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2024-04-15 15:26

2024/4/12 地域おこしの秘訣

プロセス作り / 企業と地域のバランス / 継続する地域おこし / 自分の目線と地域目線
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2024年の4月12日の声日記を始めます。日付が分からなすぎて恥ずかしい。
4月12日の声日記を始めます。この番組は福井県の地域おこし協力隊のチャレンジ員コーディネーターとして活動しているつかちゃんが、日々の活動を通して感じたことを考えたことを振り返っていく声日記になっています。よろしくお願いします。
今日は、朝が協力隊の初人者研修というのがあったので、そこの最終日をやって、その後、滋賀県でやっていたので、そこから2時間半くらいかけて車で移動してきて、
堺市にあるコミュニティカフェラッキーというマッションがあって、まだオープンしてないんですけど、みんなでご飯会しようという会があったので、そこに遊びに行って、今帰り途中です。
今日は協力隊の話が一番面白かったですね。
初人者研修ということもあって、昨日の声日記でも話したんですけど、ある新人協力隊がカードによって決められた条件の場地に降り立って、その場所でどういうふうに活動していくのか、地域を盛り上げるためにどういうプロセスを踏んでいくのかっていうのを考えるワークショップがあって、今日はそれの発表会になったんですよね。
うちのチームが、トリーだったんですけど、各チーム全6番かな、うちの部屋で行くと。各部屋ごとに6チームずつくらいあって、今回はうちの部屋は6チーム、1チーム8人くらいかな、なので6番、7番、8番、50人くらい集まってやってたワークショップになったんですけど、
で、6チームあったんで、1番ずつじゃんけんして順番を決めて、9時から発表開始みたいな感じでしたね。
発表形式も結構いろいろあって、みんなちょっとずつ条件が違うみたいなところもあるんですけど、プロセス作りのところで、いかに地域を盛り上げるかみたいなところにフォーカスを上げて、すごいちょっとありそうだなみたいな。
地域でおいしい水があって、その水をいい感じにブランディングして企業共産が集まって、企業があなたのキャンプ場買い取ってとか、その水を私たちがブランディングして大変売り上げをあげましょうみたいな人が入ってきて、そこから売り上げが上がりましたみたいな話があったりとか。
あとは人情物語みたいな形で、イメージしやすいように各村人とか登場キャラクターを全部俳優とか女優さんで当てはめてみて、この人こういう性格でこういう人がいるから、じゃあ今こういうふうにバリキャリーの主人公が、私は絶対制服はOLスーツなんで、このスーツは絶対パンプスは脱ぎませんで、
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言ってたけど、住民とのやり取りを通して、近い軽トラで農作業しやすい服装に変わっていって、地域に溶け込んでいくようなストーリーを創造するチームがあったりとか、本当に様々でしたね。
面白かったのは、いろんなチームに対しての審査員のフィードバックが、OB、OGネットワークっていうところがあって、地域おこし協力隊のOBの人たちが、地域おこし協力隊ってこういうふうに活動するといいですよねとか、
3年間の活動を踏まえて、こういうことをしていくといいというふうになってますとか、総務省の制度的にはこういうことを推奨されてますとか、いろんな角度からフィードバックをくれる人たちがいて、その人たちが発表のあたりに説明をしてくれるという会だったんですよね。
面白かったのは、例えばさっきの水をうまくブランディングしてくる企業が現れたときに、意外となくはない話だよね、みたいな話からあって、地域おこしのタイミング、地域が盛り上がるタイミングとか、注目されるタイミングって結構運のところもあるので、
うまくメディアの目に留まって、それが注目されて響いていくっていうのは、ありえない話ではないよね、みたいなところから入って。
でも、じゃあ企業に、本部に抱っこになる地域ってどうなんだろうね、みたいな話があるんですよね。
なんか僕にはあんまりない視点だったり、それのフィードバックすごく面白かったんですけど。
地域が企業のお金によって盛り上がったときって、その企業がなくなったら生活できなくなっちゃうよね、みたいな話をしてたんですよ。
例えばじゃあ、大企業Aというところが入って、水のブランディングをして、すごい盛り上がって、いろんな人が入り、いろんな人が来て、移住者も来て、売上も上がって、そのお金が地域に入って、みたいなところがあったとして、
すごく客観的に見たら、成功してるような雰囲気があるけど、
事実、企業のブランディングによって成り立っているとなってくると、
その企業が撤退した場合どうなるんだとか、災害が起こったとか、その企業自体がセキュリティとか情報漏洩とかで急に落ち込んだときに、
その商品が販売されなくなって、急に売ろうとして作ってたものが基盤が上がってたものが、そのお金がなくなることによって回せなくなる可能性は常にあり得る話になる。
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企業に頼り切った生活の立て方っていうのが、本当にその街にとって、村にとっていいことなんだろうかっていうのを考える必要があるよね、みたいなフィードバックがあったりとか。
これって補助金に頼り切ったビジネスにもすごく同じことが言えて、補助金に頼って事業がスタートして、
補助金ありきでその事業が回っている状況だと、その補助金がなくなった瞬間、事業運営ができなくなって、
急に赤字が確定して赤字が確定したら事業者負担がもっと増えて、
事業者は何のためにこの事業をやってたんだっけっていうのがわかんなくなって、赤字が書かれたまでやるビジネスなのか、やるべきことなのかっていうのがわかんなくなって、
結果その事業が続かなくなる。
事業が続かなくなると、地域としては立ち上がるのに労力をかけて、継続することにも労力をかけていたのに、
それがなくなることによって、うわあ、あんだけ労力かけたものって結局なくなるんやなってなって、結構マイナスな方に落ちる。
昨日の講演日記でも出してたと思うけど、マイナスに落ちる地域の状況が。
そうなるとまた足し算の地域を補償していく必要があるので掛け算に急に行けない。
もうちょっと時間をかけて足し算の地域を補償っていうのが必要になってきたりね、っていうのがあるので。
考えると、地域をどういうふうに自立した地域を補償していくのかっていうのはすごく難しい課題だなと思うんですよね。
僕らのチームは本当に地域に寄り添ったことをやっていこうみたいな形で発表をしていて、
A君っていう人が本当に1年間草刈りをしまくって、地域の本音を聞くために1年間草刈りをずっとやりまくって、
この人ならちょっと話してもいいかなっていう村人が現れて、その村人に本音を話してくれるのに大体1年くらいかかると。
だんだん信頼が進められると農作物を分けてもらわれたりするから、その農作物を食べたときにめっちゃおいしいですねっていうのをめっちゃ言いまくって、
村人たちの肯定感が上がっていって、私たちのこの村のこの魅力ってこういうところなんだなっていうのを気づき始めて、
そこから村人たちの意識が上がってきてようやく衰退していくこのものをどう変えるのかみたいな話をしていくと。
僕らは棚田を残すっていうのが一個ミッションとしてあったので、その棚田を残すっていうのをやるために1年間かけて草刈りして、
そこから半年間かけて意識調査をしていってみたいな話をして、っていうのをプロセスとして考えてたんですよね。
現実的にそういう感じなのかなみたいなことは心際というか、東方美容師の方もそういう話をフィードバックしてくれて。
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言っていたのは結局地域起こしっていうのはその町に住む人とその場所に住む人たちがどういう感情になっているのかをすごく考える必要があって、
僕らの活動が、僕が地域起こし協力隊としてなっているので、地域起こし協力隊目線ではなくて町目線で行っていく必要があるよねって言っていたんですよね。
結構僕はその話を聞いて、レールの効く力とかっていうところにすごくイメージがひも付いていて、
僕は人の話を聞くときにその人の感情がどういうところに向いていて、何を見ているのか同じ景色を見ようとするっていうのがエールの推奨とする聞き方で、
僕もすごい素敵な聞き方だなと思っているので、これはどんどんいろんな人にも実践してもらいたいなと思ってるんですけど、
相手の思っている、今見えている景色っていうのを一緒にやるっていうのがすごく大事だなと思っていて、
そこの景色を見てくれる人だって思ってもらえることもすごく大事だなと思っていて、そのために一緒に活動していて、
今その見えている景色の中でやりたいことを一緒にやっていく。
それがうまくいくのかうまくいかんのか正直わからんけど、やってみなきゃわからんこともすごくあるだろうし、
まあまあ目に見えてはたらしてるよねっていう計画もあるかもしれないけど、
やらなきゃわからないことなら一回やってもらうのでもいいと思うし、
失敗する経験は味わってもらうかね若者であれば。
これがマチとかの単位になってくると失敗を許されないとかあるから、政治家に対してそんなことは全然言えないかもしれないとか。
若者チャレンジ応援ということでいうと、僕は今地域の目線に立って地域起こしをしていきましょうっていうのが研修の中であったので、
地域起こしていくとみんな一緒にいる人たちが少しでもチャレンジすることへのハードルを半歩下げるぐらいが僕のできることなのかなと思うんですよね。
やりたいことがあるときに僕に相談をしてもらって、いい人を紹介できればそれでやりたいことの全てが叶うことは多分ないと思うんだけど、
それは半歩前に進めるみたいな、ちょっと前進した気になる。
それがちゃんと形になるというか実現するところまでゆるーくつながり続けるっていうのは少し大事なところなのかなと思うんですよね。
地域起こし協力隊の研修でもう一個言ってたのが、地域起こし協力隊っていうのが言われてすごい印象に残ってることはいくつかあるんですけど、
地域起こし協力隊っていうのは国の事業になっているので、国のお金というか税金を使って僕らの給料がまかれているので、僕らの仕事っていうのは公共事業であると。
僕らは県外から輸入していることなので県外出身者という目があります。
地域起こし協力隊としての目線と公共性という目線と県外出身者という目線、この3つを忘れずに活動することがすごく大事ですよね、みたいなことを言っていて。
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僕の中で言うと公共性というところがやすいポイントだったなと思ったので、公共性というところもちょっと意識しながらね。
何のための地域起こしなのか、誰にとって利益のある地域起こしになるのかっていうのは考えるポイントだなと思いました。
あとは言ってたことでいくと、地域の目線に立ちましょうって言うと、僕が今見えてるのは福井県の地域起こしっていうのは、
チャレンジする人が増えていくと、福井の若者がだんだん肯定感が上がっていくような状況になるのかなと思うんですよね。
福井の若者が盛り上がってる状況を見た大人たちがそこから活力をもらって、
高校生とか大学生とか若者が頑張ってるなら、わしらもちょっと頑張らなきゃいけないなみたいな形で、
上の世代がどんどん頑張るようになっていくと、何かいい地域起こしになるのかなと思っていて。
まずは若者の応援っていうのが僕の活動になるので、若者がやりたいことっていうのはいかに拾って一緒に作っていけるか。
あとは地域起こし協力隊っていうのも3年でいなくなるものなので、
僕のやってる活動っていうのをいかに精度化していくか、仕組みに落としていくかっていうのがすごく大事で、
別に仕組みにならなくても後継者っていう方法でもあるかもしれないけど、
3年で仕事がなくなるという身になるので、3年間のうちに自分でどういうふうにやったらこの街に残れるのか、
この街に残すためには仕事を作ってもらわなきゃいけないから、それの交渉をどうするのかとか、
予算組どう作ってもらうのかとかっていうのを、行政に相談するなり、多くの会社に相談するなり、
いろんな人に頼み込むなりっていうのは必要なのかなと思うんですよね。
僕自身が考えてるビジネスがそのまま街にフィットすればいいけど、いきなり一発でうまくいくなんてことは絶対ないと思ってるので。
考えるとミスできる回数をいかに打てるかっていうのもすごく大事だなと思っていて、
今いつの間にか半年も過ぎ去っているので、そろそろいろんな施策を打ちながら、
僕自身の地域起こしと福井県にとっての地域起こしっていう目線を忘れずにね、
誰のための地域起こしなのかっていうのを考えながら活動していきたいなと思った、そんな研修でございました。
そんな感じですかね。
じゃあみなさん今日もお疲れ様でした。
あ、でそうそうそうそう、また言っても忘れそうになるんだけど、感想メッセージとか相談事とか僕への質問とかぜひぜひ送っていただけると、
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頼り返し会みたいなのを作っていきたいなと思っているので、
このSpotifyのコーナーを使ってもらって、Q&Aコーナーっていうのが出てると思うので、
そこにメッセージ書き込んでいただけるととてもうれしいですし励みになります。
じゃあみなさん今日もお疲れ様でした。おやすみなさい。バイバイ。
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