魂との対話の始まり
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今日は、魂との対話はふとした瞬間にある、というテーマでお話ししていきます。
日常を生きていると、ふと立ち止まってしまう瞬間ってありますね。
例えば、道端に咲いた一輪の花に目が止まるとき、夕焼けの光が胸にしみるとき、
あるいは、人の何気ない言葉がなぜか深く心に残るとき、
それはただの気まぐれや偶然ではなく、魂との静かな対話が始まっているサインかもしれません。
魂との対話というと、何か神秘的な体験や深い瞑想状態を想像する方も多いと思います。
しかし、実際にはもっとさりげなく、もっと日常的な場面に、それは顔を覗かせているのです。
意識していないと通り過ぎてしまうようなふとした瞬間、
それは、私たちの内なる存在がちょっと立ち止まって、と語りかけてくる小さな合図なのです。
あるクライアントの女性は、毎朝バス停までの道を急ぎ足で歩いていました。
ある日、なぜか立ち止まって空を見上げたそうです。
朝焼けに染まる雲の間から光が差し込んでいて、彼女はなぜか涙が溢れたと言います。
どうして涙が出たのか理由なんてわかんないのです。
でも、何か私にそれでいいよって言ってくれている気がして、
これこそが魂との対話のひとつの形です。
それは言葉にならないけど確かに届く感覚、理屈ではないけどわかってしまう感覚、
それは日々の忙しさの中に埋もれかけていた自分の本当の声との再会でもあります。
では、こうした魂との対話に、私たちはどうやって気づいていけるのでしょうか。
そのヒントは空白にあります。
私たちの生活は情報やタスク、思考で常に満たされています。
けれど魂の声はその隙間にしか現れない。
静かになった時、心にゆとりができた時、ふと入り込んでくるのです。
だから少し立ち止まって空白を許してあげることがとても大切なんですね。
呼吸を深くして目を閉じてみる。
スマホから目を離してただ風を感じてみる。
湯船の中でただ今ここに身を置いてみる。
そんな小さな間の間に魂の声はそっと現れます。
よく直感を信じてと言われることがあります。
でもそれは魂の声をキャッチする力ともいえます。
直感というと突発的で根拠のないもののように思えるかもしれませんが、
それは実は先代的に積み重ねられた気づきや魂の経験の集計でもあります。
例えば初めて会った人にこの人とは長くつながる気がすると感じたり、
ある場所に行った時なんだか懐かしいと思ったり、
そこに意味を求めすぎなくてもいいんです。
ただその感覚を大事にすること。
感覚を受け止める
それが魂との対話の感度を高めてくれます。
魂というと時には遠く感じるかもしれません。
けれどそれはあなたの中にずっとあり続けている静かなパートナーのような存在。
何かを選ぼうとして迷った時、人生の方向を定めようとして不安になった時、
ふとした場面でこっちだよと優しく背中を押してくれるような存在です。
だからこそ私たちは時々立ち止まり、耳を澄ます必要があります。
問いかける必要はありません。
聞こうとしなくてもいい。
ただ自分自身に空白を与えるその静けさの中でふとした感覚がやってきたら、
それがあなたの魂からの返事かもしれません。
そしてもう一つ大事なことは、そのふとした対話を流さないこと。
感じたこと、思ったこと、心に浮かんだイメージや言葉をノートに書き留めたりしてみて、
誰かにシェアしてみたりすることで、魂の声は次第にあなたの言葉となって定着していきます。
声なき声を言葉にしてあげる。
それが魂との信頼関係を深める一つの方法でもあります。
今日は魂との対話はふとした瞬間にあるというテーマでお話ししてきました。
普段は何気なく見過ごしてしまうような小さな場面の中に、
あなたの深い部分とつながる扉がそっと開かれているかもしれません。
その扉を開ける鍵は余白と感受性。
そしてふと心が動いたとき、それをそのまま受け取ってあげる優しさです。
日常のどこかであなた自身の魂と触れ合う時間が今日もありますように。
本日もご視聴ありがとうございました。
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あなたの内側にある深い知恵とつながる時間が、
今日も優しく育まれますように。
ナビゲーター岡田でした。