようになるっていう、そういうタイプの人がいると思うんですけど、
私に関しては都市に関してはそうなんです。
とりあえず知らない街なら行く。
そっかそっか。
で、その知らない街の都市感をつかみたい。
でも、都市感をつかみたいなので、
都市感で検索したって、グーグルマップに都市感なんて出てこない。
そうすると、この街の中のどの辺が飲み屋さんが多いかなぐらいで、どの辺がファッション系が多いとこなのか、
そしてどこに学校が多くて、年代はどの辺の人たちがどこに行ってんのかなっていうことを知りたいわけです。
このニーズ、なかなかグーグルマップ叶えてくれないんですよ。
そうですね。
そうすると、全部の線の地図、とてもありがたい。
あとは、やっぱり10年前、20年前、もっと言うと数十年、100年ぐらい前の地図があると、移り変わりが見えて、
今の地図だけ見ても、なんとなく古い街か新しい街かなんとなくわかるんですけど、答え合わせができるんですよ。
そういう意味では、紙地図は残るからいい。
どっちかというと、今買ってるものが、今見てるというよりも、数十年後の見るために残していったほうがいいと思います。
そういうことか。そのために、とりあえず出たら買うみたいな。
じゃあ、この中には古い地図もあるという。
かなり古いものが多いと思います。
あー、そういうことですね。
なんとなく見た感じ、80年代から2000年代ぐらいの地図が一番多いと思います。
そういうことか。今それを手に取れば、その当時のものが見えて、
例えば今、街にあるような商店がなかったりとか、新しめのスターバックスがないかもしれないし。
そもそもですね、スターバックスがないどころか、スターバックスみたいなチェーン店のアイコンを入れてるのって、2000年代以降なんですよね。
あー、そういうことか。
そうか、みんなそれまでは個人店とか。
そこがポイントなんですよ。
今って、スターバックスにしろ、コンビニにしろ、目立つから待ち合わせとか、ランドマークに使われやすいんですけど。
そうでもなかった時代があるんですね。
その代わりに、銀行のマークがわりと90年代の地図だと目立って書いてあったりするんですけど。
銀行って、ちょっと重厚な建物で動かぬものだったんですね。
あー、そういうことか。
これが、銀行名が変わる、投配号数ってどんどん動いていくし、お金はむしろ、銀行じゃないところで卸せるようになる。
コンビニで卸せるようになるからのキャッシュレスっていうことで。
だんだん銀行というものが、街のランドマークでもなくなっていく。
ということで、小田正文社さんにお伺いしたんですけど。
27:02
そういう都市景観、都市の景観を再現するって言ってたのが、銀行の重要性が高かった時期から、今言ったコンビニとかカフェの重要性が高い時代になってからは、そちらのアイコンを目立つように載せようと。
そうか。
ということで、結構その街の変化もですけど、時代の変化をデザインが映し取ってる。
はいはいはいはい。
っていうのが、超面白いんですよ。
へー、面白い。
はい。
そっか、それも読み取るというか、そういうのも見えてくるというか。
はい。
確かにそれ聞いた上で、地図を見たらすごく楽しくなりそうな感じはしますね。
そうなんですよ。
例えば同じ場所の年代の違う地図と比べるだけでも面白いでしょうし。
そうなんですよ。
そうですよね。
はい。
確かにそうしたら見てて飽きないというか。
そうなんですよね。
じゃあ今も普段も見られていて。
そうですね。
で、いろんな街を巡りながら。
はい。
なんか普段、前住さん自身は街を行き来するわけじゃないですか。
はい。
その時は地図みたいなものを追い描いてたりする感じなんですね。
そうなんです。描いてると思います。
あ、描いてる。
はい。
はいはい。一応地図は平面というか。
はい。
で、街は当然立体というかそういう感じだと思うんですけど。
その感じの接続みたいなのっていうのはすごくされる。
あー、これ多分ですね。空想地図とか関係なく、地図、地理系。
もっと言うと方向音痴でない人にも共通する話かもしれないですけど。
目次のように、今自分がいるところと今から行くところとか、
今まで何ら住んでたところの面的な全体像って、
なんとなく上から見た状態、地図的に思い描ける人が多いと思います。
はいはいはい。
だからそれは、全体図みたいなのが何となく画面の右下にあるような気持ちで、
で、今目の前に見えているのはその全体のこの辺りだという。
はいはいはい。
はい。
なんかあんまり私ゲームしないんでわかんないんですけど。
はいはいはい。
ゲームだと多分目の前に。
あー、そっかそっか。
はい。右下に描かれてる。
そうですね、マップが見えてみたいな、そういうことですよね。
私運転もしないからわかんないんですけど、カーナビも目の前と一応、
それはそうだ。
はい、右下と出てるんですね。
右下とあれか、目の前が逆か。
はい。
だから俯瞰されてるような視点っていうのは。
はい。
っていうことですよね。
そうなんです。俯瞰しがちです。
はっはっはっは。俯瞰しがち?
はい。
日々俯瞰しがち?
日々俯瞰しがちですね。
あー、そうですか。
でもやっぱそれは空想地図されてる方、あるあるみたいな感じなんですかね。
まあ今泉さん的には。
そうですね。
しがち?
まあ多いと思いますよ。やっぱり空想地図作者全般で言うと、
その街に対する強い思い入れと当事者性みたいなのがあるかっていうと、
30:00
ちょっと抜けてるんですね。
へー。
ただ非常に詳しい。
自分で書いてるから。
あとはこの街はきっとこの後どうなるだろうみたいな。
それもまた渋い予測を立てるわけですよ。
渋い予測、はい。
まあ多分ここは空き手なんとか増えていって、
ちょっとしたら閉店になって街で課題があるでしょうが。
はいはいはい。
だからバラ色のストーリーを描かない。
もっと言うと、
それってあなたが地図描くんだったらどうにかなるんじゃないですか?
とかいう質問が来るんですけど、
その人は別にこの街の市長でもないんで、
いや、難しいと思います。
人事のようにしてる。
そうか。
だからこれは冷静にこの状況を見たいという、
第三者としてまなざしたいっていう俯瞰の立ち位置で、
都市だとか現象とか、
自分で書いてるところも含めてその思いがち。
へー。
私は多分それはもうちょっと、
自分に対する俯瞰みたいなものはそこにもいったので、
多分かなり俯瞰がネイティブになってしまった節はあると思います。
そっか、もう言われずと勝手にやっちゃう状態にはなっているんですね。
そうですね、はい。
空想地図作家という職業、
肩書きを作った今泉さん。
紙の地図とGoogleマップについて、
地図は街の変化も時代の変化も読み取れるということ。
日々、俯瞰しがちという言葉の通り、
自分に対する俯瞰がネイティブであるということなど、
今泉さんならではのお話をいただきました。
そしてお話は次回に続きます。
31:54

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