バフチンの言葉の概念
私、東京クラフト、ALAL。
あれ、それってサントリーなんですね。
私は、前回に引き続きインドの青鬼でございます。
ちょっとIPAにハマってしまいました。
では、アッキーさん、今週もお疲れ様でした。
お疲れ様でーす。
生に言えというか、なんか、自分はグッときたフレーズの話していいですか?
ほう、どうぞ。
ちょっと上手く話せるか分からないので、最終的に編集のテクニックにかかってるっていう、また仲間たちに負担をかける話なんですよ。
この漫画家さん、ご存知ですか?
読み方が分かんないんだよな。ちょっと読み方検索してみましょうか。
一旦、上積みってしておきましょうか。
聞いてる人は誰の答えもなるでしょうね。
上人さんって読むんですね。
上人さん。はいはいはい。
若いんですよ。
26。
この方、漫画家さんなんで、多分話題になったのはこの漫画なんですよ。
地っていう、地球の運動について、地動説、天動説の話をテーマにした漫画がすごい、この漫画がすごいみたいな感じになったんですね。
僕もこれから知って、読んで。
これ面白いですか?会社的にもこれみんな読んでて。
面白かったです。
結構ヒリヒリした感じですね。
僕、ふわっとした読み方をしてるんで、こういう話をこの場ですると読み込んでる人に刺されるかもしれないんであんまり滅多な答えになる。
ミーハーな、ラフな感想しか言えないですけど。
でもこれ基本的に、なんていうんですかね。
今、当たり前になってる地動説って、地球が回ってるっていう方の話じゃないですか。
地球が動いてるから太陽が動いて見えるみたいなところが当たり前ですけど、当時はその逆で地球が止まってて、太陽とか月が地球の周りをぐるぐる回ってるっていう天動説の方が当たり前で、それ以外のことを言うのは異端者だったんですよね。
迫害されたりとか、キリスト教的な世界観の中においては、異端者として悪魔側というか、迫害されたりとか拷問されたりとかするような世界観だったっていう時に、
地動説を信じて、世の中に対してどう働きかけるかとか、
自分の信じてるものを、死んだとしても、自分が死ぬことになったとしても、それを突き進めるとか、誰かに意志を託すみたいなことが、ドラマとして描かれている漫画なんです。
実際はキリスト教とは書かれてなくて、ぼかした形で、フィクションみたいな形に書かれてるんですけど、モチーフとしては明らかにそうなんですね。
というお話で、すごいヒリヒリした空気感で面白かったのもあって、この方が前に書いたこの100Mっていう漫画も読んで面白かったんですよ。
これは100メーター層の高校生かな、の選手の話で、これもテーマとしてはすごい狭いテーマなんですけど、ただ100メーター層の話だけなんですけど、めちゃくちゃ良かったんですよね。
ここに書いてあるんですけど、100メーター層に魅せられた人間たちの狂気と情熱の青春と。
テーマ自体はすごい平たいテーマとか身近なテーマなんですけど、それに対する狂気的なのめり込み方とか、そこに心が奪われたやつの、ちょっとイカれた勢いみたいなのがすごい良くて。
面白かったっていうのがあって、その人が今書いてるのがこれなんですけど、これ陰謀論の話で。
この冴えない男の子が、こういう陰謀論を信じている団体に、君はこっち側の人間だからみたいな、居場所がないんですね、非正義で働いてて。
楽屋駅もそんなになくて居場所がないこの男の子が、君は真実に気づいてしまったねみたいな感じで、君はこっち側の重要な人物なんだからみたいなことを言われてる中で、どんどんこっち側に入っていきそうになるみたいなお話なんですけど。
これが途中なんですけど、言いたかったことはこの作者の話なんですけど、この漫画の話をちょっとすると僕はあまりにもキツすぎて、なかなか読み進められなくて。
このファクトはですか?
SNS上の言葉の影響
ファクトは、今2巻の途中ぐらいで、あと半分ぐらい残ってるんですけど、痛々しすぎて読めなくて。
痛い?
痛々しい。
暴力的な痛々しいってことですか?
違うんですよ。共感性周知に近いんですけど、この男の子がこういう話に巻き込まれていって、ひょっとしたらそうなのかもって思ったりとか、
この子が好きな女の子がいるんですけど、その女の子の方は高学歴で人間できてて、社会のためにどういうことができるかみたいなことを、
早稲田とか慶応みたいなところの学校でやってるキラキラした女子大生と知り合いになって、その子のことが一方的に好きになるんですよ。
自分にこんだけ優しくされてるってことは、ひょっとしたら自分のこと好きなのかもしれないとか。
で、その女の子が違うイケメンの男の子と仲良くしてるとか見て、その男がこういう陰謀論に関わってる人間で、この女の子はそれに騙されてるんじゃないかみたいなことを、
この男と会話の中で見出して、真実を伝えてあげないといけないみたいな感じになって、その女の子を呼び出して説明しようとしてるみたいなところまで読んで、
この後呼び出して先読むのが怖くてですね、読めなくなって。
アポロ計画は捏造だったとか、そういう話も真実を教えないといけないみたいな。
大学卒業した直後ぐらいのガッキーさんの自分と重ねてるわけですね。
そんなことないでしょ。僕どういうキャラなんですか。
共感性周知っていうから、確かに喋ってる内容もガッキーさんのっぽいなと思いながら。
いや、どういうこと。
陰謀論の話とかは僕はあんまり興味ないんであれですけど、
勘違いでみたいなところとかで痛いで見そうな話とかは、自分のことじゃなくても辛いなというのがちょっと怖いんですよ。
その話がしたかったんじゃなくて、こういう面白い漫画を描いているこの漫画家さんのインタビューが良かったんですよっていう話で。
ここから本題。
そう、ここから本題なんですよ。めちゃくちゃカットしないといけなくなりますね。
この話のごく一部のところでですね、
ここなんですよ。このフレーズ、この一連のパラグラフがすごい良くて、
これ見てる人っていうか聞いてる人は画面脅威してるから全くわかんないと思うんですけど。
言葉は過去から作られてなくて。
そうなんですよ。このミハエル・バフチンという方の小説の言葉という本に書いてあった内容をこの後藤さんというのが紹介してるんですね。
言葉は過去から作られるのではなく、未来の相手の反応を含めて言っているという内容ですと。
喋ってる時に相手がどういう反応をするかなとか、途中まで喋り始めた時に向こうがいぶかしげな顔をしてたら方向転換するとか、
補足な言葉を入れるとか、相手のちょっと辛そうな顔をしてたら別にきつい言葉をかけないとかっていうのは、
状況を見ながらハンドリングしていくようなものだから、
言葉だけが先行してるんじゃなくて、そこにいる人がどう思うかみたいな反応みたいなものを踏まえて、
未来からの制約を受けて言葉が生まれてるっていうところがあるという話ですね。
過去から作られてるんじゃなくて、未来から制約を受けて作られてるみたいな話があって、
予測しながら自分の言葉を調整していくよねっていうのが通常のコミュニケーション、これまでの従来のコミュニケーションなんですけど、
SNSの話をしていて、SNSだと相手のリアクションが見えないから、
相手がどういう反応するかって分からず、自分だけ独立した言葉がポンと出る。
話しながら調整していくっていうことも基本的にはできないので、言葉だけポンって出る。
言葉の未来と過去
未来からの制約を受けずに言葉が出るっていう話で、SNS上の言葉は全て過去からの言葉なんですよねっていう話をしてて、
別に僕深い考察ができるわけじゃないんですけど、
単純に未来からの制約を受けて作られる言葉と過去からの言葉、
未来を起点とした言葉と過去からの言葉っていうフレーズがすごい自分的にはグッときてですね。
そんな捉え方をしたことなかったなっていうふうに思ってですね。
このウォートさんの言葉ではなくて、これはミハイル・バプチンっていう人が言ってる言葉ではあるんですけど、
すごい良いフレーズを聞いたなって思ったっていう。
メインディッシュはすごい短い話でしたね。
このフレーズがグッときたよっていう共有です。
ちょっと見たいです、このインタビュー。URLをください。
チーム面白いよっていう話です。
説明欄に記載します。