1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v156-2 ㈱デルタウィング代表..
2025-07-07 22:54

v156-2 ㈱デルタウィング代表・海老澤義明さん「時にポーカーフェイス」

前回に引き続き、株式会社デルタウィング代表取締役・海老澤義明さんにお話しを伺います。
今回はまず、海老澤さんの「好きなこと」についてから、伺っていきます。
株式会社デルタウィング:https://www.deltawing.co.jp/
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1

サマリー

株式会社デルタウィングの海老澤義明氏は、家族との時間を大切にし、正直なコミュニケーションや経営の哲学について語ります。彼は家族と仕事の境界をあまり意識せず、両者を密接に結びつけています。海老沢氏は、仕事と家族の両立について話しながら、父親との関係やその影響を考察します。また、社員と共により良い会社作りに尽力する姿が描かれます。

00:04
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
海老澤さんの家族観
前回に引き続き、株式会社デルタウィング代表取締役、海老澤義明さんにお話を伺います。
今回はまず、海老澤さんの好きなことについてから伺っていきます。
海老澤さん、好きなことは何ですか?
そうですね、ことではないかもしれないんですけれども、
私は家族が好きですね。
おー、家族が好き。
はい、ちょっとぶっ飛んだ。
家族はどういう構成というか。
そうですね、私と妻、子供が2人、小6の娘、小3の息子の4人構成。
私の母が今、会社にいるんですけれども、
父は仲良く、姉がいて、姉が4人家族とおりまして、
そういった家族構成、ちょっと広げてしまったんですけれども。
そんな家族の皆さんは好きといいますか?
そうですね。
それを聞くのも愚問ですけれども、どういう好きというのがありますか?
やっぱり、同じ気持ちを味わったから、今があるみたいな感じのところで、
言わずとも分かってもらえるような存在である。
お母様はご一緒に今、お仕事現場にいて、奥様は別、一緒に。
今、自宅で。
お仕事をしている。この会社とは別でお仕事をしている。
すみません。今はこの会社に、感染役として入っています。
そういうことですね。
じゃあ、もう皆さんで家族経営みたいな言い方なんですかね。
そうですね。
みんなで同じように頑張ってやっているみたいな。
お子様は成長していく中で、当然それは楽しくというか、成長するに伴っての大変なこともあると思うんですけれども、
それでみんなでやっているみたいな。
家族で一緒に何かしたりします?
そうですね。身近なところで行くと、ウォーキングしたり、近場を歩いたり。
あとは、この何年かはみんなで旅行行くとかしますね。
旅行とかでは、結構いろんなところ、家族で行ったりとか。
はい。まんまとは言っても、昨年沖縄にみんなで行ったとか。
いいですね。
まだ何度もっていうレベルではないんですけれども、これからそういうことを続けていきたいという願望としてあります。
経営におけるスタンス
僕の娘は中二なんですけど、だんだん言うこと聞かなくなるんですよ。
一緒に出かけるのを拒否するっていうのがあるので、ちょっといいなと思うところがあるんですけど、
だんだんやっぱりお子様の成長って当然未知じゃないですか。
子供が10歳になったら自分も親として10歳みたいな感じだから、こんなことあるんだみたいなことがあったり。
今も現在で起きてるでしょうし、そこは家族なので一緒になるというかあると思うんですけど、
こんな風にしたい、こんな家族にしたいみたいなのってあったりします?
そうですね。まずみんなが正直にいられる環境でありたいなと思います。
はい。
時には隠し事とか言えないこととかも出てくると思うんですけれども、話しやすい環境を作る。
そっか。
そのためには何をすればいいんでしょうね。
まず否定をしない、後はあごなしに怒らないとか、そういうところから日常を日々生活して、それの積み上げかなとは今思っているんですけどね。
そっか。でもそうですよね。否定されちゃうと言いづらくなっちゃうというか、だんだん話せなくなるみたいな環境もありちゃいますし。
とりあえず聞いては、その後何になるかわかんないけど、否定はせずにまず受け止めるっていう姿勢をちゃんと見せておけば、
それは家族間誰でも、それは言いやすい環境。一番言ったら家族ってセーフティーネットの一番中心にあるところじゃないですか。
そこが安全というか安心で自分が自分のままでいられるという状態であるというのは当たり前ですけど、
環境っていうのは日々の生活から出てくると思うので、そういったことはきっとされてるんでしょうし、正直な感じの関係性。
そう言っておっしゃる恵比沢さんは、会社でもそういう感じなんですかね。どうなんでしょうね。
そうですね。私自身のスタンスとしても今申し上げたように共通する点がありまして、やっぱり頭をこなしに言わないとか、そういうところを気をつけてますね。
頭をこなしに言いたくなることないですか。
場面?
場面もあります。ただちょっと止めておこうという。まずは一旦ここで止まって、話を聞いて、そこから次にどうしようという。
そういう思いって何で生まれたんでしょうね。
そうですね。私自身がそうやって育ってきた部分も今歳では感じられることがありますね。
じゃあお父様とかからの育てられ方っていうか、ある程度そういう感じで。
悪い記憶を消してるだけかもしれないですけど、いい場面だけ持ってきてる。
そうですね。だって全く悪いことをしなかったこともないじゃないですか。
誰しも何かしら失敗もするでしょうし、当然そこからリカバーもあるでしょうし、経営されてると働いてる方が失敗だってことも時にあるわけですね。
失敗がそのまま処理によってはもっと失敗になっちゃうかもしれないし、それは最小限にしておいて、良き形にすればそれが過程になるかもしれないしっていうのはおっしゃる通りだと思いますし、
そこがやっぱりスタンス、構え方、身の構えってやっぱりユーザーさんの中で今聞いてるとちゃんとあるというか、確立されてるのかなっていう感じ。
当然未知なる出来事、未知なるでっかい失敗に出会ったら、うわーってなるじゃないですか。
でもそこをやっぱり自分が動揺したらみんなも動揺する。
そうですね。
そこはやっぱり一つ一番上に立つものとしては、でんと構えるというか、しっかりそこに対しての冷静な感じとか。
そうですね。時にポーカーフェイスで構えるみたいな感じもありますね。
ポーカーフェイスも内面でうわーってなってるみたいな。
顔は普通にしてるみたいな。
そっかそっか。そうですよね。
そういうことって、僕前に聞いた方が全然別の方なんですけど、その方事業再生されてる方で、
九州とかあっちの西日本の方でいろんな会社の事業再生をしてる方で、何十社とそういう会社とやり取りしてる人って連絡が来て、もうどうしようもないっていうところに行って、
再生させるらしいんですよ。
で、なるともう当たり前のように日々とんでもないことが起こるけど、慣れるって言って。
その人がなったわけじゃなくて、相手の人が本当に従業員が飛んだとか、資金繰りがどうしようもないとかっていうところに行くらしいんですけど、
そういうのがだんだん慣れるんですよみたいなことを言ってて。
そういう経営されてる場面にも出会いますよね。
西川さん自身がどうしようもないみたいな、そこまであるかどうかわかんないですけど、
あります?危機な感じとか。
そうですね。業務上のヒヤリハットは何度か経験してますね。
しょっちゅうではないですけど。
そのヒヤリハットの瞬間にある程度試されるというか、ありますよね、きっと。
そうですね。
良いことも悪いことも両方、いろいろなシミュレーションをしているから。
そうですね。どっちもあって、これは良いけど、この悪いがあって、そこをどう対処していくか。
じゃあ次の一手を刺したっていう時に、もしかしたらもう一歩悪くなっちゃうこともあるじゃないですか。
どうします?
そうですね。その時には最善の対処をしていくしかないっていう、目の前のことだけをいかに大事にできるかっていうところを重ねていくしかないかなというところですね。
時に俯瞰もするでしょうし、どっちも行くというか、目の前も行くし、俯瞰もあるし、最善のジャッジをするみたいな。
でも失敗もするみたいな。そこのヒリヒリしたりとか、でもそれによって強くなるみたいなところも。
経営者ってそういうところがあるのか。それで得を重ねるみたいな、なんか分からないですけど。
そういうものがやりながら身についていく感じなんですかね。
そうですね。事前に前もって知っておくっていうことはどうしてもしづらいものなので、その場面から覚えていくのが今までのやり方ですかね。
そういう未知なこと、未知なトラブルでも失敗でもいいんですけど、そういうことがあったときに寄りどころみたいなのってあったりします?
そうですね。とにかくそこに向き合って立ち向かうっていうのは前提で、やっぱり良いこと悪いことで、悪いこと、辛い時だとあの時の方が辛かった、あの時が一番辛かったなって思うようにしてますね。
そうするとそれより辛いことはもうないんで、向かうしかないと。
仕事と生活の関係
そっかそっか。ひびさわさんの中で一番辛かったことっていうのは何かある?
そうですね。
それは創業時の?
引き継いだ直後が最もきつかった。
ああ、そっか。その場面が自分のご自身の中にあるから、そこに比べたらまだ今はいいよみたいな感じ?
そうですね。
ちょっと日常というか、標準を少しずらすみたいな考え方。
あの時の方がひどかったから今はこんなもんだよみたいな、ちょっとハードルを下げるような気持ちにしてますね。
ああ、それはすごくよくわかる気がします。僕も似た感じのことはするというか、困ったことがあった時に、
でもあの時に比べれば、あのひどい場面に比べれば、まともだって思えば、なんかちょっと勇気も出ますし、どうにかなるみたいな。
ああ、なるほど。それは非常に納得するというか、そうですよね。
それによって、それ以上のことが起こるかどうかわからないことですけど、
心におりどこがそれであるかないかで、やっぱり経営判断というか、ジャッジもかかってくるでしょうし。
家族が好きで、みんなが正直である環境にしたいとおっしゃる恵比沢さん。
その思いは、経営においても心がけているとのこと。
そして、かつて大変だった時のことを思い起こすことで、今を乗り越える力にするという言葉が印象的でした。
なんか好きっていうところ、ご家族が好きっておっしゃって、なんか聞いてると、やっぱり会社の経営についても、
嫌いな感じはしないと言ったらあれですけど、なんかやるべくしてやってるみたいな。
淡々と黙々とされているのか。
恵比沢さんの中にある何か、共通している感じがするんですよね、ご家族の感じも。
会社にいらっしゃる、ご一緒しているっていうのもあるからかもしれないんですけど、
生活自体と仕事っていうのが、すごく同一的な感じ?
そうですね。私の中で、結構同じものとして捉えてますね。
仕事はより洗練して行わなければいけないんですけれども、
ただ生活があるのはこの仕事があって、仕事があるのも生活があって、
っていう両輪で成り立っているっていうようなイメージがありますね。
そうですね。そんな感じがすごくお聞きしててあるので、やっぱり人それぞれで構わないんですけど、
仕事は仕事、生活は生活みたいな感じの方もいるでしょうけど、
そこがある程度一緒になっている感じ?
なので仕事しているのか生活しているのかっていうのもよく一緒になっているみたいな感じ?
そうですね。ただ時間としては分けていて、
従業員が働いている時間をベースに私も働いて、
もちろんそれ以外もありますけれども、それ以外はなるべく家族というような感じで、
今は社員にはきっちりプライベートと仕事は分けてねっていう考え方でやっているので、
仕事と家族の両立
そこをちょっとごっちゃにしないように、自分はごっちゃにっていう感じで。
そういうことですね。でもそれが合うんですかね?
やっぱり長年やっていくと自分に合ったスタイルに落ち着いていくというか、
修練されていくみたいなことはあると思うんですけど、
指澤さんはそういうスタイル、形になっていったみたいな感じなんですかね?
はい。24時間働いて、24時間家族といるという、
どっちも必要というところですね。
そうか。お父様はそういう感じでした?
どちらかというと仕事をしている方がイメージが強い。
この2000年からの私が知らなかった部分がほとんどなので、
そこをいかに父がレールを築いていったんだなという。
後で振り返っても父に直接聞くことはできないので、
数字とか見て、こういうことだったんだろうなという妄想をして考えていくという感じですね。
そこで直接的にお父様と対話をしたわけではなくて、
記録としてあるものを見て、
お父様はこういうことを判断して、こうしたというのを読み解くみたいな。
それで対話するみたいな感じですかね?
はい。
それによって見えてくる、知らなかったお父さんとかってあったりします?
ありますね。引き継いでからそういうことばっかりみたいな感じですね。
そういうことばっかりですか?どんな感じですか?
意外と仕事に対して厳しかったんだなと。
逆に取引関係のある方、他の当時お付き合いがあったから聞くと、
優しい方だったとか、いろいろ人から思われていたんだなと。
私からは当時見えなかった一面がいろいろ見えてきたり。
そっか。それはそうですよね。
当然親子だから、お父さんだし息子だし、そういう関係じゃないですか。
それは変わらないことですけど、そこが仕事というフィールドで同じ場所に立つと、
仕事のお付き合いのある方々、お父様がもともといらっしゃった方に
指差さんご自身が会うと、そこのフィルターを通したお父さんが見えるというのは
すごく大事なことというか、そこで改めて出会っている感じですし、
それでお父さんのことを別の側面から知るって、
すごく相を成してお父さんを知るみたいな、一面じゃないというか。
それがすごく、みんなができないじゃないですか。
そうですね。
そうですよね。それによって、例えば優しいという言葉も、
例えばお父さんは優しかったって、指差さんから見えるお父さんとしてはあるかもしれないけど、
取引先の方を通して見える優しいって言葉の意味が違うと思うので、
そういう出会いって貴重な感じ?
みんなができない感じがしますね。
そうですね。
面白いって言ったらなんですけど、いいものなんですけど、
特別な体験に思いますね。改めてお父さんに出会うみたいな。
こうお話ししてて、改めて実感をしてますね。
本当ですか。そう思いますね。
僕も父はもう亡くなって5年ぐらい経つんですけど、
船乗りをしてて、船員をしてたんですよ。
外国に行くような船の船長をやってて、
半年に一度帰ってきて、3ヶ月家にいるみたいな。
単身人ではないですけど、そういう生活をしたので、
いる時といない時がはっきり分かれてて、
今亡くなった後に記録というか、船の日誌とかをチラッと見たりとか、
あと父のことを生前に知る方にお会いしてきて、
改めて出会うというか、仕事への向き合いみたいなのを、
すごくそこで出会う。
父はすごく厳しくて育てられたんですけど、
もちろん優しい目はありながら、
やっぱり仕事に対してはしっかり真面目に、
真っ直ぐやってたんだなということを出会いますし、
あと聞けば答えるけど、課目だったので、
やっぱり今改めて聞きたいことっていっぱいあるみたいな。
例えば恵比寿さんは、もしかしたら今だからこそ
お父さんに聞きたいことってあるのかもしれないし、
今経営をやられていて、
しんどいけど、親父だったら何するのかなとかって問うみたいな。
答えがあるわけじゃないけど、
やっぱりその場面まで自分がやってきたみたいな感覚。
男や自分が男、男子として、同じ経営者としてのフィルムにいると問いながら、
それで親父だったらこうするかなってことで自分は行動するとかって
すごくあるのかなって思いますね。
ありますね。
ありますよね。
そうか。
でもそうやって周りの方がおっしゃってくれるのすごく素晴らしいですね。
聞けてやっぱり嬉しいですね。
聞けてやっぱり嬉しいことも多いですね。
そうですよね。
なるほどな。
それは恵比沢さんじゃないとわからないでしょうし。
うん。
それはいいなぁ。
へぇー。
なんか、
なんていうのかな。
恵比沢さん自身にとっては、
お父さんはどんな人だったって言うんだろう。
どんな人でしたっけ。
そうですね。
まあ、厳しい時には厳しく、しっかりと叱られましたし。
ああ、本当ですか。
ただ一方、優しい時は優しい。
私がやりたいことをこうやりたいって言った時に、
まあ、否定せずに。
で、陰から見守ってくれるような存在でしたね。
そうか。
はい。
で、何か相談ごとがある時に話したらしっかり聞いてくれる。
そうか。
じゃあ、客のご自身がお子さんたちに対して、
できる間別としてどうありたいかってどうですか。
私もそうですね。
同じようにありたい。
叱るところは叱る。
で、しっかりやりたいことはサポートをする。
まあ、そんな話せる父親になっていきたいですね。
それはちゃんともう今の時点で正直にさっきおっしゃられてましたけど、
そういう環境の作りももう心がけてらっしゃるでしょうから、
なんかそのね、うまくいけそうな感じはします。
何が起こるかわからないですけど、いけそうな感じはしますし、
お父様からそうやっておっしゃって、
そうやって育ててもらってるっていう部分があるからこそ、
海老沢さんが次の世代に渡せるみたいなことってあると思うので、
そこは僕が言ってもおかしいですけど、
大丈夫な感じがしてますね。
えー、すごいな。
現在は生活と仕事が同じで、
24時間働いて24時間家族といるという生活をされているとおっしゃる海老沢さん。
仕事を通して改めて出会う父親のお話やご家族、
社員の方たちとともに、
より良い会社作りに尽力される海老沢さんのお話をお届けしました。
より良い会社作り
海老沢さん、ありがとうございました。
それではまた次回、
ユイナワさんのキクヒトラジオでお会いしましょう。
22:54

コメント

スクロール