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こんにちは、こんばんは、おはようございます。フリーランスで主に野球関係のライターをしております、キビタキビオです。
ちょっとテンション高いな。この番組は毎回5分から10分程度で、野球に対する取材のこぼれ話を棚からひとつかみしてきてですね、皆様にお届けしたいと思っています。
はい、ということで、本日はですね、やはり甲子園の決勝ですね。夏の全国高等学校選手権、今年第106回ですかね。
この決勝戦はですね、再三ね、再三でってほど1回か2回か、この音声配信でも語ってますけれども、決勝はですね、関東一校対京都国際というともにですね、守備主体と言いますかね。
そういうもうベスト8ぐらいから守備主体のチームが勝ち上がってますよという話は一つ前の配信で、高校野球の配信の時に話してると思いますけれども、その極みみたいなチームがやっぱり勝ち上がってきたなという感じでございました。
結果的にはもうそうですね、ご存知の方が多いと思いますけれども、京都国際がですね、タイブレークの末に2対1というスコアでですね、勝利して全国制覇という形になったわけです。
2対1と申しましても9回まではゼロ更新ということでですね、タイブレークに持ち込んでということになりまして、もう本当にその守備の極みみたいなね、そういう展開に今年は本当になりましたですね。
そういう野球がハマったというふうに言ってもいいと思います。特にですね、もちろんこの両方の双方の守備の力の素晴らしさ、特に関東一高はやっぱり野守ですよね。
内外野のその固い、固くて精度の高い守備というのはね、見えてましたし投手力に関しては、左の先発ウッチャーのこれな、ごめん、何て読むんだっけ?いつもこのうっかり間違えるとはたなかでいいのかな?
左投げの本当に安定した投球を見せていましたけれども、偽行派というんですかね、低めに集めて打たせて取るという典型的な関東一によくいる左のタイプですね。
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その極みみたいな感じでしたけれども、必ず右ピッチャーにはここ数年の関東一はですね、パワータイプの150キロ近いですね、5速球を投げるようなタイプのピッチャーがいることが多いんですが、今年に関しても坂井春君というですね、背番号1をつけたピッチャーが出てきたわけでございます。
ただその京都国際の方がですね、ピッチャーの毎評判的にもちょっとレベルが高いんじゃないのという話になっていまして、先発した中崎投手とリリーフ2年生の同じく左腕の西村投手という、両左腕の柱がいてですね、
投球そのものは確かにですね、この京都国際の方の2人の方がですね、精度が高いっていうのはあるのかなというふうに思いましたね。
決め玉の精度が高いと言ったらいいのかな。関東一の旗中投手というのはそんなにコントロールいいんですけど、ビタビタ決まるというわけではなくて、うまくボールの出し入れを使って相手を翻弄するというか、あまりジャストスイングさせないというね、そういう感じのタイプですね。
坂井投手に関してはもうこれ完全にパワータイプなので、ええいやーっていうタイプなんですよ。それをですね、あの実は関東一のキャッチャーの熊谷くんがですね、すごくこううまくこうなんて言うんですかね、リードしてるというね印象が強かったですね。
坂井くんに関してはちょっとアバルーマンみたいなところがあるんですけれども、それをこうなだめるというんですかね、そういう形で腹8分目みたいなピッチングをさせる時の方が指のかかりが良くてですね、打ち取れるという。力んじゃうとね、コントロールが乱れるタイプなので。
実を言うとこの決勝戦ではそういうところが特に最後のねタイブレイクに入ってから見せてしまって押し出し支給を出してしまって後退という無念だったと思いますけどもね、そういうことになってしまいました。
ただそれまでずっと抑えというね、すごく重圧のかかるリリーフという立ち位置でずっとS番号も背負ってやってきたのでね、大きな拍手をあげたいなというふうに思います。
それに対してですね、京都国際の3、2人というのは特に2人ともいい決め玉を持っているんですよね。中崎君はスライダー。これがストライクからボールになるいいところに決まって、これ左バッターはねすごくねしんどいなと思うんですよね。
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後に続く2年生の西村投手に関してはチェンジアップですよね。これがチェンジアップ、やっぱり左ピッチャーでチェンジアップがあるっていうのは何がいいかというと右バッターに対してのですね、出し入れもものすごく効いてくるわけですよ。
中崎君に関してはもう言っちゃうんですけども、3塁側、ホームプレートで言うと右バッターのインコース、左バッターに対して言うとアウトコース、そこにクロスで投げていくストレートのスライダーというのが中心になるわけですね。
とはいつも右バッターに対しての外角もきちっと投げれないということで、そのコントロールもある程度しっかり腕を振っていても投げれるコントロールを持っていて、すごいなと思うのはその左バッターに対してもその右バッターに投げているアウトローと同じような感覚でしっかり腕を振って、
いわゆる左バッターに対してのインコースに投げ込めるというね、そういうあの度胸の良さとか精度の高さみたいなものは持ち合わせていたと思います。
もっとね、これすごいなと思っちゃったのがですね、2年生の西村投手なんですね。特に今回はですね、タイブレイクになってから台打で登場してそのままアウトに上がるというね、ちょっと特殊な起動のされ方をしたわけですけれども、
最初の2点を関東一高がバンとして、まあそれはちょっとそのまま出者も生きて満塁にしてしまったわけですけれども、その後のピッチングですよね。
これもうちょっとすごいなと思ったのが、9番の満塁でね、9番の台打で出てきた堀江選手、左打ちに対して要するに左対左の対戦になったわけですよ。
この時の2球目に僕もちょっと戦慄を覚えましたね。1球目はアウトコースのストレートで無難にストライクを取ったと。
2球目にですね、得意のそのチェンジアップを左バッターのインコースに投げたんですよね。ふわっと浮いて落ちるようなパラシュートみたいなボール。
これ空振りになったんですけど、チェンジアップをですね、左バッターのインコースに投げられる左投手って僕はね、あんまりプロでもそんなにいないと思いますね。
昔ね、ゴジラ松井選手に対して、東山選手ね、東山投手ね、阪神のワンポイントで松井キラーと言われましたけども、
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あの人がサイドからシュート系のボールをインコースに投げられるということで打ち取るというパターンというかね、そういうものを作れたんですけども、
それだけ左ピッチャーが、左バッターのインコースに変化球を特に外側に回ってね、インコースにシュートっぽく入っていくようなボールを投げるというのはものすごい難しいから、それができるからというのがあったんですよね。
それと同じような感じでですね、ひょっとしたら真ん中付近を狙ったものはたまたま行っただけなのかもしれないんですけど、あの場面でそういうボールが投げれるのがすごいんですよ。
そもそも他のボールで結構抜け玉とかを投げてしまっていて、多少コントロールに西村投手は苦労してた中でああいうボールを投げたもんですから、いやこれすげえなと、本当にもう感心というかね、戦慄を覚えましたね。
すごく印象的な場面だったと思います。ちょっとあまり他では紹介されてないかもしれないですけど、西村投手本当にね、大したものだなというふうに思いました。
まあ一応ね、時間になっちゃったんでこんな感じかなと思いますので、本当に京都国際優勝おめでとうございます。
そして関東イチコンもですね惜しかったですけども本当ねもうギリギリのところまでね、来て頑張ったと思いますので、両校をね称える形で甲子園のね今年は幕を閉じたなというふうにさせていただきたいなと思います。
はい、ということでまた次回よろしくお願いします。バイバイ。