1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v160-1 株式会社Strain代表/..
2025-07-31 27:07

v160-1 株式会社Strain代表/作曲家・鈴木麻理奈さん「音楽が軸にある」

今回は、 株式会社Strain代表/作曲家・鈴木麻理奈さんにお話を伺いました。
現在は会社の経営、そして作曲家としてお仕事をされているマリナさん。まずはどのような経緯で今に至ったか、についてから伺いました。
株式会社Strain:⁠https://strain-inc.com/⁠
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1

サマリー

株式会社Strainの代表で作曲家の鈴木麻理奈さんは、音楽の道に進む経緯や会社経営について語ります。彼女は演奏家として5年間の経験を積み、作曲家としてのキャリアを築いています。現在、音楽教育に取り組んでおり、音楽を基盤に新しいものをゼロから創造することに情熱を注いでいます。経営やプロデュースの視点を取り入れ、音楽教育を楽しさを重視しながら進化させる新たな試みに挑戦しています。

演奏家から作曲家へ
今回は、株式会社Strain代表/作曲家・鈴木麻理奈さんにお話を伺いました。
現在は会社の経営、そして作曲家としてお仕事をされている麻理奈さん。
まずは、どのような経緯で今に至ったかについてから伺いました。
仕事は、まずは曲を作ること、作曲をすることが一つ目の仕事です。
あとは、自分の会社をやっているので、そこの経営をすること。
作曲というのは、もともと音楽の勉強というか、子供の頃からそういうことをされていた?
そうですね。
学校とかも?音楽大学とか?
音楽大学、そうですね。
作曲も、子供の頃からピアノとかをやっていた?
そうです。3歳からピアノとか、エレクトーンもやっていたので、それで初めて。
音楽をやっている方もみんなが作曲するわけじゃないじゃないですか。
そうですね。
どういう経緯で作曲になったのか?
そうですね。最初は、私は演奏家を目指していたんですよ。
なので、学生時代は演奏スキルを磨くことに停止していて、
一応、インターナショナルのコンクールとかでも任意に行ったんです。
すごい。
大学も出席で卒業しみたいな。
そうなんだ。
そういう感じで、演奏スキルを磨いて、
在学中にヤマハの演奏家としてデビューすることが決まって、
卒業と同時にデビューというか、そういうような感じでした、最初は。
5年くらいは作曲家ではなくて演奏家として、
全国各地で週末にいろんなところで演奏したりとか、
あとはヤマハって全国にあるので、
先生たちの先生みたいな。
ああ、なるほど。
先生の先生として全国に行って。
すごいおこがましいですよね、当時ね。
20、20歳。
そうか。今思えば。
その時はだってね、普通にやってたんですよね。
でもね。
でもそれをされていて、
でも演奏家で教えたりとかしながら、
それは5年くらい。
そうです、そうです。
でもやっぱり演奏が上手なのと、
教えるのが上手なのとは別なんですよ。
そうですよね。
だからやっぱりそこはね、その道のプロがいるなっていうのは、
やりながら感じた部分でしたね。
ただ演奏だけだとね、なかなか経済的にも
食べていけないっていうところがあったんで、
そういう教える仕事もしながら、
勉強させてもらってたっていうのが、
その頃。
5年くらい。
5年くらい。
じゃあその5年くらいで何か変わったっていうか。
人との出会いで人生が変わるって思ってて、
そこをそうですね、その5年で、
それこそいろんな業界の人に出会い、
いろんな仕事があるっていうことを知って、
それでそこから自分の考え方とかも、
少しずつ変わっていきますか。
どう変わったんですか?
そうですね。
まずはやっぱり、
作曲っていう道があるっていうことを、
当時の、一応アーティストだったんで、
マネージャーさんが教えてくれたっていう感じですね。
そうなんですね。
当時のマネージャーさんが、
芸能事務所とかにずっとやってらっしゃって、
石野真子さんとかの事務所とかと繋がって、
そこで出会う新たな、
なるほど。
世界での音楽の世界みたいなのが見えてきて、
そこでさっき話をした、
そういう舞台監督さんとか、
一流のアーティストとか、
芸能事務方とか、
そういうのを間近で見て、
すごく影響を受けたというか、
真里奈さん自身が影響を受けて。
一番大きかったのは、
当時Perfumeとかがデビューするかしないかみたいな頃に、
そのプロデューサーの方が、
友人を通して紹介してもらったんですけど、
そこでの、
雲の上の存在ではなくて、
目の前にいる人たちがそうやって、
日本の音楽シーンを作っているっていうところを目の当たりにしたり、
話をその実体験を直で聞くみたいな。
それが私にとってはすごい衝撃的というか、
衝撃的だった感じ。
なんでこのレベルに私はいないんだろうみたいな。
そっかそっか。
すごく面白いんですけど。
はい、目の前にいるけど。
同じように喋っているのにそこに。
私もそこに行けるようにするためにはどうしたらいいんだろうっていうところから、
スタートしましたね。
それが最初演奏家として5年経って、
そういう色々なことがあって、
演奏家を辞めると。
そうですね。
徐々にシフト。
作曲の方にシフトしていったって感じです。
作曲家に変わっていくみたいな感じ。
作曲はずっとされてたんですかね?
大学も作曲を少し勉強するところにいたりとか、
コンクールとかも自分の曲を作らないといけない活動があったりするので、
ぼちぼちはやってましたけど。
それの素養もあるし、作曲の方でっていうことで
そっちをメインにしていくみたいな感じにしていた。
当時だからそのプロデューサーの方に
20曲ぐらい作って聴いてくださいみたいな。
そんな感じなんだ。
20曲作ってたって。
持って行ったんですよ。
そんなすぐ作れないですよね。
今まで作ったものとか、
でも全部ダメって言われて。
そうなんですね。
全部ダメって言われて、
でもクソを取ってまた作って、
とにかく喰らいついていったっていうのが最初の頃でしたね。
そうやって作曲家としては今もキャリアを続けていらっしゃって、
作曲の活動というかお仕事をしているというか。
会社経営の始まり
作曲の仕事って、何言うとおかしいですけど、
具体的にどういう流れで作曲をしてて、
農品みたいなのに?
私は作曲家の事務所に入っているので、
そこから今は2つかな。
2つ?
2つ事務所。
作曲の。
そこからお仕事をいただいて。
それは事務所さんがちょっと作曲作ってみたいなオーダー、
アーティストがいて。
そうですそうです。
作曲家を束ねている事務所なので、
そこに依頼が来て。
ってなると、このアーティストがいて、
Aさんというアーティストがいて、
そのアーティストが今度曲を出したいから、
それに対して、どっちが先かわからないですけど、
歌詞があるのかもしれないし、曲が先かもしれないですけど、
それで作っていく?
そうです。私は基本的にインストです。
なので、例えば番組のタイトルとか、
オープニングな曲とかそういう事か。
あとは劇中で流れる曲とか、
ドラマとか映画とか例えば。
CMとかそういう感じ。
たまにキャッチみたいなので歌詞が入る事もありますけど、
ほぼそういうインストの感じで作っていく感じです。
じゃあ最初のとしては、
じゃあこれこれこういう雰囲気のとか、
オーダーがきっとありますよね。
そうです。
何分くらい?分かんない。
あります。
ありますよね。
こういう時に流す曲とか。
じゃあそれをもらって自分で考えていくか、
アイディアを出して作る。
曲作るって変な疑問ですけど、
どんな感じ?
やってる方に聞くのもだけど、
素人からしたら曲作るってどうやってやるの?
みたいな感じしますけど。
そうですよね。
まあ、もう世の中にこういうシーンにはこういう曲が合うよねみたいなのって
何となく。
ありますよね。
そうですよ、イメージとして。
まあ、こうだよね。
セオリーはある感じ。
リラックスする場だったら、
ちょっとテンポをゆっくりもいいかなとか。
まずはそういうカテゴライズというか、
それも感覚的なところはあるんですけども、
その後にやっぱり、
その中でもね、
自分の色を出していかなくちゃいけないので、
私はすごくメロディーを大事にしていて、
何回聴いても忘れられないというか、
キャッチーなメロディーを作ることを大事にやってるんですけど、
そういう感じで作っていって、
今ってパソコンで曲を作るので、
作れますよね。
絵でいうと、
鉛筆でデッサンして、
その後色付けとか始まっていくと思うんですけど、
鉛筆のデッサンが私にとっては、
ピアノでしていくみたいな感じですね。
ある程度デッサンをしながら、
ちょっとカラーアレンジもしちゃってるっていう感じです。
色付けもちょっとしながら、
デッサンして作り上げていくみたいな。
じゃあ、オーダーがあったら、
これでっていう状態までやって、
お渡しできる?
カンパケまでして、
そうじゃないと今は難しいですかね。
そういうのって時々違うでしょうけど、
すぐできる時もあれば、
なかなか生むのが難しいみたいなこともある?
そうですね。
あんまり的外れな感じっていうのはないんですけど、
昔はどうしても主観というかね、
求められているものを作るっていうような感じ。
自分の思いというか、
自意識みたいなものをちゃんと。
時間かけて作ると愛着もあくんで、
もうこれでみたいな。
でもだんだんそこはね、
そういう意味では会社もやり始めたから、
やっぱり顧客視点に立つというかね。
なるほど、その思いがあると、
ちょっとそれも作曲に影響してくるっていうか、
ちゃんと相手が、
顧客さん目線で言ったらみたいな。
なるほど、なるほど。
3歳からピアノ、エレクトーンを始め、
演奏家としてデビューもされたマリナさん。
ある出会いをきっかけに作曲の道を知り、
現在は作曲家としてもご活躍中です。
このマリナさんに経営についても伺ってみました。
今経営者でもあるというのは、
作曲家も徐々に作曲家になっていって、
仕事をやっていく中で、
今度は新たに経営、会社を立ち上げて、
という話になっていく。
それは何で始めたんですか?
そうですね。
当時、今主人と一緒に会社のことについて、
いろいろアドバイスをもらっているんですけど、
いろいろ私がやりたいことを話していく中で、
それをきちんと社会貢献できるようにするために、
会社にしたほうがいいんじゃないか、
というアドバイスをもらったっていうのが、
最初のきっかけですね。
それをもらって、会社にしようっていう。
音楽の可能性を探求
そうですね。
あとは、当時、応援してくださる方もいたので、
そうですね。
期待をね、こせる。
今の会社では、どういう授業というか、
仕事をやっているんですか?
今は、基本的には音楽教育とか幼児教育という、
子どもに対しての教育とかっていうところが
メインではあるんですけども、
やっぱりね、私もずっと音を通じてやってきている人間なので、
音でできることっていうのをいろいろやりたいなっていうので、
うちの商品、結構ゼロイチが多くて、
世の中にないものをやるっていう感じ。
だから、最初すごい大変で、
ゼロですからね。
啓蒙のところから始まって、
会社もね、お客さんがいる中で、ある程度いる中で作ったものではなくて、
先に作ってみてたので、
ゼロからの創造
最初はすごい大変でしたけども、
もうどれくらい会社っていうのは?
来月で9期目です。
そうなんだ。
じゃあ、今は事業としてもいくつかそういうものはできているというか、
そういうものをやっている状態。
新たにまたゼロイチがあると思うんですけども、
ゼロイチが好きなんですかね?
なんとなくそんな印象を受けちゃいましたけど。
でも、人がやっていないことをやりたいっていうのは、
昔からあるかもしれないです。
そうなんだ。
それの方が自分としては楽しい。
人によっては、あるものに行く方が好きって人もいますし、
ゼロの1になった1を10にする方が得意って人も中にいらっしゃるじゃないですか。
なんだけど、みなさんはどうやらゼロを1に頑張ってしていくのが…
多分ね、作曲もそうじゃないですか。
そこも共通しているというか、
何もないところから生み出すっていうのはそうなのかなと思って。
確かに改めて考えるとそうですね。
作曲をやっている頭と経営している頭ってやっぱり違うじゃないですか。
経営し始めてから気づくことだと思うんですけど、どうっていう感覚ですか?
そうですね。
確かに経営っていうのはすごくロジカルにというか、
これがこうなっていくからっていうのを考えて、
先を見据えてやっていくっていう部分じゃないですか。
で、音楽ってそれよりかどっちかというと感性でっていうふうに思ってたんですが、
でも今考えると割とロジカルになるところも大事だなっていうふうには感じます。
多分ね、感性で音楽作れて売れるのは一部の。
そういう方たちで。
すごい方たち。
じゃあそうじゃなくて、ちゃんと合理的にというか、きちんと構築している音楽っていうもの。
やっぱり考え抜いて作る音っていうのがやっぱり大事なんです。
特に私がやっている音楽の業界っていうのは大事なんじゃないかなって思いますね。
経営と音楽のバランス
じゃあやっぱり作曲のやってる感じも経営を探していく中で自分として変化を感じていますか?
感じてる?
そうですね。
前だったらもしかしたらもっと感覚的にやってたかもしれないところを、
やっぱり経営的な視点って言ったらおかしいですけど、
ロミー的なのかロジカルなのか。
音楽の方が作曲の仕方になってきている。
それの方がクライアントさんというか、要望に合いやすい?
そうですね。やっぱり曲を提出するときも私なりの考えというか、
そのお題をいただいて解釈を説明できるし。
原稿ができるってことですね。
そういうところが原稿化できるっていうのが大事で、
感覚的に人に伝えるのってすごい難しいので、
やっぱり音楽を良い悪いジャッジするのも結局は音楽の専門家でないケースもあるので。
じゃあもうそういう感じで今は両方を同じような感じでやっているってことですか?
そうですね。
じゃあ今のスタイルがあって、これからこうしたいみたいな先みたいなのって見えてたりしますか?
これから自分が…
自分のお仕事とかっていうのは?
基本的にはプロデュースするとか、そういうところのポジションを自分しかできないものってそこかなと思っていて。
今されてるんですか?
でも実際、会社も作曲の方もそうなりつつあるって感じですね。
私がイメージを描き、それをいろんな人たちに手伝ってもらうみたいな。
伝えていって、じゃあこういう風にしていきましょうみたいな感じ?
それまさにプロデューサー的な感じ?
そうです。そういう風にちょっと今、最近はちょっと変わってきてるなっていうのは感覚としてありますね。
それはもしかしたら、やっぱりマリナさんが元々は演奏家で、そこから作曲家になっていったようにやりながら試行錯誤の中で、今は緩やかにプロデューサーになっていってるのかもしれないですよね。
そうですね。結構ジャッジすることが多いです。
そうなんだ。じゃあマリナさんどうしますかみたいな感じになって、じゃあこっちみたいな。
それまさにプロデューサーの仕事ですからね。
そうですね。
作曲家だけだったら、それできないじゃないですか。
そうですね。
それの範疇を超えてるから。
そうそう、作曲も今アシスタントがいるので、私の時間だけではこの2つの…
できないか。それはさすがにゲームしてるし。
そうなんですよ。
じゃあここまでやって、あとはやっといてとか。
そうですね。ただね、提出するときには私が判断しなきゃいけないので、そこはクオリティーコントロールとかチェックをして、
ジャッジして、
そういう流れになるんですよ。
なるほど。それ自体はできるわけだし、やっていきたいという思いの方向でもあるから。
そうですね。こんな感じに今なりつつあるなという感じです。
面白いですね、それは。
経営も当然あるわけだから、そっちはそっちで。
そっちは日々いろんな小さいことから大きいことまで飛んでくるんで、それをジャッジしていく、判断していくみたいな。
今経営の方はたくさんの方と一緒に働いている?
そうですね。
お任せするところはお任せして、自分はジャッジの部分というか、時によっては現場にももちろん入りながら、
そうですね。
ゼロイチ作っていくこともしながら動かしているような。
はい。
じゃあ本当に日々、結構違う感じというか、やることが違ってくるじゃないですか。
そうです、そうです。
使う頭が違うというか。
そうです。
そうですよね。
そうです。
月曜日はこれだけど火曜日はこうとか。
月曜日は営業をやっていたけど、火曜日はデザインを捨てて。
へえ、面白い。
そうですね。
なるほど。
でもそれがきっと合っているというか、なっちゃっている部分もあるでしょうけど。
そうですね。
多分いろんなことに興味関心があるから。
そっか。
多分それが一番しっくりくるというか。
例えばずっと同じことはできなかったりするんですかね。
でも結局はずっと音楽はやっているから。
そこは一つ芯が凍結するか軸があって、音楽がありきのいろいろ。
いろいろ、枝葉がっていう感じですね。
なるほどね。
そこをやっぱりぶらしちゃいけないのかなっていうふうには思ってはいて。
そういうことですね。
はい。
音楽教育の新たな試み
なるほど。
でもすごいよくわかりました。
そういうことか。
はい。
例えば教育、幼児教育とかそういう部分においても音楽っていうのは音楽教育みたいなところがあるから、
そこを踏まえて、でも今までにないやつみたいなものを立ち上げることもするし、
探すなのかアイディアを練るみたいなのもあるっていう。
そうですね。
今やっている音楽教育って大体が楽器を演奏できるためのスキルのトレーニングというか練習じゃないですか。
そうか、そうですね。
そうするとつまんないというか大変だし、そこでつまづく人も多いし。
辞めちゃうみたいになっちゃうしね。
でも本当は音楽って楽しいものだから、それをどういうふうに楽しくスキルを身につけられるようにするためにはみたいな。
エデュテイメントっていう、エデュケーションとエンタメンを掛け合わせた領域というかそういうのを目指しているというか。
そっかそっか、せっかくやるなら楽しくやりたいし、ずっと関われれば関わったほうがいいし。
そうですね。
そういうことですね。
どうしたら楽しめるのかなっていうのは考えながら。
なるほど、でも聞いてて分かりました、いろいろと。
何してるのかなっていうのってあるじゃないですか。
例えばウェブを見させてもらってこういうことをやってるってのは分かるんだけど、
じゃあ何してるんだろうっていうのはやっぱり聞きしてみないと分からない部分があるし、
そういう思いがあるっていうことがありきの音楽がまずあってみんなが豊かにみたいな感じのことっていうのがあると思うんで。
なるほど。
音楽を通じて子どもたちに学びの楽しさを伝える教育事業を手掛け、多彩な分野でご活躍をされているマリナさん。
最近ではプロデュースの立場で携わる機会も増え、判断を求められる場面も多くなってきているのだそうです。
そんなマリナさんのお話は次回に続きます。
27:07

コメント

スクロール