1. 研エンの仲
  2. #105 ミュージカルの伝道師と..

1週間のNY滞在で6回ブロードウェイに通う!?という大のミュージカル好きLisaさんを招き、ミュージカルにハマったきっかけとなった『オペラ座の怪人』の話、3人で観たアメリカ建国物語『ハミルトン』の感想、ミュージカル初心者向けのおすすめ作品、パリでの『オペラ座』訪問なども語りました。


  • 『オペラ座の怪人』1986年初演の、オペラ座の地下深くに棲む「オペラ座の怪人」と歌姫クリスティーヌの悲哀を美しく厳かに描いたミュージカル。ブロードウェイ史上最長のロングランであり、観客動員数1億5千万人、世界興行収入56億ドルは(映画を含む)あらゆるエンターテイメント作品の中で最高でもある。アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲。
  • 『オペラ座の怪人 25周年記念公演』言及されている記念公演の映像。今ならAmazonプライムで299円でレンタルできます!
  • 『ハミルトン』アメリカ建国の父の1人で、10ドル札にも描かれるアレクサンダー・ハミルトンの生涯を描くミュージカル。全編がヒップホップ音楽・ラップで綴られること、歴史上の人物を異なる人種で配役したことなど異色の作品でありながら、トニー賞11部門受賞など興行的にも批評的にも成功した。作曲・作詞・脚本のリン=マニュエル・ミランダが、オリジナルキャスト主演もつとめる。
  • 『ジーザス・クライスト・スーパースター』 聖書を題材にイエス・キリストの最後の7日間を描いた、台詞のない音楽と歌曲のみで物語が進行するロック・オペラ。アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲。
  • 『バッドシンデレラ』 ブロードウェイではわずか約3ヶ月で閉幕となった。アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲。
  • 『レ・ミゼラブル』同名のヴィクトル・ユゴーによる小説をもとにしたフランス革命期が舞台のミュージカル、およびミュージカル映画。


※ニューヨークでの収録環境整備中につき、マイクの違いで普段と異なる音響となっています。ご了承ください。

サマリー

ニューヨーク在住のミュージカル好きのRyoheiさんとAyakaさんが、初めてのゲストとしてりささんを迎えました。彼女がミュージカルにハマったきっかけや、オペラ座の怪人などの魅力について話し合っています。彼らは、「ハミルトン」についても話し合っており、ラップ形式の物語と現代に通じるテーマを取り上げています。また、物語を語る者によって解釈が異なることや、アレクサンダー・ハミデゾンの影を浮かび上がらせた歴史的な要素を取り上げています。最後に、メジャーリーグのマーケティング戦略についても解説し、ミュージカル『ハミルトン』の魅力についても話します。

りささんとミュージカルの魅力
スピーカー 2
研エンの仲は、エンジニアのRyoheiと、研究者のAyakaが、ニューヨークからお届けするポッドキャストです。
今日は、ニューヨークの僕らの家に、初めてゲスト、お客さんと、それからポッドキャストのゲストでもある、
りささんに来ていただきました。よろしくお願いします。
スピーカー 1
いらっしゃい。
スピーカー 2
りささんは、ライのミュージカル好きということで、
僕らも実は、後で話すミュージカルに一緒に3人で見に行ったんですけども、
ミュージカル、結構ね、見たことないっていう人もいると思うので、
そういうミュージカルの世界を、僕らも教えてもらっているし、
ぜひ、リスナーさんにも知っていただきたいということで、
今日は来ていただきました。
今日、今、大体1週間くらいかな、ニューヨークで過ごしていると思うんですけど、
何本ミュージカル見たんでしょうか?
スピーカー 1
すでに6本見まして、
スピーカー 2
すごい!ほぼ毎日だよね。
スピーカー 1
そうですね、ほぼ毎日。
今夜7本目を見に。
すごい。
スピーカー 2
ニューヨークは結構ミュージカルが盛んな街なんですよね。
世界で1番くらいあるの?
スピーカー 1
ニューヨークかロンドンか、どっちかという感じだと思います。
スピーカー 2
りささんはね、たまたまニューヨークに来てくれたということで、
ゲストを買い取っているんですけども、
そんなミュージカル好きになったきっかけをちょっと聞きたいなと思うんですけど。
オペラ座の怪人の魅力
スピーカー 1
私は、オペランスの怪人というミュージカルが大好きなんですけれども、
それを最初に見たのが、
高校3年生の冬休み、12月末に、
スピーカー 2
受験の直前ってことですか?
スピーカー 1
受験の直前、ほんとに一番忙しい時に、
親がたまたまDVDを借りてきまして、
それがオペランスの怪人の25周年の超豪華バージョンのDVDだったんですね。
スピーカー 2
そんな長くロングランでやってるんだ。
スピーカー 1
そうなんですよ。
今はもう全然、そこからもまた時間が経ってるんで、
何十年もやってるんですけど、
それをたまたま見てしまい、ハマりしまい、
受験直前なのか。
普通に、センター試験の後とか、
サントラを聴きながら過ごした思い出があります。
スピーカー 2
それはどこでやってる?
どういうバージョンだったんですか?
スピーカー 1
結構スペシャルだったってことですね。
それはスペシャルで、ロンドンでやってるもので、
25周年の記念のやつで、
キャストも超有名なミュージカルのスターの人たちですし、
男性の数とかも普通のミュージカルとは全然違う。
すごいいっぱいいるし、
あと衣装とかもすごく豪華で、
すごいゴージャスバージョン。
しかも終わった後に、
作曲者の人が出てきて、
話したりとか、
アンドリュー・ロイドウェーバーって人が作った。
スピーカー 2
作曲家の人。
そうなんですけど、
スピーカー 1
その人が出てきたり、初代クリスティーヌとか、
初代ファントムとかが来て、
みんなでお祝いするみたいな、
歴史を感じるようなものになっていて、
ちなみに初代クリスティーヌは、
アンドリュー・ロイドウェーバーの元妻なんです。
元なんだ。
スピーカー 2
元なんだ、そして。
スピーカー 1
そうなんですよ。
音楽の天使って、
クリスティーヌの歴史に呼ばれてるんですけど、
アンドリュー・ロイドウェーバーにとっての
音楽の天使は、
初代クリスティーヌのサイクライトマン。
という話です。
スピーカー 2
だった。
なるほど。
スピーカー 1
今までどれくらいの人数の
俳優さんが、
ファントムとか、
クリスティーヌに演じたっているんですか?
何人でしょうね。
確かに。
各地でやってる。
日本でもやってますし、
イギリスでもやってますし、
世界中で愛されているようなものなので、
何人かはわかんないんですけど、
みんな大好きな
ストーリーとミュージカルで、
確かに。
私実は10年前に見てるんですよ。
ニューヨークでファントム。
でもその時は、
時差ボケと教養がなさすぎて、
途中で寝てしまって、
すごいもったいないことしてて、
でもミュージカルの雰囲気自体は
すごい好きだったし、
なんとなくやっぱり
オペラージョンの怪人の
ストーリー自体は知ってたから、
楽しめたんですけど、
時差ボケに勝てなかったという
思い出があります。
仕方ないですね。
スピーカー 2
今回も思ったけど、
多少予習していくとより楽しめるっていうのも、
特に日本語でなくて英語でやってる
ものに関しては
スピーカー 1
あるのかもしれないし、
スピーカー 2
もしかしたらそういうところが
ミュージカル初心者の人には
地震が高く感じてしまうのかもしれないですね。
確かに。
スピーカー 1
ちなみにニューヨークではもう、
今年の2月に終わってしまったので、
ニューヨークでは見れない。
もう見れないです。
ロンドンとかもちろん日本でもやってますし、
行けば見れます。
スピーカー 2
劇場でいろいろ
上映するというか、
やってるミュージカルは家変わったりもするんですよね。
そうですね。
ちょうどそのタイミングということで。
スピーカー 1
確かに。
ミュージカル『ハミルトン』の魅力
スピーカー 1
今回3人で見に行った
フミルトンが私にとっては2回目の
ブロードウェイのミュージカルだったんですけど、
やっぱりいろいろ予習して
いったのもあって、
今回ミュージカル面白いっていうことに
やっと良さが分かりました。
今見たら
ファントムもすごい
オペラ座の怪人もすごく
面白いんだろうなって感じがします。
面白いんです。
スピーカー 2
何回見ても面白いという
オペラ座の怪人ですけど、
ちょっとだけあらすじというか、
あとどういうところが気に入っているのか
スピーカー 1
聞いてもいいですか。
オペラ座の怪人の舞台は
パリのオペラ座ガルニエというところなんですけど、
そこに新しいオペラに
出演する予定だった
プリマラウンドのカルロッタという
すでに大スターのカルロッタという人がいて、
その人が
事件があって
出演を拒否してたんですね。
その大役はいないオペラで
新しいがなんですけど、
そこでバレエ団の中の普通の
ダンサーの一人だったクリスティーヌが大発揮される
というのが最初のきっかけで、
そこでクリスティーヌは
大成功を収めるんですよね。
そこで見ていた
ラウルというパトロンがいて、
ラウルが舞台上見てたんですけど、
あれ?もしかして
幼稚園のクリスティーヌでは?
みたいになって、2人が再会するんですよ。
その後
ラウルは
終わった終演後に
クリスティーヌに会いに行って、この後ご飯に行こうと
誘うんですけど、
ラウルが準備してくれるから
ちょっと待っててねという間に
スピーカー 2
ファントムに連れて行かれてしまう。
誘拐ではなくて、
スピーカー 1
クリスティーヌは自発的に行っていて、
なんでかというと、クリスティーヌのお父さんは
もう亡くなってるんですけど、
僕が死んだら
音楽の天使を君に送ってあげるね
という風に言ってたんですよ。
クリスティーヌはファントムのことを
お父さんが送ってくれた音楽の天使だと
信じ込んでいて、
スピーカー 2
これが天使だと思ってついて行くんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
その怪人の部屋に
地下にあるオペラゾーンの怪人の
地下にある部屋について行って
というのがお話でして、
私が好きなのはそこの
地下で歌う
ミュージック・オブ・ジャ・ナイトという
ファントムの歌があるんですよね。
それがものすごく
魅力的で
素敵で、いい歌なんですよ。
ざっくり言い訳をすると、
暗闇の中で
感覚を、何も見えない暗闇の中で
感覚だけを研ぎ澄ませて、
今まで見えてこなかった
自分のインナーワールドを
解放して、
エクスプローラーを自分でしてごらん
みたいな曲がありまして、
それがすごくファンタジーで
自分の明るい世の中で
現実世界では見えなかったものが
暗闇になって
その世界に入ったことで
見つかる新しいもの
みたいなのが
世界観と歌詞がすごく好きなので
おすすめです。
暗闇っていうのは
ファントムが連れて行った
部屋っていうことです。
スピーカー 2
見てる人にとっては
劇場の暗闇も結構
あるし、ちょっと重ねる
ところもありますね。
スピーカー 1
すごく暗い
照明になるので
地面と現実の間
みたいなところを
自分の見てる間も
それを感じられるような
空間に演出がなっているので
それがすごく大好きなポイントです。
音楽っていう観点で言うと
先日私たち3人が見た
ファミルトンは全然
雰囲気が違う。
クラシックなミュージカルとは
スピーカー 2
多分違うんだろうなと。
スピーカー 1
クラシックなミュージカルで
使われる音楽とは全然雰囲気が違って
ラップなんですよ。
全編ラップ。
スピーカー 2
普通のセリフとかはなしで
ラップの中で物語が進行していく
スピーカー 1
っていう感じ。
結構衝撃を受けたというか
予習してないと
全然たぶん
ついていくの結構難しいですよね。
話もそもそも
アメリカ建国の父って言われる人が
主人公なので
割と当時の
独立戦争あたりの歴史とか
をある程度知ってる前提で
話がどんどん進んでいく
っていう感じがあるので
スピーカー 2
アメリカ人にとってはみんな
習うことだから
日本でいうちょっと時代劇的な
要素もあるよね。
新戦組だとかは
大体習ったから
スピーカー 1
見てもドラマとして楽しめるけど
スピーカー 2
誰がどういう人か、どういう人生、どういう結末を
スピーカー 1
たどるのかとか
その人の人生のことを大体知ってるから
大体わかるんだけど
その教養がそこまでないと
ちゃんと予習していかないとなかなか難しいっていう
だから日本の感覚で言うと
なんだろう
中心倉を
ラップでやるみたいな
確かに
スピーカー 2
新戦組とか
なぜそれを最初の
イメージ化で選んだかっていうと
ものすごい高評価なんですよね
いろんなショーも撮ってるし
僕のアメリカ人の
同僚とか友達とかに
聞いてもぜひ
感動したから
ただ予習が必要だ
自分もネイティブだけど
サブタイトルが必要だ
そういうこと言ってちょっと脅かしてくるので
ちょっと頑張って予習してから
いきました
スピーカー 1
音楽が本当に
やっぱり劇場で聞くのは全然違うなって
思いました
事前にYouTubeとかで聞いてから
私言ったんですけど
それでもやっぱり劇場で聞く音楽とか
ラップの感じとかも
全然違うし
演技しながら動きとともに聞く
セリフって全然入ってき方が
違うなと思って
サントラを聞きながら
思ったんですけど
実際劇が目の前にあったら
これ全然世界に入り込めるなって
思ってそれはすごいいい体験でしたね
スピーカー 2
2時間半以上はあったけど結構あっという間だったよね
スピーカー 1
本当にあっという間の経験で
だから
ミュージカルってこういう面白さがあるんだっていうのは
その時初めて経験しました
役者さんたちが目の前にいると
熱が
直接ダイレクトに伝わる感じとか
劇場の中に包まれてる感じ
スピーカーとかも
後ろについてたりするので
この世界の中に我々がいるっていう
感覚はやっぱり
サントラじゃどうにもならない
確かに確かに
さっきちょっとオペラゾーンの怪人について
好きなところを教えてもらったんですけど
ミュージカルそのものの
ミュージカルの魅力
スピーカー 1
魅力みたいなところを
もう少し聞けたらなと思って
ハミルトの例も出してみたんですけど
どういうところが好きとか
どういう体験を求めて
ミュージカルに行ってますか
何ですかね
私はやっぱりでもその
中に入って
実際見た目で
見て
感じるもの
実際に物語の中に入ったりとか
音楽を
そもそも好きなのでそれを聞くだけでも楽しいですし
その中に入って
上手い
最高峰の歌手の人たちが
目の前で歌っていて
もともといい音楽なのに
それをさらに素晴らしい歌手と
オーケストラが演奏していて
演技をしていて
物語の中に
2,3時間浸れるという感覚が
私にとっては病みつきで
今なら分かってくださると思うんですけど
そこに集中して
そこが
私は
何度でも体験したいと思う
スピーカー 2
そういうポイントだと思います
他にはそういうね
受け取り方というか
スピーカー 1
鑑賞されていないもんね
たしかに
いろんな総合芸術なんだなっていうのを感じましたね
そうですね
舞台装置とかも見てるだけで面白いですね
面白かった
演出も
こういう風に
すごく限られたスペースじゃないですか
その中ですごい世界観を表現しなきゃいけないから
常にすごい考え尽くされて
なぜこの机がここにあるのか
椅子がここにあるのかみたいなところまで
すごい物語のために
用意されている感じがあって
それはすごい面白いですよね
ダンスとかも面白いなと思って
必ずしも
人々は普段ダンスしないわけですけど
その中で適切な
動きを言えることで
その場面をよりドラマティックにしてくれるとか
そういう効果があるので
そもそも
ダンサーの人たちの
動きを見るだけで
人間すごいなみたいな
確かに
あとはセリフも
歌だからこそ
歌で伝えなきゃいけないわけじゃないですか
だからこそ
一つの単語に二つの意味があるとか
そういうのもすごく多くて
それが個人的に面白かったんですけど
それはハミルトンが特有なのか
ミュージカルあるあるなのか
どうなんだろうなと思って
ハミルトンは
よく作られてよく出られた歌詞
ラップなのもあって
意味もすごく踏んでる
それがもう天才だな
って思いますね
なるほど
ハミルトンは作曲
作曲というか
作った人が
ミランダっていう人なんですけど
彼自身が
アレクター・サンダー・ハミルトンみたいに
カリブ海にルーツがある人で
アメリカで育って
今回みたいなものを書いていて
ディズニー
もしお好きな方がいたら
モアナ
スピーカー 2
モアナと
スピーカー 1
モアナとしか覚えてないな
ディズニーの
モアナの作曲もしてます
スピーカー 2
全部の曲じゃないらしいです
でもミュージカル
作者としては
結構歴が長いわけではないですよね
彼は
スピーカー 1
ハミルトンの前に
イン・ザ・ハイツってやつも書いていて
ニューヨークを舞台にした
主人公とかは
プエルトニコを出身で
スピーカー 2
ニューヨークに住んでいる人たちが
舞台になっていて
スピーカー 1
ミランダのルーツに関わるような
物語なんじゃないかなと思ってます
スピーカー 2
2作目にして
こんな最高傑作を作ってしまう
スピーカー 1
すごいですね
スピーカー 2
しかも
他のミュージカルとは違うと思うんですけど
その人が
ミランダ本人が主演
オリジナルキャストっていう
一番最初にやるキャストのこと
オリジナルキャスト
の主演を彼が務めていて
スピーカー 1
すごい
スピーカー 2
そんなのは見たことない
それは特殊なんだ
ならでは
だけどやっぱそういう
主人公と重なるルーツとかも含めて
結構すごい
スピーカー 1
いいですよね
スピーカー 2
最初サントラ聞いたときは
すごいミュージカルっぽい
歌い方ではないなってちょっと
思ったところもあって
その主演のミランダは
でもそういう経緯だったんだというか
楽本もやるし監督もやるし
でも自分でもルーツもあるから
って意味もあって
スピーカー 1
歌うっていうのはすごいかっこいいな
最初聞いたとき嘘でしょって思いました
キュッてやると
スピーカー 2
俳優とは全く別のイメージがある
スピーカー 1
違う
スピーカー 2
確かに
それを全部やってしまうというね
すごい
ミュージカル慣れしている
リサさんから見たら
スピーカー 1
どういうミュージカルだったんでしょうか
ミュージカルとしては
スピーカー 2
結構私の中ではレミゼに似ていて
スピーカー 1
レミゼラブル
フランス革命を
舞台にしたミュージカルなんですけど
それぞれいろんな
主人公がいて
それぞれにそれぞれの人生があって
物語が平行して進んでおり
歴史を変えようとしている
瞬間を切り取った
物語っていうところが似ていて
感動的なシーンもありますし
タッチングな物語も
ラップがあり
ファイトがあり
みたいなところすごく似ていて
もしハミルトンがお好きだったら
ぜひレミゼも見てほしい
なるほど
だから種類としては
ハミルトンについて
スピーカー 1
オペラさんの怪人とかはどっちかというと
ラブストーリーに主眼があって
っていうイメージ
そうですね
ファンタジーみたいな
現実なのか空想なのかの間を生きて
するような不思議な体験
っていう感じですけど
ハミルトンとかレミゼは
歴史を元にして
人生の話
スピーカー 2
全然
逆流が違うと思います
キャラクターの数も結構多めですか?
スピーカー 1
ハミルトンに関しては
出てくる登場人物を
覚えるの大変じゃなかったですか?
結構大変でした
事前に予習して誰がどれとか
ある程度把握してないと
結構大変だなって思いました
スピーカー 2
同じ人が出てくるけど
スピーカー 1
違う役だったり
第1幕と第2幕で
演じる人が違ったりするから
難しいブレだと思いました
初心者には
勧められない
とりあえず行ってとは言えない
ミュージカルで
オペラ座の怪人は
もうちょっと見なくても
行ける感じ
もうちょっとストーリーとか聞いてもいいですか?
オペラ座の怪人
ミュージック・オブ・ザ・ナイトが
私がすごい大好きで
その後なんですけど
オペラ座の怪人のところから
クリスティーヌが
オペラ座の怪人の部屋に行って
その後ミュージック・オブ・ザ・ナイトを歌う
って話をしたんですけど
その後帰るわけですね
オペラの主役を張ってるから
いないと困るわけですよ
帰るわけなんですけど
その後怪人は
いろんな事件を起こして
人を殺したりするわけですよ
そうするとクリスティーヌは
オペラ座の怪人に
近づいてしまったがために
逆に怖いというか
すごく近しいと思ってた人が
怖いことをすると
より一層怖いというか
それより一層怖がって
ラウル、さっきおさまんじみで言った
大人のラウルとくっつくわけです
そうすると
見たのに知らない
知らない
そうすると
怖いんですけど
怪人が怒っちゃう
怒っちゃって
その後どうなるみたいな話なんですけど
私のオペラ座の怪人の
切ないポイントは
やっぱり怪人にあって
私は怪人が好きなんですけど
怪人はマスクをしてるじゃないですか
なんでかっていうと
顔にもともと
生まれつきで皮膚に
スピーカー 2
アサみたいなのがある
スピーカー 1
という役なんですよね
生まれつきだからお母さんとかにも
あんまり愛されてこなかった
建築家であり
音楽家であり
発明家であり
すごい天才なんですけど
悲しい顔を持っていて
それが初めて
人間の愛に触れた
瞬間だったんですよ
だけどうまくいかなくて
比例に終わってしまうっていうのが
切なくて毎回
最後に心をぎゅっと
掴まれてしまうというか
なんて悲しい
スピーカー 2
悲しい物語なんだと思うような
スピーカー 1
ポイントがあったりします
私は見てるはずなのに
でも10年前で
寝てたから何も分かってない
今ならきっとすごく楽しめると思うので
本当に素晴らしいので
スピーカー 2
確かに見てみたい
スピーカー 1
いろんな曲もすごい
ミュージック・オブ・ザ・ナイト以外でも
素晴らしい曲がたくさんあって
それぞれにそれぞれのお気に入りの曲が
他のミュージカルのおすすめ
スピーカー 1
あるんじゃないかなと思います
なるほど
スピーカー 2
すごいそれは見てみたいですね
スピーカー 1
特に25周年の
私が最初に見たDVDは
本当に素晴らしくて
俳優
ラミン・カリムル
シエラ
クリスティーヌ
その2人が大変素晴らしい
歌手でして
歌が超上手いので
それだけでも見てる価値がある
その人たちも
たまに日本に来て
ミュージカル
オペラの大会は
やってくれないんですけど
その人たちが
他のミュージカルで歌ってくれたり
会いに行けたりする
おー
会いに行ける推しだ
私も何回か会いに行きました
おーすごい
25周年のやつは
そのDVDを借りたりしたら
見れる
Amazonの
アマゾンプライムビデオにあったりして
レンタルして見れたりするので
本当に見てほしい
スピーカー 2
私はこれレンタルしてみるべき
スピーカー 1
そう見てみよう
スピーカー 2
ミュージカルにハマった第2本
そうですね
聞いてる人にとっては第1本
じっくり見てみる
スピーカー 1
最初の
1本としてミュージカル初めて
それ見たらいいですか
見やすい
ミュージカルなんじゃないかな
他にもおすすめとかありますか
他におすすめは
さっきお話しした
デミゼラブルと
ハミルトンもすごく好きでしたし
スーツも私は
前回ニューヨークに来た時に
ニューヨークのブロードウェブ見まして
それはすごくいい話ですし
音楽もすごい元気になるような音楽だし
話自体が
面白い
アメリカっぽい
LGBTの人たちが出てきたりして
自分をどう表現するか
他人とどういう風に
思いやり合いながら
生きていくか
っていう話が出てきたりするので
すごくタッチングであり
楽しくあり
コメディもありみたいな感じで
すごく元気になるような
ミュージカルなので
私すごい見たいんですよね
でも今やってないんですよね
ちょうど
いずれ帰って
ブロードウェイに帰ってくることでしょう
したら見たいなと思います
他には
おすすめありますか
例えば初めて見るよっていう人に
さっきちょっとオペラ座の怪人も
おすすめられるっていう風に
お話してましたけど他にあります
初見で最初
そうですね
昨日の夜ちょうどライオンキングを見に行った
とても有名で
みんなにおすすめされる
初めて
意外と初めてだった
スピーカー 2
見たことないっていうのを
スピーカー 1
聞いてびっくりした
有名すぎて
スピーカー 2
ずっとやってるから
終わることはないだろう
スピーカー 1
短い期間
今しか見えないっていうのが優先度が高かったりするので
表現手法とテーマ
スピーカー 1
昨日初めて見たんですけど
ライオンキングの面白さは
みんな
ストーリーはね
みんな知ってる神話が出てきて
王様になるみたいな話なんですけど
身体表現が素晴らしいですよ
スピーカー 2
動物の役をするんだよね
全員基本動物なんですよ
スピーカー 1
それをどういう風に
スピーカー 2
動物っぽく見せるか
ゾウさんが出てきたりキリンさんが出てきたり
ゾウの役もあるの?
ゾウの大きい被り物したりとかではなく
ゾウの人が出てくる
スピーカー 1
めっちゃでっかいゾウが
たぶん2,3人でやってるんですけど
とか
ハイエナが出てきて
名前忘れちゃいましたけど
スピーカー 2
ちっちゃい動物
スピーカー 1
ミヤキャットも出てくるし
スピーカー 2
猪みたいな
猪みたいの出てきて
スピーカー 1
ゾウさんも出てきますし
それの工夫の仕方がすごい
どういう風にしたら
動物っぽく見えるか
鳥が出てきたり
スピーカー 2
いろんな動物が出てきて
スピーカー 1
本当に映画とかで見る
あれが再現する
舞台できるんだみたいな
舞台の奥行きの
使い方がすごく秀逸で
お父さんが死んじゃうシーン
あるじゃないですか
崖から落ちちゃうお父さんのシーンなんですけど
それの舞台の奥行きの
使い方がすごい上手で
いろんなハイエナがいっぱい追いかけてくる
表現とか
こうやって表現するんだ
スピーカー 2
みたいながすごく
スピーカー 1
上手くって目から
スピーカー 2
動こうでしたね
スピーカー 1
今はなんか
ある意味映画とかだとCGで
いくらでも作れるじゃないですか
ありえない景色も作れるし
すごいダイナミックな映像って作れるけど
だからこそ限られた
舞台っていう空間とか
装置の中で
物理法則バリバリある中で
やるっていう
ファンタジーの世界とか
動物の世界観とか表現するっていうのが
やっぱりすごい
それは魅力ですよね
びっくりしました
あとその音楽も
スピーカー 2
面白かったですよ
スピーカー 1
いろんなタイプを使っていて
生演奏で
他のミュージカルではないような
音楽のジャンルだったので
私は聴いてて楽しかったです
すっごく小さい頃
小学生とかに親に連れられて
見てるんですけど
ライオンキング
それもすごく面白かった
よかったって記憶はあるんですけど
スピーカー 2
舞台装置とか音楽とかまで
スピーカー 1
見てないから
今見たらきっとすごく別の
面白さというかあるんだろうな
スピーカー 2
っていう感じがします
大人になってみるとまた魅力が違う
スピーカー 1
やっぱりやる場所やる場所で
それぞれ表現の仕方
劇場が変われば空間の使い方も
絶対変わるから
そういうところもきっと面白いんだろうな
いろんな各地で
比べてみるのも面白いのかもしれない
確かに
ライオンキングは小さい子が見れるのが
スピーカー 2
いいところかもしれない
スピーカー 1
家族がみんなで楽しめる
小さい子もいっぱい来た
小さい子が英語で
コメディっぽく
冗談を言ったのを笑ってるのに
私が聞き取れなかった
私の英語が
本当に楽しかったけど
スピーカー 2
まあまあまあ
スピーカー 1
楽しい
見てるだけで楽しいし
スピーカー 2
一回見たらいいと思う
ライオンキングとか有名なやつは
劇団式とかが日本で
上演してたりしますよね
スピーカー 1
そうですね
そっちは日本語版で
スピーカー 2
やってるはずです
普段見ない人にとっては
スピーカー 1
若干ハードルが高いですね
時間もそれなりに長いし
お金も映画とかより
ちょっと高いし
だけど
だからこその表現とか
その場にいるから面白いみたいな
ものっていうのがあるんだな
っていうのを今回知って
せっかくだからチャンスがある
みたいなことを
思って
その場で
せっかくだからチャンスがあるときに
見に行きたいなって思うようになりました
ぜひ行ってください
物語を語る者の影響
スピーカー 2
せっかくに
スピーカー 1
確かに
うらやましくて
全部見たいんですよ
すごい
それで言うと
すごく評判が悪くてすぐ終わっちゃったやつ
見に行ってましたよね
終わる直前に
アンドレ・ロードウェーバーっていう
さっきしゃべってたお話の怪人と
作った人が
レジェンドじゃないですか
レジェンドが作ったバッドシングラーっていう
超マイナーなミュージカルがあって
私がニューヨークに来て
2日くらいに終わっちゃう
しかも2ヶ月前くらいに始まったのに
スピーカー 2
終わってしまう
スピーカー 1
人気がなさすぎて
終わってしまう
結構ガラガラだったんですか
ガラガラではないです
一人人はいたんですけど
静かに終わってしまった
言ったら言ったで
私は
これが終わってしまうミュージカル
学びが
学びがありましたけど
私は他のアンドレ・ロードウェーバーの
ミュージカルをたくさん見てるので
ここが
あのミュージカルのあの曲と似てるな
スピーカー 2
アンドレ・ロードウェーバー武士
スピーカー 1
みたいな感じで
普通の楽しみ方
なるほど
これがあれだと思って
それはそれで私は楽しかったですけど
あのりょうへいさんとあやかさん別に
いかなくていいと思います
なるほど
やっぱそのすっごく人気になるミュージカルと
そうじゃなくてすぐ終わっちゃうミュージカルって
一体何が違うんですか
何が違うんですかね
スピーカー 2
そもそも物語が面白くないと
スピーカー 1
交渉もないと
どんな音楽が良かろうと
歌詞が良かろうと
物語がもう最初の
スピーカー 2
やっぱベースライン
スピーカー 1
それが
いい話だったり
ちゃんと続きが合うかとか
バットシンデレラも最後のオチが
それ持ってきたら
もう何でもありじゃん
ちゃんとこうなるほどっていう
オチじゃなくて
それを解決方法で持ってきたら
スピーカー 2
もう何でもありじゃんこのミュージカルみたいな
あんまり納得いかない終わりごとだったのが
スピーカー 1
ちょっと私的には
いかないポイントだったんですよね
なるほど
だから結構ファンタジー寄りのものも
結構あるじゃないですか
歴史的な要素
スピーカー 1
その中でもやっぱりファンタジーの中で
ロジックが成立しているものじゃないと
やっぱり入り込んでみえない
っていうところですよね
それおかしくないみたいな
人気
不人気につながると
オペラスの会社の続編が
ラブネパーダイっていう
スピーカー 2
ミュージカルがある
人気すぎて続編も作れちゃった
スピーカー 1
そっちは人気がなくて
さっきお話しした
ラミとシエラっていう
オペラスの会社の超素晴らしい歌手が
オリジナルキャストまでやった
ミュージカルなんですけど
肝入りのやつ
しかもアンドリュー・ロドベイバーもちろん作った
っていうやつなんですけど
その話が私は本当に気に入らなくて
本当に許せないんですけど
許せないの?
どういう話かっていうと
ラミじゃない
クリスティエルとラウールは
オペラスの会社が終わった後
結婚しました
子供が産まれましたっていう感じの話なんですよ
その劇中で
何が起こるかっていうと
その子供がラウールじゃなくて
怪人との子供だったっていうこと
えー
スピーカー 2
びっくり
スピーカー 1
怪人はやっぱり
怪人の魅力っていうのは
人間なのか怪物なのかの境にいるのが
大事でミステリアスで
どういう人なんだろう
なんなんだろうこれはみたいな
そこにやっぱ魅力があって
それが不思議なまま終わるのがいい
子供が
怪人との子供になると
めっちゃ人間じゃん
めっちゃ人間じゃん
確かに急に族っぽい話になる
スピーカー 2
そうね確かに
スピーカー 1
間違いになっちゃって
本当に許せなくて
それがめっちゃ嫌いポイントなんですけど
実際は人気なかったんですか?
あんまり見たことない
スピーカー 2
そこに持っている足を見たことあるんですけど
スピーカー 1
平原彩香がプリスン役で
やってて
石丸勘次が怪人役で
やってるのを見たことがあって
それを平原彩香めちゃめちゃ
歌詞で
スピーカー 2
歌詞をつけて出して
それはそれ楽しかったんですけど
スピーカー 1
物語が本当に納得いかない
なるほどな
やっぱりだから最初にすごく
物語
みんなが納得できて
自分をいろんな意味で重ねられる物語
っていうのがあって
その土台が
しっかりしていて初めて
いい作曲家
いい役者
歌、ダンス
舞台芸術みたいなのが
全部乗っかっていくから
下のスポンジがひどいと全部終わるみたいな
それがないともうダメです
みたいなイメージが
面白いですね
そういう意味でハミルトに
話を戻させてもらうと
すごく現代の人が見ても
自分をいろんな意味で
つなげられるような
ストーリーっていうのが
面白かったですね
時代劇は時代劇だし
なんで決闘するのかわからない
決闘しがち
なんでそこ決闘する人
あるのかなみたいな
意味わかんないところがたくさんあるんだけど
今の
生活に満足するのかしないのか
さらに上を目指すのか
どれくらいハングリーに
何かを目指すのか
穏やかな家族との生活みたいな
ところから
現代にも通じるような
テーマをラップ形式で
歌ってて
時代は過去の話で
そういうところが人気があるのかな
って思いましたね
最後の終わり方もすごい好きで
最後これが
ハミルトンの物語だったけど
あなたの物語がどんなふうですか
みたいな問いかけがあるような
気が感じられて
最後いろんな物語見てきたけど
自分に返ってきたような感じで
私の人生の物語
どうなるんだろう
こういう語れる物語あるんだろう
どういう人生を送っていこうかっていうのを
最後会員に見れる
ところが最後感動したポイントでした
確かに
あとはやっぱり
歴史のことだけれども
誰がどう語るかによって
全然解釈が違うよねってことも
歌詞の中にあったと思うんですけど
その辺も
なんだろうな
これから私たちが経験していく
時代っていうのも
未来の人から見て
どう語られるかっていうのは全然違うと思うし
誰がストーリーを語るのか
っていうのでも全然違うから
なんか
移民の国
いろんなバックグラウンドから来た人たちが
作ってた国で
それを誰が
その先に伝えていくのか
っていう子孫みたいなところまで
話があったのが
やっぱりすごい
ここまで
一人の人生から
みんなが
自分に共感できる物語を作れるっていうのが
やっぱりすごいなと思いながらいましたね
スピーカー 2
確かに
アメリカ大将が
結構アメリカの建国の歴史
世界史の歴史でもアレクサンダー・ハミデゾンっていう人が
あんまりフォーカスが当たらない
日本の教科書でもそうだし
アメリカ人にとっても結構そうらしいんですよね
一応10ドル札の顔になったりはしているけど
スピーカー 1
私すごくね
異業ですよね
過去どういうことに関わったかっていうのを見ると
『ハミルトン』の魅力
スピーカー 1
めっちゃ歴史の大事なところにいるじゃん
っていう感じなんだけど
でも大統領になったりとか
副大統領になったりとか
そういう分かりやすい名声っていうのが
なかなか得られづらくて
スピーカー 2
みたいな
いろいろツッコミどころのあるキャラでもあるんだよね
プリンしちゃったりとか
最後決闘で負けて死んでしまうっていうのもあるし
そういう意味でも
すごいその時代を語る
第一の人として
選ばれづらかった人に
フォーカスを当ててこんな面白い人がいて
こういう語り方をすると
こういう風に自分を重ねることができるんだっていうことを
物語の力みたいなのを
教えてくれたっていう
いいエンディングだったなって
スピーカー 1
思いますね
確かに
お気に入りの曲とか
キャストとかいますか
アンジェリカっていう
3人姉妹の一番長女の
ハミルトンと結婚しない
父女が結婚するんですよね
長女がハミルトンのことを
長女が好きなんですよ
それを歌ったサティスファイトっていう曲があるんですけど
それの曲をめちゃめちゃ好きで
長女すごく頭が良くて
ガックリ
その子の
頭の良い高速ラップが
あまりにも爽快で
私は何でも何でも聴いてしまった
めちゃくちゃかっこいい
前編ラップなんですけど
女性のラップで一番
かっこいいというか
がっつりラップしてるなっていうのはそこのパートです
そうですね
超かっこいいんで
やっぱりラップはいいぞ
真似できない
できない
日本語でも難しい
英語でね
自分ができないからこそ逆に爽快なのかな
確かに
スピーカー 2
他の曲のね
毎ショットとかだったら結構練習して
やってみようかなっていうのが結構いい
リズムの曲だったりするんで
スピーカー 1
あの曲も良かったですね
日本にも結構ファンの方々がいて
youtubeで
日本語ハミルトンのラップを
頑張って日本語にしてラップで
youtubeでやってる人たちがいて
スピーカー 2
すごい良かったので
ぜひ皆さんに聞いてみてほしいです
ラップとしても上手いし翻訳もすごい上手いし
スピーカー 1
翻訳も上手い
やっぱり難しいですね
すごいラップに細かく細かく情報が乗ってる中で
そこからどこを選んで
日本語の
センテンスで歌に乗せるかって
すごい難しいと思うんですけど
かなりいい感じになってて
スピーカー 2
すごい良かったので
スピーカー 1
ぜひ見てみてください
スピーカー 2
アラクさんは好きな曲ありましたか?
スピーカー 1
私は
なんだかんだ言えば一番最初の曲すごく好きですね
アラクさんのハミルトンの
紹介の曲で
最初に全部ネダバレするやん
みたいな
登場人物全員出てきて
自分がどういう形でハミルトンと
関わってきたかっていうの全部喋っちゃうみたいな
しかも
同じなんだろう
第一部と第二幕で
同じ人が別の役したりするんですけど
でもそこで言ってることが
二人とも同じ意味に
聞こえるっていうか
私は何をしたっていうのが第一幕でも第二幕でも
人は違うけど共通してたりとか
そういう細かい仕掛けがすごいあって
やっぱかっこいい
かっこいいですね
なんかやっぱ
最初一回見た時には分からなかった
新情報が後で調べて
確かに
確認したら
どんどん出てきて
もう一回見たいみたいな
スピーカー 2
見れば見るほど
スピーカー 1
新しい紙が出てくるっていうのが
ツルメみたいな
ツルメミュージカル
そういう
ハミルトンみたいなミュージカルが面白いなと思って
ハマった人に
勧めたいミュージカルとかありますか
さっきお話ししたレミゼ
レミゼラブル
あとジーザスクラススーパースターっていう
ミュージカルもあるんです
アンドリュー・ロイドウェーバー
すごい天才や
これはジーザスクラスイエスキリストが
死ぬって
他権にかかる前の
数日間を
どういう風に過ごしたかっていうのを
表現したミュージカルで
なぜかロックなんですよ
めちゃくちゃロックなんですよ
面白い
洋服とかも結構
スピーカー 2
現代風の
スピーカー 1
ヤンキーじゃない
ジーザスクラススーパースター
イメージと違う人みたいな服を着てて
昔の
布をかけてます
みたいな感じはない
全然違う
スピーカー 2
面白い
その意外な面白さは確かに
ジョージ・ワシントンが黒人で
ラップでMCしてるみたいな
キャッチーさにもつながりますね
スピーカー 1
それが
びっくりだし
どういう風に
卓球にかかるように
なってしまったのか
どういう風に裏切ったのか
すごく細かく書かれていたり
私がそれを
ミュージカルで見に行ったことがあるんですけど
その
弟子の一人とかが
観衆をすごく
盛り上げて
イエス・キリストが自分のやりたいこととか
自分ができること
をこうして
観衆がどんどん盛り上げちゃうんですよ
それにギャップが生まれて
いろいろうまくいかなくて
最後卓球にかかってしまうっていう話なんですけど
それが
民衆が勝手に自分で
独り暗示して
イメージが独り悪くして盛り上がってしまう
っていうシーンで
観衆を盛り上げて
手を叩くのを
スピーカー 2
演者がこっちにやらせるみたいな
一部になるんだ
スピーカー 1
あんまり
拍手してはいけないはずののに
スピーカー 2
一部になるように
スピーカー 1
羽織られるみたいな
演出があって
それがものすごく皮肉で
私はそれが
賢い演出だ
舞台の上だけじゃなくて
民衆も含めて全部舞台
みたいな演出がすごい感動して
まだ全部ではやってないと思うんですけど
そういう演出だったのに
面白い
ちなみにその時でユナがラミー・カリブルっていう
さっきのオペラの怪人25周年の
ファントム役だった
スピーカー 2
が舞台役に出てて
スピーカー 1
それで見に行ったんですけど
スピーカー 2
その舞台として
スピーカー 1
すごくよかった
それはすごい面白そうだなと思って
上から上に行こう
やっぱ客席が
引き込まれるミュージカルってやっぱいいですよね
面白い
びっくりでした
それは聞いてて
見てみたくなりました
今はブロードウェアでもやってないし
あんまりめちゃめちゃポピュラーな
ミュージカルではないと思います
なるほど
やっぱり古典的なネタを
すごい現代的な
音楽とか演出でやるっていうのは
やっぱ面白いですよね
それぞれの考え方とかも出るし
その中からどう
現代に通じるテーマを救い取るか
みたいなところも結構チャレンジングで
すごい面白そうだなと思います
イエス・ピリストとかも
すごい昔にいたという話ですけど
そういう人たちがどういう
心の葛藤を持っていて
どういう人々と関わりを持っていて
っていうのが
描かれるミュージカルだったりするので
すごく人間味があるように描かれていて
一気に身近に感じられるというか
歴史上の人物で
話では知ってるけど
実際にその人がどういう人間だったのか
っていうのを描いて
歴史を身近に感じられるような体験
ハミルトもそうですけど
そういう体験の一部な気がします
ラップミュージカルと新しい演出の面白さ
スピーカー 1
なるほど
機会があったら見てみてください
結構ミュージカルって
見たいと思ったときに
それやってないって結構あるじゃないですか
スピーカー 2
入学でもそういうことあるし
スピーカー 1
そもそもね
たまたま旅行行ってるときとかに
ないと
海外でしかやってないやつが見れなかったり
日本に来たタイミングでちょうど用事で
見れなかったりすると
もう見れないみたいな感じだったりするから
例えば映像とか
そういうの
ミュージカル映画とかもあると思うんですけど
そういうのでのおすすめとかってありますか?
それも楽しさに入るのはすごくいいと思いますし
例えばさっき話した
レミゼのミュージカルの
映画バージョンあるじゃないですか
すごい有名で人気のやつ
あれもすごくよくできてるし
私はすごい好きですね
私は舞台を見に行くのがすごく好きですけど
最初なかなか行くの高いし
行くの大変だし
ニューヨークとかってなかなか来れるもん
ニューヨークとかってなかなか来れるもんじゃないので
最初はオンラインで見たり
して
これ好きだなって言って実際見に行く
楽しみ方も一つ
確かに
実際最初は映像で見て
いつか見るぞって
自分も
25周年で見て
私はいつかロンドンで
本物見るんだっていうのを夢見ながら
やって数年前に見れたんですけど
そういう風な
楽しみ方
人生でこういうことやってみたいっていうのを
目的になるような
本物なんじゃないかなと思います
私が
パリに留学をしていたことがありまして
交換留学をしていたんですけど
オペラズの怪人の
劇場
舞台となっている劇場
ガラニエザっていうんですけど
そこに本当に
オペラズの怪人の席
BOX5っていうのが現存するんですよ
それがもう
入り口にオペラ
怪人の部屋みたいなのが書いてあって
クラップはシャツに乗って
整地巡礼してきたんですけど
そこのお姉さんとかにお願いすると
スピーカー 2
入れてもらえて
スピーカー 1
ファントムがどういう席から
クリスティーノを見ていたのか
スピーカー 2
感じられる
スピーカー 1
実際そこの席は
実はわからないんですけど
席は本当に
売られてない
ファントムの席だからそこを売らないで
っていうくだりが物語の中にあるんですけど
実際にそこの席は
買えないとか買えるとか
買えないとかみたいな感じで
スピーカー 2
すごいバリっぽい
スピーカー 1
オペラズの怪人が大好きな人としては
すごい楽しい経験でした
そういうのやっぱりいいですね
オペラ座の怪人と劇場体験の楽しみ
スピーカー 2
実際にそこでオペラをやってた?
そうです
スピーカー 1
オペラ座は
パレに2個大きいのがあるんですけど
がっつり
古くからある超豪華絢爛
みたいなゴージャスな方と
割と現代的な建物のバスティール
っていうのがあって
豪華絢爛の方が見えた
スピーカー 2
そちらにあります
スピーカー 1
実際そこで
オペラ座の怪人じゃないかもしれないけど
別のショーを見たことあるんですか?
もちろんです
オペラを普通に見て
学生だと安いんですけど
オペラって普通
スピーカー 2
2300円とか
スピーカー 1
2万3万円とかするのが
普通で結構高いから
ミュージカル『ハミルトン』感想
スピーカー 1
なかなか学生には手を出せないような
値段なんですけど
学生だと50ユーロくらいで行けたりして
日本一圏で
向こうにいるから席がなかったら
スピーカー 2
それで帰ればいいし
スピーカー 1
空いてたらいいっていう感じで
すごいですね
スピーカー 2
なるほど
留学しているうちに
いろいろ行くと
1週間で7個行ったって
ミュージカル行ってましたけど
スピーカー 1
留学中は何回行ったんでしょうか?
スピーカー 2
4ヶ月パリに行ったんですけど
36回くらいコンサートに行った
音楽も好きなんですね
スピーカー 1
音楽も大好きで
ヴァイオリンをやってたんですけど
オーケストラとか
ピアノとかを
主に見て
オペラ、バレエ、ミュージカルも
スピーカー 2
ジャズも見に行ったり
スピーカー 1
パリ音楽の町
確かに
それはすごいですね
スピーカー 2
最高だそれは
学生プライスを
スピーカー 1
最大限に生かして
スピーカー 2
地元の人もそんなに行かないでしょ
スピーカー 1
でももう
日本とかにいるよりは
クラシックがすごく身近な街でして
普通の
そこまでオーケストラに関わらない人でも
大人の人とかでも
気軽に行って
ジーパンとスニーカーできるような感覚の
コンサートで
音楽が身近にあるような
確かに
リサーフのバイタリティが
それを可能にしているってことは
だって
普通に1日中働いたり
研究したりして
そこから夜見に行ってっていうのを
スピーカー 2
毎日やって平気な人だから
1週間7個って言ってましたけど
スピーカー 1
平日仕事しますか
多分言わないと
演劇見てる人だと思われない
スピーカー 2
それが仕事の人みたいな
スピーカー 1
そうじゃなくて
リサさんは平日全然違う業種の
ITの仕事をしていて
めちゃめちゃ仕事をして
っていう
スピーカー 2
超人だから
スピーカー 1
一応お知らせしておきます
リサさんの迷惑のために
お知らせしておきましたが
スピーカー 2
交換留学で遊びに行ったんじゃないか
スピーカー 1
って思われるかもしれないけど
リサさんならそんなことはない
それは分かります
でもやっぱり私にとって
コンサートとかっていうのは
スピーカー 2
元気になるもの
スピーカー 1
それのために生きてるみたいなもんなので
行って疲れるんじゃなくて
スピーカー 2
行って元気になるから
スピーカー 1
全然逆です
元気をもらいに行ってるんです
スピーカー 2
確かに
翌日リサさんと一緒に行った時に
すごい寒くてつらそうで眠いな
とか言ってたんだけど
じゃあさすがに今日はミュージカル行かないですよね
って言ったらいや行きます
スピーカー 1
行ったら冷めると思います
スピーカー 2
しかも
見に行くって言ってるバッドシンデレラ
ちょっと調べたんですけどあんまり評判良くないみたいですよ
って言ったらそうなんですか面白そうですね
じゃあ行ってみようと思います
スピーカー 1
びっくりしました
さすがすぎる
スピーカー 2
一生見ることないと思いますよバッドシンデレラ
スピーカー 1
見れない
確かに
今行ったらまあ
スピーカー 2
万が一面白くなかったとしても
ネタになるじゃないですか
スピーカー 1
確かに
そのバイタリティを我々も見習いたい
ありがとうございます
なんか映像でいくつか
面白そうなミュージカルとか
おすすめありますか
有名なやつ結構
意外とあってそれもミュージカルだったんだみたいな
例えば天使にラブソング
確かに
そう言われてみればそうか
スピーカー 2
ララランドとか
確かにララランドはね
スピーカー 1
ミュージカル映画
自分ではそんなに見てるつもりなくても
実はミュージカル映画っていくつか見てたり
スピーカー 2
確かにね
ディズニーのペクサーの映画とかも
結構そういうところあるよね歌で
スピーカー 1
ストーリーを表現して
スピーカー 2
穴行きとかもそういうところ
スピーカー 1
今穴行きロンドンでやってるらしいです
ミュージカル版を
スピーカー 2
ミュージカル版をやった
スピーカー 1
舞台で見てみたいなすごそう
演出とか
私も見てみたいなと思ってるんですけど
スピーカー 2
確かに意外とね
もう見てるミュージカルっていうのは面白いですよね
スピーカー 1
映画だったら
グレーテスト・ショーマンとかもそうですし
マンマミーヤとかもそう
マンマミーヤもそうだし
あとサンド・オブ・ミュージック
確かにその辺も有名どころで
全部有名どころで
普通に見てます
スピーカー 2
ハードルが高いようで実は
1本目はみんなすでに登ってると
そうですよ
すごいうまいプレゼント
スピーカー 1
ついに見に行きたくなってしまうような
感じがしますね
いやーなんかそういう意味では
今回
今まで映像で見てたものを
本当に会場で見るとこんな体験が
違うんだっていうのを感じられたので
ぜひね
実際シアターに行くのもそうだし
いくつかそういう映像で見て
これをいつか見たいなっていう
リストを増やすそれがまず楽しいから
そうしたいなって思いました
はまってくれそうです
もうにんまりなんです
いやーうちら
結構ちょろいことで知られていた
スピーカー 2
F1もマンマと
はまったし
F1に至ってはまる過程がポップキャストに残されて
スピーカー 1
そうだね
なんか布教されたものを結構素直に
やりがちだから
人生が
ポップキャストを始めていろんな人に
いろんなことを勧めてもらうことで
スピーカー 2
我々の人生が豊かになっていく感じがしますね
F1に関しては
彩香さんイギリスに留学してたじゃないですか
その頃に知ってれば
スピーカー 1
いろいろ受けたのに
そうなんだよ本当にもったいないよね
スピーカー 2
あの頃全然興味なかったです
スピーカー 1
本当に本場でいろんなファクトリーもね
イギリスにあるし
本当にもったいなかった
ただ今はニューヨークにいる状態で
完璧なタイミングで布教をいただきましたので
ぜひ見てください
逆に私が見切れなかった
ミュージカルが面白いなったら
スピーカー 2
ぜひ教えてください
いろいろチャレンジしてみようと思います
ミュージカルの魅力
スピーカー 1
お願いします
なんかよかったら
今やってるやつすごい良さそうなんで
見てチェックしてくださいみたいなことがあったら
私が代わりにとりあえず見てきます
ありがとうございます
またどんどんムロドペがすごいコンペティティブで
どんどんどんどん新しい
ミュージカルに入れ替わって
そいつまたシンデレラすぐ終わっちゃったり
どんどんまた新しく出てくると思うので
羨ましい関係です
そうですね
せっかくの機会なので
いろいろ見てみたいなと思います
スピーカー 2
はい
じゃあそういう感じですかね
今日は特別なゲストとして
りささんに来ていただいて
ミュージカルの魅力について語っていただきました
スピーカー 1
ありがとうございました
すごい魅力が伝わる
魅力的なプレゼンでした
スピーカー 2
ありがとうございます
それではまた次回も聞いてください
スピーカー 1
さよなら
54:11

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