2023-12-15 17:14

【番外雑談編 #4】2023歳末手品反省会

雑談会につき、マニアックです。

2023年、買ってよかった、見てよかった手品およびマジックに関するものを振り返っています。

Helder Guimaraes/高重翔さん/Letters from Juan(Juan Tamariz)/Bottle/Collapsible Wine Glass/VI Deck Stand/Refilled (Henry Harrius)

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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。
このポッドキャストは、手品が好きすぎて本を死ぬほど積んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けに、マジックに関するヨタ話をするポッドキャストです。
スポーティファイルをお聞きの方は、番組フォローを忘れなく。
そして、スポーティファイルをお聞きの方はですね、質問やアンケートの機能があるので、そちらもぜひ回答していただけると嬉しいです。
はい、ということで今回は、雑談編。
雑談のテーマは、2023歳末手品反省会。
ということで、ちょっと気が早いんですけれども、雑談テーマとしてですね、2023年をちょっと手品的に振り返るということで、非常にマニアックな回になります。
おそらく聞いたこともないマジシャンの名前とかですね、商品名をダラダラダラダラ喋っていく回になりますので、いちいち補足もおそらくしない気がするので、
雑談会はマニアックでいいというふうに自分で決めてますので、そんな感じでいきたいと思います。
はい、ということで、まず今年1年、買ってよかったものから話しますかね。
あの、つんどく宣言と言ってるんで、さすがにまだ読んでなかったり見てなかったりするものはちょっとコメント差し控えますけれども、買ってよかったものはちょっといくつか話していきたいと思います。
で、1月ですね、まずこれヘルダーの、ヘルダーギマレスのポルトガルのマジシャン、インサイドストーリーっていう映像の作品が公開されました。
これね、めっちゃいいんですよ。ちょっと僕ね、まだ最後の2つほどまだ見られてないんですけれども、結局ヘルダーが本当にうまいですね。
カードマジシャン、カードメインでやってると思いますけれども、マジシャンがですね、自分の制作していく過程を見せてくれる、インサイドストーリーなんで内側の話っていうのを見せてくれます。
でね、これがね、ヘルダーがこういうふうに物事を頭を使ってマジックの作品を考察している、創作しているんだとか、とにかくセリフのところへのすごいこだわり。
でもヘルダーちょっと英語がね、某じゃないんで、その中でも英語でこれだけ考えてですね、セリフを書き下していくというそのシーンはですね、本当にそのクリエイターの本気を感じられてすげえなと思いました。
一番最初の映像はオイル&ウォーターを作っていくんですけれども、最後のクライマックスのイメージから作品を作っていくみたいな感じで、逆算というか最後を決めてそこに向かってどういうゴールでいくかみたいな作り方をしていて、
こういう作り方もあるんだなというのがまずね、そもそも最初感心して、そもそもあと全部ちょいちょいうまいっていう、映像の中でちょっとこういうのもあり得るかなみたいなやってるのがいちいちうまくてですね、本当にすげえなと思いながら1月見ました。
あと1月はこれ買ったよかったものって言ってますけど、見てよかったものも含めてなんですけど、高茂翔さんのレクチャーを1月受けました。
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今思うと、某日本の巨大番組の収録で東京にいらっしゃってたんじゃないかなと思うんですけれども、東京でですね、レクチャーをしてくださって、私かなりの高茂翔さんファンなので、
まず誰かというとこの前の、前の前か、プサンのフィズムで受賞なさった日本のマジシャン高茂翔さん、山口県で主に活動していらっしゃいますけれども、コインマジック等を中心にですね、レクチャーをしてくださって、私すごいファンなんでワークショップとかも過去受けていますし、
今回もマジックマーケットで映像制作して発売なさってましたけれども、それも見てるんですけれども、とにかくただただ上手い、やっぱり基本技法が上手いって大事なんだなっていうのを毎回高茂翔さんのテクニックを作品もショーも見るたびに感じます。めっちゃよかったですね。
2月はレターズフロムファンが発売開始しました。これは何かといったのはファンタマリッツですね。スペインの伝説的なマジシャンのタマリッツが全6巻セットで発売していたレターズフロムファンタマリッツからの手紙ということで、手紙の形式をとったレクチャーノートですね。
が2月に発売が開始されて、ほぼその後毎月1ヶ月半か2ヶ月ぐらいに1回ぐらい発売されてて、年内にボリューム6まで発売されました。私も今ノートでレビューを細々と続けていますけれども、これが出ましたね。
レターズフロムファンのボリューム1の1作品目がなんか微妙な作品だったがためにですね、結構海外ネット界隈では批判されているんですけれども、私そんなに批判するもんじゃねえなと思ってますね。批判するやつはセンスがないなと。
ちょっとタマリッツファンなのでっていうバイアスはめっちゃかかってますけれども、結構そのタマリッツのノートは行間を読む必要があるなと。タマリッツのメッセージとかアスカニオの理論とかですね。そこら辺をある程度履修してないと、なかなか楽しめないような仕様になっているなとは思いました。
ちょっと飛んでですね、4月にちょっとだけ買い物したんですけど、ボトルっていうトリックが良かったですね。これミカエルシャトランというフランスのマジシャンで、すごくギミックとか得意な人なんですけれども、密閉されたコルク栓で密閉された瓶にコインが入ってくってやつです。貫通しちゃうっていうマジックですね。
コインルーデンスさんもこのボトルを使った手順を発表なさってましたけれども、これめっちゃ良いです。出来が良い、そもそも製品としての。し、かなり減少が強烈なので、瓶に貫通するというところが見せられるので、これも買って良かったなと思っています。
あとは、これバニシングインクで買ったものなんですけれども、コラプシビルワイングラスというですね、プラスチック、アクリルかな、アクリル製の組み立てできるワイングラスですね。当然カードが入るサイズなんですけれども、ポーカーサイズのね。これもね、持ち運びしやすいという意味では良かったです。
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ただちょっと見た目がね、なんかちゃちいんですよね。角張っていて。やっぱり通常のワイングラスの丸みとかがそういうのがないので、プロの方でね、すごくやっぱり移動が多かったりする方にとっては、アクリルで割れないし、組み立て可能だし、パックスモール、ちっちゃめになるので、すごく良い道具だなとは思いました。
私は別にプロじゃなくて、そんなに演じる頻度もないんで、その時その時にちゃんとワイングラスを運んでいけば良いんですけれども、でもね、物としては良いですね。ただちょっと見た目気になる人はいると思います。
バレッシングインクってポイント精度があって、ポイント溜まると商品とか交換できるんですけど、それですね、バレッシングインクのデックスタンドっていうのをもらいました、ポイントで。これはデックをちょっと立てかけられるスタンドなんですけれども、3Dプリンターでおそらく作っている。見た目はそんな感じなんですけど、これもね、結構良かったですね。
今それで自分の部屋に可愛いデックとかかっこいいデックを自分は飾っているんですけれども、とってもこれは良かったんで、ポイント溜まっている人はデックスタンドを買ったら良いと思います。買うというか交換したら良いと思っています。
夏前後はですね、割と自分は寸毒を解消したり買ったものを楽しんだりしてたんですけれども、秋冬入荷かけては、この前マジックマーケットもありましたし、ちょっと買い物を久々にやったりとかして、リフィルドという、ヘンリー・ハリウスというですね、マジシャンの製品も良かったです。
これ何かというと、コロナビールですね。コロナビールの空き瓶を紙袋に入れてですね、おまじないかけると消えて、おまじないかけると戻ってくるみたいなギャグをやるんですよね。このギャグをやった後、最後におまじないかけるとコロナビールに線が付いていて、何ならその中にビールが入っている。そこで線を開けてもらえるみたいなマジックがあります。
これ言ってしまえば、バニッシングボトルというマジックが昔ありましたね。ニールセンという老舗メーカーがありましたけれども、そこが出しているバニッシングコークボトルというコーラを使ったマジックのビール版だと思ってもらえれば、詳しい方はわかるかなと思います。
これもめちゃめちゃ物の出来が良くて良かったですね。ちょっと高いんですけれども、早速ですね、サロンマジックをやらなきゃいけない機会がありまして、やってですね、とても上々な反応をいただきました。とても良かったです。
マジックマーケットはいろいろ買わせていただきまして、よく地雷が何だとか、ツイッターで騒がれますけれども、決して私はそういったものは踏んだわけではなく、楽しませていただいています。今買ったものを細々と読ませていただいたり、映像を見たりして、とても楽しく読ませていただいています。
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あとはブラックフライデーですね。前回ブラックフライデーの雑談会やりまして、あの後ですね、実は私バネシングインクの検証が当たっちゃって、50ドル当たったんですよ。正確には50ユーロだったんですけど、なぜか。
クーポンの仕様的にダウンロード製品しか使えないっぽくて、何使おうかなと思っていますね。まだ使っていないんですけど、皆さんもしバネシングインクで買えるダウンロードのおすすめ製品があれば教えていただければと思っています。
まあなどなど、年間こんな感じでやってたって話をしましたが、そうですね、何気にあとちびちびと昔買ったやつとかを消化していってですね、ノートに書いたりできるかなと思っていたので、本とか映像を、特に映像ですね、見てないものを見てたんですけどもね、私結構今年はダニダオーティスを見まくってた印象があります。
フールアスに出た解説とかですね、ボロードデックミラクルズという名前で、借りたデックで奇跡を起こすというレクチャーの映像があってですね、3時間とか4時間とか超長いんですけど、あれをちびちびとですね、見ていました。やっぱりうまいのはそうなんですけど、ズーズーしさが凄まじいというかね、これを自分がやれるかというとなんか怪しい部分もあるんですけれども、やっぱり彼の醸し出す雰囲気とかそういうのもあるんですけど、やっぱり場のコントロールがすごいですね。
ダオーティスならしょうがないと観客にも思わせる、その態度とか、その態度から滲み出るオーラによる場のコントロールのあれがすごいなと思いました。
あとボロードデックミラクルズというレクチャーを撮影したものなんですけど、レクチャーすらダオーティスだと不思議すぎてショーっぽくなっててですね、それもすごいなと思いましたね。
全般的にジャズっぽく即興でやっているイメージというか、見た感じの印象が本当にそうなんですけれども、本当に彼は化け物ですね。
すげえなと思って見ていました。ノートにもレビューで書きましたけれども、ダオーティスの本とかも今年読みましたので、とってもダオーティスに対する理解が深まったというか、いろんなコンテンツを彼のものを摂取した一連だったなと思います。
あと練習したトリックとかは何なんだっていうと、ダオーティスを見ていたので結構彼のトリックとかは練習したりして、セルフワーキングのものもありますし、結構ですね、観客とのタイミングを合わせなきゃいけないというようなものもあったりするので、私の数少ないですね、実践の機会でも彼のトリックを練習したりしましたが、
今年は結構フォースシャッフルとかアンチファローを練習しましたね。アンチファローはパーフェクトとは言わないんですけど、なんか徐々に徐々にできるようになっている気がします。すごい頭を使いながら練習する必要があるんですけど、手も痛いんですけどね。とってもいいですね。
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あとはそのシャッフル系ですね。これはね、なかなかリフルシャッフル系のテクニックをいくつか練習しているんですけど、やっぱり全然上手くならないですね。これちょっと是非上手い人に習いたいと思っています。なかなか私スライド全然練習しないし上手くもならないので、練習しなければ上手くならないのは当たり前なんですけれども、ちょっとこれは今年何とかしたいなと思っています。
エキスパートカードテーブルもちびちびと読んでいて練習していて、すごい自分が基礎ができていないなっていうのがわかるんですよね。あ、こういう指使いなんだみたいな。結構やっぱり画流でやってた部分があったりとか、昔先輩に教えてもらったのがあんまり正しいやり方じゃなかったみたいなところがあってですね。
あれを読むとすごい指運びとか指使いが詳細に書いてますので、めちゃめちゃ勉強になりますね。本当に100年以上前の本とは思えない素晴らしい本だなと思いながら練習しています。
あとマジック的な自分のハイライトなんだろうな。まず保育園でのショーですね。私、子供がいるという話は何回かしてますけれども、保育園に入れてまして、保育園のイベントでマジックショーやってくれと言われたのでやったんですよ。これもいつかのエピソードで話してますけれども。
マジックショー自体もすごいうまくいったんですけど、すごいのがその後子供たちがすごい覚えてて、僕が自分の子供を迎えに行ったり送ったりするたびに、そこにいる周りの子供がマジックやってってすごい言うんですよ。
指が切れるマジックとかあるじゃないですか。自分の親指でやったり、あと指伸びたりするマジックあるじゃないですか。あれだけで、それとかをすぐその場でやってあげるんですけど、それだけでもめちゃめちゃ喜んでくれるんですよね。本当にマジックやっててよかったなってすごい感じてるのが今年です。
皆さんもですね、キッズショーって結構ハマる人が多いっていうのを昔聞いたことあるんですけど、キッズショーやる機会があればぜひやってみてください。もう自分が想定している以上の受けと、その後もマジックやってって言ってくれたりするので、本当にね、今思い出しながらニヤニヤして喋ってますけども、ハピネスがあふれるそんなキッズショーでしたね。またやりたいなと思ってます。
あとはマジックマーケット出させていただいたのも一つ自分の中でハイライトで、本当久々でしたね。2017とか16とかに出したぶりだったので、私個人としてですね。なので、それもとってもよかったですね。そして本当に自分の想定していた以上の人に、想定していた3倍、4倍くらい買っていただけたので、本当によかったです。ありがとうございます。
ぜひともですね、感想とかをですね。DMでもTwitterでもなんでもいいんですけれども、いただけると嬉しいなと思っています。これはまあ、次回以降も時間の限り、許す限り出していきたいなと思ってますね。やっぱりあんまり他の人が出さないものを出していきたいなと思っているので、頑張りたいと思っています。
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あとは、そうだね。ハイライトの方で言わなかったですけれども、10月にカナダのマジシャンシェン・コバルトが来日して、とてもよかったです。それも。レビューの方でもレビュー会に収録してしゃべりましたけれども、そちらでも言ったんですけれども、いわゆるエンタメエンタメしたというかですね、派手だったりとか、その場を盛り上げたりだとか、っていうようなタイプの演者ではないんですよね。
非常にしっとりと自分のマジックの歴史を語りつつですね、マジックの魅力っていうのを伝えてくる、じわじわ来るレクチャーじゃないですね、ショーで。なんかこう、ああいうのってすごい憧れるんですよね。
場を支配したりだとか、まあ場は支配してたか。独特の雰囲気が彼、見た目もそうですけど、顔を仕出してるので場を支配してたと思うんですけど、なんかこの、なんて言うんですかね、こう、めちゃくちゃ場を盛り上げたりするタイプのマジックというかマジシャンって言いますよね。
ビルマローンとか、ビルマローンってみんなでこう、一緒のジェスチャーをさせたりとかですごいそう、ああいうのも僕好きなんですけれども、一方でシェーン・コバルトのようなですね、しっとりしたマジシャンもすごい好きだったので、まあいい一つのですね、到達点を見せていただいたなと。テクニックももちろんそうですよ。テクニックもめちゃめちゃ良かったんですけど、すごい思ってます。
はい、なのであれも今年のハイライトですね。はい、ということで、まあダラダラとマニアックな話をひたすらし続けましたけれども、今年はこんな1年だったなと思っています。まあまだ12月残ってますから、手元にですね、ウェイン・ドブソンの本が届いて、早く読みたいなと思ってるんですけれども、あれとか届いたらですね、あれも今年のハイライトになるかもしれないんですけれども、まあ今年の私の1年はこんな感じでした。皆さんの1年はどんな感じでしたか?ぜひですね、皆さんの1年のハイライトも聞かせてもらえたらなと思っております。
それではまた次回お会いしましょう。バイバイ。
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