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2024-03-21 10:33

#0020 ダルビッシュ有対大谷翔平第1打席初球の内角速球にみる絶大な配球効果

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こんにちは、こんばんは、おはようございます。
フリーランスで主に野球関係のライターをしております、キビタキビオです。
この番組は毎回5分から10分程度で、野球に関する取材のこぼれ話を棚から一つかみしましてですね、
聞いてくださる皆様にお届けしたいと思っております。
本日のテーマはですね、見ました?
昨日、韓国で開催されましたメジャーリーグ、パドルス対ドジャースの一戦ですね。
ここでですね、ダルビッシュ有対大谷翔平選手とドジャース大谷翔平選手が、
東打の対決を初回にいきなりしたわけですけれども、
日本人のファンにとっては正規の対戦だったわけですが、
この第一打席目ですね、の勝負の中ですごく印象に残ったことがありまして、
それを取り上げたいと思うんですが、
それはズバリ、インコースの威力という話ですね。
ダルビッシュ投手が大谷翔平選手との対決で、初球に投げたインコースの効果についてお話ししたいなと思います。
多分ね、この1球だけでですね、ずっと話しできるんじゃないかと思うんですけれども、
そのぐらいね、ものすごくこの配球、配球ってね難しいと言われているんですけれども、
一つの配球の効果の例になる、わかりやすい例をこの打席で結果として示せたんじゃないかなというふうに思うんですね。
その打撃結果だけを言うとですね、大谷選手がショートゴローで結局のところ倒れたわけですけれども、
この伏線にはですね、ダルビッシュ投手が初球に投げたインハイ内角高めのストレートですね。
これがもう最後の最後までこのショートゴローになるまでにずっと効いてきたなというふうに思える勝負だったわけです。
このですね、インコースの効果、これどういうことかというとですね、どういうバッターにまず効くのかというと、
大谷選手というのはですね、優秀なバッターなんですけれども、
インコースがまずしっかり身体に近いコースをまずしっかり打てます。
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これはまず一つ目の前提ですね。
そういうインコース、身体に近いコースでもしっかりとバットをですね、
捌いて、要するにうまくクルッと回って打てると。
そういう自信がある選手というのは、自分のところに近いコースのインコースにボールが来ても打てる自信がありますから、
じゃあ外のボール、外角のボールにある程度目つけをして、遠くのボールも打とうと踏み込むわけですよね。
それはね、必ずしも踏み出す足が外角に向かって物理的にホームベースの方に踏み出してるかということだけではなくて、
重心、身体の重心がしっかりとつま先方向っていうんですかね、にかかっているかということが一番重要になるんですよ。
で、たとえ踏み込んだ、そういう重心をホームベースの方に向かってですね、踏み込むような重心をかけて打ちに行ったとしても、
仮に身体の近くインコースの方に来て窮屈になるような球が来たとしても捌けるんであればそれでいいということになるわけですね。
大谷選手はそういう自信もあると思いますし、そういう踏み込むような打撃ができるからこそ逆方向、
レフトとかセンターよりも左方向に強い打球、飛ぶ打球が打てるわけです。
でですね、そういう大谷選手が打ち気に、もともと初級からですね、打ちに行くつもりでいて、
もうその外目のですね、変化球的なものも含めて、まっすぐも含めて、全部打ちに行くぐらいのつもり、
ストライクゾーンに来たボールは全部打ちに行くぐらいのつもりで、第1球目、かなり狙ってたような仕草を見送ったときにね、見せていたの。
要するに打ちに行ってたんですよね。
これもしですね、ラルビッド出頭者がですね、無難に外から、外のボールコースから回り込んできて、外角にスッと入っていくようなですね、
カーブ脱ですとか、スライダー系の吸収であったり、あるいは真ん中付近から外側の方に逆に曲がっていく、
シュート、通信系の吸収だったりした場合はですね、ひょっとしたらいきなりガツンと一発打たれてたかもしれません。
そこへですね、ダルビッド出頭者は、イン範囲ですね、かなり厳しいところにグワッと投げたわけですよね、ストレートをね、初球。
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逆に大谷選手がですね、ある程度そのボールに山を張って引っ張りにかかっていたとしたらですね、あるいはうまくさばいてライト方向へね、引っ張ってたかもしれませんが、
でもあのコースならばどう打っても、次の出席で特大ファール打ったじゃないですか、カットボールね、インコースのカットボール打って、
あの時と同じような感じで、初球に見送った、見送ったというか打てなかった、避けるような感じで見送ったあのストレートは第一出席のですね、
あれはね、打ってもファールにしかならなかったと思います。
そういうものすごく絶妙なところに力のあるボールを放ったんですね。
ですから大谷選手のちょっと頭の中には、ああいう強いボールが顔の方、胸のあたりに来るようなボールが来るっていうのはちょっとね、想定してなかった。
まあ頭から外してたと思います。
なので外のボールに標準目付けをして思いっきり打ちに行こうと思ったところにズバッと来たんで、避けるような感じでね、見逃してストライクになったんです。
あの1球が来るとですね、さすがにインコースを捌ける自信がある大谷選手にとってもですね、すごく残像としてそのストレートが体に擦り付けられるというかですね、印象に残るんですね。
ですので、あの1球1つ放っておいたらですね、もう実はあの大谷選手の見逃し方をした時点で、まあ8割、7割8割もダルビッシュ投手が優位に立っていたわけです。
どういうことかというと、その後の大谷選手はですね、言い方悪いんですけどちょっとヘッピリ腰というか、次あのボールが来た時にどうやって打ったらいいかなということがどうしても頭によぎる。
完全にそういう言葉として頭にどうやって打とうかなとかっていうんじゃなくてですね、もう体のなんだろう、無意識の意識みたいな形で意識はしてないつもりなんだけど、あのボールが来た時の対応みたいなことを体でどうしようどうしようっていう風に無意識のうちに考えてしまっている部分がどうしても残るんですね。
そのために同じストレート系でシュートするような、外側に曲がっていくような2シームですとか、あるいは単純に外角のボールに対してですね、体の重心がお尻の方に行くような、流れるような、一縷ベースの方ですね、流れるような重心移動によるスイングになっていたんですね。
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ですからショートゴロになった時のあの打席、お尻はもう一縷方向の方に行ってしまって、そうすると踏み込めてないのでものすごく遠くになるわけですよね。
で、バッと手伸ばすような形で当てるだけみたいになってショートゴロになったと。
まあその後でもね、ゲッツにならずにですね、一縷セーフにする当ては2人選手の足の速さは相当なもんですね。ちょっとまだ測ってないんですけども、すごいスピードだったと思う。
まあでも、単純に東大の勝負ではダルビッシュ投手のインコースが効いたなという風に思います。
次の座席は逆にあの球を投げたかったんですけど投げ切れずに真ん中付近にこう流れてしまって、それをですね、ライトへ通列な打球をね、打たれたという形で非常に見ごたえのある勝負だったと思います。
はい、ということでいかがだったでしょうか。またぜひね、最後まで聞かれた方はコメント欄にご感想などを書き込んでいただけると嬉しいです。それではまた次回お会いできればと思います。バイバイ!
バイバイ!
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