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ながら聴きラジオ
『キコアベ』
おはこんばんちは、アベノエです。
6月11日土曜日、ながら聴きラジオ『キコアベ』へようこそ。
この番組は、われわれ社会人演劇カンパニーアーベイが
あなたのための心地よいながら聴きラジオを目指す番組です。
長崎の皆さま、聞こえてますか?アーベイです。
略して、キコアベということで、そちらは今日も雨だったんでしょうか?
ね?
私、Aの今の職場の前、移動前の職場の同僚と訪れたことがあります。
長崎なんですけれども、旦那さんともチャンポン食べに伺ったことがあります。
酒が多くて、とにかく移動で疲れてしまったっていう記憶もあるんですが、
チャンポン、サラうどんが美味しい。
もうね、食べ物の話ばっかりしてるなと思われてると思うんですけれども、
私が一番美味しいなと思うのは、四海楼さんですね。
あとね、鉱山楼さんも美味しかった記憶ですね。
それぞれね、味が違って美味しいですし、汁ありのチャンポンの方もね、安定の美味さでございます。
あとね、長崎といえば海鮮なんですよね。
おすすめは、むつご楼さんです。
イケスから出した新鮮な魚介を食べさせてくれるお店で、
イカとかアジとかウチワエビをいただきました。
ここはもう本当に新鮮さが他の店とは違います。
絶対おすすめのお店なので、ぜひ一度訪れてみてください。
さて、本日のきこあべは、ポックンのレトロ三面生地をお送りいたします。
それでは、本日も最後までお付き合いいただけますか。
きこあべ、スタートします。
ウチワエビの裏側だけは、絶対見ないでください。
絶対見ないでください。
なんて言うんでしょう、びっくりすると思います。
ひっくり返さない方がいいと思います。
池づくりとかだって、ややっと動いちゃうんでね。
ご存知の方は、裏側見ちゃいけないっていう意味が分かると思うんですけれども、
知らない方は、くれぐれもひっくり返さないことをおすすめいたします。
味はね、イセエビよりも甘いと言われていて、とっても美味しいエビなんです。
いつかウチワエビを食べる機会が来ましたら、思い出してください。
さあ、それではラジオ大人クイズ前回の正解発表を参りましょう。
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前回は一問だけ出題をいたしましたが、
新しいという漢字に、田んぼのたで何通りの読み方ができるでしょうか、という問題でございました。
またまた、あきぃさんが回答してくださいましたね。ありがとうございます。
正解は、にった、しんれん、あらた、しんた、にぃだ、にぃた、ということで6通りでございました。
みなさんはいくつ答えられましたでしょうかね。
今日もまた新たな問題を出していきたいと思いますけれども、
今日は単純なクイズとなります。
それでは参ります。
問題1
これは一体何のゲーム?
はい。
続きまして第2問。
タクシー台にはあって、電車賃にはない。
チューリップにはあって、パンジーにはない。
鬼兵ハンカチョーにはあって、必殺仕事人にはないもの。
これは何でしょう?
はい。では最後の問題です。
問題4です。
ある民族が雨漕いの踊りをすると、必ず雨が降ります。
なぜでしょう?
はい。今回は4問出題いたしました。
ただのクイズですね。ピンときましたでしょうかね。
回答がわかった方はコメントへお願いいたします。
ということでラジオ大人クイズでございました。
さてさて、それではコーナー参りましょうか。
今日はポックンのレトロ三面記事をお送りいたします。
ポックンのレトロ三面記事
15の夏
農販期 勇士の家へ洗濯奉仕
鬼のいない間の洗濯などと言ってはいけない。
男子の家への美しい洗濯奉仕なのである。
ここは芝県松戸高等女学校の校庭。
全校授業を休んで5日間の農販期勤労奉仕週間。
10日はちょうどその第1日だ。
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下級生300名はスキクは取ってグラウンドの地ならし作業。
中級の100名は託児所まわりに出かけていった。
そして上級の200名の乙女がこのお洗濯なんだ。
高尚家庭ではさぞ人手が足りないでしょうからと
集めた冬物500単。
初夏の日を浴びて乙女たちは危機として洗う洗う。
あら、芯縛りの針が取れてるわ。
いやあよ、そんなに引っ張っちゃ。
破れたら大変じゃないの。
こうしてまるで新しい短物のようにきれいになって
男子の家へ帰される十五の喜び。
皆さんおかわりありませんでしたか?
ぽっくんです。
今月は1939年。
昭和14年の6月11日にタイムスリップしてみました。
紹介した記事はいわゆる勤労奉仕ですね。
記事の写真の女子たち。
記事では乙女たちと書いてありましたが、
この乙女たちが戦地へ赴き
留守にしている軍人さんの着ていた短物を集めて
たらいで洗って丸太で組んだ物干しに立てかけた
長い板の上に広げて干しています。
高等女学校というのは旧姓の女子の中等教育機関で
男子の中学校に対応するもののようです。
通う年数は四五年のようです。
まだちゃんと決まっていないようですね。
まだまだ教育のシステムが定まっていない印象を受けました。
でも写真の乙女たちからは
皆楽しげに一致団結しているのが伝わってきます。
しかし、
機関銃、つまり鉄砲の後ろですからね。
日本だけでなく、世界も戦争を待った田中です。
この年、ドイツがポーランドへ進行し
イギリス・フランスが戦線布告して
第二次世界大戦が勃発しました。
日本も一昨年からの日中戦争が終わらず
国家総動員法による国民徴用令が交付施行されました。
この徴用令、兵役の召集令状は赤色で赤髪だったのに対して
徴用の知らせは白色で白髪と呼ばれていたようです。
第一号の徴用者は建築技術者で
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大部分が大陸建設部隊として現地に送られていたようです。
満州でしょうか。
この記事にあった男子の死の字
子供の子じゃなく武士の死と書いてあります。
まあ子供は戦争に行かないですけれど
かといってただ男性と言っているわけではないですよね。
日本男児たる者、武士であれ、といったニュアンスが読み取れます。
そんな世相を反映して、この年に流行したものは
暴毒マスクに千人張りセットに雪印マーガリンなどなど
いやはや、暴毒マスクですか。
そしてこの暴毒マスクを着けて走る毒ガス戦突破競争とか
水バケツを持って走る防火訓練競争という名前で競技会も開かれます。
うーん、毒ガス突破競争はやってみたいですね。
突破できなくて、うわー死ぬーとか。
でも怒られそうです。きっと鉄拳制裁されちゃいます。
さて、こんな風にだんだん日本全体が窮屈になっていこうとする世の中にあって
国民を喜ばしていたのが相撲の二葉山です。
有名な連勝記録の真っ最中でした。
しかしとうとうこの年の夏場所で破れ、記録は69で止まってしまいます。
まだ1年の場所数や取り組み数が少なかったので3年がかりの記録でしたが
この3年間の二葉山は現代で言えば大谷翔平くんのような存在だったのかもしれません。
国民みんながいいぞ、二葉山!と宣言を送っていたんだと思います。
ちなみにこの連勝記録は令和の今になっても破られていません。
2位は白鳳の63章、3位はウルフこと千代の富士の53章です。
あと昭和14年を紹介するにあたって当時の流行歌も調べてみました。
ほとんど知らない曲ばかりでしたが、その中でぽっくんも知っている曲がありました。
タイトルは一杯のコーヒーから。
桐島昇さんという方とミスコロンビアさんのお二人が歌っています。
デュエットですね。
どちらも有名な流行歌手のようですが、ミスコロンビアさんは実は顔を隠した複面歌手で
それはレコード会社の戦略だったみたいです。
で、劣気とした日本人です。
それにしてもなんか複面レスラーみたいですね。
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まあそれはともかく、この曲、この年にヒットした他の曲と一線を隠しています。
全然雰囲気が違います。
作曲書を見ると、服部良一と書いてあります。
中高年の方ならご存知かもしれません。
ぽっくんも知っています。
子供の頃の歌番組に服部良一さん出ていました。
服部さんにはこの年、チャイナタンゴというヒット曲がもう一つあって
こちらも他の人のヒット曲とは全然曲調が違います。
服部さんのウィキペディアを調べてみました。
ジャズで音楽性を磨いた和製ポップ詩における重要な音楽家の一人と出ていました。
そういえばぽっくんが見た音楽番組では、いつも重鎮として紹介されていました。
それにしても昭和14年の6月11日は、他の紙面もほとんど戦争の記事ばっかりです。
ああ、講和の人柱という見出しの記事があります。
戦死した方を写真付きで載せています。
人柱ですか。
そんな時代に聞くこの一杯のコーヒー。
この曲はコーヒーの力を借りて人々の心をほんの束の間。
歌詞にあるように夢をほのかに香らせてたのかもしれません。
ちなみにこの時代のコーヒーは15銭。
大卒の人の初任給は100円ほどだったようです。
1円は100銭ですから、
今のぽっくんの収入に対して今の一杯のコーヒーの値段で考えてみると、
なるほど。
どうなるほどかは皆さんのご想像にお任せします。
はい。
というわけで、今回は1939年、昭和14年の、
6月11日よりお届けしました。
次はいつかの7月9日にタイムスリップします。
それまでどうか皆さん、
いきなりの大雨にも用心しながらお元気で。
ごきげんよう。
ぽっくんのレトロ三面記事ですが、
やっぱコロコロが一番するんだよね。
お掃除しながら聞こうべ。
はい、後半です。
今日はね、昔友達から聞いたゾワッとする話。
ゾワッとする話をお話ししてみようかと思うんですけれども、
よくね、家の押入れとかベッドの下、幽霊がいるとかね、
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そういう話を聞いたりしますけれども、
私の友達がね、引っ越しの時にベッドを解体して運ぶことになって、
ベッドの床の板ありますよね、下のところのね、
あの板の裏にね、なんかこう指でこう気持ち悪い文字のような、
読めない言葉がたくさん書かれてあったっていうんですね。
ゾワッとしちゃって、
もちろんそんなことね、書いた覚えもないですし、
結局ベッド気持ち悪いんでっていうことで捨てることになって、
ベッドをまた新しく解体して、
ベッドをまた新しく買い替えたっていうお話だったんですけれどもね。
いや、本当だったら怖い話なんですけれども、
まあ実際ね、友人曰くその部屋なんか物音が良くなったりだとか、
ちょっとこうジメッとしていて、
湿気の多い部屋だったっていうことだったらしいんですけどもね。
これね、昔聞いた当時は人間の仕業だよねって思ってたので、
まあ幽霊だとかは信じていなかったんですけれども、
ていうか逆に人間でも嫌ですけどね。
だってベッドの下に潜って、
なんかこう、うわうわうわ書いてたわけですよね。
嫌ですよね。どっちも嫌か。
ちなみに皆さんは幽霊の存在というのは信じますでしょうか。
私Aはですね、今は幽霊いるかなって思ってるんですよね。
宇宙人もいるかなって思ってるんですけれども、
オカルト好きに変身しております。
なんだかんだね、その方が面白いかなーなんて思っちゃうんですよね。
まあ実際経験するのは嫌なんで、ベッドは買わないです。
はい、ベッド派の皆さんは今日寝る前にベッドの裏側一度チェックしてみると、
いいかもしれません。
はい、以上ちょっとゾワッとするベッドの話でした。
さあ、気分を変えて一曲お送りいたしましょう。
これなんて曲?
今日はアートリストからドリームファミリーです。
談話室滝沢の広報局として上がった曲ですが、
残念ながら採用しなかった曲として、
今日ご紹介したいと思います。
それではお聴きください。
どうぞ。
エンディングの時間です。
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長崎劇ラジオ彦阿部、本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
私、えー、そこはかとなくアンニューな感じじゃなかったですか?
6月のせいでしょうか?
気のせいでしょうか?
本日はポックンのレトロ3面記事をお送りいたしました。
何年か前の今日という日をピックアップしてお伝えする
ポックンの今後の配信にもぜひご期待ください。
さーて、来週の気庫阿部は
Aの対談ウィークと題しまして、
水曜日はCさんとのさしとくおなごりフェスティバル、
土曜日はユジさんとの
談話室滝沢エピソード3 寄り添うをお送りいたします。
阿部メンバーのMC挑戦もありますので、お楽しみに!
それでは皆様、良い週末をお過ごしください。
食べ物に対する愛より、誠実な愛はない。
サンキュー!バーナードショー
長らぎきラジオ気庫阿部、お相手は阿部のAでした。
来週水曜日にまたお会いいたしましょう。
それではごきげんよう、バイチャ!